Facebookの知り合いかもの表示の仕組みは?通知オフや非表示の方法!
Facebookにアクセスするたびに表示される「知り合いかも」の通知は、たまに役立つものの大抵は単に邪魔なだけに終わりがちです。今回はそんなFacebookの「知り合いかも」の、仕組みから、通知をオフにしたり、表示を消す方法まで、まとめて解説します。
目次
- 1Facebookの知り合いかもの表示の仕組みとは?
- ・自分の情報に基づいて、知り合いの可能性が高い人を表示する
- 2検索履歴や足跡から知り合いかもに表示される?
- ・Facebookには閲覧履歴機能は実装されていない
- 3Facebookの知り合いに同じ人が何度も表示される理由
- ・共通の友人とのやり取りが多い
- 4Facebookの知り合いかもを非表示にする方法
- ・自分を検索できる人を制限する
- ・Facebookの友達リクエストの制限をする
- ・インポートした先の連絡先を消す
- 5Facebookの知り合いかもの通知を消す方法
- ・知り合いかもの通知を完全にオフにすることはできない
- 6Facebookの知り合いかもの表示は自分で設定しよう!
- ・Facebookの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!
Facebookの知り合いかもの表示の仕組みとは?
Facebookで目に付く「知り合いかも」の表示は、そのおかげで疎遠だった友人に再会できたり、思わぬ人と知り合えたりと、役に立つことが少なくありません。「知り合いかも」は、人とのつながりを大事にするSNSならではの素晴らしい機能と言えます。
しかし反面、しつこく「この人は知り合いかも」「ひょっとしてこの人も知り合いかも」と表示や通知される「知り合いかも」をうっとうしく感じて、「知り合いかも」の通知をオフにしたり表示を消したいと思っている人も多いはずです。
今回は通知をオフにしたり、表示を消す方法については、後ほど「Facebookの知り合いかもを非表示にする方法」と「Facebookの知り合いかもの通知を消す方法」の章でお伝えします。お急ぎの方は目次から直接そちらに飛んでいただくとして、まずどんな仕組みで「知り合いかも」が表示されるのかをお伝えします。
自分の情報に基づいて、知り合いの可能性が高い人を表示する
Facebookによれば、「知り合いかも」に表示される仕組みは以下の判断基準を満たすことと言います。
- あなたと共通の友達がいる←最優先
- Facebookグループがあなたと同じ
- 同じ写真にあなたと同時にタグ付けされている
- 学校・大学・職場などの所属している、もしくはかつて所属していたところが同じ
- Facebookにアップロードした連絡先に電話番号やメールアドレスなどが含まれている
「友達の友達」は確かに知り合いの可能性が高いですし、同じ写真に一緒に写っているのも「知り合いかも」と言われて当然です。この仕組みは正しいでしょう。
また、Facebookはもともとザッカーバーグが大学生同士の交流を目的で始めた仕組みなので、出身校での「知り合いかも」判断にバイアスがかかっている嫌いがあります。
その他の判断基準は、確かに「知り合いかも」しれないけれど、Facebookではお付き合いしたくない、という人も含んでくるため、かなり微妙になってきますが、人とのつながりを深め広めていくというFacebookの仕組みにはマッチしています。
検索履歴や足跡から知り合いかもに表示される?
一方で、そうではないにもかかわらずFacebookの「知り合いかも」に挙げられる要素として考えられがちなのが、検索履歴や足跡といった要素です。
Facebook上で、名前で検索したり相手のページを表示させたりすると足跡がついてしまい、そのことを前提に「知り合いかも」と表示される仕組みなのではと心配されがちですが、これは間違いです。
Facebookには閲覧履歴機能は実装されていない
なぜならばFacebookには閲覧履歴や足跡を記録する仕組みは備わっていないからです。存在しない閲覧履歴・足跡を元に「知り合いかも」のメンバーを選ぶことはできません。
閲覧履歴・足跡はないため、「知り合いかも」に限らず、相手のページを見たことがバレるのではないかとか、名前で検索したことが知られたのではないかなどの心配は無用です。思う存分、検索しまくり、ページを見まくってください。足跡は残りません。
ただし、「いいね!」したりコメントすれば記録は残りますので、これについては足跡が残るとも言えます。もちろんFacebookに投稿すれば投稿日時が表示されますから足跡は残りますし、グループ内の投稿に限ってはあなたがいつ確認したかがわかりますので、これも足跡が残ります。
Facebookには正確な意味での足跡という概念はありませんが、あなたの行動をわずかでも捉えられるという意味での足跡はありますので、足跡をたどられるのを嫌う方はご注意ください。
Facebookの知り合いに同じ人が何度も表示される理由
Facebookの「知り合いかも」は、そのまま放っておくと微妙に表示されるアカウントが変わっていたり、順番が入れ替わったりします。そんな中で、ずっとFacebookの「知り合いかも」ランキング上位に居座ったままの人も見かけます。
こういう人はたいてい、実際の知り合いなのにFacebookではちょっと付き合いたくない、とFacebook上での友達になるのを遠慮している人です。そういった意味ではFacebookの「知り合いかも」の推測はかなり的を射ていると言えるでしょう。
しかし、あなたはこういう人こそ「知り合いかも」リストでの表示をオフにしたいはずです。その方法については後ほど「Facebookの知り合いかもの通知を消す方法」にてお話しします。
そんな、あなたにとっては都合が悪いけれどもFacebook的には正しい選択があるかと思えば、実際には会ったこともないか、せいぜい1〜2度話した程度の相手でも「知り合いかも」ランキングの上位に連続登場するアカウントも少なくありません。
表示がオフになってもいいような、こんなアカウントがなぜ「知り合いかも」に登場するのでしょうか。これには理由があります。
共通の友人とのやり取りが多い
Facebookは「知り合いかも」と強く推してくるアカウントなのに、こちらがそんなことは思わない相手の条件は、以下のように考えられます。
- そのアカウントとあなたにFacebook上の共通の友人がいる
- そのアカウントと共通の友人の間で「いいね!」やコメント、messengerといったFacebook上でのやり取りが多い
つまり、あなたの友人が親しくしている相手だからあなたもよく知っているでしょう、つまり「知り合いかも」しれないですよね、というロジックです。
もちろん、さしあたってそのアカウントを表示させなければいいのなら、”削除する”を選ぶことでそのアカウントを表示させないようにはできます。
また、”削除する”を選んで表示をオフにしても相手には通知が行きません。そもそも「知り合いかも」リストに載っていることすら通知させないので、通知のことを気にする必要はありません。
なおFacebookは、あなたが不要な「知り合いかも」アカウントを消すことによって、より適した絞り込みが可能となり、よりふさわしい「知り合いかも」リストを提供できると述べています。
しかし、現実にはあなたがいくら消す手間をかけても、そのアカウントを表示させなくできるだけで、第2第3の新たな知らないアカウントがFacebookより「知り合いかも」と表示されるだけです。完全に「知り合いかも」表示をオフにはできません。
消す手間をかけた分だけ、賽の河原の石積みかシーシュポスの岩のような、損した気分になるだけなので、無視して放っておくのが最善でしょう。
Facebookの知り合いかもを非表示にする方法
先に記したように、不要な「知り合いかも」アカウントをひとつずつ消す作業がムダであれば、なんとか表示させないようにできないかと思うのが人の情です。
ところがFacebookでは「知り合いかも」を表示させないようにすることを許していません。人と人のつながりをつくるSNSである以上、Facebookとしては新たな出会いを拒否されることを許さないのでしょう。
とはいえ、表示を完全にオフにはできなくとも「知り合いかも」の精度を上げたり、不要な人を「知り合いかも」リストに表示させないようにする手段は残っています。
自分を検索できる人を制限する
不要な人を「知り合いかも」リストに表示させないためには、Facebookの仕組みを利用します。その手順は以下の通りです。
画面右下の”≡”アイコンのハンバーガーメニューでメニュー画面を開いたら、”設定とプライバシー”をタップして閉ざされていたサブメニューを開きます。
その中から”プライバシーセンター”を選択して、画面が”設定”に変わったら”プライバシー設定”を選びます。
”プライバシー設定”画面では”検索と連絡に関する設定”のうちの”友達リストのプライバシー設定”、”メールアドレスを使って私を検索できる人”、”電話番号を使って私を検索できる人”の公開範囲を”友達”、もしくは”友達の友達”に絞ります。
加えて”Facebook外の検索エンジンによるプロフィールへのリンクを許可しますか?”を”いいえ”にします。
”メールアドレスを使って私を検索できる人”、”電話番号を使って私を検索できる人”を”友達”に絞れば、あなたの登録したメールアドレスと電話番号であなたを探し当てて新たに友達になろうとする人は現れなくなります。
また、あなたのメールアドレスや電話番号を知っている、けれどもFacebookでまで付き合いたくない人も「知り合いかも」リストに表示させないようにできます。
その分、あなたのメールアドレスや電話番号を知っている旧友が、新たにFacebookに登録しても、あなたにたどり着くことは難しくなります。この辺りは、「知り合いかも」表示をオフに近づけるのと、思わぬ出会いのチャンスを得ることとのバーターとなります。
Facebookの友達リクエストの制限をする
同様に”友達リクエストを送信できる人”の範囲を絞ることでも、不要なアカウントを「知り合いかも」リストに表示させないようにできます。
前節同様にして”プライバシー設定”を開いたら、”友達リクエストを送信できる人”をタップして、範囲を”友達の友達”に絞ります。
これであなたの「知り合いかも」リストから”友達の友達”以外の表示をオフにすることができました。
とはいえ残念なことに、あなたの友達の、全然知らないそのまた友達については「知り合いかも」リストから表示をオフにすることは叶わないのです。
インポートした先の連絡先を消す
あなたがまだ「知り合いかも」攻撃を受けるとは知らないほど純真だった頃に、Facebookに”連絡先をアップロード”していたのなら、その情報を頼りにFacebookは「知り合いかも」攻撃を仕掛けてきます。
それを避けるには、Facebookにアップロードした連絡先を消す必要があります。
そのためには、まず画面右下の”≡”アイコンのハンバーガーメニューでメニュー画面を開いたら、”ヘルプとサポート”をタップして閉ざされていたサブメニューを開きます。
その中から”ヘルプセンター”を選択して、画面が”設定”に変わったら画面上部の検索窓をタップして検索ワードを入力します。
検索キーワードに「連絡先の」と入れると”Facebookにアップロードした連絡先を削除するにはどうすればよいですか。”という項目が表示されますので、これを選択します。
するとヘルプが表示されますので、”連絡先のアップロードと管理”のリンクをタップします。
”連絡先のアップロードと管理”の画面で”連絡先”のタブを選び、”すべて削除”を選ぶとあなたがFacebookに売り渡した連絡先が削除され、「インポートされた連絡先はありません。」とグレー表示されます。
これで、あなたがかつてFacebookに連絡先をアップロードしてしまった暗い過去は葬り去られ、あなたへの「知り合いかも」リストからも余計な人を消すことができました。
Facebookの知り合いかもの通知を消す方法
「知り合いかも」リストに表示された人を表示されないようにするには、そのアカウント名の横にある”削除する”を使えばいいのですが、稀に何度削除しても復活する、ゾンビというか不死鳥のようなアカウントがあります。
こうしたアカウントを二度と表示されないようにするには「ブロック」が必要です。
ブロックするには、まず「知り合いかも」リストからブロックしたいアカウントのアカウント名を選択し、そのアカウントのページの”…”アイコンのメニューボタンをタップして、管理ページで”ブロックする”を選べば終了です。
これでもうそのアカウントを「知り合いかも」リストに表示させないようにできましたし、あなたに友達リクエストを送ることもできなくなりました。
知り合いかもの通知を完全にオフにすることはできない
ここまでいろいろと設定することで、どうしても「知り合いかも」に出て欲しくないアカウントは表示されないようになります。また、あなたのアカウントがほかのアカウントの「知り合いかも」リストに表示されることも減っています。
実質的にこれ以上の追い込みはできません。前にも述べましたが、残念ながら「知り合いかも」の通知を完全にオフにすることはできないのです。
ただし、もしあなたのところに「知り合いかも」のメールが届いているのなら、そのメールが送られてこないようにすることは可能です。
届いた「知り合いかも」メールの最後に”配信を停止”という青い文字のリンクを選択して、手続きを終えれば、もう二度と「知り合いかも」メールを受け取ることはありません。
Facebookの知り合いかもの表示は自分で設定しよう!
今回の記事は、残念ながらFacebookの「知り合いかも」リストを完全にオフにして表示させないようにしたいという人の希望をかなえることはできませんでした。
悲しいかな、Facebookユーザーとしては、Facebookが作り上げた仕組みの中でしか対応することはできません。しかしだからといって完全にあきらめるのではなく、今回の記事を参考にして通知を完全オフにできないまでも、可能な範囲の中で精いっぱいマシな「知り合いかも」リストを作り上げてください。