MacやLinuxでWindowsのアプリをテストしたいときには、VirtualboxにWindows10をインストールするとテストできます。この記事ではMacやLinuxにVirtualboxを導入してWindows10をインストールする方法を解説します。
世界的にPCのOSのシェア率を見ると、Windowsが85%以上を占めています。一方でMacは10%程度、Linuxは3%未満ほどしかシェア率はありません。しかし、その一方で開発者の世界では、Windowsよりも使い勝手のいいMacやLinuxを使用割合が、高くなります。
PC向けのアプリを開発する際に、MacやLinux向けのアプリだけを開発するわけにはいきません。一般ユーザーの多くが利用している、Windows向けのアプリの開発が必要です。MacやLinuxには仮想PCを作成し、Windowsをインストールできる方法があります。
MacやLinuxの中にWindowsをインストールできれば、MacやLinuxで開発したWindows用のアプリやシステムをPCを変えることなく、簡単にテストできます。この記事では、MacやLinuxにWindowsをインストールする方法をご紹介します。
まずは、MacやLinuxにWindowsをインストールするための準備を解説します。
MacやLinuxにWindows10をインストールするために、MacやLinuxのPCの中に、仮想のマシンを作る必要があります。PCの中にもう一つ仮想のPCを作るために、Virtualboxというソフトが必要です。Virtualbox をPCにインストールする方法は、以下のの記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
PCの環境を整える一方で、MacやLinuxにインストールするWindows10インストール用ディスクも入手する必要があります。Windows10はマイクロソフトのホームページから、インストール用ディスクを入手できます。インストール用ディスクの作成方法は、以下の記事で解説しています。
尚、Windows10をPCにインストールする際は、ライセンスが必要になる場合があります。有効なライセンスを持っていない場合は、Amazonなどでライセンスキーだけ販売されています。ライセンスキーだけであれば、それほど高い価格ではないので、ぜひ購入して利用しましょう。
仮想マシン「Virtualbox」をインストールしたら、MacやLinuxにWindows10をインストールする方法をご紹介します。
仮想ハードディスクを作成する画面が出てきます。ハードディスクを仮想マシンに割り当てる量は、あまり大きくしすぎない方がいいでしょう。ハードディスクのファイルタイプを選べますが、速度は特にどれを選んでも大差はありません。「作成」をクリックすると、Virtualboxに仮想マシンの作成が終了します。
Windows10をインストールするための仮想マシンの用意ができたら、Windows10のインストール用ディスクをセットしましょう。
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