2019年03月14日更新
Windows10のスタートアップフォルダの場所を簡単に開くコマンドを解説!
Windows10のスタートアップフォルダの場所及びフォルダの簡単な開き方を解説致します。特にWindows10にアップグレードした場合には、スタートアップに登録していたはずのアプリが起動しなくなってしまいます。フォルダを開いてアプリの再設定が必要です。
目次
Windows10のスタートアップフォルダの場所は?
Windows10のスタートアップフォルダはどこにあるでしょうか。Windows7の時には、スタートメニューから簡単にスタートアップフォルダにアクセス出来ました。しかしWindows10ではスタートメニューからこのスタートアップがなくなってしまっています。ですが心配いりません。Windows10でのスタートアップへのアクセスは、コマンドを実行することで簡単に行えます。
Windows10にアップグレードしたらアプリが起動しない?
Windows10にアップグレードしたあと、スタートアップに登録していたはずのアプリが起動しなくなっていませんか。それはWindows10へのアップグレードによって、スタートアップ内のアプリやショートカットが削除されてしまっているからです。
Windows10へのアップグレード前と同じように、起動時に自動的にアプリが動くようにするためには、再度、スタートアップに登録をしなければいけません。
スタートアップフォルダの場所
Windows10のスタートアップフォルダの場所は
C:\Users\ (ユーザー名) \AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup
です。
※ (ユーザー名) の部分はご自身のユーザー名に変更してください。
Windows10のエクスプローラーから他のフォルダと同じように移動することも出来ます。ただし、途中のフォルダには隠しファイル属性が入ったフォルダがあります。下の画像のように隠しファイルにチェックを入れると隠しファイル属性のフォルダが表示されて、移動出来るようになります。
エクスプローラ上でフォルダを一つずつ辿る場合には、途中のフォルダ名に日本語で表示されているフォルダがあります。日本語表示の場合には以下の通りです。
C:\ユーザー\ (ユーザー名) \AppData\Roaming\Microsoft\Windows\スタートメニュー\プログラム\スタートアップ
※ (ユーザー名) の部分はご自身のユーザー名に変更してください。
フォルダを辿っていくのは一苦労です。ですが大丈夫です。簡単なコマンドでアクセス出来ます。
Windows10のスタートアップフォルダを開く
Windows10でスタートアップフォルダを開く方法を2通りご説明します。どちらの方法も簡単ですので、使いやすい方を選んでください。
メニューから開く方法
まず一つ目の方法です。この方法は、Windows10でデスクトップ左下のスタートボタンから開く方法です。デスクトップ左下のスタートボタンを右クリックしてコンテキストメニューを表示します。
次に「ファイル名を指定して実行を選択すると、小さなウィンドウが開きます。ここで名前の欄に「shell:startup」と入力し、OKボタンを押します。
実行するとエクスプローラーが開き、Windows10のスタートアップフォルダが表示されます。全てのユーザーのスタートアップフォルダを開くには、同じように名前の欄に「shell:common startup」と入力すればOKです。
コマンドを使って簡単に開く方法
2つ目の方法は、予め開いてあるエクスプローラーから、スタートアップを表示する方法です。エクスプローラーを起動して、アドレスバーに「shell:startup」を入力、エンターキーで実行します。
全てのユーザーのスタートアップフォルダを開くには、同じようにアドレスバーに「shell:common startup」と入力すればOKです。
Windows10でスタートアップアプリを設定する方法
スタートアップフォルダが表示出来たら、アプリを設定しましょう。
スタートアップフォルダに配置する
アプリの設定の仕方は簡単です。スタートアップフォルダの中にアプリ本体、もしくはアプリのショートカットを置くだけです。それで次回の起動時に、アプリが自動起動します。フォルダ内に置いてみたら、再起動して確認してみて下さい。
Windows10のスタートアップフォルダの場所を確認しよう
Windows10でスタートアップフォルダを簡単に開く方法について解説しました。コマンドで簡単に開けますので、いつも使うアプリを登録して、快適なパソコンライフを送りましょう。