Macでzipファイルを作成・解凍する方法!パスワードを掛けて圧縮する方法も解説!

複数のファイルやフォルダを圧縮する際に使われるzipファイルは、Macでも簡単に作成できます。ただしMacで作成したzipファイルは、Windowsとのやりとりで問題が起きる場合もあります。そこでMacでzipファイルを作成するいろいろな方法をお教えします。

Macでzipファイルを作成・解凍する方法!パスワードを掛けて圧縮する方法も解説!のイメージ

目次

  1. 1Macでzipファイルを作成するには
  2. 2Macでzipファイルを作成する方法
  3. 3Macでzipファイルを解凍する方法
  4. 4Macでパスワード付きのzipファイルを作成する方法
  5. 5Macでzipファイルを作成・解凍して便利に使おう

Macでzipファイルを作成するには

iMac

複数のファイルやフォルダをやり取りする際には、もちろんそのままUSBメモリなどで受け渡しする場合もありますが、ネット越しでのやり取りとなるとこれらを圧縮して拡張子がzipのzipファイルの形式で受け渡しするのが一般的です。Macでは、このzipファイルへの圧縮・展開(解凍)がOSでサポートされており、Finder上で簡単に処理できます

また、zipファイルはWindowsでも標準サポートされているため、MacとWindowsのやり取りの際にも使うことが可能です。ただし、MacとWindowsのファイルシステムの仕様の違いから、Macで圧縮したzipファイルをWindowsで展開(解凍)したり、その逆を行ったりすると、問題が発生する場合があります

そもそもzipファイルって?

Macのzipファイル

zipファイルとは複数のファイルをまとめて、かつデータを元に戻せる形で圧縮してサイズを小さくしたアーカイブファイルの一形式です。アーカイブファイルは、元々は複数のファイルを一つのファイルにまとめるだけのものでしたが、それが圧縮ツールと結びついて、複数のファイルを取りまとめて圧縮して送りやすくするために使われるようになりました。

名前の「zip」は速さを表す擬態語(日本語だと「シュババッ」といったイメージ)で、それ以前にあったアーカイバー(圧縮・展開ソフト)よりも速い、というイメージで付けられました。

ファイル形式のzipは、ファスナーの商品名である「ジッパー」とは直接関係なのですが、どちらも「zip」という単語が元になっていることと、複数のファイルをファスナー入りの袋に閉じ込めているイメージが湧くために、MacでもWindowsでもアイコンにファスナーが付けられています。

Macでzipファイルを作成する方法

MacのFinderアイコン

それではMac上でzipファイルを作成する3つの方法をお伝えします。

最初にお伝えするMacのFinderでのzip圧縮は一番簡単な方法ですが、この方法で圧縮したzipファイルは元のファイル名に英数字以外を使うと、Windows上で展開(解凍)した際に文字化けする可能性があります。それに対し、続く2つの方法ではそうした問題に対応しているアプリを使うため日本語のファイル名も文字化けすることなく利用できます

macOSのFinderを利用して圧縮する

MacのFinderでファイルやフォルダをzipファイルに圧縮するには、目的のファイルとフォルダを選択した上で、右クリック(またはCtrl+クリック)してコンテキストメニューを表示し、その中の「×項目を圧縮」を選択します。

macOSでのZIP圧縮01

すると、選択したファイルやフォルダを圧縮したzipファイルが作成されます。ひとつのファイルやフォルダを圧縮した場合は「元の名前.zip」複数のファイルやフォルダを圧縮した場合には「アーカイブ.zip」というファイル名がつきますので、必要であればファイル名を適当なものに変更して使用してください。

macOSでのZIP圧縮02

WinAechiver Liteを利用して圧縮する

WinArchiver Lite 01

Windowsとのファイルのやり取りを考えてファイル名を英数字で揃えるのが面倒な場合は、WinArchiver Liteのような文字化けが起きないMac用の圧縮・展開ツールを利用してください。下のリンクからダウンロードが可能です。

‎「WinArchiver Lite」をMac App Storeで

WinArchiver LiteをMacにインストールしたら、すぐに「環境設定」を開き、「Windowsの言語バージョン」の項目を「日本語版Windows」に設定してください。これでWindowsとMacで文字化けを気にすることなく、zipファイルをやり取りできます。

WinArchiver Lite 02

あとは、WinArchiver Liteのウインドウに、圧縮したいファイル・フォルダをドラッグ&ドロップし「Zipファイルを作成」ボタンをクリックすればzipファイルを作成できます。また、このときに、4桁までの暗号化パスワードを付加できます。有料のWinArchiverにバージョンアップすると、パスワードの桁数が解放されます。

WinArchiver Lite 03

なお、WinArchiver Liteは展開(解凍)にも使用できます。その場合もウインドウにzipファイルをドラッグ&ドロップするだけです。

ZIPANGを利用して圧縮する

ZIPANG 01

WinArchiver Liteに並んでおすすめできる、文字化けが起きないMac用の圧縮・展開ツールがZIPANGです。下のリンクからダウンロードが可能です。

‎「ZIPANG」をMac App Storeで

MacにインストールしたZIPANGを立ち上げるとウインドウが表示されますので、そこに圧縮したいファイルやフォルダをドラッグ&ドロップします。

ZIPANG 02

すると確認用のポップアップウインドウが表示されますので、セーブ先を確認して「保存」をクリックします。これでWindowsとMacで文字化けを気にする必要のないzipファイルが作成できました。

ZIPANG 03

なお、パスワード付きzipファイルを作成したい場合は末尾に「パスワード手動入力」か「日付:YYYYMMDD」と記された「圧縮プロファイル」を選びます。「日付:YYYYMMDD」を選ぶと、作成日が「20200724」のような形でパスワードになります。

また環境設定から特殊なパスワードを自動作成させることもできるので、パスワード付きのzipファイルが必要な方に特におすすめできます。

ZIPANG 04

もちろんZIPANGも展開(解凍)に使用できます。その場合もウインドウにzipファイルをドラッグ&ドロップするだけです。

Macでzipファイルを解凍する方法

MacBook Airと男性

zipファイルに圧縮したファイルやフォルダを元に戻すことを「展開」「伸張」「解凍」などと呼びます

「圧縮」と言う言葉に対しては「解凍」だけが不釣り合いに感じられますが、これはアーカイブすることを「書庫に凍結する」と呼んでいた時代の名残です。アーカイブファイルになると直接中身に触れられなくなるため、「凍結する」という表現が使われ、その対義語として「解凍」が用いられたのです。

さてzipファイルを解凍する場合にも、圧縮のときと同じWindowsとの互換性の問題が発生します。具体的には丸付き数字が括弧付き曜日に化けたりするのです。それを嫌うのであれば解凍用のアプリを使うことをおすすめします。前章で触れたアプリがそのまま解凍にも利用できます

しかしzipファイルがMac用のものなら、手軽なFinderでの解凍が便利です。

The Unarchiverを使用して解凍する

The Unarchiver

前章のWinArchiver LiteやZIPANGでもうまく解凍できない圧縮ファイルに出会ったら、The Unarchiverの出番です。zipファイルのみならず、rar、7zipなどの圧縮ファイルも解凍できる上、文字コードもさまざまに変更できるので、これひとつあれば解凍できないファイルはないと思っていいくらいです。下のリンクからダウンロードが可能です。

‎「The Unarchiver」をMac App Storeで

The Unarchiverをダウンロードしたら、MacのDockに追加します。あとは解凍したい圧縮ファイルをDockのThe Unarchiverのアイコンにドラッグ&ドロップするだけです。万が一に備えて、The UnarchiverをMacにインストールしておくといいでしょう

macOSのFinderを利用して解凍する

MacのFinderでzipファイルを解凍するには、目的のzipファイルをダブルクリック、あるいは右クリック(またはCtrl+クリック)してコンテキストメニューを表示して「開く」を選びます。

macOSでのZIP解凍01

すると同じフォルダ内に、zipファイルの名前の付いたフォルダが作成され、その中にzipファイルの中身が解凍されます。

macOSでのZIP解凍02

Macでパスワード付きのzipファイルを作成する方法

zipファイルは、パスワードを知らないと解凍できないように暗号化することができます。素のmacOSでもzipファイルにパスワードを付加できますが、そのためにはターミナル画面でキーボードを使ってコマンドを打ち込む必要があります。先に紹介したアプリを利用しているのであれば、そちらでパスワードを付加する方がずっと簡単です。

しかし、アプリを使わずにパスワードを付加する方法も覚えておいて損はないので、以下にその方法をお伝えします。

パスワード付きのzipファイルの作成

Macでターミナルを呼びだすには、Launchpadからターミナルを立ち上げるか、メニューバーの右上端にある「虫眼鏡」アイコンをクリックするか⌘+スペースバーでSpotlightを呼びだして「ターミナル」と入力して「ターミナル.app」を立ち上げます

macOSでのZIPファイルへのパスワードの付加01

ターミナル画面が表示されたら「zipcloak」とコマンドを入力し、スペースを入れます

macOSでのZIPファイルへのパスワードの付加02

そしてあらかじめ作っておいたzipファイルをターミナル画面にドラッグ&ドロップします。

macOSでのZIPファイルへのパスワードの付加03

すると、コマンドの後ろにファイル名がフルに展開されるので、⏎キーを押します

macOSでのZIPファイルへのパスワードの付加04

今度は「Enter password:」とパスワードの入力を要求されるので適当なパスワードを入力してください。このとき、入力したパスワードは表示されず、鍵のアイコンが表示され続けるので、パスワードの入力が受け付けられているのか不安になりますが、気にせずに入力してください。

macOSでのZIPファイルへのパスワードの付加05

このあと「Verify password:」と確認のための再入力が求められるので、同じパスワードをもう一度入力すれば、元のzipファイルにパスワードが付加され、暗号化されます。

パスワード付きのzipファイルの解凍

パスワード付きのzipファイルをダブルクリックすると、パスワード入力のポップアップウインドウが表示されます。そこに正しいパスワードを入力し「OK」をクリックすれば、無事パスワード付きのzipファイルを解凍できます。

macOSでのパスワード付きZIPファイルの解凍01

Macでzipファイルを作成・解凍して便利に使おう

MacBook Air

以上、MacでもWindowsとやり取りできるzipファイルを作成・解凍できるということを説明しました。zipファイルはデータのやり取りに便利な上に、当面使う予定のないファイルを圧縮して文字通りアーカイブしておくのにも使えます。安全のためにパスワード付きの暗号化zipファイルにもできますので、Macでもzipファイルを存分に活用してください

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この記事のライター
julyten
junteraです。

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