CMやネットで話題のスマートスピーカーですが、実際スマートスピーカーでできることとは何なのでしょうか。この記事ではスマートスピーカーでできることを機能面から解説し、代表的なスマートスピーカーの種類と各製品の比較を紹介します。
スマートスピーカーとはAIを搭載したスピーカーのことです。別名AIスピーカーとも言われます。スピーカーと名前はついているものの、音楽を聞く以外にも人工知能(AI)を搭載しているので人の声・言葉に反応し、wi-fiを使いインターネットを通して質問や要望に応じてくれます。
同じような機能でiPhoneの「Hey Siri」、Androidの「OK Google」があるのでイメージしやすいのではないでしょうか。携帯の音声機能との違いとは、持ち運ぶか部屋に置くかの違いです。スマートスピーカーの便利な点は携帯やパスコンを起動させなくても声をかけるだけで検索や家電の操作が可能です。では具体的に何ができるかをこれから紹介します。
スマートスピーカーとはAIを搭載したスピーカーだと説明しましたが、では実際に何ができるのかを紹介します。スマートスピーカーを使いこなせれば、今の生活のあらゆる部分をサポートしてくれこことによって時間を短縮できる可能性や、2つのことを同時進行で進める事ができるようになります。
製造元によって機能・性能面に多少の差がありますが、まずは基本的な機能を紹介していきます。
スマートスピーカーには天気予報やニュースを読み上げる機能がついています。両手がふさがっていてスマートフォンを操作できない場合や、朝の支度中など何かの作業と同時平行で声だけで読み上げてほしいという指示が可能です。
次に紹介するのはメモ・Todoリスト・アラーム機能です。メモを残したい場合、通常であれば紙とペンを準備、またはスマートフォンを指で操作しなけばなりません。スマートスピーカーなら音声のみで記録することが可能です。その他にTodoリスト・アラームの操作が音声のみでできます。
次に紹介するのは家電製品のON・OFFのスイッチの切り替え機能です。インターネットに接続されていれば家の中にある家電を音声のみでON・OFFの指示ができます。帰宅時にスイッチをいれたい家電をオンにできる、スマートスピーカー に話しかけるだけでロボット掃除機で掃除ができるなど大変便利な機能です。
スマートスピーカーの種類によっては、音楽BGMの再生ができます。Google Play Music・Spotify・YouTube Musicなど定額の音楽聴き放題サービスはスマートスピーカーと連携可能です。つなぐだけで音声のみで音楽サービスを利用することができます。連携可能サービスは製品によって異なります。
これまで基本的な機能について説明してきました。スマートスピーカーとは何ができるのか、販売している会社によって違いがあります。その違いと特徴を次の項目で説明します。
現在数種類のスマートスピーカーが販売されています。それぞれ自社の特徴や強みを活かした製品を販売しています。各社のスマートスピーカーで何ができるのか、特徴とできることとは何なのかを比較して紹介します。
はじめに紹介するのが、Google製のスマートスピーカー「Google Home」です。Google HomeのAI部分はGoogleアシスタントとなっているため、「OK Google」「ねぇ Google」の呼びかけで反応します。他製品との違いはGoogleが提供している様々なサービスとの連携機能と精度の高い音声認識機能、最大6人分の声の登録・判別ができる点です。
何ができるのかというと、主な連携サービスは一番の強みでもある検索機能、Google Map、 Google カレンダー、Google Play Music、Chrome Cast。それ以外にAndroidOSもつなぐことができ、その他多数のWebサービスとの連携が可能です。
次に紹介するのが、Google製のスマートスピーカー「Google Home mini」です。先ほど紹介した「Google Home」の小型バージョンです。そのため機能や連携可能サービスはGoogle Homeと変わりません。Google Homeとの違いとしては価格が約半額と安い点、スピーカーの音量、給電ポートがマイクロUSBである点です。
大きさが違う分スピーカー音量は小さくなります。また給電ポートが「Google Home」ではDC電源ジャックで「Google Home mini」ではマイクロUSBとなっています。使う用途によって「Google Home」と「Google Home mini」を使い分けるのがおすすめです。
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