2019年10月26日更新
Amazonの荷物を宅配ボックスに入れてもらう方法!設置方法やメリット・デメリットを解説!
玄関の前やマンションに宅配ボックスを設置したのにAmazonの配達員が入れてくれない、ということが起きています。この記事ではAmazonに宅配ボックスを入れてもらう方法や、宅配ボックスのメリットデメリットについてお伝えします。
目次
- 1Amazonの荷物を宅配ボックスで受け取るメリット・デメリット
- ・メリットについて
- ・デメリットについて
- 2Amazon用の宅配ボックスの設置方法
- ・自作は防犯上の理由からおすすめできない
- ・宅配ボックスが付いていない賃貸は管理人の許可を得てから
- ・設置方法は商品によって違う
- ・セキュリティ面を重視するなら専門業者に依頼を
- ・受領印も用意する
- 3Amazonの荷物を宅配ボックスで受け取れない場合とは
- ・表札がないと引っ越した可能性もあると入れてくれない
- ・受領印を押すための印鑑を入れておかないと入れてくれない
- ・先に荷物が入っていた・大きすぎる場合には入れてくれない
- ・代引きなど手渡ししかできない場合
- ・冷蔵・冷凍は不可
- ・宅配ボックスがわからない配達員もいる
- 4Amazonの荷物を宅配ボックスに入れてくれないときの対処法
- ・表札を付ける
- ・住所欄に宅配ボックス希望と書いて指定しておく
- ・郵便局に届け出をしておく
- ・ヤマト運輸に直接伝えておく
- 5Amazonの受け取りには宅配ボックスも活用しよう!
Amazonの荷物を宅配ボックスで受け取るメリット・デメリット
Amazonに注文した荷物を受け取りたいのに、なかなか宅配業者の人とうまくタイミングが合わなくて受け取ることができないという人が沢山います。全国的に人手不足が問題になっている中、宅配業者も人手不足が深刻で、再配達を何度もしなければいけない状況が問題になっています。
そのような状況の中で、Amazonの荷物を宅配ボックスで受け取ればいいのではないか、という声が上がっています。Amazonの荷物を宅配ボックスで受けるということには、メリットもあればデメリットもあります。また、宅配ボックスを設置したのに、配達員が入れてくれないと言うことも起きています。
この記事では、Amazonの荷物を受け取るのに宅配ボックスを利用することのメリットとデメリット、宅配ボックスを設置する方法、確実に配達員の人に宅配ボックスに入れてもらう方法などについて解説します。
メリットについて
まずは宅配ボックスを設置することにはどんなメリットがあるのか見ていきましょう。宅配ボックスの設置が推奨されるという事は、当然宅配ボックスには大きなメリットがあるということです。どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
不在時でも荷物を受け取れる
最も大きなメリットというのは、自分が家にいない不在時でも荷物を受け取れるということです。仕事が忙しくて、毎日帰宅が配達が終わってしまった深夜になるという人も少なくありません。どうしても不在時に配達されることが多く、忙しくて受け取れない場合は、コンビニ受け取りにすればいいという声もあります。
しかし、不在時が多い人に便利なコンビニ受け取りが利用できるコンビニにはセブンイレブンが含まれていません。都会であれば、どこに住んでいても徒歩圏内にローソンでもファミリーマートでもあります。しかし、地方に行くと車で10分以上走らないとコンビニがない、しかもセブンイレブンしかない、といった地域は少なくありません。
コンビニ受け取りも頼みにくくて、不在時に受け取ることができないという人にとっては、宅配ボックスを設置して不在時でも荷物を受け取れるようになるのは本当に便利なことです。
再配達をお願いしなくてもいい
また、宅配ボックスを設置することのメリットには、再配達をお願いしなくてもいいというメリットがあります。人手不足が深刻な宅配業界の中でも、特に配達員の負担が大きいと言われているのが再配達です。宅配ボックスで荷物受け取れるようにすれば、再配達をお願いしなくても良くなります。
また、再配達お願いするために電話をかけたり、スマホを操作したりする手間も書けなくて済むようになります。再配達をお願いしたくてもいいというのは、宅配ボックスの大きなメリットです。
デメリットについて
しかし、Amazonの荷物を宅配ボックスで受け取ることには、デメリットもあります。こちらでは宅配ボックスのデメリットについても見ておきましょう。
寒い日や暑い日は温度差が激しい
宅配ボックスに入れるのに、食品を入れることはないでしょう。しかし、食品以外の商品でも、精密機器などちょっとした環境の変化に弱い商品はたくさんあります。
宅配ボックスNGの商品もいろいろとありますが、宅配ボックスに入れてもいいとされている商品でも、温度変化に弱い商品の場合には宅配ボックスの温度差で不具合が生じてしまう可能性があります。
宅配ボックスは屋外に設置するものなので、地域によっては寒い日は昼間でも氷点下の地域もあります。一方で、真夏に日向に置いてあるボックスの中はかなりの高温になる可能性があります。宅配ボックスは不在時に利用するものなので、温度差の激しい環境の中で、長時間荷物を入れっぱなしにしておくことになります。
暑い日や寒い日の温度差というのは、宅配ボックスのデメリットと考えて良いでしょう。
盗難のリスクはゼロではない
Amazonでは置き配というシステムがはじまりました。宅配ボックスだけではなくて、玄関先や、自転車のカゴなどに荷物を入れることができるのが置き配ですが、盗難リスクがかなり高いと心配する声が上がっています。
そこで、盗難リスクを下げるために宅配ボックスを導入する人も少なくありませんが、宅配ボックスでも盗難リスクは完全になくすことはできません。基本的に宅配ボックスは盗難されないように鍵付きのボックスになっています。
しかし、盗難リスクを下げるということ考えると、家の玄関のカギと比べると鍵の仕様はかなり簡略されたものになってしまい、完全に盗難を防げるのかというとちょっと怪しいところがあります。
また、ボックス自体も材質によっては泥棒が壊そうと思えば壊せるものです。置き配で玄関先や自転車のカゴに荷物を置いていかれるよりも、宅配ボックスを利用した方が遥かに盗難リスクは避けられますが、それでも完全に盗難リスクがなくなるわけではありません。盗難リスクは、宅配ボックスの大きなデメリットと言えるでしょう。
宅配ボックスが使えない商品も多い
Amazonに限らず、宅配ボックスで受け取れる荷物の種類にはいろいろな条件があります。詳しい事は「Amazonの荷物を宅配ボックスで受け取れない場合とは」で解説しますが、宅配ボックスを設置したからといって、どんな荷物でも入れてくれるというわけではありません。商品の種類によっては、配達員が入れてくれない場合もあるので注意しましょう。
Amazon用の宅配ボックスの設置方法
Amazonの商品を不在に取るための宅配ボックスを設置する方法について見ていきましょう。
自作は防犯上の理由からおすすめできない
宅配ボックスを自作したいという人もいます。しかし、自作で作った宅配ボックスの鍵は南京錠か、自転車用のダイヤルキーの鍵になってしまいます。本格的な鍵を自作の宅配ボックスに付けることは素人ではできないことです。
自作の宅配ボックスに付けた南京錠や自転車用の鍵では盗難リスクがとても高くなります。ネット上には、自作の宅配ボックスをすすめる声もたくさんありますが、盗難リスクを考えると防犯上の理由から自作はおすすめできません。
DIYでの自作が得意な人にとっては、自作ができないのは残念かも知れませんが、宅配ボックスにはいろいろな条件があり、ただ箱を自作すればいいというものではありません。自作しても盗難リスクを下げるための対策を本格的に取れる人でなければ、自作は絶対にやってはいけません。
宅配ボックスが付いていない賃貸は管理人の許可を得てから
マンションには、エントランスに宅配ボックスが設置してある賃貸もあります。しかし、宅配ボックスが設置されていない賃貸住宅もたくさんあります。宅配ボックスがされていない賃貸住宅に住んでいて、不在時に荷物を受け取りたいという場合には、必ず管理人の許可を得てから設置しましょう。
宅配ボックスは防犯上の理由から固定する必要があります。管理人の許可を得ずに、玄関先に宅配ボックスを設置してしまったら、後々アパートのオーナーや管理人とトラブルになる可能性があるので、必ず管理人の許可を得てから設置しましょう。
設置方法は商品によって違う
宅配ボックスの設置方法は、商品によって違います。柱などに頑丈な鎖でつないで盗難されないようにする宅配ボックスもあれば、地面にコンクリートでしっかりと固定するものもあります。
簡易的なものであれば安い値段で購入できるものもありますが、簡易的な宅配ボックスでは盗難リスクが上がってしまいます。ある程度しっかりしたものを選んだほうが安心です。
セキュリティ面を重視するなら専門業者に依頼を
壊されたり、宅配ボックスごと鎖を切られて盗難されたり、といったリスクを避けたいのであれば、専門業者に設置を依頼した方がいいでしょう。地面や家の壁にしっかりと専門家に固定してもらうタイプの宅配ボックスであれば、セキュリティー面ではかなり安心できます。
特に空き巣が多い地域などにお住まいで、どうしても不在時に受け取れない、という人はお近くの専門業者に相談してみましょう。
受領印も用意する
宅配ボックスを設置したら、必ず受領印も用意しておきましょう。ちゃんとした印鑑では無くても、シャチハタでも大丈夫です。不在時に配達員が宅配ボックスに置いて行くときには、必ず受領印を押していかなければいけないことになっています。
ハンコが宅配ボックスの中のわかるところに置いていないと、不在時でも宅配ボックスに入れてもらえないので注意しましょう。
Amazonの荷物を宅配ボックスで受け取れない場合とは
宅配ボックスを設置してあるのに、不在時に入れてくれないと言う声がたくさんあっています。実は不在時に宅配ボックスに入れてくれないのには、配達員の側にも理由があります。不在時に入れてくれない理由を見ていきましょう。
表札がないと引っ越した可能性もあると入れてくれない
家の玄関に表札がない場合には、Amazonの荷物の宛名書きに書いてある人が本当にそこに住んでいるのかどうかが配達人には判りません。例えば、引っ越した人にギフトで別の人が送っている可能性も考えられます。また、注文した直後に突然引っ越してしまうという可能性もゼロではありません。
表札がなければ、基本的にヤマトでも日本郵便でも、Amazonデリバリープロバイダーでも、引っ越した可能性を考えて入れてくれないので注意しましょう。
受領印を押すための印鑑を入れておかないと入れてくれない
ヤマトでも日本郵便でも、受領印を押すための印鑑を宅配ボックスの中に入れておかないと、不在時でも荷物は入れてくれないので注意しましょう。
先に荷物が入っていた・大きすぎる場合には入れてくれない
宅配ボックス希望と書いてあっても、すでに先に宅配ボックスに荷物が入っていて、鍵がかかっていた場合には、後から来た荷物は入れることができません。また、宅配ボックスよりも荷物の大きさが大きすぎる場合には入れてくれないので注意しましょう。
代引きなど手渡ししかできない場合
荷物の中には、代引き指定など手渡しでしか届けることができない荷物もあります。代引き希望の場合には、宅配ボックスの中に代金を入れておく、といった使い方はできないので注意しましょう。
冷蔵・冷凍は不可
宅配ボックスは温度のコントロールができません。冷蔵品や冷凍品で送られてきた荷物は宅配ボックスに受け取り指定はできません。
宅配ボックスがわからない配達員もいる
ヤマトや日本郵便には少ないのですが、時々Amazonデリバリープロバイダーの配達員で、宅配ボックスがわからない配達員もいます。そういった配達員に当たってしまった場合には、宅配ボックス希望と指定してあっても入れてくれないことがあります。
Amazonの荷物を宅配ボックスに入れてくれないときの対処法
Amazonの荷物を宅配ボックスに入れてくれないときには、次の対処法を試してみましょう。かなりの確率で宅配ボックスに入れてくれるようになります。
表札を付ける
まずは玄関先から宅配ボックスに表札をつけましょう。苗字だけでいいので、その家が確かに荷物の宛先の家だとわかれば、ヤマトでも日本郵便でも、Amazonの配達員でも入れてくれる確率がかなり高くなります。
住所欄に宅配ボックス希望と書いて指定しておく
Amazonで注文するときに、住所欄に「宅配ボックス希望」と書いて、宅配ボックスを指定しておくという手もあります。「宅配ボックス希望」として指定おくだけで、かなりの確率で宅配ボックスに入れてくれるようになります。
「宅配ボックス希望」と住所欄で指定する方法は次の通りです。Amazonで注文したら住所欄はこのようになっています。こちらの「住所2」か「会社名」のところに「宅配ボックス希望」と書き入れます。これで宅配ボックスの配達希望が指定できます。
郵便局に届け出をしておく
郵便局に、宅配ボックスへの配達を希望する旨を届け出をしておくのもいいでしょう。郵便局には「指定場所配達」というものがあり、「指定場所配達」で指定できる場所の1つに宅配ボックスがあります。「指定場所配達」の届出は、自宅の配達を担当している最寄りの郵便局か郵送でできます。詳しくはこちらのページをご覧ください。
ヤマト運輸に直接伝えておく
最近では、Amazonの配達はほとんどがヤマト運輸ではなくなりましたが、それでもヤマト運輸が配達してくれることもあります。ヤマト運輸にも宅配ボックス希望を伝えておくと、ほぼ確実にヤマトの配達員は宅配ボックスに入れてくれるようになります。
ヤマト運輸に宅配ボックス希望を伝える方法は、最寄りのヤマト運輸の営業所に電話すればOKです。ヤマト運輸に電話して、名前と住所を伝えて、宅配ボックスを設置した旨を伝えましょう。そうすれば、宅配ボックスがOKの荷物は不在時には確実に宅配ボックスに入れてもらえるようになります。
Amazonの受け取りには宅配ボックスも活用しよう!
この記事では、Amazonの荷物を宅配ボックスに入れてもらうことのメリットやデメリット、宅配ボックスを設置したのに入れてもらえない原因と対処法について見てきました。忙しい現代人にとっては、Amazonで買い物をするのはとても便利なことですが、配達員に合わせて家にいるのも大変だと言う人もいます。
そんな人にとっては、再配達を依頼しなくても済む宅配ボックスというのはとても便利なものです。ぜひ宅配ボックスを活用して、不在時でも気兼ねなく配達してもらえるようにしてみましょう。