Amazonで配達日と時間を指定して注文する方法!無料で行う裏技も紹介!
Amazonのネット通販で買い物をする機会は増え続けていますが、忙しい毎日を送る多くの人にとって、Amazonで購入した商品の配達日の時間指定ができたら助かるはずです。今回はAmazonで配達日と時間を指定して注文する方法を詳しく解説します。
目次
- 1Amazonで配達日と時間指定は可能
- ・お届け日時指定便を利用
- ・買い物カートから注文確定への手続きをする
- 2Amazonで配達日・時間指定をした商品の確認方法
- ・Amazonから送信されるメールをチェックする
- ・Amazonアカウントメニューから確認
- 3Amazonで配達日・時間指定ができない場合
- ・コンビニ・電子マネー払い・ATMやネットバンキングを選んだ場合
- ・店頭受け取りを選んだ場合
- ・Amazon定期おトク便で注文した場合
- ・発送先が離島の場合
- 4Amazonで配達日・時間指定する時の注意事項
- ・出荷準備後の日時変更はできない
- ・マーケットプレイスの商品は配送の日時が遅れる場合がある
- ・交通事故や自然災害の影響を受ける
- 5Amazonで配達日・時間指定を無料で行う裏技
- ・注文額が2,000円以上なら料金はかからない
- ・ヤマト運輸のサービスを利用する
- 6Amazonの時間指定を使うなら利用状況をまず考えよう!
Amazonで配達日と時間指定は可能
海外から日本に観光に訪れる外国人観光客は、日本の美しさやおもてなしの精神に深く感動すると言われています。また、地下鉄やバスなどの公共の乗り物を利用する際に、その運行の正確さゆえに、日本人はとても几帳面であるという印象も持つようです。
日本人が几帳面である理由には、決められたことは決められたとおりに実行される必要があるという共通認識が日本人のメンタリティーに組み込まれていることが挙げられます。しかし几帳面であるとは、せっかちであるという意味にもなります。世界的に見て日本人はどれほどせっかちなのでしょうか。
あるアメリカの心理学者が出版した著作によれば、対象になった31カ国中、日本は4位という結果だったようです。そんな日本人の几帳面さやせっかちさが表れるのが、購入した商品の納品時間です。昨今、ネットショップで買い物をする日本人が多くなりましたが、中でも最も多くの集客をしているのは通販ショップの大手であるAmazonです。
購入した商品を1日でも早く手にとって確かめたい、というのは自然の願いです。せっかちな人であれば、もちろん配達日が早いに越したことはありません。しかし、せっかちでなくても、急がしい毎日を送っている多くの人にとって、自分の最も都合の良い日に商品を配達して欲しいと願うのはごく当たり前のことです。
通販ショップAmazonは、配達日と時間指定をして商品の注文をするサービスを顧客に提供しているのでしょうか。
お届け日時指定便を利用
結論から言うと、Amazonは配達サービスの1つとして、Amazonで注文した商品の配達日や配達時間の指定ができる「お届け日時指定便」を用意しています。このサービスを活用すれば、自分が最も都合の良い日時に購入した商品の配達を行ってくれます。
Amazon通常会員は500円以上の料金
Amazonの配達サービスである「お届け日時指定便」は配達日と時間指定ができる便利なサービスですが、無料のサービスではありません。「お届け日時指定便」は有料のサービスです。以下に「お届け日時指定便」を利用して配達を依頼した場合の料金をまとめて記載します。
配送先 | お届け日時指定便 | 通常配送 | |
通常料金 | 当日のお届け指定をした料金 | 通常料金 | |
本州・四国 (離島は含まない) |
510円 | 610円 | 410円 |
北海道・九州 | 550円 | 650円 | 450円 |
Amazonプライム会員は無料
Amazonには、有料サービスであるAmazonプライム会員制度があります。月額500円、年額4,900円の料金を払えば、Amazon無料会員にはない、様々なサービスを利用できます。そんなAmazonプライム会員だけが利用できるサービスの中に、配送料無料というサービスがあります。
この配送料無料サービスには、通常配送、お急ぎ便、そしてお届け日時指定便が含まれます。Amazonで商品をたくさん購入し、配送方法をいつも「お届け日時指定便」にするのであれば、月額500円を払ってAmazonプライム会員になった方がかなりお得です。ただし注意点があります。
Amazonプライム会員で配送料が無料になるのは、Amazon.co.jpが販売と発送を行う商品のみで、一般販売者が発送する商品、つまりマーケットプレイスの商品には適用されません。
買い物カートから注文確定への手続きをする
ではこれから、Amazonの配達サービス「お届け日時指定便」を使ってどのように商品の注文ができるのかを解説します。まず、Amazon.co.jpでの買い物をすべて済ませます。買い物が済んだら、画面右上にある「カート」をクリックして注文完了手続きを行っていきます。
「レジに進む」を選択
「買い物カート」に入っている商品の詳細が表示されますので、確認できたら「レジに進む」を選択します。
お届け先住所の選択
次の画面は、お届け先住所の選択です。Amazonの会員登録の際に登録した住所が表示されます。変更がなければ「この住所に届ける」をクリックします。
お届け日時指定便にチェックを入れる
次の画面は、発送オプションと配送オプションの選択です。表示されている3つの項目の中から「お届け日時指定便」を選択しチェックを入れます。
希望日時を選択
「お届け日時指定便」にチェックを入れると「配達日時の選択」オプションが表示されます。配達を希望する日にち、曜日、時間をすべて選択し、終わったら「次に進む」をクリックします。
プライムへのおすすめ画面
続く画面は、プライム会員への勧誘です。プライム会員に興味があれば「次に進む(登録する)」を選択します。プライム会員に興味がなければ「Amazonプライムに登録しない」を選択します。
注文を確定する
注文確定画面に変わります。表示されている利用規約やプライバシー規約、また画面をさらに下に向かってスワイプすると、購入希望の商品の詳細が表示されているので、すべてに同意したら「注文を確定する」を選択します。
Amazonで配達日・時間指定をした商品の確認方法
ここまで、Amazonの配達オプションである「お届け日時指定便」サービスを使ってどのように商品の注文ができるのかを、ステップ・バイ・ステップで説明しました。では「お届け日時指定便」を使って注文した商品がAmazonによって受理されたことをどのように確認するのでしょうか。2つの方法で確認できます。これからそれら2つの方法を詳しく説明します。
Amazonから送信されるメールをチェックする
「お届け日時指定便」を使って注文した商品がAmazonによって受理されたことを確認する最初の方法は、Amazonから送信されるメールをチェックすることです。Amazonから送信されるメールには、注文した商品の金額や商品の内容、また「お届け日時指定便」を選択した場合は指定した配達の日付や時間が記載されているのでそこで確認できます。
Amazonアカウントメニューから確認
「お届け日時指定便」を使って注文した商品がAmazonによって受理されたことを確認する2番目の方法は、Amazonアカウントメニューから確認する方法です。Amazonアカウントには、アカウント所持者の購入履歴があります。この購入履歴は6年前までさか上って確認できます。
そしてこの購入履歴に購入した商品の情報だけでなく、選択した配達オプションの履歴も確認できます。
注文履歴を選択
Amazonアカウントメニューから確認する方法を説明します。Amazonのトップページの左上にある「メニュー」アイコンをクリックします。「メニュー」画面に表示される項目から「注文履歴」を選択します。
配達日・時間指定をした商品を選択する
「注文履歴」にはこれまで過去6年間の購入履歴が保存されています。保存されている購入履歴の中から自分が確認したい商品を探し、選択します。選んだ商品の履歴には、商品の内容だけでなく「発送の詳細」も含まれます。「お届け日時指定便」を選択して配達を依頼したのであれば、そこに「お届け日時指定便」と表示されているはずです。
Amazonで配達日・時間指定ができない場合
ここまで考えてきたように、Amazonの配達サービスである「お届け日時指定便」を使えば、配達日や時間指定ができることが分かりました。無料のサービスではないので料金はかかりますが、プライム会員になれば料金はかからず無料で利用できることも紹介しました。通常の配送サービスとの料金も100円の違いしかないことも表にして記載しました。
便利なサービスですが、「お届け日時指定便」を使って配達日や時間指定ができない場合があります。これからAmazonで配達日や時間指定ができない4つのケースを考えます。
コンビニ・電子マネー払い・ATMやネットバンキングを選んだ場合
「お届け日時指定便」を使って配達日や時間指定ができない1つ目のケースは、支払い方法をコンビニ、電子マネー払い、ATMやネットバンキングにした場合です。この支払い方法では配達日や時間指定ができない理由は、商品の配達後に支払いをするためです。
店頭受け取りを選んだ場合
「お届け日時指定便」を使って配達日や時間指定ができない2つ目のケースは、店頭受け取りを選んだ場合です。自宅ではなくコンビニなどを商品の受け取り先にすると、配達日や時間指定ができないので、注文の際にはよく確認してください。
Amazon定期おトク便で注文した場合
「お届け日時指定便」を使って配達日や時間指定ができない3つ目のケースは、Amazon定期おトク便で注文した場合です。Amazon定期おトク便とは、Amazonの独自サービスで、日用品やサプリなどの対象商品を割引価格で定期的に配送してくれるサービスです。通常、Amazon定期おトク便を利用すると配送料は無料です。
この無料の配送料とは通常配送サービスの料金のことです。ですから通常配送サービス以外の配送サービスは対象外になるので、「お届け日時指定便」を使って配達日や時間指定ができないことを思えておきましょう。
発送先が離島の場合
「お届け日時指定便」を使って配達日や時間指定ができない4つ目のケースは、発送先が離島の場合です。Amazonで購入する商品には、Amazon.co.jpの商品と、一般販売者が発送する商品、つまりマーケットプレイスの商品の2種類があります。マーケットプレイス参加者の一般販売者は、日本四島に住んでいるとは限りません。
離島に住んでいる場合もあります。離島から商品を発送するとなると、Amazon.co.jpからの発送とは事情が異なります。離島という特殊の事情のゆえに、発送した商品が配送日と時間指定を守れないというリスクが生じるので、「お届け日時指定便」を使って配達日や時間指定ができないと言うことになります。
発送した商品が確実に届けられるメリットを考えて、離島からの発送であるなら、通常配送サービスを選んだ方が賢明と言えます。
Amazonで配達日・時間指定する時の注意事項
Amazonで配達日と時間指定ができないケースが存在することを考えましたが、全ての条件をクリアして、「お届け日時指定便」を使って配達日や時間指定をして注文した商品の配達を依頼したとしても、それですべて万事上手く行くわけではありません。考慮すべき注意事項があります。
これから「お届け日時指定便」を使って配達日や時間指定することに伴う3つの注意事項を紹介します。
出荷準備後の日時変更はできない
「お届け日時指定便」を使って配達日や時間指定することに伴う最初の注意事項は、出荷準備後の日時変更はできないことです。出荷準備後ということは、発送元からすでに商品が発送された後と言うことになります。ですから発送側で何らかの変更希望を叶えることはできません。通常、商品の発送が行われるとAmazonからメールが送られます。
そのメール内にどのように配達日や時間指定を変更できるかが記載されていることがありますので、ご自身で直接、配送業者に連絡をして変更依頼をお願いできるかもしれません。
マーケットプレイスの商品は配送の日時が遅れる場合がある
「お届け日時指定便」を使って配達日や時間指定することに伴う2番目の注意事項は、マーケットプレイスの商品は配送の日時が遅れる場合があるということです。この記事ですでに言及したように、Amazonには一般販売業者も商品を販売しています。
多くのマーケットプレイスで商品の販売をしている販売業者は、顧客との信頼関係を第一に考え、約束事項はしっかりと履行しますが、中には、「お届け日時指定便」を使って配達日や時間指定をして注文しても、それが履行されないことがあります。
その場合は、注文履歴を確認し、そこにある出品者と連絡をするためのメール欄を使って事情を問い合わせることができます。
交通事故や自然災害の影響を受ける
「お届け日時指定便」を使って配達日や時間指定することに伴う3番目の注意事項は、交通事故や自然災害の影響を受ける可能性があることです。これは起こりうることであり、そのためその可能性を常に覚えていなければなりません。特に交通事故に伴う交通渋滞の影響を配送業者は直接受けます。また突然の地震なども配送業者を直撃します。
通常は起こらない緊急事態という要素を決して忘れないようにしましょう。
Amazonで配達日・時間指定を無料で行う裏技
「お届け日時指定便」を使って配達日や時間指定するAmazonのサービスは便利ですが、無料ではありません。料金がかかります。もし料金をかけずにこのサービスを利用できれば、それに越したことはありません。そんな方法があるのでしょうか。この記事の最後に、「お届け日時指定便」を使って配達日や時間指定し商品を注文する裏技を2つ紹介します。
注文額が2,000円以上なら料金はかからない
「お届け日時指定便」を使って配達日や時間指定し商品を注文する1つ目の裏技は、Amazonでの購入金額が2,000円以上になるように工夫することです。Amazonは購入金額が2,000円以上の場合に配送料金を無料にします。ですからこのサービスを上手に活用できます。
ただ条件があります。購入商品はマーケットプレイスの商品ではなく、Amazon.co.jpの商品でなければならないと言うことです。
ヤマト運輸のサービスを利用する
「お届け日時指定便」を使って配達日や時間指定し商品を注文する2つ目の裏技は、ヤマト運輸のサービスを利用することです。配送業者がヤマト運輸である場合、あらかじめ「クロネコメンバーズ」に登録しておくと、ヤマト運輸からメールが送信されます。メールの内容の中には、配送変更予定日時の変更ページへのリンクが掲載されています。
そのリンクから配送日時を設定できます。このサービスは無料なので料金はかかりません。
マーケットプレイスの商品はヤマト運輸でない場合がある
注文商品がAmazon.co.jpの商品である場合、特に配送時間が夕方以降の場合は配送業者がヤマト運輸になる確率が高いと言われています。しかし購入商品がマーケットプレイスの場合、ヤマト運輸が配送業者ではない確率が高くなることを覚えておきましょう。
Amazonの時間指定を使うなら利用状況をまず考えよう!
「お届け日時指定便」を利用すれば、Amazonで配達日と時間指定を行えます。しかし、毎月たくさんお商品をAmazonで購入し、「お届け日時指定便」を利用するのであれば、月額500円を払いAmazonプライム会員になった方がはるかにお得です。それでAmazonで配達日と時間指定をして商品の配達をしたいなら、このサービスをどのくらいの頻度で利用するかをよく考えて決めましょう。