Windows10のネットワークが表示されずファイル共有できない対処法!

Windows10で今まで表示されていたネットワークコンピュータが、突然表示されない現象が起きています。これではファイルやフォルダ―共有できません。そこで今日はWindows10のネットワークコンピュータが表示されない原因と対処法を紹介します。

Windows10のネットワークが表示されずファイル共有できない対処法!のイメージ

目次

  1. 1Windows10のネットワークコンピュータが表示されない?
  2. 2Windows10のネットワークが表示されない原因
  3. 3Windows10のネットワークが表示されない対処法
  4. 4Windows10のネットワークでファイルを共有しよう!
  5. 5Windows10のネットワークが表示されない場合は設定をしよう!

Windows10のネットワークコンピュータが表示されない?

2017年10月以降、Windows10のエクスプローラーのネットワークコンピュータが表示されない、他のPCが見えないという現象が起きてきます。

ネットワークコンピュータが表示されないとどうなる?

ネットワークコンピュータとは、Windowsの機能の一つでネットワーク上の共有リソースにアクセスできる機能です。エクスプローラの「ネットワーク」フォルダを開くと、ネットワークに接続されているWindowsPCのアイコンが表示され、そのPCが持っている共有ファイルやフォルダにアクセスすることができる便利な機能として活用されてきました。

そのネットワークコンピュータがWindows10で表示されない、他のPCが見えないという現象が起きています。

ファイルやフォルダーが共有できなくなる

Windows10のネットワークコンピュータで他のWindowsPCが表示されない・見えないということは、そのPCが持っている共有ファイルやフォルダ―が見えないため、エクスプローラ>ネットワークの手順ではWindows10で共有ファイルやフォルダにアクセスすることができないということになります。

Windows10のネットワークが表示されない原因

今までWindows95やWindows98、Windows NT4.0、WindowsMe、Windows2000、WindowsXPと引き継がれてきたWindowsのネットワークコンピュータ機能は、これまで他のPCが見えない・共有ファイルにアクセスできないというエラーはあっても、それは一時的なトラブルに過ぎませんでした。Widows10のネットワークが表示されないのはWindows10ユーザー共通のもので、一時的なエラーではありません

アップデートが原因?

Windows10のネットワークが表示されない原因はユーザー側のPCや通信環境の問題ではなく、Windows10の変更によるもので、2017年10月に提供が開始されたWindows10 Fall Creators Update(Ver.1709/RS3)からネットワークコンピュータが表示されない・他のPCが見えない現象が起こっています。

Windows10の何が変更になって、エクスプローラからネットワークコンピュータや共有ファイルにアクセスできないようになってしまったかというと、Windows10のアップデートによってサーバメッセージブロックプロトコルのSMBv1モジュールが採用されなくなったことが原因です。

Windows10を含むWindows95やWindows98において、エクスプローラにネットワークコンピュータを表示させるために、コンユータブラウズサービスという機能を利用しています。そしてこのコンピュータブラウズサービスはSMBv1モジュールを使用しています。

つまり、Windows10がSMBv1を採用していないので、コンピュータブラウズサービスはSMBv1を使えず、結果Windows10のエクスプローラでネットワークコンピュータが表示されない、他のPCが見えない、共有フォルダにアクセスできない、という現象が起きています。

このSMBv1の不採用はネットワークコンピュータの表示だけに影響し、プリンタやDLNAデバイスなどはSMBv1を利用していないため、エクスプローラのネットワークに表示されたままになっています。

Windows10のネットワークが表示されない対処法

Windows10のネットワークコンピュータが表示されず、他のPCや共有フォルダが見えなくても、それはWindows10でSMBv1モジュールが使われていないためにコンピュータブラウザサービスがネットワークコンピュータを表示できないだけです。つまり、エクスプローラのネットワークに見えないだけで、切断されてしまったわけではなく、PCとは接続されたまま共有ファイルもそのまま存在しています

その見えないPCを表示するようにするに設定すれば良いわけです。

見えないPCを表示するように設定する

Windows10 Fall Creators Update(Ver.1709/RS3)でSMBv1モジュールが採用されなくなった、とお話ししましたが、機能モジュールファイル自体はWindows10の1709アップデート以降も削除されていないため、手動で有効化すれば再び利用することはできます。ですが、SMBv1モジュールはセキュリティの弱さが問題となりマイクロソフトが非推奨と決定した経緯があります。

今まで通りに見えるようにするために、このSMBv1モジュールを有効化する方法もありますが、セキュリティに問題があると分かっているモジュールをあえて再度有効化させることはリスクを背負うことになりますのでおすすめしません。

IPアドレスで検索する

他にネットワークで見えないPCを表示させる対処法として、IPアドレスで検索する方法があります。IPアドレスとは、PCやスマホ、タブレットなどインターネットに接続された端末がもつ番号で、データをやりとりする際に、通信相手を間違えないように割り当てらえている住所のようなものです。ネットワークにPCが接続されているということは、そのPCは必ずIPアドレスを持っています。

そこでそのIPアドレスからネットワークコンピュータを検索することが可能です。そのためには共有フォルダの持ち主であるPCのIPアドレスを知る必要があります。

Windows10のクイックリンクメニュー

PCのIPアドレスの確認の手順を紹介します。コントロールパネルから確認する方法もありますが、手順が長いため、今回はもっと簡単に時間をかけず確認できる方法を紹介します。「スタート」アイコンを右クリックし、クイックリンクメニューの中から「Windows PowerShell(I)」をクリックします。

Windows10のWindows PowerShell(I)の画面

Windows10のWindows PowerShell(I)が開きました。PS C:\Users\PCユーザー名>の後に「ipconfig」と入力し、実行します(eneterキーを押します)。

Windows10のWindows PowerShell(I)でIPアドレスを確認

黄色い枠で囲った「IPv4 アドレス」に続く数字がIPアドレスです。画像のPCの場合、「192.168.0.111」がIPアドレスとして割り当てられているのが分かります。この方法でアクセスしたい共有ファイルをもつPCのIPアドレスを確認してもらいましょう。

IPアドレスから共有ファイルを開く方法

ネットワークコンピュータのIPアドレスが分かったら、見えないためにアクセスできない共有ファイルを表示させるのは簡単です。「エクスプローラー」>「ネットワーク」フォルダを開き、赤枠の欄を1回クリックして入力できるようにします。次に「\\IPアドレス\共有ファイル名」を入力し、enterを押します。

例えば、共有先のPCのIPアドレスが「192.168.1.20」、共有ファイルが「連絡用フォルダ」の場合は、「\\192.168.1.20\連絡用フォルダ」と入力します。

ネットワークのユーザー名とパスワード入力ウインド

ユーザー名とパスワードを入力し、「OK」をクリックします。

見えない共有ファイルを見えるようにしたネットワークフォルダ

Windows10のネットワークフォルダに共有ファイルが表示されました。ネットワークにPCが表示されないためにアクセスできないでいた共有ファイルはIPアドレスさえ分かれば簡単にアクセスが可能です。

Windows10のネットワークでファイルを共有しよう!

新たにWindows10のネットワークでファイルを共有する方法を紹介します。

共有する前の準備

PC名とワークグループの設定

まずはネットワークに接続するPCのコンピューター名とワークグループを設定します。コントロールパネル>システムとセキュリティ>システムを開き、「コンユーター名、ドメイン名およびワークグループの設定」の「設定の変更」をクリックします。

コンピューター名とワークグループ名を入力

システムプロパティの「コンピューター名」のタブから「変更」をクリックし、コンピューター名/ドメイン名の変更を開きます。コンピュータ名とワークグループ名を入力後「OK」をクリックするとウインドウが閉じますので、システムプロパティの「OK」をクリックします。これらの変更にはPCの再起動が必要という別ウインドウが開きますので、「今すぐ再起動する/後で再起動する」のどちらかをクリックしましょう。

次の手順に進むには今すぐ再起動を選択してください。

共有する方法

設定の共有オプション

続いて、Windows10での共用の設定を行っていきます。「設定」>「共有オプション」をクリックします。

共有オプションの詳細設定

「ネットワーク検索を有効にする」と「ファイルとプリンターの共有を有効にする」を選択してから「すべてのネットワーク」にある「∨」をクリックして詳細を開きます。詳細の内、「パブリックフォルダーの共有」の「共有を有効にして、」を選択し、パスワード要求の有無を決めます。これは他のPCユーザーがあなたが共有しているファイルにアクセスする際にユーザー名とパスワードを入力させるか・否かというものです。

情報漏洩を防ぐためにも、パスワードの入力を要求することをおすすめします。最後に「変更の保存」をクリックしてから「✖」でウインドウを閉じ、PCを再起動させます。

共有ファイルがあるPCに接続する

最後に、フォルダーに共有の設定を行います。エクスプローラから供給させたいフォルダーを右クリックし、「アクセスを許可する」>「特定のユーザー」をクリックします。

フォルダに共有を設定

「ネットワークアクセス」が開きますので、「∨」から「Everyone」を選択し、「追加」ボタンをクリックします。「▼」からレベルを選択し、「共有」をクリックします。

フォルダの共有設定完了

「ファイルは共有されています」という表示に代わりました。共有させたフォルダの下には「¥¥コンピュータ名¥フォルダ名」が表示されています。このフォルダーのパスとパスワードを連絡しておけば、相手はすぐ共有フォルダにアクセスできることになります。

共有ファイルがあるPCに接続する

共有ファイルの開き方

「エクスプローラ」>「ネットワーク」>共有ファイルのあるPCをダブルクリックします。もし相手が共有の設定でパスワードを入力させるよう設定してある場合は、ユーザー名とパスワードの入力画面が開きます。入力が正しければ、共有ファイルが表示されます。

Windows10のネットワークが表示されない場合は設定をしよう!

Windows10のエクスプローラでネットワークコンピュータが表示されないといっても、見えないだけで接続できないわけではありません。セキュリティが強化されたと前向きにとらえて、今回紹介した対処法でファイルを共有しましょう。

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この記事のライター
nabeturbo3
機械音痴でカタカナ単語の苦手な自分に理解できる解説を心がけています。

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