iTunesを初期化(リセット)する方法!Mac/Windows別の手順を解説!
iTunesを初期化(リセット)する方法についての特集です。今回はiTunesをMacやWindowsのパソコンで初期化(リセット)する方法と、iTunesライブラリなどの一部データを消すことで空き容量を確保する方法も紹介します。
目次
iTunesの初期化(リセット)とは
今回はiTunesの初期化(リセット)について焦点を当てて特集を進めていきます。iTunesの初期化(リセット)とはいったいどのようなことを指しているのかということから簡単に解説しておきます。パソコンでiTunesを普段から使っている方でまだ初期化(リセット)」をしたことがないという方は、この記事でのやり方を覚えておいてください。
iTunes内のデータを完全に削除する
iTunesの初期化(リセット)というのは言葉の通り、最初の状態に戻すということです。iTunesに残っているライブラリやユーザー情報、同期などのデータを完全に削除するという動作のことを言います。iTunesのデータを消すことによって、一時的なトラブルやエラーが解決される場合もありますのでその目的でリセットする方もいます。
本当にiTunesの初期化が必要か改めて確認を
ただし、1つ注意しておきたいのが初期化(リセット)する必要が本当にあるのかということです。初期化してしまえばデータは削除されて、今まで使ってきたように操作できなくなります。再び使うということであればそれなりの動作がまた必要になります。お使いのパソコンで不具合が出たような場合にiTunes初期化を検討してください。
iTunesを初期化する方法(Mac編)
iTunesを初期化(リセット)するとはどのようなことを言うのかということについて解説してきました。iTunesのデータ削除によって初期状態に戻すという動作になります。よく見極めて行いましょう。ここからはiTunesを初期化(リセット)する方法を解説していきます。まずはMacのパソコンでiTunesを初期化する方法を解説します。
MacにAppCleanerをインストールする
MacのパソコンでiTunesを初期化するためには必要なものがあります。それがAppCleanerというアプリになります。これをMacのパソコンにインストールしてください。MacのパソコンでiTunesを初期化するにはこのようなアプリが必要になります。以下のリンクにアクセスしてAppCleanerをお使いのMacパソコンにインストールしてください。
AppCleanerを使って初期化する手順
AppCleanerをインストールしましたら起動してください。AppCleanerの使い方は非常に簡単です。起動したアプリに向かってそのままiTunesのアイコンをドラッグアンドドロップするだけで初期化が完了します。これはiTunesのアプリ以外にも不要なもので試すことが可能です。必要に応じてMacのパソコンを掃除してみることもおすすめします。
iTunesを初期化する方法(Windows編)
MacのパソコンでiTunesの初期化をする方法を解説してきました。次にWindowsのパソコンを使っている方に向けて初期化のやり方を解説していきます。Windowsのパソコンを使っている方は、AppCleanerは必要ありませんので以下の方法でデータを削除していきましょう。ファイルを消すことで簡単にiTunesを初期化できます。
順番にファイルを削除する
WindowsのパソコンでiTunesの初期化をするには、主にデータファイルを削除することがメインの作業になります。流れとしてはデータファイルを順番に消すことを行い、最後にゴミ箱の中のデータも消すことでiTunesを初期化できるようになります。それほど難しくはありませんのでWindowsの方は以下の方法でiTunesを初期化してみてください。
6つのファイルを削除
お使いのWindowsパソコンでiTunesを初期化するためには「プログラムのアンインストール」の画面を起動させ、iTunes関連のプログラムファイルを消すということになります。iTunesのアプリファイルだけ消すのではなく、iTunes関連のApple Software Updateを削除します。次にApple Mobile Device Supportを消すという流れになります。
次に、Bonjourのファイルを削除、そしてApple Application Supportファイル(こちらはビット別に存在します。)をアンインストールしていきましょう。
3つのファイルを削除
上記の方法で対象ファイルを消すことが完了しましたら、次に進みましょう。今度はエクスプローラーから関連ファイルを削除する必要があります。iTunesのフォルダに移動して「Mobile Device Support」や「Apple Application Support」そして「CoreFP」といった表記のファイルが存在すれば消すようにしてください。これで初期化できます。
ゴミ箱を空にする
上記の手順でiTunesの関連ファイルをすべて消すことによっていつでもiTunesの初期化ができます。しかしここで気を付けなければならないことがあります。ただ削除しただけではパソコンから消すことになりません。完全にパソコンからiTunesの関連データを削除するためにも「ゴミ箱」を空の状態にしておいてください。ここまで行いましょう。
iTunesデータの一部を削除してパソコンの空き容量を確保する
iTunesの初期化で完全にデータを削除する方法をMacやWindowsの機種別に紹介してきました。ここからはiTunesのデータの一部を削除してパソコンの空き容量を確保する方法を解説していきます。一部削除ですので完全初期化とは違った目的での操作となります。お使いのパソコンのストレージが心配な方は是非一部削除で容量を確保しましょう。
iTunes Mediaの削除方法
iTunesの一部データとして「iTunes Media」の削除方法を解説しておきます。iTunes Mediaの削除方法もMacの場合とWindowsの場合でそれぞれ紹介していきます。持っているパソコンの方でのやり方を参考にしてみてください。
Macの場合
まずは一部データとしてiTunes MediaのファイルをMacから削除する方法です。Macの場合はFinderを使って「iTunes Media」と検索することで、そのフォルダが表示されます。これをゴミ箱に移動させることで、iTunesの一部音楽データなどが削除できます。試してみてください。
Windowsの場合
次にWindowsのパソコンから一部データとして「iTunes Media」を削除する方法です。Windowsの場合はFinderではなく「エクスプローラー」を起動して「iTunes Media」のフォルダを探してください。「iTunes Media」と検索枠に入力するとスムーズに表示できます。iTunes Mediaのフォルダ消すことで一部データを削除できます。
iTunesライブラリを削除する方法
ここからはiTunesの一部データとしてiTunesライブラリを削除する方法を紹介します。こちらもMacやWindows別に紹介しておきます。iTunesが原因で容量が心配な方は操作してください。
Macの場合
まずはMacの場合です。MacでiTunesのアプリを起動してライブラリを表示してください。音楽であればジャケットとアルバムが表示される画面です。こちらで不要なアルバムなどを自由に選択してそのままゴミ箱にドラッグさせていきましょう。これで簡単に削除可能です。
Windowsの場合
Windowsの場合もほぼ同様になります。iTunesを起動してライブラリを表示させます。こちらでも上記と同じように不要なアルバムなどを選択して右クリックし、「削除」を選択することでiTunesの一部データを簡単に削除できます。ゴミ箱も空にしておきましょう。
iTunesを初期化はかんたん!目的に合わせた作業を!
今回はiTunesのデータを削除して初期化(リセット)する方法について解説してきました。iTunesではMacでもWindowsでも関連ファイルの削除を忘れずに行ってください。iTunesは簡単に初期化できますが、本当に初期化が必要なのかをしっかり見極めてからiTunesをリセットしてください。目的に合わせてiTunesを整理しましょう。