メルカリの始め方を初心者向けに解説！購入・出品のやり方や仕組みは？

メルカリに興味があるんだけど、まだ始めていない、という人も多くいるようです。メルカリは2013年に日本で初めてリリースされたフリーマーケットアプリです。それまでは個人間でのネット上での売買の方法といえば、ヤフオクなどのオークションサイトを利用するしかありませんでした。

それがメルカリではオークション形式ではなく売りたい人が決めた値段で売ることができるという点と、買う側も売る側も、取引の相手に自分の住所や名前を渡さずに取引できる匿名配送を利用できる、という点が多くの人の心をつかみ、一気に広がっていきました。

家の不用品を売りたいときでも、ブックオフなどの中古品買取店に持ち込むよりも高く売れて、買いたいときも掘り出し物が格安で買える、というのがメルカリが人気の理由です。この記事ではメルカリの始め方がわからない、という初心者のために、購入希望者が買うやり方と、出品希望者が売るやり方をそれぞれわかりやすく解説します。

メルカリの仕組みとは、どのような仕組みになっているのかまずは見ていきましょう。

メルカリの仕組みというのは、個人間の売買を業者が仲介する仕組みになっています。個人で売りたいものを持っている人がいて、それを買ってくれる人を見つけたい場合、ネットを使わなければブックオフなどの中古品を買い取ってくれるお店に持っていくのが一般的でしょう。

それをネット上で行いたい場合には、ヤフオクに出したり、直接取引したいのならSNSなどに書きこんで買ってくれる人を直接募る、という方法もあります。しかし、ヤフオクは自分で買ってほしい値段で入札されるかわからない、ということもありますし、SNSを使っての直接取引はどんな人と取引するのかわからなくて怖い、という問題があります。

メルカリは売りたい人と買いたい人の間にメルカリの会社が入ることで、売る人と買う人が直接取引をしなくても安心して取引できるような仕組みにしています。メルカリでは信用できる業者が間に入ることで、どんな人でも個人間の売買を簡単に安心してできるようになっています。

メルカリの始め方で初心者が気になるのは、買うときと売るときのそれぞれの仕組みでしょう。こちらではメルカリの仕組みで、購入者が買うときの流れ、出品者が売るときの流れについてそれぞれ見ていきましょう。

購入者が商品を買うときの流れについてみていきましょう。買うときにはまずはメルカリのアプリで商品を選んで、気に入った商品をタップします。すると商品紹介ページに入るので詳しい説明や、アイコンに使われていない写真なども良く見て買うかどうか決めます。

買うことを決めたら、購入手続きへ進むボタンをタップして、購入画面へと入ります。支払い方法と配送先を確認したら「購入する」のボタンをタップします。確認ページで購入を確定します。コンビニ支払いや銀行振り込みを支払い方法で選んだ場合にはメルカリへお金を支払います。

メルカリへの入金が確認出来たら、出品者から商品が発送されるので到着を待ちます。商品が到着したら中身を確認して不備がなければ、メルカリのアプリで出品者を評価して取引終了です。

出品するときの仕組みと流れは次の通りです。まずはメルカリのアプリから商品を登録します。商品の写真や詳細についての説明文を登録して、販売価格と配送方法を決めたら、メルカリに商品を登録します。登録した商品はメルカリの出品物の一覧に表示されるので、購入者が現れるのを待ちます。

購入されたらメルカリから連絡がきます。この時にコンビニ払いや銀行振り込みを購入希望者が選択していた場合には入金されるまで発送できません。メルカリ側が入金を確認したら、発送するように連絡が来るので商品を梱包して発送します。

商品到着後、購入者がメルカリのアプリで評価をします。購入者から評価されたら、出品者側の購入者の評価を入力して取引が終了です。お互いに評価まで終了してから、メルカリから手数料と送料を差し引いた金額が入金されます。

ここからは具体的なメルカリのはじめかたについてみていきましょう。まずはメルカリのアプリの初期設定について詳しく解説します。

まずはメルカリのアプリをスマホにインストールします。メルカリのアプリはiPhoneならAppストアに、AndroidならGoogle Playストアにそれぞれあるので、ストアで「メルカリ」と検索してダウンロードしましょう。

メルカリのアプリをスマホにインストールしたら、案内に従って登録していきます。メルカリの登録方法は「Facebookで登録」「Googleで登録」「メールアドレスで登録」の３つの登録方法から選ぶことができます。あなたにとって最も使いやすい登録方法を選んで登録しましょう。

3つの登録方法で登録を開始したら、電話番号認証を行います。携帯電話番号を入力するとSMSに認証コードが送られてきます。取引の時に全体に公開されるニックネームを登録します。全体に公開されるのは新国ネームですが、メルカリには、匿名配送を利用した場合の商品の発送や、お金の振り込みなどのために使用する本名と住所を登録しないといけません。

メルカリに登録した氏名とお金を振り込んでもらうときの口座情報が一致しないとお金を振り込んでもらえないので注意しましょう。自分が使っていても、家族名義の口座に振り込んでもらうときには、家族の名前を登録する必要があります。

支払い方法などを初期設定で登録することもできますが、商品を購入する都度変更することもできます。初期登録では登録しなくても大丈夫です。

メルカリの始め方、初めて商品を買うときの購入のやり方についてみていきましょう。初心者でも簡単にできるメルカリでの初めての購入の方法はどうしたらいいのか、具体的に仕組みに沿ってみていきましょう。

まずは買う商品を探します。メルカリのアプリを開くと出品されている商品の1枚目の写真が一覧になって並んでいます。その中から欲しい商品を探したり、検索したりして買う商品を探します。

検索して探すときにはメルカリのアプリの画面の上にある検索窓をタップします。

こちらのキーワード入力欄にキーワードを入力して探すほか、商品のカテゴリーやブランドから探すこともできます。

「カテゴリーからさがす」をタップすると、このように商品のカテゴリーから選ぶことができます。

「ブランドからさがす」をタップすると、このようにブランド名から探すことができます。

あなたが買いたいと思う商品を探すのに一番効率的な方法で、商品を探してみましょう。

購入したい商品を決めたら、商品の一覧に並んでいるその商品の写真をタップします。すると商品の詳細ページに入るので、商品の詳細を確認します。特に配送方法はよく確認しましょう。安いと思って購入しても、送料が購入者負担になっていたり、出品者負担でも匿名配送になっていない場合もあります

匿名配送で相手に名前と住所を伝えなくてもメルカリが仲介して配送してくれる配送のやり方は、らくらくメルカリ便とゆうゆうメルカリ便だけです。普通郵便などのその他の配送方法は相手に配送先を伝える必要があるので注意しましょう。こちらの画像は送料は出品者負担ですが「普通郵便」とあるので、匿名配送ではありません。

初心者は配送方法など見落としがちですが、この辺はメルカリを初心者が使う上でとても重要なポイントになります。メルカリ初心者にとって、相手に個人情報を伝えるというのはとても不安なことです。初心者のうちは、多少商品の価格が高くなっても、匿名配送のやり方を利用するらくらくメルカリ便かゆうゆうメルカリ便を選ぶようにしましょう。

商品を購入することを決めたら、画面の右下にある「購入手続きへ」をタップします。

「支払い方法」をタップすると支払い方法を変更することができます。

支払い方法はこのようにいくつか選ぶことができます。大手キャリアでスマホを契約している場合には、ケータイ料金の支払いと一緒に合わせることもできます。都合のいい支払い方法を選びましょう。

支払い方法と配送先の住所と名前を確認したら「購入する」をタップします。確認画面でもう一度確認してから購入を確定するとその商品の購入手続きが完了しました。

「コンビニ払い」を支払い方法で選択した場合には、できるだけ早く支払いをしてしまいましょう。3日経って支払いがない場合には、出品者側にキャンセルボタンが出てキャンセルされてしまう可能性があります。

メルカリが購入者からの入金を確認したら出品者側に発送をするように連絡が入ります。商品の詳細画面に発送までの日数が書いてあるので、その日数までは待ちましょう。商品が出品者から発送されたら、発送通知が来るので届くのを待ちます。

商品が届いたら商品を確認します。特に問題がなければ出品者をメルカリのアプリで評価したら取引が終了します。

万が一商品が壊れていた、注文したものとサイズが違っていたなどの不備があった場合には、評価ボタンは押さずに対処します。まずはコメントで出品者に商品が壊れていたなどの状況を伝えたうえで、メルカリに問い合わせをします。

問い合わせ方法はアプリのトップページの「≡」からメニューを開いて「問い合わせ」＞「お問い合わせ項目を選ぶ」＞「取引中の商品について」から問い合わせることができます。

メルカリの始め方、次は初心者が出品するときのやり方アについてみていきましょう。メルカリの魅力は、買うだけではなくフリーマーケット初心者でも簡単に売ることができて、しかもブックオフなどよりも高く売ることができる、ということです。こちらではメルカリで初心者が始めて商品を出品するときのやりかたについてみていきましょう。

メルカリで売るときにはまずはメルカリのアプリを開いて右下のカメラマークの「出品ボタン」をタップします。すると商品を出品するためのページに入ることができます。

メルカリで売るときにはまずは画像をアップします。あらかじめスマホに保存してある画像を使ってもいいですし、メルカリアプリで撮影してそのままアップすることもできます。アプリで撮影するときには、「写真を撮る」を選ぶとカメラが起動するので、そのまま写真を撮影します。

写真は4枚アップできます。1枚目は商品の一覧に表示される画像になるので見栄え良くきれいに撮ります。2枚目以降は角度を変えたり、裏側や、傷などの問題点があればデメリットになる部分も伝わるように映しておきます。デメリットも正直に伝えることで、後々のクレームや評価を下げられることを避けられます。

写真をアップ出来たら商品名や商品説明などを記入します。いつ購入したものなのか、サイズや購入時の定価、色、もしも不具合があればそちらも丁寧に説明しておきます。

商品のカテゴリーや状態を選択します。

配送料を選びます。出品者負担の方が良く売れますが、その分だけ代金から引かれてしまうので、価格に上乗せします。配送方法は匿名配送が選べる「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」、匿名配送ではないゆうメールやレターパック、普通郵便などから選べます。

メルカリを利用する人の多くが、メルカリには個人情報を渡しても、個人間では個人情報を渡す必要がないという点にメリットを感じています。できることなら匿名配送を選んだほうが売れる確率は高くなります。

販売価格を入力します。すると販売手数料と販売利益が表示されるのでそちらを確認します。匿名配送を選択した場合には、利益からさらに配送料が引かれます。

入力したことを確認して問題なければ「出品する」をタップします。確認画面でもう一度確認して、間違いがなければもう一度「出品する」をタップすると出品が確定されて、販売されている商品の一覧に表示されるようになります。

商品の出品ができたら、後は購入されるのを待ちます。初心者は特に出品したばかりの頃は買う人が早く表れないか気になって、商品ページを何度も開いてしまうものです。しかし、商品によっては掲載されて数分で購入されるものもあれば、なかなか購入されないものもあります。

筆者も出品した時には、1週間ほど待って初めて購入されました。中には数カ月もたってから、出品したことをすっかりと忘れた頃に購入されたものもありました。出品から1年以上たっても購入されないものも正直なところあります。

購入してもらえるかどうかは、時の運といってもいいかもしれません。同じような他の商品が売れているのに、あなたの商品だけ売れない場合には、価格設定や配送方法を見直してみるといいでしょう。他の人が売れている値段に設定するとあっという間に売れることもあります。

商品が購入されたらメルカリから連絡が入ります。商品を丁寧に梱包して発送します。小物でもただ茶封筒に入れて発送するだけではいけません。万が一雨に濡れる可能性や配送途中で破損する可能性などを考えて、ビニールに入れてプチプチで梱包する程度の気遣いはしましょう。

商品を発送したら、到着して購入者に評価されるのを待ちます。購入者が評価をしないと出品者側が評価できません。出品者側からの評価を待ちます。

購入者が評価してくれたら、購入者を評価します。相手がどのような評価を付けているのかは、出品者側が評価した後でなければ見れらない仕組みになっているので、自分の印象だけで評価します。特に問題がなければ「よい」でいいでしょう。

出品者側が評価すると完全に取引が終了します。するとメルカリから手数料と送料を差し引いた金額が入金されます。入金されたお金は銀行振り込みで手に入れることができるほか、メルカリでの購入やメルペイのチャージに利用できます。

メルカリを初心者が利用するときには、上手に使うためのコツと注意点があります。こちらでは買うときと売るとき、それぞれのコツと注意点についてみていきましょう。

初心者がメルカリで買うときの上手に使うためのやり方のコツと注意点は次の通りです。

メルカリでは間にメルカリの会社が入る仕組みとはいえ、基本的に個人対個人のやり取りになります。全くトラブルなどが起きないわけではありません。メルカリをはじめたばかりでやり方もわからない初心者にとっては、誰から購入するのが一番安心なのかわからないことでしょう。

初心者が安心できる買うやり方というのは、評価が高い出品者から購入することです。メルカリでは出品者も購入者もプロフィールを見ることができて、そちらの相手からの評価の星の数を見ることができます。取引数が多くて、星の数も多い出品者なら安心して取引できます。

メルカリではコメント欄を使って値引き交渉ができます。出費者によっては値引き交渉には応じない旨を記載している人もいますが、そういった記載がない場合には値引き交渉をしてみるのもいいでしょう。

コメント欄ではやり取りが公開されてしまいます。こっそりと値引き交渉をしたいときにはオファーを使ってみるのもいいでしょう。メルカリでは購入ボタンの横に「オファー」ボタンがあります。

オファーボタンからオファーページに入ると、こっそりと値引きのお願いがあります。オファーはコメントのやり取りは必要なく、こっそりと購入希望価格の提示のみでできるので興味がある人は使ってみましょう。

メルカリの商品一覧を見ていると「〇〇様専用品」というものがあります。こちらは値引き交渉をした人などに向けて、出品者が専用品として出品しているものです。しかし、メルカリには特定の人専用で出品できるやり方はありません。

専用品は横取りしないことがメルカリのマナーですが、専用品でお願いした商品を、他の人に横取りされたらそのときにはあきらめるしかありません。

メルカリに初心者が出品するときの注意点についてみていきましょう。

メルカリの仕組みでは、販売した金額から手数料が引かれることになっています。メルカリの手数料は同じようなフリマアプリの中でも高いと言われていて、売上金額の10%が手数料として引かれます。1,000円で売る商品は100円が手数料に、1万円で売る商品は1,000円が手数料になってしまうのはあらかじめ承知しておきましょう。

匿名配送のらくらくメルカリ便とゆうゆうメルカリ便を選択した場合には、送料も売り上げから引かれてしまいます。あらかじめ手数料と送料込みの価格設定にしないと、赤字になってしまうこともあるので気を付けましょう。

メルカリで売り上げがあった場合には、売上金の使用期限に気を付けましょう。メルカリではあなたのアカウントに入金されてから、1年以内に銀行振り込みの手続きをするか、メルカリでの購入やメルペイにチャージして使わないと、売上金が消滅してしまいます。

銀行振り込みには振込手数料が掛かってしまうので、おサイフケータイを利用している人はiD決済も利用できるメルペイにチャージしてコンビニなどで利用してしまうのが一番お得でしょう。売上金の使用期限には気を付けて、せっかくの売上を無駄にしないようにしましょう。

たまに家の不用品を売る程度ならそれほど気にする必要もないかもしれませんが、継続的にメルカリで販売をしていくつもりなら、高い評価を得られるように気を付けましょう。評価が低い出品者からの購入は避ける人が少なくありません。

手作り品などを出費している場合には、ファンになってくれた人がリピーターになってくれることもあります。そのようなファンを獲得するためには、良いものを出品するだけではなく、メルカリでの取引も誠実に行うことが大切です。

コメントの書き方や、商品の梱包方法など丁寧に対応することで、高評価が積み重なっていきます。高い評価を得られるように頑張りましょう。

この記事ではメルカリでの購入や出品のやり方について詳しく解説してきました。メルカリのやり方は意外と簡単です。ぜひ興味がある人は出品してみたり、購入してみたりしましょう。

今やメルカリは私たちの生活に欠かせないアプリといってもいいでしょう。ぜひ掘り出し物を見つけたり、不用品を売ってみたりして、メルカリのやり方を覚えて活用してみましょう。

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