2019年03月14日更新
Macで「ウイルスに感染しました」と警告が表示された時の対処法!
Macの使用中にウイルス検出の警告が出ると、またかと思う反面、本当にウイルス感染していたらどうしようと一気に不安が渦巻きます。今回は、Macにウイルス検出の警告が出たとき落ち着いて対処できるような方法をいくつかご紹介します。
目次
Macで「ウイルスに感染しました」と警告が表示された!
Macの使用中に「お使いのPCにウイルスが感染しました」などという警告画面が表示されたことはありませんか?「変なサイト見ちゃった?」「PC内データが流出する!」など一気に不安を駆り立てる警告ですが、もしかしたらこれらは嘘の警告画面かもしれません。
トロイの木馬に注意!
トロイの木馬とはギリシャ神話の1つで、聞いたことがある人もいるでしょう。神話では、木馬の中に兵士が隠れていることに気づかないまま、国へ入れてしまった結果、中に隠れていた兵士の奇襲にあいそのまま滅ぼされてしまうというお話です。
同じように、危険なものだと思わせずにPC内へ招き入れるような悪質な警告画面やウイルスを、神話通りに「トロイの木馬」と呼びます。あなたが受け取った警告画面、もしかしたら「トロイの木馬」かもしれません。
Macでウイルス検出の警告が表示された場合の対処法
いきなり警告画面が表示されると、トロイの木馬だと分かっていてもドキリとしてしまうものです。ウイルス検出など、Macにウイルスの警告画面が表示されたときは焦らずに落ち着いて対処しましょう。
ウィンドウを閉じる
警告画像の多くは、「〇〇をインストールしてください」「続けるを押してください」など、指示を出してきます。ですが、警告画面の指示は無視して、警告画面が表示されたウインドウを閉じましょう。
セキュリティソフトでスキャンする
「もしかしたら、本当にウイルスに感染したのかもしれない。」と不安の方は、お使いのMacにセキュリティソフトをインストールしてください。すでにセキュリティソフトをインストールしている方は、Macをスキャンしてみましょう。
セキュリティソフトでスキャンすることで、実際にお使いのMacがウイルス感染しているかどうか確認することができます。
Macでウイルスの感染しないように対策をしておこう!
悪質なウイルスにお使いのMacが感染されないようにするには、日頃の対策の積み重ねが必要です。悪質なウイルス感染には、自己防衛が大切になります。
OSやアプリを最新バージョンに更新する
お使いのMacOSが古いままだったり、Macアプリのアップデートを怠ったりすると、Macのセキュリティが弱いままかもしれません。MacOSやアプリの更新通知がきたときは、なるべく早めに更新するようにしましょう。
アプリは公式サイト・App Storeからインストールする
悪質なウイルスは、非公式の場から流れてくることが多いです。アプリのインストールは、公式サイトもしくは「MacApp Store」から正規の手続きを踏んでインストールしましょう。
セキュリティソフトを入れる
お使いのMacに入れたセキュリティソフトでスキャンすることで、ウイルスの検出・対抗が可能になります。残念なことにウイルスの精度も常に上がっています。専用のセキュリティソフトをインストールしておくことで、お使いのMacを万全な状態にしておきましょう。
もしかしたら本当の警告なのかもしれないと不安の方は、セキュリティソフトでスキャンすることでウイルス感染の有無を確認しましょう。
Gatekeeperをオンにする
Gatekeeperとは、Macに初期搭載されているセキュリティ機能の1つです。Gatekeeperを「オン」にすることで、非公式のアプリやソフトの実行を防ぎます。
Gatekeeperの設定方法は、以下の通りです。
1.「システム環境」を開き、「セキュリティとプライバシー」を開く。
2.「一般」をクリックし、「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」を選択。
ファイアウォールをオンにする
ファイアウォールとは、Macに初期搭載されているセキュリティ機能の1つです。ファイアウォールを「有効」にすることで、Macへの不正通信を防いでくれ、悪質なウイルス感染のリスクを減らしてくれます。
ファイアウォールの設定方法は、以下の通りです。
1.「システム環境」を開き、「セキュリティとプライバシー」をクリック。
2.「ファイアウォール」をクリックし、「有効」へ変更する。
Macでのウイルス検出警告には注意しよう!
いきなり表示されるウイルスの検出警告は、心臓に悪いものです。ウイルスの検出警告の大半は、本当にウイルス感染してしまったのではないかと心の不安に漬け込む悪質なものばかり。Macに限らず、PCを利用しているとどうしてもウイルス検出の警告に出くわしてしまいます。そのときは慌てず、落ち着いて対処するようにしましょう。