Googleアカウントの個人情報を変更・削除する方法と注意点を解説!
Googleアカウントには名前や性別などの個人情報をパスワードを使って登録しますが、変更はできるのでしょうか。この記事では個人情報を変更するにはどうしたらいいのか、もしもGoogleアカウントを削除したらどうなるのか、ということについて解説します。
目次
Googleアカウントでは変更できることと変更できないことが!
Googleアカウントを作成すると表示するための名前やログインIDとして利用するためのメールアドレスや電話番号などの他に、性別や年齢といった個人情報を登録します。個人情報を守るためにはパスワードも大切です。
Googleアカウントに登録する様々な情報の中には変更できることとできないことがあります。まずはGoogleアカウントで変更できる情報と変更できない情報の違いについてみていきましょう。
表示する名前や生年月日などの個人情報は変更可能
まずGoogleアカウントで変更できる情報は、表示するための名前や生年月日、性別といった個人情報や、ログインIDとして利用することもある電話番号です。これらの個人情報の変更は、Googleアカウントのページの個人情報から変更が可能です。
Gmail以外のアドレスをログインIDにしているならメアドも変更可能
GoogleアカウントへのログインIDとして、複数のメールアドレスを登録することができます。パスワードを忘れてGoogleアカウントにログインできなくなった時に、複数のメールアドレスを登録しておけば簡単に普及できます。
そのGoogleアカウントで作成したGmail以外に登録してあるメールアドレスも変更することができます。別にGoogleアカウントを作って別のGmailを復旧用アカウントとして登録してある場合には、別アカウントのGmailも変更することができます。
ただしそのGoogleアカウントで作っているGmailのメールアドレスは変更することができないので注意しましょう。
アカウントIDは変更できない
Googleアカウントで絶対に変更できないものにはアカウントIDがあります。アカウントIDというのは、Gmailの@の前につけるIDのことです。例えば「[email protected]」というメールアドレスだった場合には、@の前にある「abcdefg123456」がアカウントIDになります。
このアカウントIDというのは世界中で誰とも重なっては作れない、そのアカウントだけのIDになります。世界中で使われているすべてのGoogleアカウントと区別するために大切な情報になるので、アカウントIDを変更することはできません。
どうしても変更したいという場合には、別にGoogleアカウントを作成して新しいGoogleアカウントのIDを使い始めるしかありません。
Googleアカウントで個人情報を変更する方法
Googleアカウントで名前や性別、電話番号などの個人情報を変更する方法についてみていきましょう。個人情報はPCでもスマホでも変更できます。画面の表示が多少違うだけで手順はほぼ同じなので、この記事ではPCを使って変更する方法について解説します。Googleアカウントを変更したいときには次のページへアクセスします。
こちらのGoogleアカウントのページにアクセス出来たら電話番号や性別などの個人情報の変更を行っていきます。名前や性別、メールアドレス、電話番号などの個人情報を変更する場合には左サイドバーの「個人情報」をクリックします。
名前の変更方法
まずは名前の変更方法についてみていきましょう。この場合の名前というのは、Gmailの先頭に付いているIDではなくて、表示されている名前のことです。Googleアカウントのトップページだと「ようこそ、〇〇さん」の「〇〇」の部分です。
名前を変更する方法は、Googleアカウントの個人情報のページに入ったら「プロフィール」の「名前」をクリックします。
編集ボタンをクリックします。
すると名前を姓と名に分けて入力できるので、こちらに姓と名を入力して「完了」をクリックすると表示する名前を変更できます。本名でなくてニックネームでも構いません。
メールアドレスの変更方法
メールアドレスを変更する方法は、Googleアカウントのページの「連絡先情報」で「メール」をクリックします。
するとメールアドレスの設定ができるページになります。Googleアカウントで作成したメールアドレスは変更できません。再設定用のメールアドレスの追加や変更はできるので、「再設定用のメールアドレスを追加」もしくは「変更」をクリックして、そのGoogleアカウントのGmail以外のメールアドレスを設定しましょう。
電話番号の変更方法
Googleアカウントのページのメールアドレスの下にある電話番号をクリックすると電話番号を変更できます。複数の電話番号を登録することもできます。電話番号の一覧から変更したい電話番号をクリックして、電話番号の横の「︙」をクリックして「編集」をクリックします。この時にパスワードの入力を求められることがあります。
「電話番号を更新」の画面が出るので「電話番号を変更」をクリックします。
新しい電話番号を入力すると電話番号を変更できます。新しく登録した電話番号に認証用のSMSが送られるので、そちらで認証したら変更完了です。
生年月日・年齢の変更方法
生年月日を間違えて入力して年齢が間違えている場合には変更することもできます。年齢を変更するためにはGoogleアカウントの「個人情報」の「プロフィール」から「生年月日」をクリックします。
生年月日の編集ボタンをクリックします。
生年月日を入力できる画面になるので、正しい生年月日を入力して「更新」をクリックすると生年月日と年齢を変更することができます。
性別の変更方法
性別を変更するにはGoogleアカウントの「個人情報」から「性別」をクリックします。
性別は「男性」「女性」「回答しない」の他に「カスタムの性別を追加」も選べます。
「カスタムの性別を追加」を選んだ場合には、こちらの画面に自分で入力します。
パスワードの変更方法
Googleアカウントのパスワードの変更は個人情報ではなくて「セキュリティ」から変更します。Googleアカウントのページの左サイドバーから「セキュリティ」をクリックします。すると「Googleへのログイン」から「パスワード」の変更ができます。
パスワードを変更するためにはまずは本人確認をするために現在のパスワードでログインします。
すると新しいパスワードを設定できる画面になるのでこちらで設定します。
Googleアカウントは削除できるのか?
次に、Googleアカウントの削除について見ていきましょう。
削除することはできる
Googleアカウントを削除することができるのかどうか疑問に思っている人も多いようですが、削除することができます。ただし、Googleアカウントを削除には次のような注意点があるので、いきなり削除してしまう事はおすすめできません。
Googleアカウントの削除には注意点がたくさん!
Googleアカウントを削除することには次のような注意点に気をつける必要があります。
削除したらGoogleアプリの情報がすべて消える
GoogleにはGoogleカレンダーや、GoogleDrive、Googleフォトなどのさまざまなアプリがあります。Googleドライブの中に、Googleドキュメントやスプレッドシート、Googleスライドを作成して保存している人もいるでしょう。
また、GoogleのビジネスツールとしてGoogle adsenseやGoogle広告を利用している人もいるでしょう。これらのGoogleのサービスというのは全てGoogleアカウントに紐付けられています。Googleアカウントを削除するということは、そのGoogleアカウントで利用して保存しているすべてのアプリの情報が消えるということを意味しています。
バックアップを一切とっていなかった場合には、Googleアカウント削除してしまうと大切な写真や文書ファイルなどがすべて消えてしまうことになるので注意しましょう。また、Googleの有料サービスを利用してる場合には支払い義務ありますが、Google adsenseの売り上げは受け取れなくなる可能性があるので注意しましょう。
新しいGoogleアカウントへ情報を移行してから削除する
Googleアカウントの中に保存していたデータの消滅を防ぐためには、必ず新しいGoogleアカウントへ保存しておかなければいけない全ての情報を移行してから削除するようにしましょう。
Googleのサーバーからダウンロードできる情報もある!
GmailやGoogleカレンダー、Googleフォトの写真などはデータをGoogleのサーバからダウンロードすることもできます。詳しい手順は公式のGoogleアカウントのヘルプページで説明しているのでこちらをご覧ください。
アカウント連携している他社アプリのログイン情報も移行を
Google以外の開始がリリースしているアプリの中にはGoogle連携によってアカウントを作成してログイン出来るようにしているものもあります。
Googleアカウントを削除することによって、Google連携でログインできるように設定しているアプリがログインできなくなる可能性があります。 Googleアカウントを削除する前に、ログイン方法の変更を必ず行っておきましょう。
Androidは初期化されてしまう端末も!
Androidスマホを利用するためには、Googleアカウントにログインする必要があります。現在発売されている新しいAndroidスマホは、Googleアカウントを削除してもスマホの中のデータが消えることありませんが、古いAndroidスマホ使っている場合にはスマホの中身がすべて初期化されてしまう可能性もあるので注意しましょう。
Googleアカウントの削除方法
Googleアカウントを削除する方法は、Googleアカウントの「データとカスタマイズ」>「サービスやアカウントの削除」>「Googleアカウントの削除」と進みます。
パスワードの入力を求められるのでパスワードを入力して「次へ」をクリックします。するとどのような情報が削除されるのか解説されています。そちらをよく読んで削除しても大丈夫ならそのページを一番下までスクロールします。
1番最後に書いてある注意事項をよく読んでチェックを2カ所に入れたら「アカウントを削除」をクリックします。するとそのGoogleアカウントを削除できます。
Googleアカウントは個人情報の変更も削除もできる!
この記事ではGoogleアカウントを変更したり削除したりする方法について見てきました。Googleアカウントでは年齢などの情報は何度でも簡単に変更することができます。また、セキュリティに関わるパスワードなども変更ができます。
また、どうしてもGoogleアカウントを削除する必要があるときには削除することも可能です。Googleアカウントを削除するときには、削除の注意点に気を付けて、重要な情報等を失うことがないように万全の対策を行いましょう。