Googleでサイトを丸ごと全体翻訳する方法!ウェブサイト翻訳ツールは使える?
海外のウェブサイトを丸ごと翻訳したい時は、Googleの翻訳機能がおすすめです。Googleの翻訳機能は、手軽にウェブサイト全体を翻訳することができます。Googleの翻訳機能の利点と使い方を覚え、実際にそのメリットを体感してみましょう。
目次
Googleのウェブサイトを丸ごと翻訳する
ウェブサイトを閲覧している時、サイト内に記載された馴染みのない海外の言語を読み解くために、悪戦苦闘する経験を一度は体験していることでしょう。
海外のサイトを楽しむには、サイト内にある言語の壁を乗り越えることが必要不可欠です。しかし、言語の壁をやすやすと乗り越えられる方はそういません。世界的に使われている英語ですら、苦手意識を持っている日本人は数多く存在します。
そんな海外のサイトの言語を翻訳するために、ネット上には様々な翻訳機能のサービスがあります。無料のもの、有料のもの、機能も多種多様で、何を使えばいいか分からないという方がいるかもしれません。
もしも、ウェブサイトを丸ごと翻訳するくらいの、多量な文章の翻訳機能をお探しの方は、Googleの翻訳機能を利用してみましょう。
Googleの翻訳機能
Googleには、専用の翻訳機能が備わっています。Googleの翻訳機能は、使い勝手が良いことで有名で、その高機能さは多くの翻訳機能の中でも頭一つ抜きんでています。
ウェブサイトを丸ごと翻訳できるところが大きな魅力で、海外サイトを閲覧する際に非常に役立ちます。わざわざ一文ずつ翻訳をかけなくても良いため、翻訳時の時間短縮にもなり、多くのメリットを運んでくれます。Googleの翻訳機能は、ウェブサイトなどの長文翻訳時に欠かせない大変魅力的で画期的なツールなのです。
翻訳の精度
ウェブサイトを丸ごと翻訳できるからと言って、精度が悪ければ話にならない、と思う方もいるかもしれませんが、Googleの翻訳機能は精度も高く、正しい文章として読むには十分過ぎるツールです。
一言一句違わず完璧な翻訳を求めるのなら、Google翻訳では厳しいかもしれませんが、翻訳にかける時間や労力のコストなど様々な面を考えると、メリットの方が大きいのは確実でしょう。
加えて、GoogleChromeの翻訳機能なら、他言語が多く記載されているウェブサイトで、自動的に翻訳を案内してくれます。
ストレスなく海外のウェブサイトを楽しむためにも、Googleの翻訳機能の使い方を確認し、上手く活用してみましょう。
Googleウェブサイトの翻訳通知を設定する
GoogleChrome翻訳は、ウェブサイトを開くと自動で翻訳の案内が行くよう、翻訳通知の設定が可能です。この設定をすることで、こちらから翻訳機能を起動させなくても、ウェブサイトを開くだけで自動的に起動し、1クリックでウェブサイトを丸ごと翻訳することができます。
GoogleChrome翻訳の魅力は、この通知機能にもあるため、ウェブサイトの翻訳にGoogleChrome翻訳を利用する場合は、通知を設定しておきましょう。
翻訳通知の設定方法
GoogleChrome翻訳の通知を設定する方法は難しいものではありません。ただ、PC版とスマホ版で設定方法が異なるため、使用している端末に合わせて通知を設定しましょう。
PCの場合
PCの場合は設定の言語項目から、通知の設定ができます。
まずはGoogleChromeを開き、右上の「メニューアイコン」をクリックしたあと、「設定」を選択しましょう。
「設定」画面が表示されるので、下部の「詳細設定」を開きます。
そのまま下にスクロールし、「言語」をクリックして、「母国語以外のページで翻訳ツールを表示する」の部分を右に動かしましょう。
スライド部分が右に行き、青色になれば、翻訳の通知設定がオンになっているので完了です。これでいつでも、ウェブサイトの翻訳をすることが可能になりました。
ちなみにPC版の場合、GoogleChrome翻訳の通知設定をしていなくても、ウェブサイトを翻訳することができます。ウェブサイト上で右クリックし、「日本語に翻訳」を選択すればそれだけで翻訳されるので、状況によって使い分けましょう。
スマホの場合
スマホの場合は、3ステップで翻訳通知の設定が完了するため、スマホ操作が苦手な方でも安心して設定できます。
まずは、スマホでGoogleChromeを開きましょう。画面右下の「…」をタップし、「設定」を選びます。
「設定」画面の「コンテンツの設定」を選択し、「Google翻訳」をオンにすれば完了です。
翻訳する言語を設定する
GoogleChrome翻訳で翻訳する言語は、何も日本語だけではありません。様々な言語に翻訳することが可能です。
「翻訳通知の設定方法」の「PCの場合」で説明した「言語」の項目で、翻訳する言語を変更できます。初めは日本語で設定されているため、日本語以外で翻訳したい方は、「言語」から翻訳言語を変更しましょう。
翻訳言語を増やしたり減らしたりすることもでき、「言語」内にある「言語を追加」から行えます。言語を増やした後、「この言語のページで翻訳ツールを表示する」にチェックを入れれば、その言語で翻訳されるので、翻訳言語が入り乱れる心配もありません。
翻訳が反映されない場合の対処法
GoogleChrome翻訳の設定をしても、設定が反映されず、ウェブサイトの文章が翻訳できないケースがあるようです。PC版GoogleChromeで、設定画面を複数開くと、この現象が起きやすいようなので、設定変更する場合は注意しておきましょう。
GoogleChrome翻訳の設定の、オンオフを何度か切り替えることで、問題が解決しやすいようです。
GoogleウェブサイトのURLを入力して全体翻訳する
GoogleChrome翻訳ではなく、Google翻訳を利用する場合、ウェブサイトのURLを入力して全体を翻訳するやり方になります。こちらもウェブサイトを丸ごと翻訳することができるため、好きなツールで翻訳してみましょう。
Google翻訳の使い方
Google翻訳の使い方も非常にシンプルで分かりやすいものです。内容に関しては、GoogleChrome翻訳と同様になるため、自分にとって活用しやすいものを利用しましょう。
Google翻訳のウェブサイトでは、「テキストまたはウェブサイトのアドレスを入力するかドキュメントを翻訳します。」と記載されています。つまり、「テキスト」「URL」「ドキュメントファイル」のいずれかがあれば、容易に翻訳ができるのです。
テキスト
Google翻訳はテキストを入力するだけで簡単に翻訳ができますが、実はここのテキスト欄に、翻訳したいウェブサイトのURLを入力すれば、ウェブサイト全体を翻訳することができます。文章をわざわざコピペしなくても、URLさえあれば翻訳できるため、簡単に手間なく翻訳する方法としておすすめです。
URLはPC画面上部のアドレスバーから確認できるので、URLが分かる状態なら、一度URLを使ってウェブサイト全体を翻訳してみましょう。
ドキュメント
Google翻訳は、テキストやURLだけでなく、ドキュメントファイルを使うことも可能です。様々な翻訳ツールの中で、手軽にファイルを翻訳できるものは珍しいため、そこもGoogle翻訳の強みと言えるでしょう。
ドキュメントファイルを丸ごと翻訳できるので、ファイルから文章を起こさなくても、そのまま翻訳しストレスなく確認できる利点があります。
「Word」「PDF」「PowerPoint」などのファイルが利用可能で、ファイルの内容を全体的に把握するには非常に役立ちます。
Googleウェブサイト翻訳ツールを使って全体翻訳する
Googleは、GoogleChrome翻訳とGoogle翻訳以外にも、Googleウェブサイト翻訳というツールを提供しています。こちらは、1クリックで100以上の言語に翻訳できる画期的な機能で、様々な言語の翻訳をしたい場合、とても役立つ便利なツールです。
現在はインストールできない
しかし残念なことに、こちらのGoogleウェブサイト翻訳ツールは、現在インストールできないようになっています。
すでにインストール済みの方は利用が可能なため、使えなくなることはないのでご安心ください。
Googleの翻訳機能を使って世界のウェブサイトを見てみよう
Googleは高性能な翻訳機能を何種類も提供しています。そのどれもが簡単に扱うことができ、シンプルな作りなのに高機能という素晴らしいものです。海外のウェブサイトを閲覧するには、翻訳機能は欠かせませんが、ウェブサイト全体を丸ごと翻訳するとなると、役立つのはGoogleの翻訳機能一択でしょう。
多量の文章を、簡単に、素早く翻訳したいと思うのなら、Googleの翻訳機能を使うことが一番の近道です。Googleの翻訳機能を上手く活用し、海外のサイトを楽しく閲覧しましょう。