iPadのおすすめペーパーライクフィルム5選!Apple Pencilでの書き心地を比較!

iPadのおすすめペーパーライクフィルム5選を紹介します。iPad用のペーパーライクフィルムを使用した、Apple Pencilでの書き心地を比較レビューします。また、ペーパーライクフィルムの特徴を挙げ、使用が向いているユーザーを検証します。

iPadのおすすめペーパーライクフィルム5選!Apple Pencilでの書き心地を比較!のイメージ

目次

  1. 1iPadのペーパーライクフィルムとは
  2. Apple Pencilが上質紙みたいな描き心地
  3. ノングレア
  4. 2iPadのおすすめペーパーライクフィルムの比較
  5. エレコム:紙のような描き心地
  6. PCフィルター専門工房:ペーパーライク保護フィルム
  7. BELLEMOND:ペン先の消耗を抑えるペーパーライクフィルム
  8. MS factory:フィルムペーパーライク紙のような描き心地
  9. Trinity:上質紙のような書き心地
  10. 3iPadのペーパーライクフィルムの貼り方
  11. 4iPadのペーパーライクフィルムのメリット・デメリット
  12. メリット
  13. デメリット
  14. 5iPadのペーパーライクフィルムは使うべき?
  15. 向いている人
  16. 向いていない人
  17. 6iPadのペーパーライクフィルムで描き心地を紙化しよう

iPadのペーパーライクフィルムとは

iPadの「ペーパーライクフィルム」というアイテムを知っていますか?iPadはiPhoneよりも画面が大きく、スマートペンシルを利用する機会も多いはずです。またiPadには専用のスマートペンシル「Apple Pencil」が用意されており、開発元のAppleもiPadの仕様としてスマートペンシルの利用を推奨しているかたちです。

そうした状況の中、iPadユーザーの間で「どうもスマートペンシルの書き心地がしっくりこない」という意見も多いようです。これはあくまで主観の問題なので正誤の問題ではなく、好みによる要素が強いといえますが、ある程度の割合で「しっくりくるスマートペンシルの書き心地」を求めているユーザー層が存在するのは確かなようです。

そうしたニーズに答えてくれるアイテムが、iPad用に開発された「ペーパーライクフィルム」です。「ペーパーライクフィルム」をiPadに装着すると、スマートペンシルとiPadの間にライティングに心地良い環境が生まれ、iPadユーザーの書き心地に対する欲求を満たしてくれます。

今回はそんな「ペーパーライクフィルム」に関して、特徴・製品比較・貼り方・メリット・デメリットなどを紹介します。

Apple Pencilが上質紙みたいな描き心地

「ペーパーライクフィルム」をiPadに装着したときの第一印象は、「Apple Pencilのライティングが紙に書いているような感覚になる」ということです。

「ペーパーライクフィルム」はネーミングからも理解できるように、iPadに「紙のような書き心地」を持ち込むことをテーマとしています。そのため、Apple Pencilで「ペーパーライクフィルム」を装着したiPadにライティングすると、微妙な抵抗感によって紙に書いているような感覚が生まれるように設計されています。

通常のiPad画面のツルツル感覚に違和感・物足りなさを感じていたiPadユーザーは「ペーパーライクフィルム」の新感覚の使用感に興味を持つはずです。

ただ、留意するべき点として、摩擦感が生じるように設計されていることで、Apple Pencilのペン先が消耗しやすいとい側面があります。消耗の度合いは個人差がありますが、可能であれば、「ペーパーライクフィルム」を装着したiPadにApple Pencilでライティングするときは、軽いペンタッチを意識すると消耗が軽減するでしょう。

また、「ペーパーライクフィルム」の素材として日本製の素材が使用されている製品が多いという点も注目するべき点です。日本の製紙技術のクオリティは高いので、素材選びからも「上質紙のような描き心地になる」理由がうかがえます。

摩擦を作れる

「ペーパーライクフィルム」の新感覚の使用感は、偏に「ペーパーライクフィルム」という保護シート上の「摩擦」が作り出しています。「ペーパーライクフィルム」は、Apple Pencilのライティング時にかかる微妙な摩擦バランスのデザインと、紙素材の質感をうまくコラボレートした保護シート・iPadアイテムと言えます。

ノングレア

「ペーパーライクフィルム」のもう1つの大きな特徴が、「ノングレア感」です。特殊な素材のiPad保護シートなのでiPad画面がかなりノングレアな見え方になります。通常の市販されているiPad用のノングレアの保護シートよりもさらにノングレア感が強い印象です。このノングレア感がユーザーの好みを分ける大きなポイントの1つと言えます。

iPad画面に反射感・ギラつき感が一切必要ないというユーザーにとっては問題になりませんが、iPad画面にコントラストが利いた見え方を求める場合は、「ペーパーライクフィルム」の「ノングレア感」は抵抗があるかもしれません。

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iPadのおすすめペーパーライクフィルムの比較

次に、iPad用「ペーパーライクフィルム」のおすすめ製品の比較をレビューします。

エレコム:紙のような描き心地

まず、おすすめする製品は、エレコム社製の「ペーパーライクフィルム」(型番:TB-A18LFLAPLL)です。

Apple Pencilでのシートの書き心地

エレコム社製の「ペーパーライクフィルム」はケント紙のような書き心地をテーマとした保護シートで、「ペーパーライクフィルム」のウイークポイントの1つである「Apple Pencilのペン先が消耗しやすいとい側面」をカバーして、Apple Pencilのペン先が消耗しにくい構造になっています。

また、エレコム社製の「ペーパーライクフィルム」は、3Hの鉛筆硬度を想定して保護シートをコート加工しているので、よりフィルム表面が傷つきにくい構造になっています。価格はオープン価格ですが約2,400円が目安です。

PCフィルター専門工房:ペーパーライク保護フィルム

次に、おすすめする製品は、PCフィルター専門工房社製の「ペーパーライク保護フィルム」です。

Apple Pencilでのシートの書き心地

PCフィルター専門工房社製の「ペーパーライク保護フィルム」は、保護シートが貼りやすく、貼り直しが可能な点が特徴です。水洗いすることで吸着力が回復します。

PCフィルター専門工房社製の「ペーパーライク保護フィルム」もエレコム社製製品と同様に、紙のような書き心地とApple Pencilのペン先消耗をフォローする加工が施されています。価格の目安としては、アマゾン価格で2,600円(税込)となっています。

BELLEMOND:ペン先の消耗を抑えるペーパーライクフィルム

次に、おすすめする製品は、BELLEMOND社製の「ペン先の消耗を抑えるペーパーライクフィルム」です。

Apple Pencilでのシートの書き心地

BELLEMOND社製の「ペン先の消耗を抑えるペーパーライクフィルム」は、他の「ペーパーライクフィルム」と同等の機能を持ちながら低価格で販売されている点が特徴です。

BELLEMOND社製の「ペン先の消耗を抑えるペーパーライクフィルム」も、紙のような書き心地とApple Pencilのペン先消耗をフォローする加工が施されています。製品提供元の社名はアルファベットですが製品は日本製です。

Amazonの製品案内には、「高品質の日本製素材を使用していること」「コスト削減に努めた結果、低価格設定が実現したこと」が紹介されています。価格の目安としては、アマゾン価格で1,598円(税込)となっています。

MS factory:フィルムペーパーライク紙のような描き心地

次に、おすすめする製品は、MS factory製の「フィルムペーパーライク紙のような描き心地」です。

Apple Pencilでのシートの書き心地

MS factory製の「フィルムペーパーライク紙のような描き心地」は、他の「ペーパーライクフィルム」と同等の機能を持ちながら比較的安価で販売されている点が特徴です。アマゾン価格で1,899円(税込)となっています。

MS factory製の「フィルムペーパーライク紙のような描き心地」も、紙のような書き心地をテーマとし、貼り直しが可能です。また、3Hの鉛筆硬度を想定したシートコート加工が施され、フィルム表面が傷つきにくい構造になっています。

Trinity:上質紙のような書き心地

次に、おすすめする製品は、Trinity製の「上質紙のような書き心地」です。

Apple Pencilでのシートの書き心地

Trinity製の「上質紙のような書き心地」は、他製品と同様に紙のような書き心地をテーマとしながら、さらに上質紙の質感にこだわっている点が特徴です。また、日本製素材を使用しており、貼り直しが可能です。価格は定価2,760円(税込)となっています。

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iPadのペーパーライクフィルムの貼り方

次に、「ペーパーライクフィルム」をiPadに貼る際の、貼り方手順について解説します。基本的には通常の保護シートを貼る手順と同様です。

製品に付属しているクリーニング用の薄布でiPad画面上に付着している脂分などを払拭し、「ペーパーライクフィルム」の裏面についている台紙を少しずつはがしながらiPad画面に貼り付けます。一旦全体に貼り付けた後に、付属しているヘラを使ってフィルムとiPad画面の間に生じた気泡を外側に向けて抜きます。

製品によっては貼り直しが可能なものがあるので、製品仕様を確認して、できるだけきれいに貼れるように工夫しましょう。

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iPadのペーパーライクフィルムのメリット・デメリット

次に、iPadの「ペーパーライクフィルム」のメリット・デメリットについて解説します。

メリット

「ペーパーライクフィルム」のメリットとして、第一に挙がるのは「書きやすさ」です。一般的に文字を書くという行為は媒体が「紙」であることがほとんどです。

直近10~20年でPC・スマホ・タブレットの普及が進んで、文字や絵・図形を記述する際にキーボード・マウスを使って行う機会が増えていますが、ペンを利用するときは紙に書く感覚が最も親しみやすく、心地よく感じられる環境といえます。

そうした意味では、「ペーパーライクフィルム」の紙感覚の書き心地は画期的な発想といえます。特に細かいライティングは微妙な摩擦感を利用するとうまく表現できるので、ライティングの質感にこだわるユーザーやアート作品を手掛けるユーザーには重宝するはずです。

デメリット

「ペーパーライクフィルム」のデメリットとしては、iPadを持ったときの「ざらつき感」が挙げられます。iPadのボディを持った感覚は基本的にツルツルした素材感で、画面に対しては指を使ったジェスチャーで操作する使い方がメインなので、グラスライク(ガラス風)な感覚に慣れているところがあります。

しかし、「ペーパーライクフィルム」を貼ることで、そうした素材感が壊されてしまいます。iPad画面はガラス感覚というよりも、極端に言えば紙やすりに近いような滞り感が否めません。

「ペーパーライクフィルム」の紙のような感覚は、Apple Pencilを頻繁に利用するユーザーには重宝しそうですが、指を使ったジェスチャー操作の方がメインのユーザーにとってはかえって仇になりそうです。

また、「ペーパーライクフィルム」をiPadに装着した際の、光沢感のなさ(ノングレア感)もデメリットの1つです。

iPadは基本的に画面の鮮やかさが製品の売りの1つなので、そうしたiPad製品の長所を敢えて二の次にして書き心地を優先させるかどうかはユーザー判断によるところです。「ペーパーライクフィルム」を装着したiPad画面は全体的に白色がかったように見える印象です。

例えば、写真を印刷するときは、「ペーパーライクフィルム」を装着したiPad画面の見え方と実際に印刷した画像出力に差が出ることは大いにありえるでしょう。

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iPadのペーパーライクフィルムは使うべき?

「ペーパーライクフィルム」は今までにない特徴的な製品のため、使用するユーザーのニーズとかみ合うかどうかが、重要な製品の選択基準になります。次に、iPadの「ペーパーライクフィルム」の使用をおすすめできるユーザー(向いている人)・おすすめできないユーザー(向いていない人)をユーザーの特徴別にまとめてみました。

向いている人

「ペーパーライクフィルム」をおすすめできるユーザー(向いている人)は、まず、「Apple Pencilで絵を描く人」でしょう。細かい描写をApple Pencilで表現する人にとっては「ペーパーライクフィルム」は力強い味方です。

次に、通常のiPad画面のガラス感覚よりも紙質の感覚の方が落ち着くという人には向いています。そういう人にとっては「ペーパーライクフィルム」の「ざらつき感」はかえって心地良いでしょう。書類や電子書籍をよく閲覧する人などは「ペーパーライクフィルム」の紙質的な「ざらつき感」が丁度よいかもしれません。

向いていない人

「ペーパーライクフィルム」をおすすめできないユーザー(向いていない人)は、iPadで「動画の視聴や写真鑑賞をよく行う人」です。「ペーパーライクフィルム」を貼ったiPadで見る動画・写真は、通常の視聴・鑑賞と比べると魅力が半減するといってよいでしょう。また、視聴・鑑賞だけでなく、動画・写真の編集・加工を行う人も同様です。

また、iPad画面のツルツルしたガラス感覚を大事にしたい人や、指を使ったジェスチャー操作の操作性を大事にしたい人は、「ざらつき感」のある「ペーパーライクフィルム」の使用は向いていないといえます。

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iPadのペーパーライクフィルムで描き心地を紙化しよう

iPadの「ペーパーライクフィルム」を活用して、紙のような書き心地(描き心地)を体験してみましょう。iPad上でApple Pencilを使って細かい描写表現をする人にとっては「ペーパーライクフィルム」は力強い味方です。

「ペーパーライクフィルム」の特徴としては、「紙のような書き心地(描き心地)」と合わせて「紙質のざらつき感」「ノングレア感(非光沢・低コントラスト)」が挙げられます。「ペーパーライクフィルム」はこれらの特徴を加味して、ユーザーのニーズに合う利用の仕方が求められる製品といえます。

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この記事のライター
KOUSUKE
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