【Mac】Finderの使い方!サイドバーに表示の項目設定やファイル管理方法を解説!
MacのFinderの使い方をご紹介します。MacのFinderはWindowsのフォルダ機能とは異なる部分が多く、はじめてMacのFinderを利用する方は戸惑うことが多いので注意が必要です。本記事を参考にMacのFinderの使い方をマスターしよう。
目次
MacのFinderとは?Finderについて理解しよう!
Windowsユーザーの方でMacを利用したことが無い方は【Finder】の使い方に慣れない方が多く、その利用方法を知らない方が多いのが現状です。そんな方のために、本記事冒頭ではMacの【Finder】の機能についてご紹介していきます。
FinderとはWindowsのエクスプローラー機能
FinderとはWindowsパソコンのエクスプローラー機能と考えてください。Finderのウィンドウでは音楽データや画像データ、プログラムファイルなどすべてのファイルが表示され、検索機能を利用することで目的のファイルを見つけ出すことができます。
またFinder上に表示されているすべてのファイルを削除や編集などの管理を行うことができ、ファイルを指定してカラータグを設置することも可能です。
Finderの構成
上記画像がFinderのウィンドウです。画像に付けてある番号に沿って機能を紹介します。下記のリストを参照にしてください。
1 | 赤=Finderのクローズ・黄色=Finderの収納・青=Finderの全画面表示 |
2 | <=前に戻る・>=次に進む |
3 | 表示=ファイルの表示方法の変更・並べ替え=ファイルの並べ替え アクション=新規タブ作成・検索条件の変更 共有=ファイルの共有機能・タグを検索=タグ付けしたファイルを検索 |
4 | 利用中のクラウドサービス |
5 | Finderのファイル検索キーワード入力欄 |
6 | サイドバー=主なフォルダが表示、自分でカスタマイズ可能 |
Finderのアイコンや構成説明は以上となります。次の章ではFinderの基本的な使い方をご紹介していきます。
MacのFinderの基本的な使い方
前の章ではMacのFinderについての説明や、Finderウィンドウの構成と機能をご紹介しました。それらを踏まえた上で、本章ではMacのFinderの基本的な使い方をご紹介していきます。
MacのFinderの基本操作一覧
MacのFinderで覚えておきたい基本操作一覧は下記のリストを確認してください。
Finder上で新しいタブでフォルダを開く | Finder上で複数ファイルを選択する |
Finder不可視ファイルの表示/非表示 | ショートカットキー |
Finderで共有フォルダへのアクセス | ファイル拡張子を非表示にする |
zip形式のファイル(フォルダ)の圧縮・展開 | Finderフォルダ(ファイル)情報を確認 |
上記のリストに表示されている操作を一通り覚えておけば、Finderを使ったことがない人も、十分にMacのFinder機能を活用することができます。それぞれの操作方法を個別に詳しく解説していきます。
Finder上で新しいタブでフォルダを開く方法
Finderは原則1つのウィンドウのみ表示されますが、新規タブでFinderを起動することが可能です。新規タブでFinderを起動する方法はFinderの【アクション】>【新規タブで開く】をクリックしてください。
Finder上で複数のファイルを選択する方法
MacのFinder上で複数のファイルを選択する場合はマウスをクリックしながらファイルを選択することで、複数ファイルを選択することが可能です。ですが、これでは連続した複数ファイルの選択しかできません。
個別にファイルを複数選択する場合はキーボードにある【command】を押したままファイルを選択することで、連続した並びのファイル以外のファイルを複数選択することが可能です。
またはキーボード上の【shift】キーを押しながらファイルを最初と最後のファイルをクリックすることで、連続したファイル・フォルダを選択をすることも可能です。
不可視ファイルの表示/非表示
MacのFinderでは、初期設定で不可視ファイルが表示されない設定になっています。Finderの任意のフォルダ上で【command + shift + .】を押せば不可視ファイルを表示することが可能です。再度不可視ファイルを非表示にする場合は同じ【command + shift + .】を押してください。
ショートカットキー
MacのFinder上ではショートカットキーを利用することが可能です。MacのFinderで覚えておきと便利なショートカットキーは下記のリストを参照にしてください。
【command + C】 | ファイル・フォルダのコピー |
【command + X】 | ファイル・フォルダのカット |
【command + C】 | ファイル・フォルダのペースト |
Finderで共有フォルダへアクセスする方法
MacではWindowsなどの他のパソコンとフォルダ共有設定が可能です。詳しいファイル共有設定方法は上記のApple公式ページを参照にしてください。ファイル共有設定したパソコンは、Finder左側のサイドバー【共有】項目に表示されます。この【共有】フォルダは共有設定されているパソコン両方で編集・管理が可能です。
Finderのファイル拡張子を非表示にする方法
MacのFinderで表示されているファイルの拡張子を非表示にすることが可能です。ファイルの拡張子を非表示にする場合は【Finder】>【環境設定】>【詳細】と進み【すべてのファイル名拡張子を表示】のチェックを外してください。
zip形式のファイル(フォルダ)の圧縮・展開方法
MacのFinderでは外部ツールやアプリを利用せずともファイルやフォルダの圧縮と展開(解凍)が可能です。ファイルやフォルダを圧縮する場合は、任意のファイル・フォルダを右クリックして【"〇〇〇〇フォルダ"を圧縮】を選択してください。圧縮ファイルの解凍はダブルクリック、または右クリックから【開く】を選択します。
Finder上でzip形式の圧縮ファイルは上記画像のように表示されます。
Finder上のフォルダ(ファイル)の情報を確認する方法
MacのFinder上で表示されているファイルやフォルダの詳細情報を確認する方法を覚えておくと便利です。ファイルやフォルダの詳細情報を確認する方法は、任意のファイル、フォルダを右クリックして【情報を見る】を選択してください。
新規タブでフォルダやファイルの詳細情報が表示されます。ファイルやフォルダの作成日やサイズ、共有フォルダ設定やロック設定、共有設定を実行することができます。
MacのFinder左側のサイドバーの表示項目について
続いてMacのFinder左側に表示されているサイドバーの表示項目についてご紹介します。
Finderのサイドバー項目とは?
Finderのサイドバーに表示されている項目は、よく利用するフォルダが表示されています。このサイドバーに表示されている項目はカスタマイズ設定ができるので、覚えておくと便利です。
Finderのサイドバー項目をカスタマイズする方法
Finder左側のサイドバーをカスタマイズ設定する場合は【Finder】>【環境設定】をクリックしてください。
Finderの環境設定画面で【サイドバー】を選択してください。サイドバーに表示・非表示にしたいフォルダのチェックを解除することでサイドバーにフォルダが非表示になります。
MacのFinderで利用できる便利なショートカットキー一覧を紹介
本記事最後の本章ではMacのFinderで利用できる便利なショートカットキー一覧をご紹介します。覚えておくと作業効率が大幅にアップするので、ショートカットキーの使い方を習得しておくことをおすすめします。
- 【command+N】=新規Finderウィンドウを開く
- 【command shift+N】=新規フォルダの作成
- 【command+T】=新規タブを開く
- 【command+P】=選択中のファイルの印刷)
- 【command+W】=Finder画面をクローズ
- 【command+I】=フォルダ・ファイルの詳細情報を確認
- 【command+F】=フォルダ・ファイルのキーワード検索
- 【command+Z】=取り消し・元に戻す
- 【command+A】=フォルダ内のフォルダ・ファイルをすべて選択
- 【command+[】=戻る【command + ]】=進む
上記のショートカットキー以外にもコマンドはありますが、基本的なFinder上の操作を行う場合は、これらのショートカットキーを覚えておけば十分です。ショートカットキーを活用して便利にFinderを利用してみてください。
MacのFinderを使いこなそう!
本記事ではMacのFinderの使い方や便利なショートカットキーをご紹介しました。WindowsパソコンからMacへの乗り換えのハードルは高いので、これからはじめてMacを利用する方は本記事を参考にFinderを利用してみてください。