Excelによく似たGoogleスプレッドシートだけあって、チェックボックス機能もしっかりと搭載されています。Googleスプレッドシートでのチェックボックスの作り方や、ラジオボタンにレ点を入れる方法などについて詳しく説明していきます。
Googleスプレッドシートのチェックボックス機能は、プロジェクトの進行状況や出欠確認など、多種多様な使い方が出来る便利な機能です。インターネットに接続していないといけないというデメリットがありますが、モバイル通信が発達した現在では大したデメリットではありません。では、チェックボックス機能とはどんな機能なのでしょうか。
ラジオボタンとは、丸いボタンで2つ以上をグループとしています。ラジオボタンを選択していないときは白く、ラジオボタンをおして選択されると色が変わります。ですがラジオボタンの場合、同一選択肢内では1つしか選択が出来ないという特徴があります。対してチェックボックスはいくつでも選ぶことが出来ます。
チェックボックスもラジオボタンもセルに機能が引っ張られがちな印象がありますが、ラジオボタンと違ってチェックボックスはセルをコピーするだけでチェックボックスごとコピーが出来、「Deleteキー」で消すのも楽々、フォントの変更からチェックボックスの変更もすることが出来ます。
そして、Googleスプレッドシートのチェックボックスは、ラジオボタンと同じでセルに依存せず、細かな位置の調整から大きさや移動も可能ですからとても使いやすい機能です。
それではGoogleスプレッドシート上にチェックボックスを作成していきましょう。チェックボックスの作り方はふたつありますが、まずは挿入編として、メニューを使ってチェックボックス作るやり方をご説明していきます。さらに、「条件付き書式」を使った書式変更方法も挿入編の最後でご説明します。
Googleスプレッドシートにおいては、チェックボックスの作り方は2通りあります。1つは上記の画像のように、「挿入メニュー」からチェックボックスを選択する作り方です。それではGoogleスプレッドシートで「挿入メニュー」を活用したチェックボックスの作り方について、順を追って説明しましょう。
チェックボックスをどこに追加するかを決めます。シート内であれば、ラジオボタンと同様にGoogleスプレッドシートのチェックボックスは依存しないので、後でチェックボックスを任意の場所へ移動させることが出来るので、どこでも好きなように選択してください。
一番上のタブから「挿入」を選択します。「挿入メニュー」に切り替わったら、「挿入」メニューから「チェックボックス」を選択します。大体上の画像のように真ん中より下寄りの位置に「チェックボックス」があります。
セルにチェックボックスが表示されたら、Googleスプレッドシートのチェックシートの作り方は終了です。あとは、ちゃんとチェックボックスが機能しているか、レ点をつけて確認しましょう。
Googleスプレッドシートで、完成したチェックボックスを確認しましょう。チェックボックスを選択して、レ点が付くか確認してください。レ点が付いたらチェックボックスは正常に機能しています。
Googleスプレッドシートのチェックボックスにレ点が付いたことを確認したところで、配色を考えてみましょう。
Googleスプレッドシートのチェックボックスは、「フォント」からサイズを変えることができます。テキストの色を変更で、チェックボックスを変更できます。そのセルとチェックボックスの関係を、条件付き書式にも合わせて色を変えてみましょう。
まず条件付き書式を選び、セルの書式設定から「完全一致するテキスト」を選択します。さらにその下の対象となる文字列の入力欄には"True"と入力してください。その次に書式設定のスタイルを選びます。デフォルトでは緑色の背景が選択されています。最後に「完了」ボタンを押すと条件付き書式がセルに反映され色が変更されます。
これで、Googleスプレッドシートの条件付き書式の設定は終了です。条件付き書式の確認のため、実際にチェックをいれてみましょう。書式が任意の色に変わったら完了です。レ点が付くことも確認してください。
次はGoogleスプレッドシート内で、まとめて選択したセルを入力規則でチェックボックスにするやり方です。入力規則を使ったやり方でも、Googleスプレッドシートでチェックボックスを作る事ができますので自分にあった作り方をお選びください。
1 / 2
続きを読む