Windows10で電卓が消えた？電卓の場所やショートカットでの起動方法を解説！

普段Windows10をお使いの皆さんは、Windows10から電卓が消えてしまったと困っていませんか？桁が大きな数字を計算する場合、PCを操作しながらちょっとした費用を計算したいといった場合、PCに備わっている電卓は大変役立ちます。可能であれば、電卓はPCに備えておきたい機能です。この記事では、Windows10の電卓の場所や消えたショートカットでの起動方法をご紹介していきます。

まずはじめに確認したいことは、Windows10で電卓機能が見つからない場合に確認したい項目です。まずは電卓がPCからアンインストールされていないかを確認しましょう。

Windows10で電卓機能が見つからない場合は、電卓がアンインストールされていないかをはじめに確認しましょう。以下の方法で電卓機能のインストール状態を確認できます。
 

• Microsoftストアで確認
• Windows10の検索フォームで確認

まずはMicrosoftストアで確認する方法をご紹介します。早速PCでMicrosoftストアを起動しましょう。画面右上の「検索」をクリックし、画面に入力フォームが表示されたら「電卓」と入力して検索します。

検索結果のアプリ欄に各種電卓アプリが表示されるので、中から「Windows電卓」をクリックしましょう。

もし電卓がお使いのWindows10のPCにインストールされている状態であれば、ストア画面上部に「この製品はインストール済みです」と表示されます。また、右側にアプリの起動ボタンが表示されます。

次に、Windows10の検索フォームで確認する方法をご紹介していきます。検索フォームで確認するには、Windows10のPCのトップ画面を表示し、画面左下の「ここに入力して検索」と表示されている検索フォームに「calc」と入力して検索にかけましょう。これで電卓がWindows10のPCにインストールされている状態かを確認できます。

電卓がWindows10のPCにインストールされている状態であれば、検索結果に表示されます。

Windows10のPCに電卓アプリがインストールされているかを確認したら、次にWindows10で電卓がある場所を確認していきましょう。

それでは早速、フォルダから電卓アプリを探してみましょう。

電卓アプリは、Windows10のPCの「Cドライブ」の「C:\Windows\WinSxS\」というファイルの中にあります。もし万が一「C:\Windows\WinSxS\」のファイルの中で上記の名称のフォルダが見つからない場合は、「C:\Windows\WinSxS\」のファイルに入ってからウィンドウ右上の検索ボックスで「calc」と入力し検索しましょう。

検索をかけると、名称に「calc」が含まれたフォルダが見つかります。

次に、電卓があるフォルダを開く手順についてご紹介していきます。

先にご紹介したように、Windows10のPCの「Cドライブ」の「C:\Windows\WinSxS\」というファイルの中から電卓のファイルを見つけましょう。もし万が一「C:\Windows\WinSxS\」のファイルの中で上記の名称のフォルダが見つからない場合は、「C:\Windows\WinSxS\」のファイルに入ってからウィンドウ右上の検索ボックスで「calc」と入力し検索しましょう。

検索の結果表示されたファイルをクリックすることで、電卓アプリをのフォルダを開けます。

電卓アプリの場所の確認方法をご紹介した次は、電卓アプリをすぐに起動させられるようにWindows10で電卓の消えたショートカットを作成する方法についてご紹介していきます。

電卓アプリを見つけたならば、次回からすぐにアプリを起動できるよう、電卓アプリの消えたショートカットを作成しましょう。消えたショートカットを作成したい場合は、スタート画面のスタートバーにピン留めしましょう。

消えたショートカットを作るため、電卓アプリをスタートにピン留めするには、まずは電卓アプリを画面に表示しましょう。消えたショートカットを作るため、今回は検索フォームで電卓を検索して表示します。

電卓アプリを表示したら、電卓アプリにカーソルを合わせ、右クリックしましょう。共有、評価とレビュー、アプリの設定といった項目が表示されるので、中から「スタートにピン留めする」を選択しましょう。

これで消えたショートカットの作成、Windows10のホーム画面すぐ下のスタートバーに電卓アプリがピン留めされるため、電卓が必要な時はわざわざ検索しなくともすぐに使用できるようになります。

最後に、Windows10で電卓が起動しない場合の対処法をご紹介していきます。今回ご紹介する対象法は以下の4種類です。
 

• キャッシュを削除する
• コマンドプロンプトで削除する
• ローカルキャッシュフォルダから削除する
• アプリを再インストールする

まずご紹介するのは、キャッシュを削除するという対処法です。キャッシュを削除するには、コマンドプロンプトで削除する方法、ローカルキャッシュフォルダから削除する方法と2種類あります。それぞれのキャッシュ削除方法ごとに詳細をご紹介します。

コマンドプロンプトで削除する方法をご紹介します。

まずはブラウザにキャッシュがしっかり残るよう、ストアアプリにもキャッシュがあるようなものを削除します。
 

1. キーボードの「Ctrl」+「Shift」+「Esc」を同時に押します。そして「タスクマネージャー」を起動させます。
2. タスクマネージャーの画面左上の「ファイル」から「新しいタスクの実行」をクリックしましょう。
3. 起動させた「新しいタスクの作成」の入力欄に「cmd」を入力します。次に「このタスクに管理者特権を付与して作成します」という項目にチェックを入れ、「OK」をクリックします。または、Windowsのスタートメニューから「コマンドプロンプト」と検索し、右クリックして「新しいタスクの実行」という操作でも差し支えありません。
4. 起動したコマンドプロンプトに「WSReset」を入力しましょう。入力してからしばらくして、キャッシュの削除が完了します。

次にローカルキャッシュフォルダから削除する方法をご紹介します。先にご紹介したコマンドプロンプトでの削除方法では、全てのキャッシュを削除しきれない場合があるようなので、その場合は手動でフォルダ内のキャッシュを削除しましょう。
 

1. 適当なファイルのアドレスバーの部分に、「C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Packages\Microsoft.WindowsStore_8wekyb3d8bbwe\LocalCache」を入力し、「LocalCache」内のフォルダを削除しましょう。

先にご紹介したキャッシュを削除する方法でもWindows10で電卓が起動しない場合は、アプリを再インストールしましょう。上記で紹介したキャッシュ削除の方法でも解決しない場合は、「powershell」を管理者権限で実行し、アプリをアンインストール、再インストールしましょう。
 

1. タスクマネージャーで「powershell」を管理者の権限で実行します。またはWindowsのスタートメニューから、管理者の権限で実行しましょう。
2. 以下の「」内のコマンドを入力します。電卓以外のアプリの場合は「calc」の部分を、別のアプリ名に変更しましょう。このコマンドを実行することで、アプリのアンインストールが実行されます。「Get-AppxPackage *calc* | Remove-AppxPackage」
3. 次に、以下「」内のコマンドを入力しましょう。電卓以外のアプリの場合は「calc」の部分を別のアプリ名に変更しましょう。このコマンドを実行することでアプリの再インストールが実行されます。「Get-AppxPackage -AllUsers *calc* | Foreach {Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register "$($_.InstallLocation)\AppxManifest.xml"}」

この記事では、Windows10の電卓が見つからない場合の検索方法や場所、電卓のショートカットを作成して起動する方法、万が一電卓が起動しない場合の対処法をご紹介していきました。PCの電卓はあると便利な機能なので、すぐに起動できるようにアプリの場所や環境を整え、積極的にWindows10で電卓を使っていきましょう。