2019年06月27日更新
iPhoneの配送修理レビュー!期間や料金はどのぐらいかかるか解説!
iPhoneの修理やバッテリー交換はApple正規代理店に持って行くものと信じておられますか。実は外出することなく配送修理を申し込めるんです。今回はiPhoneの配送修理の申し込み方法や、修理にかかる期間や費用などを解説します。
目次
iPhoneの配送修理の依頼方法
常にiPhoneを持ち運びながら移動すると、うっかりiPhoneを落として画面が割れたり、破損したり、水没してしまったりし、修理の必要が生じます。通常Apple Store、正規サービスプロバイダ、キャリアショップ、非正規の修理業者などに壊れたiPhoneを持ち込み、修理をしますが、iPhoneの製造元であるApple社は、配送修理という修理サービスを提供しています。
この配送修理サービスを利用すれば、iPhoneを自分で持ち込むことなく、自宅にいながら、破損したiPhoneの回収、配送、引き渡しまでの全てを行ってもらえます。
Apple公式サイトから修理を申し込む
では具体的に配送修理というApple社の修理サービスをどのように申し込むのでしょうか。申し込み方法は2つあります。1つは電話で直接申し込む方法です。電話番号はフリーダイヤル「0120-993-993」です。2つ目の方法は、AppleのWebサイトから申し込む方法です。WebサイトでiPhoneの症状を選択し、修理方法を選択します。
配送業者にiPhoneを渡す
配送修理を選択すると、配送業者が希望の時間に自宅に来て、破損したiPhoneを回収してくれます。配送業に手渡す前に、事前準備をし、以下の3つの事柄をあらかじめ行う必要があります。1つ目はiPhoneのバックアップを作成することです。2つ目はアクティベーションロックを無効にすることです。
3つ目はSIM カード、ケース、画面保護フィルムなどをデバイスから取り外しておくことです。配送業者はiPhoneを包装し安全に修理先まで届けてくますので、破損したiPhoneをそのまま配送業者に渡します。
修理代金の見積額を確認し修理してもらう
回収されたiPhoneは、配送業者によって修理先へと運ばれます。その後iPhoneの症状や故障の原因などがチェックされ、修理料金の正式な見積もりが電子メールで送られます。送られてきた見積もりで修理をお願いしたいのであれば、送られてくるメールのリンク先にアクセスし、修理を正式に依頼します。
見積もり内容が不満であれば送り返してもらう事も可能
配送修理を申し込んだ後、精密なチェックが行われた結果、故障原因が考えていた以上に深刻で、そのため見積り金額がアップするケースがあります。また予想通りの故障原因であったものの、見積り金額が予想以上であるケースもあります。見積金額に同意できないのであれば、iPhoneを送り返してもらうこともできます。
修理されたiPhoneが自宅に届く
配送してから数日後に、iPhoneは自宅に送り届けられます。料金の支払いはクレジット払いか、代金引換かのどちらかを選択できます。代金引換の場合は、配送業者が自宅に届けてくれたときに請求金額をそのまま渡します。
iPhoneを配送修理する際の料金
Appleの配送修理サービスを利用すると、Apple Storeや正規サービスプロバイダに持ち込んで修理をした場合より料金がかかるのでしょうか。負担する料金のことを考えると、Appleの配送修理サービスを選択するより、Apple Storeや正規サービスプロバイダに持ち込んで修理をした方がお得なのでしょうか。
これから具体的にAppleの配送修理サービスにかかる料金の内訳について説明します。
配送料金はappleが負担
基本的に配送料金はApple社が負担しますので、配送修理代金に配送料金が上乗せされることはありません。あくまでもiPhone配送修理の請求額は、修理代金のみとなります。ですから配送料金を理由に、Apple Storeや正規サービスプロバイダに持ち込んで修理をした方がお得、ということはありません。
修理代金はapple正規店と同じ
Appleの配送修理サービスで修理する料金と、Apple Storeや正規サービスプロバイダに持ち込んで修理をする料金は基本的に同じです。ですからこの点に関しても、iPhoneの修理を配送修理サービスに頼むのも、持ち込みでApple Storeや正規サービスプロバイダで修理するのも、基本的に変わりません。
しかし、iPhoneの配送修理代金をどのように払うかによって、料金に違いが生じます。iPhoneの配送修理代金の支払いを代金引換払いにすると、配送業者に手数料を払わなくてはなりません。ですから配送修理代金が若干高くなります。
iPhoneを配送修理はどのくらいかかる?
ここまでで、Appleの配送修理サービスを利用してiPhoneを修理するのも、Apple Storeや正規サービスプロバイダに持ち込んでiPhoneを修理するのも、基本的に同じであることを確認しました。では配送修理期間、つまりどのくらいの日数が修理に必要なのでしょうか。具体的にどのくらいの日数を経てiPhoneが自宅の自分の手の中に戻ってくるのでしょうか。
これからAppleの配送修理サービスを利用してiPhoneを修理する際にかかる修理期間、つまりどのくらいの日数が実際にかかるのか説明します。
修理期間3日~7日の日数がかかる
発送予約をしてから、自宅にiPhoneが届けられるまでの修理期間、つまりどのくらいの日数が必要かというと、基本的に3日から7日くらいの日数です。もちろんお住まい場所、発送の際の予期せぬ出来事、またPhoneの故障状況などにより、修理期間、つまりどのくらいの日数必要かが変化します。
より長く日数がかかることもあります。修理期間が3日から7日というのは、あくまでも目安であって絶対確実というわけではありません。どのくらいの日数が必要かはその時になってみないとはっきりしたことは言えません。
Webページの修理の進捗が進まない場合
Appleの配送修理サービスを利用してiPhoneの修理を依頼したものの、修理の進捗が進まない、思ったよりも時間がかかる、当初予定していた修理期間を過ぎてしまう、といったことが起こるかもしれません。そんなとき、電話で修理の進捗状況を確認することができます。
ですから、修理の進捗が進まないので、どのくらいまだ待つ必要があるのか分からず、ただ指をくわえて待ち続ける必要も、不安にさいなまれる必要もありません。
電話で進捗状況を確認する方法
修理の進捗が進まない状況や発送状況などを説明する際に、自分の素性やiPhoneの機種、修理内容、Appleの配送修理をWebで依頼した期日など全てを説明するのはとても面倒なことです。Appleサポートには、「お問い合わせ番号」というものがあります。
「お問い合わせ番号」は数字12桁で構成され、その予約番号にサポートのやりとりが全て記録されており、それゆえ電話で修理の進捗が進まない理由を確認する際に、その番号をオペレーターに伝えれば、すぐに修理の進捗が進まない理由を確認することができます。「お問い合わせ番号」を忘れた場合、Webで確認をすることができます。
AppleCare+のエクスプレス交換とは?
エクスプレス交換サービスとは、Apple社が独自にiPhoneユーザーに提供しているサービスで、AppleCare+ サービス料をiPhone購入時に支払うと、iPhoneの新品、あるいは新品同様の代替機をいち早く自宅まで宅配し、損傷したiPhoneと無償で交換してくれるエクスプレス交換サービスです。
名前の「エクスプレス」が示すように、自宅までiPhoneの新品を代替機として素早く届け交換してくれます。配送修理では進捗が進まないためにイライラしたり、不安になったりすることがあります。それで1日でもiPhoneを手放すことができないユーザーにとっては、スピーディーでなおかつ新品の代替機と交換できるこのサービスはとても魅力的に映ります。
iPhone回収時に代替機を受け取れる
AppleCare+のエクスプレス交換サービスの最大の魅力は、このサービスを利用すると配送業者が自宅にiPhoneの回収のため訪れる時に、新品か新品同様の代替機とその場で交換してくれることです。自分の壊れたiPhoneを修理して届けてくれるわけではないので、基本的に代替機である新品のiPhoneが手に入れることができます。
また修理の進捗が進まないために不安になることもありません。消費者にとってはありがたいサービスです。
エクスプレス交換の注意点
AppleCare+のエクスプレス交換サービスは、基本的にiPhoneを回収しに配送業者が自宅を訪れる時に、新品か新品同様の代替機とその場で交換してくれますが、修理内容によっては、修理が有料になることもあるようです。また、新品または新品と同等の代替機と交換してくれるとはいえ、無料ではありません。
例えばiPhone画面損傷の修理を通常の配送修理サービスを用い時の修理代と、AppleCare+のエクスプレス交換サービスを利用して行う修理代との間には、9,000円ほどの開きがあり、AppleCare+のエクスプレス交換サービスの方が高額です。
また、AppleCare+のエクスプレス交換サービスは、修理料金が確定したタイミングで修理のキャンセルをすることはできません。
iPhoneの配送修理を利用してみよう
忙しい日々を送っていると、時間の無駄をできるだけ減らす必要があります。iPhone配送修理サービスはまさにその必要に応えてくれます。取引先や顧客とのやりとりを、iPhone修理のために犠牲にはできません。ぜひ、iPhone配送修理サービスを活用しましょう。