2019年08月09日更新
Apple Musicでダウンロードできない曲がある原因と対処法を解説!
「Apple Musicの曲名表示がグレーアウトしてダウンロードできない曲がある」と憤る方がいます。何故Apple Musicにダウンロードできない曲があるのでしょうか?Apple Musicのダウンロードに不具合が発生する原因や対処法などをまとめました。
目次
- 1そもそもApple Musicとは?
- ・Apple Musicの基本
- ・Apple Musicの利用料金・解約するとどうなる?
- 2Apple Musicではダウンロードできない曲がある?
- ・Apple Musicで見られる不具合
- 3Apple Musicでダウンロードできない原因
- ・インターネットへの接続の不具合
- ・iPhoneやPCなどのデバイスの不具合
- ・デバイスの容量不足
- ・iTunesなどの同じAppleIDでダウンロード済み
- ・iCloudがオフになっている
- ・Apple Musicのサーバに原因がある場合も
- 4Apple Musicでダウンロードできない時の対処法
- ・インターネットの接続を再確認する
- ・デバイスの容量をあけてみる
- ・デバイスを再起動してみる
- ・デバイスの再認証をしてみる
- ・OSやiTunesなどを最新のバージョンに更新してみる
- ・iCloudを確認しオンにしてみる
- ・Apple Musicのサーバに不具合がないか確認してみる
- 5Apple Music のダウンロードアシストソフトを使う方法
- ・NoteBurner iTunes DRM Audio Converterの使い方
- ・Sidify Apple Music Converterの使い方
- 6Apple Musicでダウンロードできなくても上手く対処しよう!
そもそもApple Musicとは?
Apple Musicは、MacやiPhoneの開発元であるApple社が提供している定額制音楽配信サービスです。世界累計およそ5,000万曲もの楽曲配信に対応しており、iPhone・iPad・iPod touchだけでなく、Androidスマホやパソコンなどの端末でもApple Musicの音楽を聴くことが出来ます。
海外の音楽サービスなので洋楽がメインではありますが、最近では邦楽のラインナップも充実しています。日本語にも完全対応しており、日本人でも気軽に登録できる安心感があります。
Apple Musicの基本
Apple MusicではYouTubeの動画を見るような感覚で、配信されている音楽を自由にストリーミング再生することが出来ます。(しかも広告無し。)
また、端末に音楽データをダウンロードしてオフライン再生することも可能です。トレンドの音楽をチェックできるランキングや、ユーザーの行動履歴に応じておすすめを紹介してくれる「For You」などの機能も楽曲選びに重宝します。
Apple Musicの利用料金・解約するとどうなる?
Apple Musicを利用するためには、最初にパートナーシップ登録を行う必要があります。Apple IDとパスワードがあれば、どの端末からでもApple Musicへの登録が可能です。
- iPhoneやiPadなど:「ミュージック」アプリを起動して登録する
- Android端末:Android版Apple Musicアプリを起動して登録する
- MacやWindowsパソコン:iTunesの「For You」タブをクリックして登録する
Apple Musicの料金は契約プランによって異なります。
- 学生プラン:月額480円
- 個人プラン:月額980円
- ファミリープラン:月額1,480円
- 3か月間の無料トライアル期間があり、期間中に解約すれば課金はなし
- 10か月分の料金で12か月分Apple Musicを利用できるお得な年間プランもあり
Apple Musicを利用してみて、料金に見合うサービスではないと判断する方もいることでしょう。もしもApple Musicのメンバーシップ登録を解除したい時は、以下の方法でApple Musicの解約を行えます。
iPhoneなどのiOS機器の場合
- 「設定」アプリを起動して画面上部のユーザー名をタップし、「iTunesとApp Store」の項目を選択する
- 画面の上部に表示されるApple IDをタップし、「Apple IDを表示」をタップする
- 「登録」をタップする
- 「Apple Music メンバーシップ」をタップする
- 「登録をキャンセルする」をタップし、「確認」をタップする
Androidスマホの場合
- Android版Apple Musicアプリを起動し、メニューボタンをタップする
- 「アカウント」をタップする
- 「メンバーシップを管理」をタップする
- 「登録をキャンセルする」をタップし、「確認」をタップする
MacまたはWindowsパソコンの場合
- iTunesを起動する
- メニューバーの「アカウント」を選択し、「マイアカウントを表示」をクリックする(必要に応じてサインインする)
- 「設定」セクションにある「登録」の右側の「管理」をクリックする
- 「Apple Music メンバーシップ」の右側の「編集」をクリックする
- 「登録をキャンセルする」をクリックし、「確認」をクリックする
Apple Musicマジな初心者なんだけどあれって今3ヶ月無料ので登録?したんだけど3か月無料終わってダウンロードした後に解約?したら曲も消えるの??
— non☺︎ (@SVT_0808_1020) August 5, 2019
なお、Apple Musicを解約すると、それまで聞き放題だった音楽はすべて聴くことができない状態になります。
My Musicに追加した楽曲にもDRMの保護ロックをかけられ、解約したユーザーが聞けないようにする措置を取られます。端末にダウンロードした曲がある場合でも、ダウンロードした音楽データはすべてライブラリから消滅します。
各デバイスの設定画面から「iCloudミュージックライブラリ」の表示がなくなることからも、Apple Music関連のサービスを利用することができないことは明らかです。Apple Musicにお気に入りの曲がある方は、よく考えてから解約した方が良いでしょう。
Apple Musicではダウンロードできない曲がある?
Apple Musicは、世界中のアーティストによって制作された5,000万もの曲がある音楽配信サービスです。「それだけの規模なら聞けない音楽は無いのではないか」と思う方がいるかもしれませんが、Apple Musicで取り扱われていない楽曲は意外と多いです。
その理由は、Apple Musicでの楽曲使用料(著作権使用料)があまりにも安すぎて、楽曲提供を拒否しているアーティストがいるからです。
musicFMなどの話題をすると アーティストに利益が還元されないとか言われるですが、 そんなにアーティストを還元で守りたいなら 新品のCD以外で音楽聴くなって思いますね。 Apple musicもSpotify還元率悪いですからね だったら無料で聞いても、ライブ行くなりグッズ買ったほうが還元率は上です
— あいり@中3 (@bebebe5559) June 1, 2019
基本的に、Apple Musicで楽曲が1回再生されると、そのレーベルにおよそ1円が支払われると言われています。さらに、作詞家・作曲家などの権利者との間で利益分配も行われるため、歌手に支払われる歌唱印税は全体の10分の1にも満たないでしょう。
また、Apple Musicユーザーが無料トライアル期間中に音楽をダウンロードした場合、その楽曲のアーティストに対して楽曲使用料を支払わない契約になっていたことが問題になったこともありました。
アーティストから搾取するような契約を強いる定額制音楽配信サービスに頼っていてはとても生活できないため、多くのアーティストはCD販売やライブを重視しているのが実情です。
そのような経緯があるため、Apple Musicでは最初からダウンロードできない(取り扱われていない)曲があるのは自然なことなのです。
Apple Musicで見られる不具合
しかし、Apple Musicの配信音楽リストに載っているのに、ダウンロードアイコンを押しても端末にダウンロードできない曲があることは大問題です。このケースはアーティストの反発ではなく、明らかにApple Music関連のシステムの不具合です。
Apple Musicは便利なサービスである反面、不具合が多い事でも有名で、以下のようなトラブルに見舞われることが珍しくありません。Apple Musicの不具合事例を見ていきましょう。
ダウンロードが終わらない
こんな感じでapple musicのダウンロード全然進まないの私だけ?雲のマークになってくるくるになってまた雲のマークに戻るのだけど、、、 pic.twitter.com/ywJhRW7lzm
— さち (@happiness4me_) February 21, 2019
ダウンロードアイコンを押すと読み込みマークの表示が続いて永久にダウンロードが終わらないという不具合報告をよく見かけます。
普通であれば、Apple Musicのダウンロードは数分程度で完了するはずです。それがいつまで経っても終わらないのであれば、原因を突き止めて何らかの対処法を講じる必要があります。
聞けない音楽がある・ダウンロードが始まらない
Apple MusicもFREEDOMだけ灰色になってて聴けないのでスマホ投げそうになったことある🤗おとなしくiPodで聴いてる🤗 pic.twitter.com/N8O38wiMp6
— めじろこ (@mejiroshi) September 15, 2018
Apple Musicの曲名が灰色になっていてダウンロードできない曲がある、何をしても曲を聞けない、という不具合もあります。
画面上に「この項目は使用できません」とか「再生できません」といったエラーメッセージが表示されるため、Apple Musicに対する不信感が募ります。ひどい時には、スマホだけでなくパソコンのiTunesからApple Musicにアクセスしても曲のダウンロードが始まらない不具合が発生するようです。
フリーズしてしまう
Apple Music がフリーズして一旦アンインストールしたら何年か前に勝手にブチ込まれたU2だけになったぞチキショー
— 別海びんびんハウス (@hiro19750622_1) March 5, 2018
Apple Musicを起動した瞬間にフリーズするという不具合が発生するようになったら最悪です。音楽を聞けない上にダウンロードもできない状態なので、もはやどうすることも出来ません。
アプリをアンインストールしたらApple Musicでダウンロードした音楽データがすべて消滅して曲を聞けない状態になってしまうケースもあり、仮に症状が改善しても気が遠くなるような再ダウンロード作業を強いられることになります。
Apple Musicでダウンロードできない原因
Apple Musicで音楽を聞けない、ダウンロードが始まらない・終わらないなどの不具合が発生したら、まずはその原因を探ることが大切です。ユーザー側に原因があるのか、Apple Music側に原因があるのか、原因の所在を突き止めることで正確な対処法を実行できます。
Apple Musicで再生・ダウンロードできない曲がある原因として考えられる6つのパターンを見ていきましょう。
インターネットへの接続の不具合
一つ目に考えられる原因は、インターネットの接続不良です。
Apple Musicはインターネットを経由して音楽データを配信するサービスなので、端末がインターネットに繋がっていない、またはインターネットの接続状況が悪いと、Apple Musicで音楽を聞けない、ダウンロードが始まらない・終わらないなどの不具合につながります。
ブラウザを立ち上げて、他のWebサイトを閲覧できるかどうかチェックしてみましょう。Apple Music以外のサイトも正常に表示できない場合は、インターネットの接続に原因があるとみて間違いありません。
モデムやルーターなどの接続機器の動作不良の場合もあれば、モバイルデータ通信の使い過ぎで速度制限がかかっているケースもあります。その他、携帯電話料金の未納などが原因でキャリアに通信をブロックされ、その端末が赤ロム化している可能性もあります。
iPhoneやPCなどのデバイスの不具合
二つ目に考えられる原因は、デバイス関連の不具合です。
もしもiPhoneやPCなどApple Musicに接続するデバイスが故障していれば、Apple Musicで音楽を聞けない、ダウンロードが始まらない・終わらないなどの不具合につながります。
また、デバイスを長時間連続使用していると不要なキャッシュファイルが溜まり、端末が正常に動作しなくなることもあります。
デバイスの容量不足
三つ目に考えられる原因は、デバイスのストレージ容量不足です。
Apple Musicから音楽をダウンロードする際には、デバイスに最低でも数十~数百MB程度の保存容量が必要です。もしもデバイスのストレージ容量に空きがない場合、Apple Musicから楽曲をダウンロードしようとしてもエラーが出ます。
デバイスを正常に動作させるためには、常に10~20%以上の空き容量を確保しておきたいところ。ギリギリの状態でデバイスを使い続けていると過度な負担がかかり、Apple Musicで音楽を聞けない、ダウンロードが始まらない・終わらないなどの不具合につながる恐れがあります。
iTunesなどの同じAppleIDでダウンロード済み
四つ目に考えられる原因は、他のデバイスとの競合です。
Apple Musicを利用すればiCloudを介して音楽データを複数の端末間で同期することが出来ます。しかし、一度ダウンロードした楽曲を別の端末にダウンロードすることはできない仕様になっています。
例えばiPhoneとiPadで同じApple IDを使ってApple Musicを利用している場合、オフライン再生機能はどちらか一方の端末でしか使用できません。
複数のデバイスを所有しているとどの端末で曲をダウンロードしたか忘れやすく、Apple Musicで音楽を聞けない、ダウンロードが始まらない・終わらないなどの予期せぬ事態につながる原因になります。
iCloudがオフになっている
五つ目に考えられる原因は、iCloudの設定ミスです。
Apple Musicに接続する各デバイスでiCloudにアクセスし、iCloudミュージックライブラリの設定をオンにしておかないと、Apple Musicのサービスを利用することができない仕様になっています。
設定ミスにより、Apple Musicで音楽を聞けない、ダウンロードが始まらない・終わらないなどの不具合につながっている可能性があります。
ユーザーが無意識のうちにiCloudミュージックライブラリの設定をオフにしたりApple IDのサインアウトを行ったりしているケースは珍しくありません。以下の手順でiCloudミュージックライブラリの設定がオフになっていないか確認してください。
iPhoneなどのiOS機器の場合
- ホーム画面から「設定」アプリを起動する
- 「ミュージック」を選択する
- 「iCloudミュージックライブラリ」の項目をチェックする
MacやWindowsパソコンの場合
- iTunesを起動し、メニューバーから「iTunes(または編集)」を選択する
- 「環境設定」をクリックする
- 「一般」タブを選択し、「iCloudミュージックライブラリ」の項目をチェックする
なお、Android機器にiCloudミュージックライブラリに関する設定はありません。
Apple Musicのサーバに原因がある場合も
六つ目に考えられる原因は、Apple Musicのシステムダウンです。
これは滅多にないケースですが、Apple Musicのサーバに何らかのトラブルが発生している場合、Apple Musicで音楽を聞けない、ダウンロードが始まらない・終わらないなどの不具合が発生します。
Apple側の問題なので、ユーザーにはどうすることもできないのが厄介なところです。
Apple Musicでダウンロードできない時の対処法
Apple Musicでダウンロードできない曲があると焦ってしまいますが、適切な対処法を実行すれば直るケースが大半です。
Apple Musicで音楽を聞けない、ダウンロードが始まらない・終わらないなどの不具合が発生した際に試すべき7つの対処法をご紹介しましょう。
インターネットの接続を再確認する
一つ目の対処法は、インターネットの接続環境の見直しです。
パソコンでApple Musicで音楽を聞けない、ダウンロードが始まらない・終わらないなどの不具合が発生する場合は、モデムやルーターの再起動を行ってみてください。
スマホやタブレットの場合、Wi-Fi接続のオン・オフを何度か切り替えてみましょう。基本的にApple Musicから音楽をダウンロードする時はWi-Fiを利用すべきですが、もしもWi-Fi接続がダメならモバイルデータ通信を使うという手もあります。
契約しているキャリアにアクセスし、自分の端末が通信制限などに引っ掛かっていないことを確認してから以下の手順を実行してください。
iPhoneなどのiOS機器の場合
- 「設定」アプリを起動する
- 「モバイル通信」を選択する
- 「モバイルデータ通信」をタップしてオンにする
Android機器の場合
- 「設定」アプリを起動する
- 「データ通信・機内モード」をタップする
- 「データ使用」をタップする
- 「モバイルデータ」をタップしてオンにする
ただし、モバイルデータ通信を利用する場合は通信量に注意してください。また、もしもダウンロードが途中で止まってしまった音楽データがある場合、そのファイルを削除してからやり直した方が良いでしょう。
デバイスの容量をあけてみる
二つ目の対処法は、デバイスの空き容量確保です。
Apple Musicに接続したいデバイスの空き容量が極端に少ない場合は、不要なアプリをアンインストールしたり写真・動画ファイル等を別のストレージに移動させたりして空き容量を増やしましょう。
また、以下の手順で端末内に溜まっている不要なキャッシュデータを削除するのも効果的です。
iPhoneなどのiOS機器の場合
- 設定アプリを起動し、「一般」を選択する
- 「iPhoneストレージ」を選択する
- 「Safari」を選択する
- 「Webサイトデータ」を選択し、「全Webサイトデータを削除」をタップする
- Safariの画面に戻って「リーディングリスト」を選択し、右上の「編集」をタップする
- 左端の赤いマイナスアイコンをタップして削除する
Android機器の場合
- 「設定」アプリを起動する
- 「ストレージ」をタップする
- 「内部ストレージ」をタップする
- 「キャッシュデータ」をタップする
MacやWindowsパソコンの場合
「OnyX」や「CCleaner」などの無料クリーナーソフトを使う(Windows 10の場合、「Windowsの設定」→「システム」→「ストレージ」→「ストレージセンサーを構成するか、今すぐ実行する」→「今すぐ空き領域を増やす」でもOK)
デバイスを再起動してみる
三つ目の対処法は、デバイスの再起動です。デバイスを長時間連続使用していると動作が不安定になりやすいので、定期的に再起動してリフレッシュさせましょう。
iPhone X 以降の場合
- 電源オフスライダが表示されるまで、サイドボタンといずれかの音量調節ボタンを押し続ける
- スライダをドラッグして、iPhoneの電源を完全に切る
- iPhoneの電源が切れたら、Appleロゴが表示されるまでサイドボタンを押し続ける
iPhone 8 以前の場合
- 電源オフスライダが表示されるまで、上部のボタン(またはサイドボタン)を押し続ける
- スライダをドラッグして、iPhoneの電源を完全に切る
- iPhoneの電源が切れたら、Appleロゴが表示されるまで上部のボタン(またはサイドボタン)を押し続ける
- Android機器:電源ボタンを長押しして「再起動」を選択する
- Mac:「control + 電源ボタン + R」を押して「再起動」を選択する
- Windowsパソコン:スタートアイコンをクリックして電源アイコンを押し、「再起動」を選択する
デバイスの再認証をしてみる
四つ目の対処法は、デバイスの再認証です。iTunesでコンピュータの認証をやり直すと、Apple Musicで音楽を聞けない、ダウンロードが始まらない・終わらないなどの不具合を解消できる可能性があります。
- iTunesを起動する
- 「アカウント」をクリックしてサインインする
- 「アカウント」から「認証」を選び、「このコンピュータを認証」をクリックする
- Apple IDのパスワードを入力して「認証」を実行する
OSやiTunesなどを最新のバージョンに更新してみる
五つ目の対処法は、システムのアップデートです。
iOSやiTunesなどのバージョンが古いままだと、Apple Musicのサービスが正常に処理されない可能性があります。セキュリティ面でも好ましくないので、定期的にシステムの更新を行いましょう。
具体的なアップデート手順はデバイスによって異なりますが、基本的には設定画面からアップデートの有無を確認できます。
iCloudを確認しオンにしてみる
六つ目の対処法は、iCloud設定の見直しです。iCloudミュージックライブラリの設定がオフになっているとApple Musicのサービスを利用できないため、以下の手順で設定をオンにしてください。
iPhoneなどのiOS機器の場合
- ホーム画面から「設定」アプリを起動する
- 「ミュージック」を選択する
- 「iCloudミュージックライブラリ」をタップしてオンにする
MacやWindowsパソコンの場合
- iTunesを起動し、メニューバーから「iTunes(または編集)」を選択する
- 「環境設定」をクリックする
- 「一般」タブを選択し、「iCloudミュージックライブラリ」のチェックボックスをクリックしてオンにする
なお、Android機器にiCloudミュージックライブラリに関する設定はありません。
Apple Musicのサーバに不具合がないか確認してみる
七つ目の対処法は、Apple Musicのサーバ確認です。
以下のリンクにアクセスして、Apple Musicのサーバにシステムダウンなどの不具合が発生していないか確認しましょう。「Apple Music - Available」ならサーバは正常です。
万一Apple Musicのサーバにトラブルが発生している場合は、システムエンジニアが修正するまで気長に待ちましょう。
Apple Music のダウンロードアシストソフトを使う方法
Apple Musicの配信曲にはDRMというコピーガードがかかっているため、Apple Musicを解約するとせっかくダウンロードした音楽を聞けない状況に陥ってしまいます。
そういう時に重宝するのが、ダウンロードアシストソフトです。特殊なダウンロードソフトを使用すれば、Apple Musicから直に曲をダウンロードして端末内に保存することが出来ます。
- MP3、AAC、WAVなど様々なファイル形式に変換可能
- ダウンロードした曲を他の端末にも転送可能
- DRMがかかっていないため、Apple Music解約後もダウンロードした曲を聴くことが出来る
ここでは、Apple Musicからのダウンロードに最適な2種類のダウンロードソフトをご紹介しましょう。
NoteBurner iTunes DRM Audio Converterの使い方
世界累計1億人以上のユーザー数を誇る変換ソフトシリーズの開発会社・NoteBurnerのApple Musicダウンロードソフトです。Apple Musicの曲を劣化せずダウンロード保存することが出来ます。
無料版では3分しか変換できない制限があるため、長い曲をダウンロード保存したい場合は5,000円(税別)の有料ライセンスキーを購入する必要があります。
- 以下のリンクにアクセスしてソフトをダウンロード・インストールする
- 画面左上の「♪+」マークをクリックして追加ウィンドウを開く
- 変換したい曲を選択して「確認」をクリックする(Mac版では事前にApple Musicから音楽をダウンロードしておくことが必要)
- 画面右上の歯車アイコンをクリックして設定ウィンドウを開く
- 出力形式や出力品質などを設定して設定ウィンドウを閉じる
- 画面下部の「変換」をクリックする
- 出力フォルダを開き、変換された曲を確認して完了
Sidify Apple Music Converterの使い方
様々な定額制音楽配信サービスに対応した変換ソフトを開発しているSidifyのApple Musicダウンロードソフトです。
無料版には、ダウンロードすると品質が劣化する、スピードが遅い、Mac版が無いなどの欠点があるため、5,000円(税別)の有料版を購入することをおすすめします。
- 以下のリンクにアクセスしてソフトをダウンロード・インストールする
- 画面左上の「+」をクリックして、iTunesライブラリに追加した曲をリスト表示する
- 変換したい曲を選択して「確認」をクリックする(Mac版では事前にApple Musicから音楽をダウンロードしておくことが必要)
- 画面右上の歯車アイコンをクリックして設定ウィンドウを開く
- 出力形式や出力品質などを設定して設定ウィンドウを閉じる
- 画面下部の「変換」をクリックする
- 出力フォルダを開き、変換された曲を確認して完了
Apple Musicでダウンロードできなくても上手く対処しよう!
今回は、Apple Musicで音楽を聞けない、ダウンロードが始まらない・終わらないなどの不具合が発生する原因とその対処法などをご紹介いたしました。最後に本記事の要点をまとめると、以下の5点が挙げられます。
- Apple MusicはApple社が提供している定額制音楽配信サービスで、スマホやPC等の端末で世界中の5,000万もの曲を聴ける
- 通常は問題なく音楽を再生・ダウンロードできるが、音楽を聞けない、ダウンロードが始まらない・終わらないなどの不具合が発生することがある
- インターネットの接続不良、デバイスの不具合、iCloud関連の設定ミスなどの原因が考えられる
- インターネットの接続変更、デバイスの空き容量確保、アップデート、iCloud関連の設定確認などの対処法を試してみる
- 解約時に備え、専用のダウンロードソフトでApple Musicの曲をダウンロード保存しておくのもおすすめ
Apple Musicでダウンロードできない時は、考えられる原因を一つずつ調べていき、適切な対処法を実行することが大切です。
もしもApple Musicで音楽を聞けない、ダウンロードが始まらない・終わらないなどの不具合で悩んでいる方は、ぜひ本記事を参考にして対処してみてください。