Uber Eats(ウーバーイーツ)の給料はどれくらい?配達員の収入や時給を調査!
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達員をやると給料は実際にどのくらいの時給になるのか気になっている人も多いことでしょう。この記事ではウーバーイーツは本当に稼げるのか、その給料の実態を、報酬の体系などと合わせてご紹介します。
目次
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達員の給料の仕組みについて
バイトや副業の代わりとして、ウーバーイーツの配達員を考える方が増えています。実際に、ウーバーイーツの配達員の給料はどの程度になるのか、気になる部分です。この記事では、ウーバーイーツで配達を行うと、給料はどの程度もらえるのか解説します。
ウーバーイーツの配達員は、厳密には雇われているわけではなく、個人事業主として業務委託を受けるため、給料ではなく報酬です。しかし、バイト感覚で行う場合、給料と同じとも言えるため、給料の状況として解説します。まずは、Uber Eatsの給料の仕組みを解説します。
報酬の基本料金
Uber Eatsの給料、報酬の仕組みは、基本報酬とブースト、インセンティブから成り立っています。給料の基本報酬の仕組みは、次の通りです。
受取り料金
お店から料理を受け取った時点で、受け取り料金が報酬としてもらえます。受け渡し料金はエリアによって異なり、千葉と埼玉が最も高く300円、東京が265円、横浜・川崎が250円、そのほかのエリアが215円です。この受け取り料金は、万が一購入者に渡せなくても必ずもらえます。
受け渡し料金
注文した購入者のもとへ届けて、料理を受け渡した時点でもらえる、受け渡し料金があります。こちらは万が一注文者に出会えず、受け渡せなかった場合はもらえません。受け渡し料金は、埼玉と千葉で170円、東京で125円、横浜・川崎で120円、そのほかのエリアが105円です。
走行距離料金
その他に、自転車やバイクで走った距離に応じて報酬がもらえます。こちら1kmあたりの報酬は、千葉と埼玉で150円、その他のエリアでは60円です。
インセンティブ
Uber Eatsの報酬は、インセンティブ制度があります。インセンティブは、主に次の3つがあります。
ブースト
ブーストとは、注文が多い時間帯やエリアに、より多くの配達員を配置するため、基本報酬に倍率をかけるシステムです。ブーストがかかっているときは、ブーストの対象エリア内で、上記の基本報酬の合計金額にブーストの倍率をかけた金額が支払われます。
ブーストは1.1倍から発生します。時として、1.5倍や2倍近い倍率になることもあり、とても効率よく稼げます。しかし、配達員が殺到するため、仕事が入らない場合もよくあります。どのようにブーストを使えば稼げるのか、試行錯誤してみるのも面白いでしょう。
クエスト
クエストとは、それぞれの配達員にウーバーイーツから発動されるミッションです。例えば「3時間以内に4回配達完了で400円」や、「本日中に10回配達で1,500円」等のミッションが、配達員それぞれに発動されます。この条件を達成すると得られるのが、クエストの報酬です。
ピーク料金
ピーク料金とは、特に注文が多く発生する時間帯に、注文の多いエリア内で配達をするともらえる追加の報酬です。ピーク料金のエリア内で配達を行うと、100円から200円、時には300円ほどの追加料金がもらえます。
ピーク料金が発生すると、ドライバーズアプリの地図に表示されます。ピーク料金が発生しやすいエリアを狙って待機するのもいいでしょう。
ウーバーイーツの給料の収入は実際のところどのくらいになるの?
ウーバーイーツで配達員をしたら、実際にどの程度の給料を稼げるのか、時給と年収に表して紹介します。
時給に換算したら?
バイトや副業としてUber Eatsの配達員を行うのであれば、時給に換算したらどの程度になるのでしょうか。ウーバーイーツ配達員の1回あたり配達でもらえる平均報酬は、400円程度だと言われています。初心者でも、1時間に2件は確実にこなせます。400円の報酬を2回で計算し、時給800円は最低でも稼げるでしょう。
長く続けていて、稼ぐコツを理解している方は、1時間に3軒、4軒のお店を回る配達員もいます。3軒回れば基本報酬だけで1,200円、4軒回れば1,600円の時給になります。
また、回数を増やしてブーストやクエストを上手に使えば、時給2,000円を超える人も少なくありません。平均すると、時給1,000円~1,200円程度は、慣れれば稼げるようになります。
月収や年収は人ぞれぞれ!
ウーバーイーツの配達員の仕事は、時給に換算すると1,000円程度の時給です。これは初心者でもベテランでも、大差はありません。しかし、月収や年収となると、人によって大きな差が出てきます。
これは、Uber Eatsの配達員の仕事が、ウーバーイーツのアプリの稼働時間内であれば、好きな時間に好きなだけ働くことができるためです。Uber Eatsのアプリの稼働時間は、エリアによって異なりますが、朝9時~夜11時くらいまで、1日に14時間ほど稼働しています。
毎日本業として8時間以上、配達を受け付けている方であれば、1日に1万円を超える日給になることも珍しくありません。25日稼働したとしたら月収25万円、ウーバーイーツの配達員だけで年収300万円も夢ではありません。
しかし多くの配達員が、隙間時間のアルバイト感覚で稼働しています。1日に3時間程度を週に3日稼働、といった方も多くいます。時給1,000円で1日3時間、週に3日なら月収は3万6,000円程度です。生活できる金額ではありませんが、学生や主婦(主夫)のアルバイトや、サラリーマンの副業としては充分な方も多いのです。
ウーバーイーツは、自分の働き方を自由に決められる仕事です。あなたのライフスタイルに合わせた稼ぎ方を、ぜひ考えてみてください。
ウーバーイーツの給料で稼げる配達員になるためには?
ウーバーイーツの配達員の仕事では、人によって給料が大きく異なります。時給に換算すると1,000円程度が平均ですが、中には平均時給2,000円を稼ぎ出している猛者もいます。ウーバーイーツで、効率良く給料を稼ぐ配達員になるには、どのような工夫をすべきか、解説します。
短距離の配達を多く引き受ける
ウーバーイーツでは、距離料金を稼いだ方が、より稼げるように見えます。しかし、依頼を引き受けてからお店に向かうまでの距離は、カウントされません。また、GPSの不調でアプリが距離を正しく計測しなかった場合も、報酬は支払われません。
距離料金を稼ぎに入れずに考えたほうが、リスクは少なくなります。よって、短距離の配達を数多く引き受け、受け取り料金と受け渡し料金で稼ぐことを考えたほうが、多く確実に稼げます。配達員の中には、距離が依頼を受けた際に、1km以上のお店は断る、5分以上受け取りに行くのにかかるお店の依頼は断る、といった方もいます。
できるだけ短距離の依頼を、たくさんこなすようにしましょう。ただし、配達員を始めたばかりの際は、これをやってはいけません。依頼をキャンセルし続けていると評価が上がらず、依頼が来なくなります。最初は遠くのお店からの依頼も引き受けて、ある程度評価をしっかりと上げてから、この戦略を取りましょう。
インセンティブを多く配達する
ウーバーイーツで給料を稼いでいる配達員の多くが、インセンティブを活用しています。基本料金だけであれば、1回あたりの配達は平均400円ですが、1.5倍のブーストがかかれば600円です。1時間に4回配達できれば、差額は800円になります。
また、クエストをクリアした時の報酬も見逃せません。インセンティブは常に発生するわけではありませんが、発生したら稼ぎ時です。インセンティブが発生したら、見逃さずにすぐに依頼を受けましょう。
ウーバーイーツの給料が十分かどうかは配達員次第!
この記事では、ウーバーイーツの給料を詳しくご紹介しました。ウーバーイーツが基本報酬を引き下げたことで、給料が下がると問題になりました。しかし、ウーバーイーツ側では、より需要のある時間帯やエリアに配達員を配置するため、インセンティブを強化するためにとった措置です。
ウーバーイーツは、働けば必ず給料がもらえるバイトではありません。自分の責任で行う仕事です。稼げるかどうかは配達員の工夫次第です。ウーバーイーツで配達をおこなうのであれば、ウーバーイーツで効率よく稼ぐために工夫をこらし、稼げる配達員になりましょう。