2019年07月14日更新
iPadでマウスが使える?iOS13からUSB/Bluetooth接続でマウス操作に対応?
iPadは現状マウスには対応していません。しかし、今秋にAppleがiOS13をはじめとしたアップデートを発表したことで、iPadでマウスが使用できるかもしれない可能性が出てきたようです。USBやBluetoothでの接続なのかどうかも含めお話していきます。
目次
iPadでマウスが使える?
今では動画配信サービスなどの充実や、そもそものタブレット端末の性能の向上からノートパソコンなどを持たず、iPadに一本化する方も少なくありません。しかし、キーボードは接続できてもマウスが物理的に使えず、ショートカットなどでしか操作ができなことに煩わしさを感じた方も多かったことでしょう。
そんな方に朗報になるかもしれないのが、今秋のiOS13などのアップデートによりiPadにマウスを接続して使用ができるようかもしれないとの情報がSNSやニュースサイトで出回っているとのことなのです。より詳しくみていきましょう。
iPadOSベータ版でUSBマウス入力がサポート
詳しい内容というのが、iOS13とともに発表されたiPad専用のiPadOSの開発者向けのベータ版で、iPadにUSBのマウス入力が対応したことを専門家が明らかにしたのです。ベータ版で動作が実際に確認されたということはとても信憑性の高い情報です。
Bluetooth接続にも対応?
有線方式でのデバイス間の接続はもちろん今でもメジャーな方式ですが、やはり現代はBluetoothをはじめとした無線方式が主流となっています。
そんな中で専門家は、Appleが公にしたことではないが、iOSやiPadOSでのマウスのサポートはUSBの他にBluetoothのデバイスでも作動すると明言したようです。こちらの情報はもう少し続報を待ったほうが良さそうです。
iPadでマウス入力をサポートする理由
実はAppleがマウス入力をサポートする理由に関して専門家の見解では、あくまでAppleはとしてはアクセシビリティ(高齢者や障害のある方にも平等に使いやすいような)機能としてのマウスのサポートを主として考えているとのことなのです。ひとつ言えることは、iPadにはすでにApple PencilなどのiPadと組み合わせて使ってほしい素晴らしいツールがあります。
マウスと接続して使うことで、もともとAppleが推奨するような使い方でiPadを使用することが減るというリスクは当然あります。そういったことからも方向性としては、あくまでアクセシビリティ機能としてのサポートと発信しているのかもしれません。
iPadのマウス対応で広がる可能性
もし仮に、iPadでマウス操作ができたらどんな風に可能性が広がるでしょうか。今までできなかったことができるようになるのか、今までiPadを使うことのなかった人がiPadを使えるようなきっかけになるのか。そのあたりを考察していきます。
タッチ操作が困難な人でも操作が可能に!
例えば考えられることとして、あまり直感的な操作に慣れていない年配の方や、腕や手になんらかの障害を持つ方などにとってはマウス操作ができた方が使いやすいという方は多いはずです。そういった意味では一般のユーザーの方の満足度が上がる一つの要因になる可能性は大いにあると言えるかもしれません。
iPhone(iOS13)でもマウス操作が可能に?
そしてiOS13のアップデートによりiPhoneでもBluetooth接続などでマウスを使える可能性があるようです。もし使えるようになれば、例えばiPhoneXのようなベゼルレスの端末を横画面にして置いて、マウスでスクロールをして快適にブラウジングを楽しむようなこともできるかもしれません。
いずれにしてもiPhoneやiPadの使い方の幅が広がることはユーザーにとっては嬉しいことです。
iPadのマウス対応が一般公開されるを待とう
まだ何一つ公式な情報は出てはいませんが、今回のiPadのマウス対応のニュースはベータ版でのサポートもたしかにあり、とても実現の可能性は高いといえます。また今回のことが実現し、iPadユーザーが増えることで新たなマウス対応のアプリの開発も進んでいくことが考えられるので、そういった意味でも市場が活発になれば良いのではないでしょうか。
そして間違いなくiPadのマウス対応を求めているユーザーはたくさんいるはずなので、実現を願う意味でも秋までにでてくる情報は逐一チェックして、期待して正式な情報を待ちましょう。