Windows10のファイアウォールを有効/無効にする設定方法を解説！

ファイアウォールとは本来は防火壁という意味ですが、コンピュータ関連用語では、意図をしていないソフトウェアによる、ネットワーク間の通信をブロックするセキュリティ対策の一つです。

ファイアウォールはセキュリティ対策としては必要なのですが、使用したいソフトウェアの通信を遮断したりインストールが出来なかったりという問題の原因にもなります。ファイアウォールの仕組みを理解し、円滑にPCのセキュリティ管理を行いましょう。

ファイアウォールはPCに対し外部からの悪意のある接続を防ぐ、文字通り壁となっています。ファイアウォールを有効にすると、使用していないポートを閉じて外部からの攻撃を防いでくれます。

ファイアウォールを無効にすると、ポートが開き必要なソフトのダウロード等の通信が可能になります。ただし、ファイアウォールを無効にすると悪意のある接続も防げない可能性があるので、ダウンロード等でファイアウォールを無効にする必要がある時以外は、ファイアウォールを有効にしましょう。

世界には多くのPCがありますが、未だにウイルス対策が施されず、マルウェアなどのウイルスの脅威にされているPCも多く存在しています。

そこでWindowsでは、Windows８からWindows Defenderというウイルス対策ソフトが標準で搭載される様になりました。最新のWindows10でもWindows Defenderは標準で搭載されています。一方で市販のウイルス対策ソフトも数多く存在しています。

Windows Defenderではマルウェア（ウイルス）対策やスパイウェア対策について、PCの必要最低限の安全性を確保する事が可能です。

しかしメールクライアントソフトのブロック機能やネットバンクの保護などは市販ウイルス対策ソフトには及ばない為、これらを利用する機会が多い場合、市販のウイルス対策ソフトの導入を検討すべきです。

また、Windows Defenderに対し多くの市販のウイルス対策ソフトでは、電話によるサポートが受けられるところが優位となります。

例えば、使用しているPCの動作が遅くなった、挙動がおかしくなった等、ウイルスの影響が考えられる場合、サポートセンターに電話して対処法などを聞く事が出来ます。

Windows10でWindows Defenderのファイアウォール機能を有効化及び無効化にする設定方法について説明します。

まずはWindows10でファイアウォールを有効にする方法を説明します。

ファイアウォールを設定する手順としては、まずデスクトップのタスクバーにある検索ボックスにコントロールパネルと入力しコントロールパネルを選択、起動します。

コントロールパネルのシステムとセキュリティを選択します。

Windows Defenderファイアウォールの項目のファイアウォールの状態の確認を選択します。

メニューの左側にあるWindows Defenderファイアウォールの有効化または無効化を選択します。

Windows Defenderファイアウォールを有効にするを選択しファイアウォールの有効化の完了です。

次にファイアウォールを無効化する方法を説明します。まずはWindows10ファイアウォールを有効にする方法と同様に、コントロールパネル内のシステムとセキュリティを選択、ファイアウォールの状態を確認、Windows Defenderファイアウォールの有効化または無効化を選択します。

Windows Defenderファイアウォールを無効化するを選択しファイアウォールの無効化の完了です。

Windows Defenderファイアウォールが無効化されました。

Windows10に搭載されているWindows Defenderは通常にPCを使用する上では、ウイルス対策ソフトとして十分に機能します。しかし、ソフトによってはWindows Defenderのファイアウォールが有効になっていた場合にうまく動作しない場合もあります。

その際は、こまめにWindows Defenderのファイアウォールの有効化、無効化を切り替えて対応しましょう。