VirtualboxにWindows10をインストールする方法[Mac/Linux]

MacやLinuxでWindowsのアプリをテストしたいときには、VirtualboxにWindows10をインストールするとテストできます。この記事ではMacやLinuxにVirtualboxを導入してWindows10をインストールする方法を解説します。

目次

  1. 1MacやLinuxのVirtualboxにWindows10をインストールするための準備
  2. VirtualboxをMacにインストール
  3. Windows10のインストール用ディスクを入手
  4. 2VirtualboxにWindows10をインストールする方法
  5. Virtualboxを起動して仮想マシンを作成してハードディスクを割り当てる
  6. Windows10のインストール用ディスクをセット
  7. 仮想マシンを起動するとWindows10のインストールが始まる
  8. Windows10の初期設定をする
  9. 最新版にアップデートしたら終了
  10. 3VirtualboxにWindows10をインストールするときの注意
  11. Microsoftアカウント作成には電話番号が必要
  12. PCによってはWindows10が入らないことも
  13. 4MacやLinuxにWindows10環境を作ろう!

MacやLinuxのVirtualboxにWindows10をインストールするための準備

世界的にPCのOSのシェア率を見ると、Windowsが85%以上を占めています。一方でMacは10%程度、Linuxは3%未満ほどしかシェア率はありません。しかし、その一方で開発者の世界では、Windowsよりも使い勝手のいいMacやLinuxを使用割合が、高くなります。

PC向けのアプリを開発する際に、MacやLinux向けのアプリだけを開発するわけにはいきません。一般ユーザーの多くが利用している、Windows向けのアプリの開発が必要です。MacやLinuxには仮想PCを作成し、Windowsをインストールできる方法があります。

MacやLinuxの中にWindowsをインストールできれば、MacやLinuxで開発したWindows用のアプリやシステムをPCを変えることなく、簡単にテストできます。この記事では、MacやLinuxにWindowsをインストールする方法をご紹介します。

まずは、MacやLinuxにWindowsをインストールするための準備を解説します。

VirtualboxをMacにインストール

MacやLinuxにWindows10をインストールするために、MacやLinuxのPCの中に、仮想のマシンを作る必要がありますPCの中にもう一つ仮想のPCを作るために、Virtualboxというソフトが必要です。Virtualbox をPCにインストールする方法は、以下のの記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

【Mac】Virtualboxをインストールして他のOSの仮想環境を入れる方法!
Macの中に別OSをインストールしてみたいと考えていませんか。Virtualboxを使えば簡...

Windows10のインストール用ディスクを入手

PCの環境を整える一方で、MacやLinuxにインストールするWindows10インストール用ディスクも入手する必要があります。Windows10はマイクロソフトのホームページから、インストール用ディスクを入手できます。インストール用ディスクの作成方法は、以下の記事で解説しています。

Windows10のインストールディスク作成方法!USB・DVDのメディアでの作り方を解説!
Windows10を何らかの理由で修復する必要があるときに、インストールディスクが必要になる...

尚、Windows10をPCにインストールする際は、ライセンスが必要になる場合があります。有効なライセンスを持っていない場合は、Amazonなどでライセンスキーだけ販売されています。ライセンスキーだけであれば、それほど高い価格ではないので、ぜひ購入して利用しましょう。

Windows 10 Pro 1PC ダウンロード版 日本語正規 32bit/64bit プロダクトキー インストール完了までサポート オンライン認証保証

VirtualboxにWindows10をインストールする方法

仮想マシン「Virtualbox」をインストールしたら、MacやLinuxにWindows10をインストールする方法をご紹介します。

Virtualboxを起動して仮想マシンを作成してハードディスクを割り当てる

  • MacもしくはLinuxでVirtualboxを起動
  • 仮想マシンを管理できる管理画面が開かれる
  • Tools」から「新規」を選ぶと、新しい仮想マシンの作成ができる
  • 新しい仮想マシンの名前を英数字で付ける
  • あまり長くなりすぎず、わかりやすい名前にしておく(特殊文字は使わない)
  • エキスパートモード」を選択
  • 仮想ハードディスクを作成する」にチェックを入れる
  • メモリーサイズの割り当てができるため、Windows10の処理が十分にできる程度のメモリを割り当てる
どの程度割り当てればいいのかは、PC環境によって異なります。少なすぎるとWindows10での動作が不安定になりますが、大きくしすぎると元々のMacやLinuxのPC環境が不安定になり、PC全体の動作が重くなります。
  • タイプ」は「Microsoft Windows」、「バージョン」は「Windows10(ビット数)」を選択
  • Windows10のビット数は、インストールするものを選択
  • 必要な項目の割り当てが終わったら「作成」をクリック

仮想ハードディスクを作成する画面が出てきます。ハードディスクを仮想マシンに割り当てる量は、あまり大きくしすぎない方がいいでしょう。ハードディスクのファイルタイプを選べますが、速度は特にどれを選んでも大差はありません。「作成」をクリックすると、Virtualboxに仮想マシンの作成が終了します。

Windows10のインストール用ディスクをセット

Windows10をインストールするための仮想マシンの用意ができたら、Windows10のインストール用ディスクをセットしましょう。

  • Virtualboxの「設定」を押して「ストレージ」をクリック
  • ディスク」>「仮想光学ディスクファイル」へ進む

PCの中に先ほど作成したWindows10のインストール用ディスクを挿入して、ファイルの選択画面でディスクを選択します。

仮想マシンを起動するとWindows10のインストールが始まる

  • Virtualboxの管理画面に戻る
  • 作成した仮想マシンの起動ボタンをクリック
  • Windows10のインストールが始まる
  • 画面の指示に従ってインストールを進める
PCの環境によってインストールにかかる時間は変わります。インストールが始まったら、終了するのを待ちましょう。

Windows10の初期設定をする

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K.C
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