スマートスピーカーでできること!AIスピーカーには何ができるかまとめて解説!
CMやネットで話題のスマートスピーカーですが、実際スマートスピーカーでできることとは何なのでしょうか。この記事ではスマートスピーカーでできることを機能面から解説し、代表的なスマートスピーカーの種類と各製品の比較を紹介します。
目次
- 1スマートスピーカーとは?
- 2スマートスピーカーで何ができる?できることの紹介
- ・天気予報・ニュースの読み上げ機能
- ・メモ・ToDoリスト・アラーム機能
- ・家電製品のON・OFFスイッチ切り替え
- ・音楽BGMの再生
- ・その他にも製品別にできることがある
- 3スマートスピーカーの特徴・できることを比較
- ・Google Home(Google製)
- ・Amazon Echo(Amazon製)
- ・Clova WAVE(LINE製)
- ・LF-S50G(ソニー製)
- 4できることが多い高性能スマートスピーカーは?
- ・音声認識に優れているGoogle Home
- ・ショッピングが楽しめるAmazon Echo
- 5できることを知って自分に合うスマートスピーカーを見つけよう
スマートスピーカーとは?
スマートスピーカーとはAIを搭載したスピーカーのことです。別名AIスピーカーとも言われます。スピーカーと名前はついているものの、音楽を聞く以外にも人工知能(AI)を搭載しているので人の声・言葉に反応し、wi-fiを使いインターネットを通して質問や要望に応じてくれます。
同じような機能でiPhoneの「Hey Siri」、Androidの「OK Google」があるのでイメージしやすいのではないでしょうか。携帯の音声機能との違いとは、持ち運ぶか部屋に置くかの違いです。スマートスピーカーの便利な点は携帯やパスコンを起動させなくても声をかけるだけで検索や家電の操作が可能です。では具体的に何ができるかをこれから紹介します。
スマートスピーカーで何ができる?できることの紹介
スマートスピーカーとはAIを搭載したスピーカーだと説明しましたが、では実際に何ができるのかを紹介します。スマートスピーカーを使いこなせれば、今の生活のあらゆる部分をサポートしてくれこことによって時間を短縮できる可能性や、2つのことを同時進行で進める事ができるようになります。
製造元によって機能・性能面に多少の差がありますが、まずは基本的な機能を紹介していきます。
天気予報・ニュースの読み上げ機能
スマートスピーカーには天気予報やニュースを読み上げる機能がついています。両手がふさがっていてスマートフォンを操作できない場合や、朝の支度中など何かの作業と同時平行で声だけで読み上げてほしいという指示が可能です。
メモ・ToDoリスト・アラーム機能
次に紹介するのはメモ・Todoリスト・アラーム機能です。メモを残したい場合、通常であれば紙とペンを準備、またはスマートフォンを指で操作しなけばなりません。スマートスピーカーなら音声のみで記録することが可能です。その他にTodoリスト・アラームの操作が音声のみでできます。
家電製品のON・OFFスイッチ切り替え
次に紹介するのは家電製品のON・OFFのスイッチの切り替え機能です。インターネットに接続されていれば家の中にある家電を音声のみでON・OFFの指示ができます。帰宅時にスイッチをいれたい家電をオンにできる、スマートスピーカー に話しかけるだけでロボット掃除機で掃除ができるなど大変便利な機能です。
音楽BGMの再生
スマートスピーカーの種類によっては、音楽BGMの再生ができます。Google Play Music・Spotify・YouTube Musicなど定額の音楽聴き放題サービスはスマートスピーカーと連携可能です。つなぐだけで音声のみで音楽サービスを利用することができます。連携可能サービスは製品によって異なります。
その他にも製品別にできることがある
これまで基本的な機能について説明してきました。スマートスピーカーとは何ができるのか、販売している会社によって違いがあります。その違いと特徴を次の項目で説明します。
スマートスピーカーの特徴・できることを比較
現在数種類のスマートスピーカーが販売されています。それぞれ自社の特徴や強みを活かした製品を販売しています。各社のスマートスピーカーで何ができるのか、特徴とできることとは何なのかを比較して紹介します。
Google Home(Google製)
はじめに紹介するのが、Google製のスマートスピーカー「Google Home」です。Google HomeのAI部分はGoogleアシスタントとなっているため、「OK Google」「ねぇ Google」の呼びかけで反応します。他製品との違いはGoogleが提供している様々なサービスとの連携機能と精度の高い音声認識機能、最大6人分の声の登録・判別ができる点です。
何ができるのかというと、主な連携サービスは一番の強みでもある検索機能、Google Map、 Google カレンダー、Google Play Music、Chrome Cast。それ以外にAndroidOSもつなぐことができ、その他多数のWebサービスとの連携が可能です。
Google Home mini
次に紹介するのが、Google製のスマートスピーカー「Google Home mini」です。先ほど紹介した「Google Home」の小型バージョンです。そのため機能や連携可能サービスはGoogle Homeと変わりません。Google Homeとの違いとしては価格が約半額と安い点、スピーカーの音量、給電ポートがマイクロUSBである点です。
大きさが違う分スピーカー音量は小さくなります。また給電ポートが「Google Home」ではDC電源ジャックで「Google Home mini」ではマイクロUSBとなっています。使う用途によって「Google Home」と「Google Home mini」を使い分けるのがおすすめです。
Amazon Echo(Amazon製)
次に紹介するのが、世界最大級のオンラインストアでスマートスピーカーの先駆けで有名なAmazon製の「Amazon Echo」です。AI部分はAlexaとなっているため、「Alexa」「Amazon」「Computer」「Echo」の呼びかけで反応します。他製品との違いは会話によるオンラインショッピングができる点と「スキル」と呼ばれる拡張機能によって自分が使いやすいようにアプリケーションを設定できる点です。
Amazonと連携しているため、通販・Music・Kindleなどのサービスを音声のみで使用でき、さらにAmazon Prime会員であればより多くのサービスを受けられます。さらに「スキル」と呼ばれる他社アプリケーションを搭載すればより便利になります。日本向けだけでも、すでに1,000種類以上あり今後も増加していく見込みです。
Clova WAVE(LINE製)
次に紹介するのが無料チャットアプリで有名なLINE製のスマートスピーカー 「Clova WAVE」です。AI部分はClovaとなっているため、「Clova」の呼びかけで反応します。他製品との違いはLINE独自のサービス(会話によるLINEトークの送受信・LINE通話・LINE MUSICの再生・LINE Newsの読み上げ)との連携が可能な点です。
またバッテリーを内蔵しているため、電源のない場所でも使用できるのが魅力です。日本をはじめアジア各国で普及している強みを生かし、コンビニとの連携など日本向けの独自機能や童話の読み上げなど子供向けのコンテンツにも力を入れています。他にも赤外線通信に対応しており、テレビなど赤外線操作に対応しています。
LF-S50G(ソニー製)
最後にご紹介するのが「LF-S50G(ソニー製)」です。AI部分はGoogleアシスタントとなっているため、「OK Google」の呼びかけで反応します。Google Homeとの違いはどこなのか?というと、SONYというだけに「音質」、手を動かすことで操作ができる「ジェスチャー操作」ができる点が他製品との大きな違いです。本体に時計が表示されているのも特徴になります。
音質が良い理由としてはスピーカーが上下2方向に設置されているため、より音をリアルに聞く事ができます。ジェスチャー操作の例としては、音の停止を本体の上で手を動かすだけで行う事ができます。本体にタッチせずに操作が行え、さらに水に強い防滴加工という事も他製品との違いになります。
できることが多い高性能スマートスピーカーは?
音声認識に優れているGoogle Home
音声認識に優れているスマートスピーカー はやはり、Google Homeです。音声認識の性能が高く、ストレスなく発した言葉を瞬時に聞き取る事ができます。Androidや検索などで長年の学習が蓄積された「Googleアシスタント」は日本語の音声認識性能が高いため誤解釈や聞き取り間違いが少ないのも強みと言えます。
ショッピングが楽しめるAmazon Echo
ショッピングが楽しめるスマートスピーカー は「Amazon Echo」です。やはり世界最大級のオンラインストア「Amazon」と連携している点、スマートスピーカーと会話しながら買い物ができる点が強みだと言えます。自分が「 Alexa ◯○が欲しい」と言えば、「◯○を検索しますか?」「検索したところ、◯○が見つかりました」「税込◯○円です。 購入しますか?」→これで「はい」と言えば注文完了です。
できることを知って自分に合うスマートスピーカーを見つけよう
この記事ではスマートスピーカーとは、さらに機能面など何ができるのか?について説明してきました。手を使わずに声だけで動かせる便利さだけでなく、自分次第で様々な使い方ができる可能性があります。新たな機能や今後どうなるのか楽しみなスマートスピーカーの動向も確認しつつ、自分に合ったスマートスピーカーを見つけましょう。