iPhoneの計算機の便利な使い方6選！標準電卓アプリの使える裏ワザを紹介！

iPhoneにはもともとインストールされている標準アプリがいろいろとあります。標準アプリの中にはApple WatchやApple TVなど他のデバイスを持っていないと使えないものもありますが、誰でも一度は使ったことがある標準アプリもあるでしょう。そんな便利な標準アプリの一つが計算機アプリです。

しかし、ちょっと開いてみただけでは、iPhoneに標準搭載されている計算機アプリは通常の状態では単なる四則演算しかできない電卓にしか見えません。しかし、実はiPhoneの計算機には隠された裏技がたくさんあります。この記事ではiPhoneの計算機で使える裏技を見ていきましょう。

まずはiPhoneの標準計算機で使える関数電卓についてみていきます。通常の電卓にしか見えないiPhoneの計算機ですが、関数電卓の機能も標準の電卓アプリには付いています。まずはiPhoneの計算機を関数電卓にする使い方を見ていきましょう。

通常の電卓では四則演算と百分率しか計算できませんが、関数電卓というのは通常の電卓よりも高度な機能を持った電卓です。

科学や工学、数学などの専門家が使うための機能が付いています。関数電卓ではルート計算や対数、三角関数、円周率などの計算もできます。また計算結果を保存しておくメモリーをいくつも持っていて、より複雑な計算ができるように作られています。

iPhoneの標準電卓で関数電卓を表示する使い方は簡単です。iPhoneの計算機アプリを開いたらiPhoneを横向きにしてみましょう。計算機が横表示されるとそこに通常の計算機にはないボタンがたくさん並んだ計算機が出現します。これが関数電卓です。

もしもiPhoneを横にしても画面が横表示されない場合には、iPhoneの画面が回転ロックされています。その場合にはiPhoneの画面を下から上にスワイプしてコントロールセンターを表示して、画面ロックのボタンをタップします。すると画面の回転ロックが解除されて関数電卓を表示できます。

買い物をしていると「定価の3割引き」とか、「15%引きセール」といった表示を見ます。ついつい割引という言葉に惹かれて買ってしまいがちですが、実はiPhoneの計算機の使い方では、割引後の価格を簡単に計算できる機能が付いています。

「定価の3割引き」というポップを見た時に、どこを探しても実は販売価格は表示されていません。正しく計算するためには「定価×（1-0.3）」という計算をしなくてはいけませんが、ちょっと面倒くさいものです。実はiPhoneの計算機を使うと定価の3割引きという計算が簡単に計算できてしまいます。その方法を見ていきましょう。

「定価1,500円の3割引き」の計算をしてみましょう。通常は「1,500×(1-0.3 )」という計算になりますが、iPhoneで簡単に計算するためには次の計算式で大丈夫です。

「1,500－30%＝」 

この計算を行うとこのように「1,050」と正しい数字が表示されます。ぜひ割引後の計算をしたい場合には活用してみてください。

計算結果をコピペできると便利ですが、実はiPhoneの標準計算機にはコピー機能が付いています。こちらではコピー機能についてみていきましょう。

割り勘をしたいときに同じ場所にいる人になら、計算した結果をiPhoneで見せれば大丈夫ですが、LINEやメールで結果を送らなくてはいけないときにはちょっと面倒くさくなります。覚えやすい数字ならいいのですが、ちょっと桁が大きくなったりすると、後からLINEやメールに書き写すのに打ち間違えをしてしまう可能性もあります。

そんな時に計算機からそのままコピペできれば問題ありません。こちらではiPhoneの計算機のコピペ機能の使い方を見ていきましょう。

計算結果をコピペしたいときには表示されている計算結果の数字を長押しします。するとこのように「コピー」という文字があらわれるので「コピー」をクリックします。するとクリップボードに数字がコピーされます。

メールやLINE等を開いて、文字を入力する欄を長押しします。すると「ペースト」と表示されるのでそちらをクリックすると計算機での計算結果をペーストできます。

iPhoneの計算機アプリをわざわざ探して開いて計算するのは面倒くさい、というときもあります。そんな時に簡単に時短で計算する便利な方法をご紹介します。

iPhoneの上にはたくさんのアプリがあります。最初からプリインストールされているアプリもありますが、中には後から自分でインストールしたアプリもあります。

iPhoneの上が様々なアプリであふれかえっている、という人は使いたいアプリがどこにあるのか探すだけでも一苦労です。そんなときや急いで計算したいときに電卓アプリを開かずに簡単に計算できる方法があります。

iPhoneの計算機アプリを開かずに簡単に時短で計算する便利な方法とは、iPhoneのSpotlight検索から計算する方法です。iPhoneのSpotlight検索というのは、iPhoneのホーム画面を左へスワイプすると一番左側にあるお知らせなどが表示されている画面にある検索窓です。

こちらに計算式を入力することで簡単な計算ができます。

計算結果をタップするとそのまま答えが表示された計算機アプリが表示されます。続けて計算したいときにはとても便利です。計算機アプリが見つからないときにはこの方法で見つけるという方法もあります。

同じ数字を何度も繰り返し足したり引いたり掛けたり、といった繰り返しの計算をするときもあります。iPhoneの計算機には定数計算の機能もあるのでご紹介します。

定数計算というのは同じ数（定数）を繰り返し計算することです。ひたすら2倍し続けていく計算や、ひたすら同じ数を足し続けていく計算というのは、仕事をしているとかなり頻繁にあります。そんな時にいちいち数字を打ち込んでいたら時間の無駄になります。

iPhoneの定数計算の機能を使って簡単に計算してしまいましょう。iPhoneで定数計算をする方法は、まずは最初に計算したい数式を入力して「＝」をタップします。試しに今回は「５＋２＝」の計算をしてみます。するとこのように「７」という計算結果が表示されます。

2をひたすら足していくには「＝」をタップします。1回「＝」をタップすると「9」が、2回目には「11」が表示されていきます。

通常計算機で入力を間違えた時には「C」を押します。iPhoneの計算機にも「C」があります。しかし「C」を押すと全て消えてしまうので、桁数が多い数字を入力しているときには心が折れてしまうこともあります。しかし、実はiPhoneの計算機には1文字ずつ消していく機能もあります。

大きな数字を入力するときでも、この方法を知っていれば打ち間違えが面倒くさくなりません。ぜひ一文字ずつ消していく方法を覚えましょう。

「C」を押さなくても簡単に一文字ずつ数字を削除する方法は、画面の入力した数字が表示されている当たりを横にスワイプするだけです。スワイプは右でも左でもどちらでも構いません。

入力した数字を上からなぞるようにスワイプすると一文字ずつ数字が消えていきます。

この記事ではiPhoneの標準計算機の裏ワザについて詳しく見てきました。iPhoneの計算機は便利だけども、機能性が低いと思っていた人も、入力した時に間違えたら全部クリアしないといけないと思っていた人も、ぜひこの記事でご紹介した方法を使って便利にiPhoneの標準計算機を使いこなしてみましょう。

計算機を使いこなせたら、いろいろと複雑な計算も怖くありません。買い物の時に割引後の正確な金額を計算することもこの方法なら簡単にできます。ぜひiPhoneの計算機の便利機能を使いこなして、あなたの生活や仕事で必要な計算をiPhone1台で便利に賄えるように工夫してみましょう。