MacなどのデスクトップPC・ノートブックPCは自分でメモリ増設することができるのを知っていますか?本記事では、Macパソコンのメモリ増設を自分でする方法、またその注意点を紹介します。Macのメモリ増設を自分でしてみたいという人は参考にしてください。
本記事冒頭の本章では、Mac PCのメモリ増設をすることで、どのような影響をMacパソコンに及ぼすのか紹介します。
Macパソコンに以外のすべてのパソコンに「CPUメモリ」が搭載されており、このメモリを増設することでパソコンがサクサク軽く動作するようになります。「メモリ」はパソコンのさまざまなシステム・アプリ・ソフトウェアの動作を行う部分なので、理論上「メモリ」の容量が低ければ低い方度動作が遅く、高ければ高いほど動作がサクサクと快適になります。
「Adobeイラストレーター」「Photoshop」「Final Cut Pro」など、アプリ・ソフトウェア自体の動作に負荷がかかる場合、CPUメモリ容量が低いと、その分「レインボーアイコン」が表示され、動作が遅くなります。
また、CPUメモリに負荷がかかりすぎるとフルーズする可能性が高まります。そういった場合、CPUメモリを増設すると、高い負荷がかかるアプリやソフトウェアでもサクサクと動作する効果があります。
CPUメモリの容量はファイルを開くスピードにも関係します。データ容量の大きなファイルでも、CPUメモリを増やすことで「サクサク」開けるという効果があります。
CPUメモリを増設することで、Macパソコンの起動もサクサク快適に起動するという効果があります。Macパソコン内に大量のアプリやソフトウェア、データファイルが保存されている場合、CPUメモリの容量が間に合わず、Macの起動が遅いという状況に陥るので、CPUメモリを増設すると良いでしょう。
「iMovie」や「Final Cut Pro」など、動画編集ソフトはCPUメモリに不可がかかります。また、4K動画など高画質な動画ファイルの編集、文字入れ、エフェクト効果をつけていく場合は、CPUメモリが不足してしまうと、レインボーマークが出現し、編集がストップしてしまう、またMacパソコン自体がフリーズしてしまいます。
そういったパソコンが遅いという状況でも、CPUメモリを追加することで、遅い動作問題を解消する効果があります。
それでは、気になるMacパソコンのメモリ増設についてですが、Macのメモリ増設は自分でも行うことが可能です。実際に、Apple公式ページでも、Macパソコンのモデル一覧と対応するメモリのモデル一覧も公表されており、各Macのモデル別のCPUメモリ交換方法も画像付きで公開されています。
しかし、Macパソコンは精密機械なので、CPUメモリの交換には注意点があります。本章では、Macパソコンのメモリ増設を自分で行う場合の注意点について紹介します。Macパソコンのメモリ増設の際に、パソコンにダメージを与えてしまう可能性もあるので、注意点についてしっかりと確認しておきましょう。
MacのCPUメモリを増設する時に注意するべきポイントは下記のリストを参照してください。
MacパソコンからCPUメモリを取り外す際、また新たにCPUメモリを取り付ける際は、十分に気をつけてください。取り外す際に、うまく取り外せなかったとしても慎重に取り外さなければCPUメモリ自体にダメージを与えてしまいます。精密機械・精密部位だという認識を持って、CPUメモリの増設に取り組んでください。
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