Apple MusicとiTunesの違いを解説!あなたに合う音楽の楽しみ方は?
Apple MusicとiTunesの違いをご存知でしょうか。Apple MusicとiTunesは同じ音楽サービスですが、あなたの普段の音楽の楽しみ方でどちらを利用するかが変わります。今回は、Apple MusicとiTunesの違いをご紹介します。
目次
- 1Apple MusicとiTunesの違いは?
- ・Apple Music(アップルミュージック)とは
- ・iTunesとは
- 2【Apple MusicとiTunesの違い】価格と支払い方法
- ・AppleMusicの料金プラン
- ・iTunesは一曲単位の購入
- 3【Apple MusicとiTunesの違い】ファイル形式
- ・Apple MusicはM4PでDRM保護あり
- ・iTunesはM4AでDRM保護なし
- 4【Apple MusicとiTunesの違い】所有権と対応デバイス
- ・Apple MusicとiTunesの所有権の違い
- ・Apple MusicとiTunesの対応デバイス
- 5【Apple MusicとiTunesの違い】あなたに合う音楽の楽しみ方
- ・定額音楽聴き放題サービスのメリットデメリット
- ・販売サイトで購入するメリットデメリット
- 6Apple MusicとiTunesの違いから音楽の楽しみ方を知ろう!
Apple MusicとiTunesの違いは?
Appleユーザーであれば、「Apple Music」と「iTunes」の2つの音楽サービスをご存知でしょう。以前はCDなどを購入して聴いている人が多かったですが、現在ではインターネットで音楽をダウンロードしてスマホ(AndroidやiPhone、PC)で音楽を聴く方法が人気になっています。PCなどのデバイスからスマホに音楽ファイルを入れたりする時間がない人、新しい曲を聴く機会が減った人にどちらもおすすめの音楽サービスです。
Apple製品のデバイスを利用しているユーザーは、Apple MusicとiTunesの2つの音楽配信サービスが簡単に利用することができます。Androidユーザも使用できます。ここでは、「Apple Music」と「iTunes」のどっちを使えばいいのか、違いはあるのか、ご紹介します。
Apple Music(アップルミュージック)とは
Apple Musicは、2015年6月8日からサービスの提供が始まりました。アップルミュージックは、定額制の音楽の配信サービスであり、ストリーミング再生でインターネットに接続するので音楽を再生すると必ず通信量が発生します。楽曲数は5000万曲以上が聴き放題です。音質は256kbpsです。
他社で同様なサービスには、LINE MUSIC、Spotify、Amazon Music Unlimitedがあります。月額料金960円~980円。音質は256kbps~320kbpsです。
iTunesとは
iTunesは、Appleが開発したメディアプレイヤーです。音楽を再生するスマホアプリです。「iTunes」の「iTunesストア」で楽曲を購入します。シングルやアルバムを購入することが可能です。また、一曲からや全曲購入することもできるので、映画レンタル・購入もできます。
【Apple MusicとiTunesの違い】価格と支払い方法
Apple Music(アップルミュージック)とiTunesは同じ音楽サービスですが、聴き放題のサービスと音楽の販売サイトの違いがあることをご説明しました。他にも、価格や支払い方法に違いがあります。Apple Musicは定額音楽配信サービスですので、毎月一定の支払いが必要です。iTunesは一曲単位で購入するので、ダウンロードした後は支払いの必要がないです。
AppleMusicの料金プラン
AppleMusicの無料体験期間は、以下の表の通りです。料金プランの前に無料体験期間に登録しましょう。
他社サービス | 無料体験期間 |
Apple Music | 3ヶ月 |
Amazon Music Unlimited | 30日 |
Spotify | 3ヶ月 |
LINE MUSIC | 3ヶ月 |
Apple Musicは無料体験期間が3か月あります。iTunesとどちらが使い勝手が良いか悩んでいる人は利用してみましょう。聴きたい曲があるかどうかも調べておきます。無料体験期間が終了すると、自動的に更新されるので、Apple Musicが合わない場合は解約手続きを期日までに行いましょう。
個人メンバーシップ
AppleMusicの「個人プラン」は、月額料金980円です。他の音楽配信サービスと比較しても980円は一般的な価格です。以下に他社のサービスと比較しています。
月額料金 | |
Apple Music | 980円 |
Amazon Music Unlimited | 980円 |
Spotify | 980円 |
LINE MUSIC | 960円 |
ファミリーメンバーシップ
Apple Musicの「ファミリープラン」は、月額1,480円です。最大6人まで利用できます。例えば、2人で使用すると、一人当たり740円と個人プランよりお得です。
学生メンバーシップ
Apple Musicの「学生プラン」は、月額480円です。在学証明が必要です。
学生の方は、学割といえば、映画館や定期などで利用しているでしょうが、音楽でもイヤホンなどにもお金がかかります。一曲の価格が150~250円をダウンロードすると数曲しか音楽を聴けないことが多いでしょう。iPhoneなどのApple製品を使用している学生にも、学割がある音楽アプリがおすすめです。5,000万曲以上できて、最大の音楽アプリでもあります。
iTunesは一曲単位の購入
iTunesでは、iTunesストアで一曲150円~250円単位で購入できます。アルバムを購入する場合は、アルバムごとに価格が違います。iTunesストアでは250円の価格帯が一番多いですが、他の音楽サービスと比較しても価格帯は小さめです。
【Apple MusicとiTunesの違い】ファイル形式
Apple Music(アップルミュージック)とiTunesには、価格や支払い方法の他にも、ファイル形式に違いがあります。ここでは、両者のファイル形式とDRMについてご紹介します。
Apple MusicはM4PでDRM保護あり
Apple MusicのM4Pは、保護されているMPEG-4の音声形式です。Apple Musicの音楽ファイル形式は、M4PのDRM保護ありです。ダウンロードしたM4Pファイル形式は、使用中のAppleIDに関連付けされているので、M4P形式のファイルは送ったり、コピーも不可能です。
DRM(Digital Rights Management)とは、デジタル著作権管理です。コンテンツ著作権を管理保護するために、違法なコピーなどに使用制限をかける技術です。コンテンツを無制限に利用できないようにされています。
iTunesはM4AでDRM保護なし
iTunesのM4AはMP4の一種の音声ファイル形式です。M4Aはデータ圧縮されており、iTunes上ではACCと表示されることがあります。iTunesのM4Aは、Apple製品(iTunesやiPodなど)で使用されています。
【Apple MusicとiTunesの違い】所有権と対応デバイス
Apple Music(アップルミュージック)とiTunesのファイル形式はDRM保護の著作権保護ありとなしに分かれています。コンテンツの著作権保護で、対応デバイスや所有権が異なります。ここでは、Apple MusicとiTunesの所有権と対応デバイスの違いをご紹介します。
Apple MusicとiTunesの所有権の違い
違い | |
Apple Music | ストリーミング |
iTunes Store | ダウンロード |
「Apple Music」と「iTunes」の違いは、Apple Musicでは「聴く権利」を取得できますが、月額を解約した場合は音楽を聴くことができないです。iTunes Storeで購入した曲は「所有する権利」を取得できるので、ずっと聴くことができます。
Apple MusicとiTunesの対応デバイス
Apple Musicは、利用可能なデバイスに制限があり、古い機種には対応していないです。Apple Musicには、DRM保護があるので、転送やコピーはできないです。iTunesで曲を購入してダウンロードした場合は、ほとんどのAppleデバイスに対応しています。しかし、Apple MusicとiTunesではPSPやソニーウォークマンなどの音楽プレイヤーでは聴くことができないです。
【Apple MusicとiTunesの違い】あなたに合う音楽の楽しみ方
スマホで音楽を聴く方法は、Apple Musicのような通信量を使用するストリーミング再生やiTunesのような一曲単位で購入する方法がおすすめです。他に音楽を楽しむ方法は、CDから取り込んだり、動画サイトを音楽プレイヤーにするなどがありますが、CDを探したり、動画サイトはデータ通信量がかかるなどデメリットが多いです。ここでは、Apple MusicとiTunesで音楽の楽しみ方・聴き方をご紹介します。
定額音楽聴き放題サービスのメリットデメリット
Apple Musicの定額音楽聴き放題サービスのメリットとデメリットは以下の表の通りです。
定額音楽配信サービス | |
メリット |
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デメリット |
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アップルミュージックのメリットデメリットから、定額音楽配信サービスで音楽を楽しめる人は、知らない曲・新しい音楽をよく聴いたり、たくさんの曲を聴きたい人におすすめのサービスです。アップルミュージックは、どれだけ聴いても月額料金は一定です。
アップルミュージックは、ストリーミング再生で通信量が発生するのでデータ通信を利用している人には不向きです。再生すると確実にデータ通信が発生して、速度制限がかかります。
販売サイトで購入するメリットデメリット
iTunesストアなどの販売サイトで購入するメリット・デメリットは、以下の表の通りです。
販売サイトで購入 | |
メリット |
|
デメリット |
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iTunesなどの販売サイトで購入した曲は、高音質なものがありますが、Apple MusicとiTunesには音質が256kbpsであるという共通点があります。Apple Musicは5000万曲以上聴き放題ですが、同時にiTunesにも多くあるので、聴ける楽曲には共通が多いです。
iTunesなどの販売サイトで購入してダウンロードした後は、オフライン再生(データ通信が発生しない)ができます。1ヶ月間で音楽をダウンロードをあまりしない人におすすめなのはiTunesで音楽を購入して聴く方法です。対応デバイスの面でも、保護ありのアップルミュージックとは違って、解約しても聴くことができます。
音楽のダウンロード数が多い場合は、価格面で定額音楽配信サービスのアップルミュージックがおすすめです。例えば、1ヶ月に10曲ダウンロードする場合は、1曲単位の価格が250円の場合では2500円が発生します。アップルミュージックであれば、月額料金980円の一定です。
Apple MusicとiTunesの違いから音楽の楽しみ方を知ろう!
Apple Music(アップルミュージック)とiTunesの価格やファイル形式、対応デバイス、所有権の違い、音楽の楽しみ方をご紹介しました。
Apple Musicは定額音楽配信サービスであり、個人の場合は月額料金980円で5000万曲以上の楽曲の利用ができます。ファイル形式がDRM保護ありで著作権保護されているので、対応デバイスには制限があるので注意しましょう。所有権は聴く権利がありますが、解約するとダウンロードした楽曲は聴けなくなります。
iTunesは、一曲単位の購入であり、価格は150円~販売されています。ファイル形式はDRM保護なしですので、ほとんどのデバイスで聴くことができます。ダウンロードした後はずっと聴くことができます。
Apple MusicとiTunesの楽しみ方は、メリットデメリットから毎月音楽をどれくらい聴くのか、Wi-Fi環境があるのかなど自分の音楽を聴く環境やスタイルで決めましょう。新しい曲をたくさん聴きたい人はApple Music、月0~2、3曲だけ聴く人はiTunesであれば音楽を楽しむことができるでしょう。