Windows10のライセンス認証を電話で実行!認証できない対処法も解説!

Windows10を最新に保つため、またWindows10に搭載された機能を正常に利用するため必要なライセンス認証を電話で実行できるのはご存知でしょうか。今回は、Windows10の電話でライセンス認証を実行する方法や、認証できない場合の対処法を解説します。

目次

  1. 1Windows10のライセンスを電話認証するのはどんな場合?
  2. ライセンス認証は不正使用防止のため
  3. ライセンス認証は電話認証が最終手段
  4. 2Windows10のライセンスを電話認証するには?
  5. Windows10のライセンスを電話認証する方法
  6. Windows10のライセンスを電話認証できる場合とできない場合の違いは?
  7. 3Windows10のライセンスを電話認証でできない場合とは?
  8. Windows7か8からのアップグレード後のライセンス認証
  9. ライセンス認証できない場合はサポートセンターへ連絡
  10. 4Windows10のライセンスを電話認証してみよう!

Windows10のライセンスを電話認証するのはどんな場合?

Windows10を正常な状態で利用するために必要な「ライセンス認証(Activation)」ですが、正規のメーカー品PCを購入した場合や、Microsoft StoreからWindows10を購入してインストールした場合は、既にライセンス認証が組み込まれているため、ライセンス認証は不要です。

しかし、何らかの不具合などでWindows10が搭載されたPCを初期化して再インストールした場合や、自作PCやBTOパソコン※にWindows10をインストールする場合などは、猶予期間30日を過ぎるとライセンス認証が求められます

※BTOとは、Build To Orderの略で受注生産の意味です。BTOパソコンでは、正規品のPCにメモリやハードディスクなどを交換して好きなものにカスタマイズできますが、ライセンス認証されたPCのパーツを交換すると、ライセンス認証が途切れてしまいます。

このようにライセンス認証を求められた場合は、PCの「設定」からライセンス認証を実施します一度Windows10のライセンスが認証されたPCのハードウェアを変更した場合や、Windows10を再インストールした場合などは、電話でライセンス認証ができます

ライセンス認証は不正使用防止のため

Microsoftのヘルプによると、”ライセンス認証を実行すると、お使いの Windows が正規品であり、Microsoft ソフトウェアライセンス条項で許可されているデバイス数を超えて使われていないことを確認できます”とあります。

つまり、ライセンス認証とは不正使用防止のため必要な認証で、ライセンス認証されるとWindows UpdateやOne DriveなどWindows10のサポートやOSに紐づくサービスを正常に利用できますWindowsでは1つのPCに1つのライセンス認証が必要で、一度ライセンス認証が正しく実行されれば、以降はライセンス認証は不要です。

ただし、Windows10を初期化した場合や、PCのハードウェアを交換した場合は、ライセンス認証が切れてしまうため、再度ライセンス認証する必要があります

Windows 10のライセンス 認証 - Windowsのサポート|Microsoft

Windows10のライセンスが認証されない場合は、以下のような使用上の制限をうけます。
 

  • デスクトップ上やPCの設定画面に「Windowsのライセンス認証を行ってください」と表示される
  • 「Windowsのライセンス認証の有効期限がもうすぐ切れます」という確認画面がひんぱんに表示される

  • Windows10の壁紙やロック画面、テーマなどの変更が出来なくなる
  • Windows Updateなどシステムや機能のアップデートやOSの更新などが出来なくなる
  • One DriveやXbox Live、Microsoft Storeなど一部のシステム機能やマイクロソフトサービスが利用できなくなる

つまり、使い方によってはPCのバグが修正されなくなったり、脅威に侵されたりする大きなリスクがあるだけでなく、Windows10で本来利用できるはずの機能やマイクロソフトのサービスが受けられなくなり、PC使用の多くが制限されてしまいます。

そのため、ライセンス認証しないでPCを使用することはオススメしません。是非、ライセンス認証を行いましょう

ライセンス認証は電話認証が最終手段

このライセンス認証ですが、通常Windows10を正規ルートで購入しインストールした場合や、ライセンス認証されたWindows7/Windows8.1をWindows10へ無償アップグレードした場合は、インターネットで自動認証されます。

この場合、仮にライセンス認証を促すメッセージが表示されても、PCがインターネットに接続されていること・マイクロソフトアカウントにライセンス登録した場合は正しいマイクロソフトアカウントでログインしていること・最新のWindowsバージョンであることを確認してPCを再起動すれば、インターネットで自動認証されます

それでもなおライセンス認証されない場合は、電話認証が最終手段になります

インターネットで認証できない場合の救済策

また、手元にWindows10(Windows7/Windows8.1)のプロダクトキー※がある場合は、再インストール時にプロダクトキーを入力すると、インターネットでライセンス認証されます。また、PC設定のライセンス認証から「ライセンス認証のトラブルシューティングツールを使用する」を実行すると、インターネット経由でライセンス認証できます

プロダクトキーとはソフトウェアが正規のものと証明するためのパスワードのようなもので、ソフトウェアをアンインストール/再インストールする際などに必要な25桁の文字列です。

しかし、プロダクトキーが不明なWindowsを再インストールした場合やPCのパーツを交換した場合、またPCがインターネットにつながらない場合などインターネットでライセンス認証ができない場合の救済策として、電話認証があります

Windowsのプロダクトキーを探す - Windows Help
ライセンス認証のトラブルシューティングツールを使用する - Windows Help

Windows10のライセンスを電話認証するには?

それでは、Windows10のライセンスを電話認証するにはどのようにすれば良いのでしょうか。ここでは、Windows10のライセンスの電話認証方法をご紹介します

Windows10のライセンスを電話認証する方法

早速、Windows10のライセンスを電話認証する方法をご案内します。念のため、PCの管理者アカウントのパスワードを用意しておきます。PCを複数人で共有している場合は、PCの設定変更が出来る管理者アカウントでのログオンが必要になるためです。

パスワードを求められた際に、入力できるように用意しておきましょう。管理者アカウントについての詳細は、下記リンクのWindowsヘルプを参照ください(Windows7の説明ですが参考にできます)。

管理者としてログインするには - Windows Help

まず、「スタートボタン」から「設定」を開きます

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この記事のライター
rico705
主婦業の傍らで奮闘中。クレカやスマホキャリアのコールセンター、生産管理や秘書などの経験も活かしつつ執筆しています。

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