Android Autoとは?Googleのカーナビアプリの使い方や対応機器を解説!
「Android Auto」は、カーナビの代わりにスマホやタブレットを利用している方へおすすめのアプリです。今回は「Android Auto」のカーナビ機能だけでなく様々なアプリとの併用について、お使いのカーナビとの同期についてご紹介します。
目次
- 1Android Autoとは?
- ・ドライビングサポートアプリ
- ・Android 5.0以降を搭載するスマートフォンが必要
- 2Android Autoを使うメリットは?
- ・さまざまなアプリが同時に使える
- ・ボイスコントロールができる
- 3Android Autoアプリでのカーナビの使い方
- ・車に特殊な装備なしでもAndroid Autoは動く
- ・Bluetooth連携すればエンジンONで自動起動
- ・目的地指定するだけでスタート
- ・ナビ実行中だけ常時点灯させられる
- 4Android Auto対応アプリ
- ・対応アプリ一覧
- 5Android Autoで音楽再生しながら楽しくドライブ!
- ・Androidの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!
Android Autoとは?
ドライブデートや遠出の旅行の際に必需品とも言えるカーナビですが、最近は車にカーナビを搭載していない人も多いようです。車にスマホやタブレットを取り付ければ地図アプリを使って十分にカーナビの機能を果たせるからです。スマホの地図アプリだと更新も基本的に無料のため、こうした低コストがさらにカーナビ不要論を押し上げています。
今回ご紹介したいスマホアプリ「Android Auto」は、まさにスマホ一台でカーナビの役割を果たしてくれる優れものです。
ドライビングサポートアプリ
「Android Auto」とは、ドライビングサポートアプリになります。Googleマップを利用したサポートにより、リアルタイムGPSナビや交通情報通知機能を可能としています。
使い方もとてもシンプルで、高性能の音声操作機能によりドライブ中でも簡単にアプリを操作することができます。
Android Autoに対応したカーナビでも機能する
「Android Auto」の使い方で、他の地図アプリやドライブサポートアプリと異なる点がカーナビに接続することができるという点です。
お使いのカーナビが「Android Auto」に対応したカーナビであれば、カーナビの画面に「Android Auto」を映し出すことができます。カーナビの大画面での操作が可能なので、ドライブ中でも無理なく操作することができます。
対応車種も増えている
現在「Android Auto」に対応している車のモデルは400以上にのぼります。対応している車のカーナビと「Android Auto」を同期することで、カーナビの大画面での操作を可能にします。
下記では「Android Auto」に対応している車の一部の紹介になりますが、最後のリンクページで対応している車全てを確認することができます。
・Acura (Acura MDX 2018-、Acura NSX 2017-、Acura TLX 2018-)
・Adayo (DN56B6H、RN6V24A)
・Alfa Romeo(Giulia 2018-、Giulietta 2017-、MiTo 2017、Stelvio 2018-)
・Aston Martin (Rapide 2018-、Vanquish 2018-、Vantage 2018-)
・Honda (Accord 2016-、Civic 2016-、Clarity Fuel Cell 2017-、CR-V 2017-、Fit 2018-、Freed 2017-、Odyssey 2018-、Pilot 2017、Ridgeline 2017-)
・Jeep®(Compass 2017-、Grand Cherokee 2018-、Wrangler 2018-)
・Mitsubishi(ASX 2017-、Delica D:2 2017-、Delica D:2 Custom 2017-、Mirage 2017-、Mirage G4 2017-、Outlander 2017-、Outlander、PHEV 2017-、Pajero 2016-、Pajero Sport 2016-)
・Nissan(Altima 2018-、Kicks 2018-、LEAF 2018-、Maxima 2018-、Murano 2018-、Rogue 2018-、Rogue Sport 2019-、Sentra 2019-、TITAN 2019-、TITAN XD 2019-、Versa Note 2019-、Versa、Sedan 2019-)
・Suzuki (Hustler 1 2016-、Ignis 1 2016-、Lapin 1 2016-、Solio 1 2016-、Solio Bandit 1 2016-、Spacia 1 2016-、Spacia、Custom 1 2016-、Spacia Custom Z 1 2016-、Swift 2016-、WagonR 2016-、WagonR Stingray 2016-)
・Toyota (4Runner 2020-、Aygo 2018-、Sequoia 2020-、Tacoma 2020-、Tundra 2020-、Yaris (Europe Only) 2019-)
Android 5.0以降を搭載するスマートフォンが必要
「Android Auto」を利用するには、Android 5.0(Lollipop)以降を搭載したスマートフォンが必要です。
「Android Auto」に対応している車に、Android 5.0(Lollipop)以降を搭載したスマートフォン接続すると、車両の画面にアプリが表示されます。
Android Autoを使うメリットは?
「Android Auto」についてご紹介してきましたが、「Android Auto」の利用にあたって具体的なメリットとは何があるのでしょうか?
「Android Auto」を使うメリットについてご紹介したいと思います。
さまざまなアプリが同時に使える
「Android Auto」はナビゲーション中に、様々なアプリを同時に使うことができます。
リアルタイムの渋滞や事故などの交通情報を教えてくれるアプリ、無料でビデオ・音声通話が可能なアプリ、ミュージックアプリによる音楽再生やラジオアプリでのラジオ再生など、長いドライブの旅に欠かせない機能のアプリをナビを利用しながら使うことができます。
現在対応しているアプリの数は100を超えます。
ボイスコントロールができる
ボイスコントロールとは、音声操作のことです。「Android Auto」は話しかけるだけで操作が完了します。最新の音声技術を使って、すべてを音声ですばやく簡単に操作できます。
Android Autoアプリでのカーナビの使い方
では、実際の「Android Auto」の使い方についてご紹介します。
車に特殊な装備なしでもAndroid Autoは動く
「Android Auto」の使い方は、スマホ一台で操作が完了します。お使いのスマートフォンから「Android Auto」をインストールすればすぐにでもドライブへ出発できます。
対応している車種のカーナビがあればスマホの「Android Auto」と同期ができますが、「Android Auto」対応カーナビがなくても特に利用にあたって問題はありません。
強いて言えば、ドライブ中でもスマホ画面が見えやすいようにするために、スマホを立てかけておく吸盤などを用意しておくと便利かもしれません。こちらも数百円から販売されているものなので特別費用がかかるということはありません。
Bluetooth連携すればエンジンONで自動起動
お使いの車にBluetoothに対応した車載オーディオ機器が設置されている場合、「Android Auto」を自動で起動させることができます。
Bluetoothとは、無線通信技術の一つです。「Android Auto」と対応オーディオ機器をワイヤレスでつなぐことができます。そのため、Bluetooth機能の使い方を利用することで、車に乗り込みエンジンをかけると同時に「Android Auto」が起動するのです。
「Android Auto」上の音声や音楽も車のオーディオから流れるため、Bluetooth機能の使い方次第でとても快適なドライブが楽しめます。
目的地指定するだけでスタート
「Android Auto」の使い方は、目的地を設定するとすぐにナビゲーションが始まります。この目的地指定も音声操作による使い方も可能です。
ドライブ中に「コンビニへ寄りたい」「ガソリンスタンドに行きたい」と話しかければ、ルート変更してナビゲーションをしてくれます。
有料道路回避などの設定方法
多くの地図アプリやドライブサポートアプリは、いくつかの候補ルートの中から選択することでナビゲーションが開始します。それに対して「Android Auto」は目的地を設定すると自動的にルートを決めてナビゲーションが開始されます。
そのため、高速道路など有料道路の利用を避けたい時や、立ち寄りたいポイントがある時はナビゲーションが開始されてから追加設定する流れの使い方になります。
ナビ実行中だけ常時点灯させられる
「Android Auto」でナビゲーションを利用している時は画面が表示されたままになります。一定時間が立つと画面が閉じるという心配がないので安心してドライブに集中できます。
しかし、ナビゲーション以外の対応しているアプリ機能のみを利用している場合は利用中に画面が消える場合があります。対応アプリでの音楽再生中もタイトル画面を表示させたい、という方は設定を変えることができるので使いやすいように設定を変えておきましょう。
Android Auto対応アプリ
現在「Android Auto」で対応しているアプリの数は100を超えます。そして対応しているアプリ全てがナビゲーションとの併用が可能です。
全てを紹介するには数が多すぎるので、代表的なアプリをいくつかご紹介したいと思います。最後のリンクページで「Android Auto」に対応しているアプリ全てを確認することができます。
対応アプリ一覧
・Google Playブック
Google Playで購入した電子書籍やオーディオブックを楽しむことができます。ドライブ中は特にオーディオブックがおすすめです。オーディオブックとは、読み聞かせ機能がついた本のことです。ドライブ中の景色を楽しみながら、お気に入りの小説の一編の読み聞かせを再生することができます。
・Skype
ドライブ中の音声・ビデオ通話を可能にします。これなら突然の電話対応もドライブしながらできますし、誰かに感動を共有したい時もすぐに伝えることができます。
・シンプルラジオ
お気に入りのFMラジオ放送局、AMラジオ放送局、インターネットのオンラインラジオなどを再生することができます。4万局以上の放送局を扱っているので必ずお気に入りのラジオが見つかるはずです。
・Google Playミュージック
ドライブ中に好きな音楽を爆音で再生したり、車内がカラオケ状態になる方へおすすめです。その時の気分、聞きたいものに合わせて再生することができます。好きな音楽をダウンロードしておけば繰り返し再生することも可能です。
Android Autoで音楽再生しながら楽しくドライブ!
変わりゆく景色を感じながら、大音量の音楽をかけるドライブはとても楽しい時間ですよね。趣味やストレス発散にドライブを楽しんでいる人もいるのではないでしょうか?
「Android Auto」はスマホ1台で優秀なナビゲーションをしてくれるほかにも、様々な対応アプリを使って音楽再生や音声操作、通話機能など快適なドライブを楽しむためのサポートが充実しています。ぜひ「Android Auto」を使って楽しいドライブの時間をお過ごしください。