Googleフォトのデメリットは?クラウドに写真を保存するメリットや注意点を解説!
無制限に写真をクラウドに保存できると話題のGoogleフォトにはデメリットは全くなのでしょうか。この記事では、写真の保存や整理にとても便利なGoogleフォトを利用する上で頭に入れておくべきデメリットについて詳しく解説します。
目次
- 1実はあるGoogleフォトのデメリット1:アップロードについて
- ・モバイルデータ通信をオフにしておかないと通信量が大変なことに
- 2実はあるGoogleフォトのデメリット2:容量について
- ・元のサイズで設定してあると15GBまでしか無料で使えない
- 3実はあるGoogleフォトのデメリット3:写真が消えてしまう恐れについて
- ・Googleフォトから削除するとすべての端末から削除される
- ・規約違反でGoogleアカウントが削除されてしまう恐れも
- ・ある日突然Googleが写真共有サービスをやめる可能性も
- 4Googleフォトのメリットについて
- ・高画質設定でクラウド容量無制限で写真や動画を保存できる
- ・完全無料で利用できる
- ・Googleアカウントを持っている相手と簡単に共有できる
- ・端末の種類を問わずに写真や動画の共有や同期ができる
- ・タグ設定や日付での整理を自動でしてくれる
- 5Googleフォトは便利だけどバックアップも忘れずに!
実はあるGoogleフォトのデメリット1:アップロードについて
Googleフォトは写真や動画の容量を圧縮された「高画質」に設定してアップロードすれば、容量無制限で写真や動画を保存できます。しかも写真の整理までしてくれます。Googleフォトのメリットは、この記事の最後の方でもお伝えするように、色々とあります。
しかし、一方でGoogleフォトにデメリットはないのでしょうか。実は、細かいところばかりですが、写真や動画の保存をする上で頭に入れておきたいデメリットがいくつかあります。この記事では、普段あまり気にすることがない、Googleフォトのデメリットについてお伝えします。
まずは、Googleフォトに写真や動画をアップロードする時に気をつけなければいけないデメリットをお伝えします。
モバイルデータ通信をオフにしておかないと通信量が大変なことに
スマホで撮影した写真をGoogleフォトにバックアップする時に気をつけなければいけないのが、モバイルデータ通信です。モバイルデータ通信でのアップロードをオフにしておかないと、膨大な通信容量を使うことになってしまいます。
Googleフォトにスマホで撮影した写真をバックアップする場合には、「モバイルデータ通信を使用して写真をアップロードする」をオフにしておきましょう。
設定方法は、スマホでGoogleフォトのアプリを開いたら、 左上の「≡」をタップして「設定」を開き、「バックアップと同期」>「モバイルデータ通信の使用量」と進みます。「モバイルデータ通信を使用して写真をアップロード」をオフにします。
実はあるGoogleフォトのデメリット2:容量について
2つ目のGoogleフォトのデメリットには、Googleフォトがクラウドストレージを利用しているGoogleドライブの容量についての問題があります。
元のサイズで設定してあると15GBまでしか無料で使えない
Googleアカウントを持っている人には、全員無料のクラウドストレージが割り当てられています。しかし、無料での割り当ては15GBしかありません。
Googleフォトは画像サイズを「高画質」に設定してあれば、Googleフォトに容量無制限で写真をアップロードできます。しかし、「元のサイズ」に設定してある場合は、Googleフォトは容量制限を受けてしまうので注意しましょう。
実はあるGoogleフォトのデメリット3:写真が消えてしまう恐れについて
上記のGoogleフォトの2つのデメリットは、Googleフォトを日常的に使っていれば誰でも一度は経験することです。
しかし、Googleフォトから大切な写真が消えてしまうかもしれないというデメリットは、あらかじめ対策をしておかないと、大切な写真を復元できなくなってしまう可能性があるものです。こちらでは、Googleフォトから写真が消えてしまうかもしれないというデメリットについて解説します。
Googleフォトから削除するとすべての端末から削除される
Googleフォトを他の人と写真や動画を共有するためのツールとして使っている方は、特に気をつけましょう。Googleフォトから写真や動画を削除すると、Googleフォトに同期しているすべての端末から写真が削除されてしまいます。
同じ端末でもGoogleフォト以外のアプリや内部ストレージに保存してあれば大丈夫ですが、Googleフォトにしか保存していない場合には、全ての端末から削除されてしまいます。
Googleフォトのゴミ箱から復元できればいいのですが、Googleフォトのゴミ箱からも削除してしまった場合には、復元不可能になってしまうので注意しましょう。
大切な写真は外付けHDDなどでのバックアップがおすすめ
大切な写真はGoogleフォト以外の場所にもバックアップを取っておくことをおすすめします。PCやスマホの内部ストレージでは、容量がいっぱいになってしまいます。かと言って、他のクラウドサービスを利用するもの大変ですし、写真が消滅してしまう可能性はGoogleフォトと同じ様にあります。
一番おすすめで安全なのは、外付けHDDを用意して、絶対に消したくない写真や動画はそちらに保存しておくことです。Googleフォトから消えてしまっても、手元に保存してあれば安心なので、ぜひバックアップも考えておきましょう。
規約違反でGoogleアカウントが削除されてしまう恐れも
Googleは法令違反やポリシー違反に厳しく目を光らせています。特に、Googleフォトに関しては、性的なモノ、特に児童ポルノにはとても厳しい対処をとっています。
Googleフォトに限らず、Googleアカウントで利用している全てのサービスで、何らかの利用規約違反が認められた場合には、Googleアカウントが削除されてしまう可能性があります。
一度削除されてしまったGoogleアカウントを復活させることはほぼ不可能です。Googleアカウントに保存していたすべてのデータ、Googleフォトだけではなく、Googleドキュメントやスプレッドシート、YouTubeにアップした動画などは全て消え去ります。
Googleアカウントの垢BANでGoogleフォトの写真やデータが全て消えてしまう可能性もあることは頭に入れておきましょう。
赤ちゃんのオムツ替えの写真で垢BANされた人も
Googleフォトを利用する上では、自分は法令違反や性的な写真をアップロードしたつもりはないのに、Googleに規約違反だと判断されてしまう場合もあるので注意しましょう。
特に注意しなければいけないのは、子供の裸の写真です。子供が着替える姿や、赤ちゃんのオムツ替えの写真を児童ポルノだとみなされて、垢BANした方もいます。
子供の着替えやオムツ替えは、日常の風景の一コマでしかありませんが、なぜかGoogleではご法度になっています。垢BANしてからでは遅いので、たとえ子供であっても着替えの風景や、下半身が映り込むような写真は撮らないようにしましょう。
ある日突然Googleが写真共有サービスをやめる可能性も
Googleフォトから写真が消える可能性としては、Googleがある日突然、写真共有サービスを辞める可能性も否定はできません。ネット上のサービスでは、運営会社が倒産したり、会社は継続していてもとあるサービスを終了したりして、ユーザーが継続してサービスを利用できなくなったものがたくさんあります。
例えば、GoogleでもInstagramのようなSNSサービスのGoogle+を展開していましたが、2018年に終了しました。Google+の利用者は、Google+にアップロードしたコンテンツを一切現在は利用できなくなってしまったのです。
今後、Googleフォトでも同じような事が起こらないとは限りません。やはりバックアップはしておいたほうが安心です。
Googleフォトのメリットについて
以上のように、デメリットもあるGoogleフォトですが、やはり保存や整理がしやすいというメリットはとても大きいサービスです。この記事の最後に、Googleフォトのメリットについてもまとめておきましょう。
高画質設定でクラウド容量無制限で写真や動画を保存できる
Googleフォトは高画質設定をしておけば、容量無制限で写真や動画を保存できます。容量無制限で写真や動画をクラウドに保存できるサービスはGoogleフォトしかありません。
完全無料で利用できる
Googleフォトは、しかも完全無料で容量無制限で写真や動画を保存できます。高画質に設定してアップロードすれば、15GBの無料ストレージの全く関係ありません。これはGoogleフォトの最大のメリットです。
Googleアカウントを持っている相手と簡単に共有できる
Googleフォトにアップロードした写真は、Googleアカウントを持っている相手であれば、簡単に共有できます。写真の共有設定に、相手のGoogleアカウントを入力するだけでいいのでとても簡単で便利です。しかも、Androidユーザーなら誰でも持っているGoogleアカウントです。
端末の種類を問わずに写真や動画の共有や同期ができる
iPhoneのクラウドサービスのiCloudは、Apple製品を使っている相手やApple製品の端末としか、写真の共有や同期ができません。しかし、GoogleフォトにはiPhone用アプリもあります。MACやWindowsでも、ブラウザから利用できます。
Android端末以外の端末でも、写真の共有や同期が簡単にできるのは、Googleフォトならではです。
タグ設定や日付での整理を自動でしてくれる
写真を撮影するのはとても楽しいのですが、後から整理するのがとても大変です。しかし、Googleフォトを使っていれば、自動で写真を整理してくれる機能があります。
Googleフォトでは、日付やタグ設定、撮影場所などでアップロードされた写真を解析して、自動で整理してくれます。自分で特に設定しなくては、後で見やすいように、Googleのシステムが自動整理してくれるのはとても便利な機能です。
Googleフォトは便利だけどバックアップも忘れずに!
この記事では、Googleフォトのメリットについて詳しく解説してきました。メリットばかりに目がいくGoogleフォトですが、デメリットもあるという点は理解した上で利用しましょう。
特に、バックアップしておかないと、大切な写真が完全に消滅してしまう可能性があるという点はよく頭に入れておきましょう。