Twitterのアンケート機能は投票者がばれる？アンケート作成や投票のやり方を解説！

今や私たちの暮らしになくてはならないものの1つとなったTwitterは、日々進化を続けています。気軽にそして簡単に情報を発信できるTwitterには、様々なユニークな機能が備わっています。

そんな中で今回は、Twitterユーザーなら誰もが一度は目にしたことのある「アンケート（投票機能）」のやり方について、分かりやすく画像を使ってご説明します。とても便利で楽しい機能なので、この機会にマスターしましょう。

アンケート（投票機能）とは、自分以外のTwitterユーザーにアンケートを取れる機能です。直接街頭などで調査をする手間なく、意見が知りたい質問とその答えの選択肢を入力し、たくさんの人に問いかけられます。普通のツイートと違って選択肢があるので投票へのハードルが低く、結果的に質問に答えてもらえる可能性がぐんと上がります。

アンケート機能は誰が投票を強制されることも拒否されることもなく、たくさんの投票者に自由に参加してもらえるので、投票者との距離を縮める効果もあります。また、フォロワーの数が多ければ、投票者の数も増えやすくアンケートが盛り上がりやすくなります。

では、アンケート機能を有効に活用するにはそのような点に気を付けるとよいでしょうか。それには、「投票したい！」「リツイートしたい」と思われるユニークさや話題性が必要です。

しかしいきなり納得のいくアンケートの利用の仕方を思いつくのは、難しいことと思われます。ということで、Twitterアンケート機能をうまく活用している有名企業公式アカウントをいくつかご紹介します。

こちらは、シャープ株式会社が行ったユニークなアンケートです。シャープ公式Twitterの中の人の一人称を募集する、とてもユニークさが目立つアンケートですね。大企業のアカウントでも、なんだか身近に感じますし、これからのツイートに興味が湧いてきます。自分のアンケートへの投票結果が選ばれることがあれば、なお嬉しい気持ちになるでしょう。

こちらは、キリンビールの公式アカウントの行ったアンケートです。「茨城県民の日」にちなんだ、ビールに茨城名物についてのアンケートで、多くの人が投票しました。時事ネタを巧みに取り入れたアンケートのやり方で、思わず興味をそそられてしまいます。投票するときビールを中心に回答を考えるので、商品プロモーションの仕方としても素晴らしいです。

こちらは、味の素パークの公式Twitterアカウントです。日々のお料理レシピやお得なキャンペーンを発信しています。どのお弁当が人気があるのか調査することで、今後のアカウント運営の参考にしているようです。

体育の日、運動会などのその季節ならではの話題も取り入れているので、思わず投票したくなります。どのお弁当の料理の仕方もとても気になります。

こちらは、ニトリの公式Twitterアカウントです。商品であるチェストを、何分で組み立てられるのかというクイズ方式のアンケートで消費者とのコミュニケーションをとっています。商品のアピールにもなり、組み立て時間の紹介にもなる一石二鳥のアンケートですね。組み立ての仕方もとても気になります。

こちらはZOZOTOWN社長の前澤友作さんの行ったTwitterアンケートです。毎朝の洋服選びに対しての意識調査の質問に、7割の人が「面倒、時間短縮したい」と答えています。アパレルショップにとっては本来なら芳しくない取り消したくなるようなアンケート結果ですが、この消費者の本音を踏まえた上でこれからもZOZOTOWNは進化を続けるのでしょう。

毎朝の洋服選びにかける時間を6割以上の人が「0～5分」だと回答しています。誰が投票者なのかがわからないTwitterアンケートは、時に意外な結果を残すこともあります。このように自分の活動の根底を覆すようなアンケートも、試してみても良いかもしれません。

とってもユニークで、思わず投票したくなるアンケートでした。これらのアンケートの活用の仕方の例から学べる、興味を持ってもらうために必要な要素はこちらです。

●親しみを持てるようなユニークさを意識する
●自分のアピールしたいものを絡めたアンケート
●その時期に合わせたアンケートを行う
●ハッシュタグを活用する（「拡散希望」「○○したらリツイート」なども有効）

「この質問には誰が投票したいと思うだろう」とターゲットを絞り方を考えることも勉強になるでしょう。また、自分のアピールしたいものやアンケートの対象がツイートに収まりきらない場合は、ホームページなどのURLをツイートに貼り付けるやり方もとても効果的です。

では、そんな様々な可能性を持つTwitterアンケート機能の気になる仕組みについてわかりやすくご説明していきます。投票者として、アンケート作成者としてより効果的に投票機能を使いこなすためには、細かなルールや仕組みを把握しておきたいところです。想像以上に簡単なので、安心してください。

投票は匿名性のため、誰が投票者なのか自分以外のTwitterユーザーにばれることはありません。

たとえアンケートを作成した本人へも、誰が投票したかは決してばれる心配がなく、投票者数とその割合がわかるだけです。SNSの中でも匿名性の高いTwitterは、個人の趣味嗜好が不特定多数にばれることのないしっかりしたプライバシー管理なので安心して投票できます。

しかし、公序良俗に反したり他人を侮辱するなどの悪質なアンケートの場合は、Twitter社が法的に情報開示を求められ、誰が投票者なのかがばれる可能性も少なからずあります。「誰が投票したかばれることはないから」と悪意のあるアンケートにうかつに答えないよう注意しておくと良いかもしれません。

投票者の割合は、常に更新されます。アンケート作成者の設定した投票期間が終わるまでの間は、投票結果はあくまで中間結果としての表示です。最終的な投票結果が見たい場合は、投票期間が終わるまで待ちましょう。

誰が投票したかがばれることのない匿名性も、エンターテインメント性も高い便利な投票機能ですが、この機能でできることとできないことがあります。より楽しく効果的に投票機能を使いこなすために、一つ一つしっかりチェックしておきましょう。

自分の作った質問に、自分自身は投票できません。あくまで自分以外のユーザーの意見を参考にするための機能のようです。しかし、質問者が複数のアカウントを持っていた場合は例外となります。質問を作成したアカウント以外であれば、「自分以外」のアカウントとみなされるので質問に投票できます。

もちろん、質問者本人が別アカウントで自らのアンケートに答えたことも、周りにはばれることはありません。

開始した投票は、質問者自身の手で取り消しができます。質問への投票がすでに行われていても取り消しは可能です。取り消しの仕方は、通常のツイートを削除するやり方と同じです。ツイート画面の右上の「V」のようなボタンをタップして、「ツイートを削除」を選択すれば取り消し完了です。

自分のアンケートで誰かが傷つくかもしれないと少しでも感じたら、速やかにツイートの取り消しを行いましょう。取り消しが遅れて自分も周りも不快な思いをしないよう、常に注意は必要かもしれません。

一度回答した投票は、2018年11月現在は残念ながら取り消しすることができません。取り消しができるのは、自分の作成したアンケートのみです。そのため、間違えて自分の選びたい選択肢に投票してしまわないよう注意が必要です。どうしても他の項目に投票したい場合は、別アカウントから行いましょう。

一度に複数のアンケートツイートを行うことも可能です。意見が聞きたい項目がたくさんあるときに便利ですね。しかし、あまり連続でツイートするやり方はフォロワーのタイムラインを埋め尽くしてしまい、あまり良く思われません。自分のアンケートに興味を持ってもらうためにも、複数の質問をするときは適度に時間をあけておきましょう。

質問の投票項目は、最低2択から最大4択まで自由にカスタマイズできます。投票の結果をより純度の高いものにしたい時は「結果だけ見る」「閲覧用」などの項目を入れておきましょう。投票結果が見たくて適当に回答するユーザーを減らすことができるので、より純度の高いアンケート結果を得るためのやり方として有効です。

以前までは、投票の制限時間は24時間で固定されていました。しかし、2018年11月現在はバージョンアップし5分～7日まで自由に選べるようになっています。より多くの意見を聞きたい場合は、長期間に設定すると良いかもしれません。また、同じ質問内容で5分間アンケートを呼びかけて、朝・昼・夜の投票結果の違いなどを調べてみるやり方も面白そうです。

では、Twitterアンケートの具体的なやり方をご説明します。まずはスマートフォンでのやり方です。非常に簡単なので、是非読み進めながら試してみてください。

まず、ツイート画面を開き棒グラフのようなマークをタップします。すると、質問と投票選択肢が入力できるようになります。

質問と回答を入力したら、右上のツイートボタンをタップして投稿しましょう。これらを埋めるまでは、ツイートできないようになっています。

より多くの選択肢の中から投票者に答えてもらいたいときは、回答2の横の「＋」をタップしてください。

投票項目が3つに増えました。もう1度繰り返して、選択肢を4つにすることもできます。増やした回答を空欄のままツイートした場合は、自動的に回答は2択に戻ります。

自分の選びたい回答をタップしてください。すると、自分の回答した選択肢にチェックマークがつき、投票結果も見られます。

では、ブラウザでのTwitterアンケートのやり方をご紹介します。流れはスマホとほとんど変わりません。

ツイート画面の下の方にある、棒グラフのようなアイコンをタップまたはクリックしてください。すると、アンケートと回答入力画面に変わります。

質問と回答を入力してから、右下のツイートボタンでツイートします。こちらもどこか1つでも空欄の項目があるとツイートできないので、注意しましょう。

回答2の下の「回答を追加する」をタップしてください。

するとこのように選択肢を増えます。繰り返すことで4つまで項目を増やせます。回答3と回答4を入力せずツイートした場合は、元の2択にも自動的に戻る仕組みです。

他のTwitterユーザーの作ったアンケートの投票者になりたいときは、そのアンケートツイートの選択肢をタップします。前述の通り、一度した回答は取り消しができないので間違えないように注意しましょう。

アンケート作成者の指定した期限が終わった時、最終結果として投票者数とその割合が表示されます。アンケート期間中は途中経過として表示されるので、終わるまで気長に待ちましょう。

指定した期限を過ぎた後に自分の作成したアンケートを開くと、このように最終結果が表示されます。投票者数とその割合を確認できるのです。

質問者以外の最終結果の確認の仕方も、自分がアンケート作成者のときとほとんど変わりません。このアンケートの投票者になっていた場合は、自分が投票した項目の横にチェックマークがつきます。

私たちの生活にかかせない存在になったTwitterは、素晴らしい発展の仕方でこれまでの不可能をどんどん可能に変えていってくれています。

ユーモアたっぷりの質問でコミュニケーションを取ったり、商品や自分自身のプロモーションとして使ったり、Twitterのアンケートは活用の仕方次第で無限に可能性が広がります。誰が投票したかがばれる心配がないことにより、正直な意見を集めやすいTwitterアンケートは、私たちに柔軟なアイデアを得る機会を与えてくれました。

しかし、誰が投票したかがばれないからと悪質な質問の仕方をしたり、またその回答者になることがないように注意したいところです。もしも不快感を与えるアンケートを作成してしまったら早急に取り消しすることをオススメします。また、取り消しができなくて困るような投票は、初めから避けておきましょう。

誰が投票したかがばれることにおびえるのではなく、楽しいTwitter利用の仕方で便利な毎日に花を添えていきたいですね。