2019年05月10日更新
Google辞書に単語登録する方法!日本語入力ツールを活用して効率化!
Google日本語入力で単語登録の方法や辞書ツールの使い方を紹介していきます。Google日本語入力は自分が使いやすいように辞書をカスタマイズすることが出来ます。利用したことがない方もぜひ当記事を参考に利用してみてください。
目次
Google辞書に単語登録!日本語入力とは?
PCの日本語入力ソフトには、WindowsPCの標準装備である「MS-IME」や有料ソフトの「ATOK」などがあります。当記事では、Googleが提供する日本語入力ソフトである「Google日本語入力」の単語登録やその他ツールの使い方について紹介していきます。
Googleが開発したソフトで変換機能に優れている
今回紹介するGoogle日本語入力とは、名前の通りGoogleが開発した無料で利用出来る日本語入力ソフトです。Google日本語入力の特長としては、自動補完機能や豊富な語彙、ソフトウェアの品質の高さが挙げられます。
自動補完機能とは、普段からよく入力している単語をGoogle日本語入力が記憶し、頭の数文字を入力するだけで自動補完してくれる機能です。また、定期的な自動更新によりWeb上で利用されている単語が追加されていきます。流行の単語だけでなく珍しい人名、地名、その他専門用語なども利用出来るようになっています。
「Google日本語入力」は品質も良く、誤入力を防ぐだけでなく変換も早く、セキュリティ強度も高いものとなっています。そのため、快適で安全に利用することが出来ます。
Google辞書に単語登録する方法
ダウンロードした時のまま利用するだけでもストレスなく利用出来ますが、自らがよく利用する単語を「Google辞書」に登録することで、更に快適に扱えるようになります。この項からは、Google日本語入力のインストール方法及び辞書への単語の登録方法を紹介していきます。
まずは下記リンクよりGoogle日本語入力のダウンロードページに遷移してください。
Google日本語入力のダウンロードページに遷移すると、「WINDOWS版をダウンロード」や「MAC版をダウンロード」、「Google Playで手に入れよう」などというボタンがあります。自らが利用しているPCのOSに適したものを選択してください。選択すると利用規約の同意画面に遷移します。
Google日本語入力の利用規約が表示されましたら、利用規約を確認してください。利用規約を確認して、問題がない場合には、「同意してインストール」をクリックしてインストールを開始してください。インストールが完了したら、フォルダを開いてGoogle日本語入力を既定のIMEにしてください。
Windowsの場合
Google日本語入力のダウンロードの紹介が完了しましたので、次は単語登録の方法を紹介していきます。まずはWindowsPCでの単語登録について説明します。はじめに画面右下のタスクバーから「あ」や「A」などと表記されている箇所で右クリックしてください。右クリックするとメニューが表示されるので、「単語登録」を選択してください。
「Google 日本語入力 単語登録」と書かれたウインドウが表示されますので、登録したい単語を「単語」に入力し、読み方を「読み」のところに入力してください。入力が完了しましたら、次は品詞を選択します。登録する単語に適した品詞を選択出来ましたら、「OK」をクリックしてください。
これでWindowsPCでの単語登録は完了です。
Macの場合
次はMacPCでの単語登録について説明します。はじめに画面上部のメニューバーから「あ」や「A」などと表記されている箇所をクリックしてください。クリックするとメニューが表示されるので、「単語登録」を選択してください。ここから先はWindows版もMac版も同様に登録出来ますので、Windows版を参照してください。
表示されていない場合は、メニューバーの「アップルメニュー」から「システム環境設定」、「キーボード」、「入力ソース」の順に選択して、「メニューバーに入力メニューを表示」にチェックを入れてください。これでメニューバーに表示されるようになります。
以上で、MacPCでの単語登録は完了です。
Google辞書のツールの使い方
この項からはGoogle日本語入力における「辞書ツール」の使い方を紹介していきます。辞書ツールでは、辞書の作成や作成した辞書の名称変更、辞書の削除や検索などが出来ます。
Windowsの場合
WindowsPCで辞書ツールを利用する方法を紹介していきます。まずは単語登録のときと同じように、画面右下のタスクバーにある入力メニューの箇所で右クリックしてください。右クリックすると、メニューが表示されますので「辞書ツール」を選択してください。
辞書ツールを開くと下のような画面が表示されます。画面左には今までに作成した辞書が表示され、右側には選択した辞書に登録した単語が表示されます。
辞書ツールのメニューバーをクリックすると、「辞書を作成」や「辞書名を変更」などの項目があります。
ここからは、各機能について紹介していきます。まずは、メニューから「辞書を作成」を選択してください。辞書名を入力するウインドウが表示されますので、追加したい辞書名を入力して「OK」をクリックすると登録完了です。
次は辞書名変更について紹介します。まずは名称を変更したい辞書を選択してください。選択した後は、先ほどと同じようにメニューを開き、「辞書名を変更」をクリックしてください。そうすると選択した辞書名画入力されたウインドウが表示されますので、名称を変更してください。
辞書を削除したい場合には、削除したい辞書を選択して、メニューの中から「選択した辞書を削除」をクリックしてください。そうすると「〇〇(辞書名)を削除しますか?」と表示されますので、削除したい辞書の名称が出ていれば「Yes」を選択してください。これで辞書の削除は完了です。
Google日本語入力では辞書のインポートをすることが出来ます。新規辞書にインポートする方法と既存の辞書にインポートする方法とがあります。それぞれメニューから選択してください。
インポート用のウインドウが表示されますので、「ファイルを選択」をクリックして、インポートしたい辞書を選択してください。その後、「インポート」をクリックすると辞書のインポートが開始されます。
「選択した辞書をエクスポート」を選択すると、選択している辞書をテキストファイルとして保存することが出来ます。保存したいフォルダを開きファイル名を入力して、「保存」を選択してください。これで辞書のエクスポートは完了です。
Macの場合
Macの場合の辞書ツールの利用方法についてですが、基本的な操作はすべてWindows版とMac版では同様になっています。Mac版を利用されている方も、Windows版の操作方法を参考にしてお試しください。
補完機能を使って入力する
Google日本語入力の補完機能は自動で適用されます。過去に入力した内容は自動で記憶されるため、補完機能をOFFにしない限りは自動で利用出来ます。保管機能のON/OFFは「プロパティ」から設定できます。Google日本語入力のプロパティウインドウを開くと、「サジェスト」というタブを選択してください。
サジェストを開くと、「入力履歴からのサジェスト自動表示を有効にする」という項目があります。これが過去に入力した内容から保管する機能ですので、こちらのチェックボックスから機能のON/OFFを設定出来ます。
定型文・URLなどを辞書に登録する
Google日本語入力では、単語の登録と同様に定型文やURLも登録することが出来ます。先程説明した手順で単語登録画面を開いてください。「単語」の欄に定型文やURLを入力し、「よみ」の部分に定型文やURLを呼び出すための言葉を入力してください。これで定型文やURLの登録が出来ます。
Google辞書を活用して作業を効率化しよう
Google日本語入力はそのまま利用するだけでも便利な日本語入力ソフトですが、自分がよく利用する単語を登録したり、辞書をインポートしたりすることで更に利便性が向上します。定型文やURLを何度も入力するのは手間がかかるため、当記事で説明した方法で単語として登録しておくと短い入力で簡単に呼び出せます。
無料で使用することが出来るだけでなく、自分が使いやすいように辞書をカスタマイズすることが出来ます。Google日本語入力を利用されている方も利用したことがない方も、Google日本語入力は便利なソフトですので、是非利用してみてください。