2019年09月25日更新
iPhoneのホームボタンが押せない/反応しない時の対処法!故障や修理の手続き方法を解説!
iPhoneのホームボタンが押せない/反応しない状況に困っていませんか?iPhone 7より古いモデルを利用している場合、iPhoneのホームボタンが壊れている・故障している可能性があります。本記事で紹介する対処方法や、修理方法を確認しておきましょう。
目次
- 1iPhoneのホームボタンが押せない/反応しない場合の原因一覧
- ・【原因その1】iPhoneのホームボタンが故障している
- ・【原因その2】iPhoneにシステムエラーが発生している
- ・【原因その3】ホームボタンが汚れている
- ・【原因その4】iPhoneの保護ケースに問題がある
- 2iPhoneのホームボタンが押せない/反応しない場合の対処法一覧
- ・【対処法その1】iPhoneの電源が入っているか確認
- ・【対処法その2】濡れて手で触っていないか確認する
- ・【対処法その3】iPhoneの保護ケースを外す
- ・【対処法その4】iPhoneを再起動する
- 3対処法を実行してもホームボタンが効かない・使えない場合は初期化をしよう
- ・初期化する前にiPhoneをバックアップする
- ・iPhoneを初期化する方法
- 4「Assistive Touch」利用して仮想ホームボタンを設置する
- ・iPhoneの仮想ホームボタン「AssistiveTouch」の設定方法
- ・iPhoneの仮想ホームボタン「AssistiveTouch」の操作方法
- 5iPhoneのホームボタンが壊れている場合は修理を依頼
- ・Apple公式サイトから修理依頼する
- ・ホームボタンの修理費用
- 6iPhoneのホームボタンが使えない・効かない場合は落ち着いて対処を!
iPhoneのホームボタンが押せない/反応しない場合の原因一覧
ホームボタンが押せない/反応しない原因1 | iPhoneのホームボタンが故障している |
ホームボタンが押せない/反応しない原因2 | iPhoneにシステムエラーが発生している |
ホームボタンが押せない/反応しない原因3 | ホームボタンが汚れている |
ホームボタンが押せない/反応しない原因4 | iPhoneの保護ケースに問題がある |
iPhoneのホームボタンが押せない/反応しない場合の主な原因は上記の通りです。本記事冒頭の本章では、iPhoneのホームボタンが押せない/反応しない場合の原因を詳しく解説していきます。
【原因その1】iPhoneのホームボタンが故障している
iPhone 7シリーズ以前のiPhoneにはホームボタンが搭載されており、その耐久性の低さが問題になっていました。長期間利用している場合、またはホームボタンを強く押しすぎている人は、利用途中にホームボタンが使えない・効かないという状況が発生します。ホームボタンが故障している場合は、修理が必要となるので覚えておきましょう。
【原因その2】iPhoneにシステムエラーが発生している
iPhone内部に何らかのシステムエラーが発生している場合、iPhoneのホームボタンが効かない・使えないという状況になります。この場合は、iPhoneの画面自体がフリーズしていることが多く、同状態が確認できれば、iPhone内部に何らかのシステムエラーが発生していると考えられます。
この場合の対処法は、次の章【iPhoneのホームボタンが押せない/反応しない場合の対処法一覧】で紹介しているので参考にしてください。
【原因その3】ホームボタンが汚れている
iPhoneのホームボタン付近にゴミが詰まっている場合、正常にホームボタンが使えない・効かないという状況が発生します。自分の手でiPhoneを解体するのは非常にリスクが高く、一度iPhoneを解体してしまうと、iPhoneの修理保証期間内でも保証が失効してしまいます。
【原因その4】iPhoneの保護ケースに問題がある
iPhoneに装着している保護ケースに問題があると、iPhoneのホームボタンが使えない・効かないなどの問題が発生する場合があります。この場合は、一度iPhoneの保護ケースを剥がして、ホームボタンを操作してみてください。
iPhoneのホームボタンが押せない/反応しない場合の対処法一覧
ホームボタンが効かない/使えない場合の対処法1 | iPhoneの電源が入っているか確認 |
ホームボタンが効かない/使えない場合の対処法2 | 濡れて手で触っていないか確認する |
ホームボタンが効かない/使えない場合の対処法3 | iPhoneの保護ケースを外す |
ホームボタンが効かない/使えない場合の対処法4 | iPhoneを再起動する |
ホームボタンが効かない/使えない場合の対処法は上記の通りです。上記の対処方法を実行しても、引き続きホームボタンが効かない/使えない場合は、次の章で紹介するiPhoneの初期化方法や、iPhoneの仮想ホームボタン「AssistiveTouch」を利用して対処すると良いでしょう。
【対処法その1】iPhoneの電源が入っているか確認
最初にiPhoneの電源がオンになっているか確認してください。iPhone端末の上部・またはサイドについている電源ボタンを長押して、電源をオンにしてください。
【対処法その2】濡れて手で触っていないか確認する
続いて自分の手が濡れていないか、汚れていないか確認しましょう。
【対処法その3】iPhoneの保護ケースを外す
iPhoneに保護ケースがついている場合は、一度iPhoneから保護ケースを外して下さい。
【対処法その4】iPhoneを再起動する
iPhoneの再起動を実行してください。iPhone端末の上部・またはサイドについている電源ボタンを長押して、電源をオフにしてください。iPhoneの電源がオフになったら、再度同じ手順でiPhoneの電源をオンにしてください。この状態で再度iPhoneのホームボタンを押してみましょう。
引き続きiPhoneのホームボタンが効かない・使えない場合は、iPhoneのホームボタンが壊れている可能性が高まります。次の章で紹介する対処法に進みましょう。
対処法を実行してもホームボタンが効かない・使えない場合は初期化をしよう
iPhoneのホームボタンが引き続き効かない・使えない場合、最後にできる対処法はiPhoneの初期化です。一度iPhoneを再起動しても問題が解決できない場合、初期化しても問題が解決する可能性は低いですが、ゼロではありません。本章で紹介する初期化方法を実行してみましょう。
初期化する前にiPhoneをバックアップする
iPhoneを初期化すると、デバイス内のすべてのデータが消去され、工場出荷時の状態に戻ってしまいます。必ず、iTunes、またはiCloudでデータバックアップをしてから、初期化を行ってください。
iPhoneのバックアップ方法は「iTunes」にバックアップする方法と、「iCloud」にバックアップする方法の二通りがあります。それぞれのバックアップ方法を個別に紹介するので、自分にあったiPhoneのバックアップ方法を実践してください。
iTunes
iTunesを使ってパソコンにiPhoneのバックアップデータを保存する場合は、iPhoneとパソコンを付属のライトニングケーブルを使って接続してください。
iTunesを起動して「iPhone」アイコンをクリックしてください。画面左側のメニュー一覧から「概要」を選択して「バックアップ」項目から「このコンピューター」にチェックを入れてから、画面右下の「適用」をクリックします。最後に「今すぐバックアップ」をクリックすれば、iPhoneのデータバックアップが開始します。
iCloud
iPhoneの「設定」アプリを起動して「Apple ID」をタップしてログインしてください。ログインが完了している場合は、表示されるメニュー一覧から「iCloud」を選択します。表示されるメニュー一覧から「iCloudバックアップ」を選択してトグルをオンにしてください。
PCに接続したときにiTunesで自動バックアップされなくなるという注意が出てきますが、気にせず「OK」をタップしてください。「今すぐバックアップを作成」をタップするとバックアップが作成されます。
iPhoneを初期化する方法
iPhoneを初期化する前に「iPhoneを探す」機能をOFFにします。ONにしたままだと、iPhoneの初期化・リセットができません。「設定」を起動して「Apple ID」をタップしてください。「iPhoneを探す」を解除したいAppleデバイスを選択してください。「iPhoneを探す」をタップし、「iPhoneを探す」のトグルをOFFに切り替えれば完了です。
iPhone単体で初期化・リセットする場合は、iPhoneの「設定」>「リセット」>「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップしてください。「iPhoneが工場出荷状態に戻る」という警告メッセージが表示されるので「iPhoneを消去」をタップしてください。これでiPhoneの初期化が開始します。
iPhoneのバックアップ、初期化が完了したら、iPhoneの電源をオンにしてアクティベイトしてください。利用する地域や言語を選択し、表示される指示に従ってiPhoneの初期設定を進めてください。「Appとデータ」という画面では「iCloudバックアップから復元」を選択します。
iCloudで登録済みのApple IDとパスワードを入力してログインしてください。バックアップデータ一覧が表示されるので、復元したいバックアップファイルを選択します。
「iCloudから復元」という画面が表示され、復元にかかる残り時間を確認できます。この際、途中でバッテリーが切れてしまうと、iCloudデータ復元に問題が発生する恐れがあるので、必ずiPhoneを充電したまま復元を実行してください。
iTunesから復元する場合は、「Appとデータ」という画面が表示されるので「iTunesバックアップから復元」を選択します。パソコンとiPhoneをライトニングケーブルで接続してください。iPhone画面上に「このパソコンを信頼しますか?」というメッセージが表示されるので「信頼」をタップしてください。
iTunesの画面上でiPhoneアイコンを選択し、画面左側のメニュー一覧から「概要」を選択し、「バックアップを復元」をクリックしてください。iPhoneのバックアップデータ一覧が表示されるので、復元に利用したいバックアップデータを選択すれば、復元完了です。
iPhoneの初期化が完了したら、再度ホームボタンが使えるか確かめてみてください。引き続きホームボタンが使えない場合は、ホームボタンが壊れている・故障している可能性があります。どうしてもホームボタンを利用したい人は、次の章で紹介する、iPhoneの仮想ホームボタン「AssistiveTouch」の設定方法を確認しておきましょう。
「Assistive Touch」利用して仮想ホームボタンを設置する
iPhoneの仮想ホームボタン「Assistive Touch」は、iPhoneのスクリーン上に「ホームボタン」アイコンを表示し、タップすることでiPhone 8以前までに搭載されていたホームボタンと同じ役目持つボタンになります。また、仮想ホームボタン「Assistive Touch」はカスタマイズ可能で、画面上に任意の場所に自在に操作して設置することができます。
iPhoneの仮想ホームボタン「AssistiveTouch」を設置すれば、ホームボタンが故障・壊れている場合でも通常通りiPhoneを利用できます。iPhoneを修理に出す間、壊れている・故障しているiPhoneを利用する際に便利なので、設定方法を覚えておきましょう。
iPhoneの仮想ホームボタン「AssistiveTouch」の設定方法
iPhoneの仮想ホームボタン「Assistive Touch」を画面上で有効にする方法と手順を紹介します。iPhoneの仮想ホームボタン「Assistive Touch」を画面上で有効にする場合は、iPhoneの「設定」>「一般」>「Assistive Touch」をタップして選択してください。
「Assistive Touch」設定画面が表示されます。「Assistive Touch」画面最上部に表示されている「Assistive Touch」項目のスイッチをオンに切り替えてください。「Assistive Touch」のスイッチをオンに切り替えると、iPhoneの画面上に仮想ホームボタン「Assistive Touch」が表示されます。
仮想ホームボタン「Assistive Touch」の切り替えは「Siri」にオーダーすることで、オン・オフの切り替えができます。「Siri」に「Assistive Touchをオン・オフにして」と話しかけてみてください。
iPhoneの仮想ホームボタン「AssistiveTouch」の操作方法
iPhoneの画面上に表示されている仮想ホームボタン「Assistive Touch」をタップすると上記の画面が表示され、利用できる機能一覧が表示されます。仮想ホームボタン「Assistive Touch」をタップしたまま画面上でスワイプすることで、仮想ホームボタン「Assistive Touch」の位置を好きな場所に移動することができます。
「ホーム」はホームボタンの役割となります。ホームボタンが壊れている・故障している場合でも「Assistive Touch」を利用すれば、通常通りにホームボタンを利用できるので活用してみましょう。
iPhoneのホームボタンが壊れている場合は修理を依頼
最後の本章では、ホームボタンが故障・壊れている場合の修理方法を紹介します。これまで紹介した対処方法を実践しても、引き続き問題がある場合は、ホームボタンが壊れている・故障していると考えても良いでしょう。本章で紹介する、修理方法・修理費用を参考にしてみてください。
Apple公式サイトから修理依頼する
iPhoneのホームボタンが壊れた・故障した場合は、上記のApple公式修理サポートサイトで修理依頼をしましょう。
ホームボタンの修理費用
Apple公式ページでは、iPhoneのホームボタン故障時の修理費用は公表されていませんが、一般的な修理費用は上記の公式サイトで確認できます。いずれにしても修理費用は高額となるので、機種変更や「Assistive Touch」を活用して壊れたまま利用するか検討してみてください。
iPhoneのホームボタンが使えない・効かない場合は落ち着いて対処を!
本記事では、iPhoneのホームボタンが壊れた場合・故障した場合の対処方法や修理方法を紹介しました。修理費用が高額なので、古いiPhoneを利用している人は、「Assistive Touch」を使って利用を続けるか、新しい端末に機種変更することを検討する良い機会になるでしょう。