Windows10のワークグループの変更・作成・参加方法を解説!

Windows10の小規模ネットワーク「ワークグループ」は、同じLANに属しているPC同士を接続し易くする為にグループ分けする機能で、WindowsVistaから組み込まれています。今回はWindows10のワークグループの変更や作成、参加方法を解説します。

Windows10のワークグループの変更・作成・参加方法を解説!のイメージ

目次

  1. 1Windows10でワークグループを作成する方法
  2. 同一のネットワーク内にあるPC間でファイル共有が可能に
  3. 2Windows10で共有オプションを有効にするには
  4. 3Windows10でワークグループの設定を変更する方法
  5. 再起動後は設定が変更されているか確認を
  6. 4ワークグループに参加する方法
  7. 参加したいワークグループ名を設定
  8. 5Windows10のワークグループを活用して作業効率UP!

Windows10でワークグループを作成する方法

Windows10でワークグループを作成する方法は、コンピューター名やワークグループ、そして共有オプションなどを設定する事により、他のPCとフォルダーを共有する事が出来ます。

まずは、目的に応じて次の2種類の中からWindows10のPCのネットワークを構築します。

  • 2台のWindows10のPCでネットワークを構築する場合は、ケーブルだけでPCを接続します。
PC同士にクロスケーブルというLANケーブルを接続します。
 
  • 複数のWindows10のPCでネットワークを構築する場合は、ハブやルーターを使用して接続します。
PCにハブまたはルーターを挟んで、ストレートケーブルというLANケーブルを接続します。

続いて、Windows10のコンピューター名とワークグループを設定します。コントロールパネルを開き、システムとセキュリティをクリックします。見つからない場合は、Windows10のデスクトップ左下にあるスタートを右クリックして、検索ボックスを出してコントロールパネルを検索してください。

システムをクリックします。

設定の変更をクリックします。

Windows10をはじめとした全てのWindowsPCは、コンピューター名はPCごとに異なる名称を付け、ワークグループは全てのPCに同じ名称を設定します。

同一のネットワーク内にあるPC間でファイル共有が可能に

今回は2つ以上のWindows10を使用したPCでネットワークを形成して、ファイルを共有する手順を説明します。まずは、Windows10のデスクトップ上のファイルフォルダを右クリックして、「共有」あるいは「アクセスを許可する」から、特定のユーザーをクリックします。

黒塗りの部分はWindows10を使用したPCに登録されているユーザーです。Everyone」は特殊なユーザー名で、同じLANの中のWindows10をはじめとしたPCの、どのユーザーからでも共有フォルダを参照する事が可能となります。

追加をクリックします。

Windows10では既存は読み取りになっていますが、もしも読み取りだけでなく他のPCからの書き込みも行いたい場合は、読み取りの右にある「▼」を右クリックして「読み取り/書き込み」をクリックし、画面下部の「共有」をクリックします。

Windows10で共有オプションを有効にするには

Windows10で共有オプションを有効にするには以下の手順で行います。まずは、コントロールパネルを開きます。見つからない場合は、Windows10のデスクトップ左下のスタートを右クリックし、検索から検索ボックスを出してコントロールパネルを検索してください。

右上の検索ボックス内に「共有の詳細設定」と入力し、共有の詳細設定の管理をクリックします。

目的に応じて有効か無効を決め、すべてのネットワークの右にある矢印「V」をクリックし表示します。

パブリックフォルダーの共有を有効にします。「パスワード保護共有を有効にする」を選択した場合は、アクセスされる側のPCのユーザーアカウントにパスワードが必要です。全ての選択が終了したら、「変更の保存」をクリックします。

エクスプローラーを開き、ネットワークをクリックします。

ネットワーク上のデバイスが表示され、アクセスが可能となります。NASやファイルサーバーなどもワークグループに参加させることによって、ファイル共有が簡単に行えるようになります。

Windows10でワークグループの設定を変更する方法

ワークグループの設定を変更するには、以下の様に行います。まずは、上述の見出し「Windows10でワークグループを作成する方法」内で書いたものと同じ要領で、コントロールパネル→システムとセキュリティ→システムと開きます。開いたら「コンピューター名、ドメイン及びワークグループの設定」のセクションにある「設定の変更」をクリックします。

システムのプロパティが表示されます。ウィンドウの右側にある「変更」をクリックします。

ワークグループの入力欄に、任意の新しいワークグループ名を入力してOKを選択します。

確認画面が表示されるのでOKをクリックします。

システムのプロパティを閉じたら、それまでのウィンドウズ10の設定を適用する為に「今すぐ再起動する」をクリックします。保存していないファイルがある場合には「後で再起動する」をクリックし、作業を終えてからWindows10を再起動します。

再起動後は設定が変更されているか確認を

Windows10を再起動した後、再びシステムのウィンドウを開き、ワークショップが変わっていれば完了となります。

ワークグループに参加する方法

上述の見出し「Windows10でワークグループを作成する方法」や「Windows10でワークグループの設定を変更する方法」と同じ要領で、コントロールパネル→システムとセキュリティ→システムの順でクリックして開きます。そして、「設定の変更」をクリックします。

参加したいワークグループ名を設定

「コンピューター名/ドメイン名の変更」が開きましたので、下にあるワークグループにチェックを入れます。

ワークグループ名を任意の名前にして、OKをボタンをクリックします。

再起動が必要なので、「今すぐ再起動する」をクリックしてWindows10を再起動します。

Windows10のワークグループを活用して作業効率UP!

Windows10をはじめとしたWindowsPCのワークグループは使ってみると簡単でとても便利という事が分かります。今までWindows10のワークグループという機能を知らなかった方も、この機会にWindows10の機能を駆使してさらなる作業効率のUPを図ってみてください。

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この記事のライター
clam_bon
初めまして。よろしくお願いいたします。始めたばかりなのでご迷惑をおかけしてしまうかもしれませんが、無理せず頑張ります。