Facebookのタグ付けとは?タグの付け方/拒否/削除/公開範囲設定の方法を解説!
Facebookのタグ付けとは何か分からない方、できることとできないことの細かい内容を知りたい方、そんな方はぜひこちらの記事をご覧ください。Facebookのタグ付けとは何か、タグ付けの投稿方法や削除方法など一つずつご説明します。
目次
- 1Facebookのタグ付けとは
- ・投稿や写真に名前を付ける機能
- 2Facebookにタグ付けする意味
- ・写真に写っているのが誰かを明確にする
- ・一緒にいる人が誰かを明確にする
- ・誰の投稿なのか明確にする
- 3Facebookでタグ付けする方法
- ・投稿にタグ付けする
- ・投稿文の中にタグ付けする
- ・写真にタグ付けする
- ・タグ付けの公開範囲設定
- ・タグ付けの削除
- ・タグ付けのリクエストを受けた場合
- 4Facebookでタグ付けする際の注意点
- ・知らない人にも公開されてしまう
- ・タグ付けする時は相手に確認してから行う
- ・タグ付けによって悪用される可能性も
- 5Facebookでタグ付けされたくない時の対処法
- ・タグ付けされることは阻止できない?
- ・タグ付けを事前に拒否する方法
- ・タグ付け投稿を非表示にする方法
- 6Facebookのタグ付けをする時はマナーを守ろう
- ・Facebookの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!
Facebookのタグ付けとは
写真や動画を投稿できる、世界的に有名なSNSのFacebookでは、様々な機能が備わっています。その中には、"タグ付け"という機能もあり、Facebookを利用するうえで欠かせない存在です。
投稿や写真に名前を付ける機能
タグ付けとは、Facebookの投稿や写真に名前を付ける機能のことです。写真に写っている人物が誰なのか名前を付け、視覚情報を増やしてより見やすい写真にします。複数のSNSではできない画期的な機能です。
投稿や写真の情報量が増えるので、公開範囲もぐんと広がります。例えば、タグ付けしたユーザーの公開範囲に設定している友達や、タグ付けされたユーザー、タグ付けされたユーザーの公開範囲に設定している友達など、繋がる幅も広がるので、あなたの投稿や写真をさらに多くの方に見てもらえます。
また、タグ付けすることでリンクが繋がるため、Aさんという方の名前をタグ付けした場合、Aさんのプロフィール画面に移動できるリンクが自動で設定されます。
Facebookにタグ付けする意味
Facebookのタグ付け機能は多くの利点があります。その利点は結局のところ、閲覧者に対して親切な情報を付与できるというところにあります
Facebookとは、インターネットを介して人と交流するための一つのツールです。人と交流するためには、多くの情報を開示し、時には親切に説明する必要があります。それを一枚の写真で表現できるなら、投稿者にとっても、閲覧者にとっても、ストレスなく交流できる足掛かりになるでしょう。
写真に写っているのが誰かを明確にする
Facebookのタグ付け機能の利点は親切な情報の付与ですが、写真に写っているのが誰かを明確にすることは、まさしく視覚情報を補完するための方法です。
案外、写真を見てもその人物が誰だったかぱっと思い浮かばないことが多々あります。複数人写っている写真だと、似たような顔の人物が並べば分からなくなって判断できないでしょうし、普段と違う化粧や衣服だとさらに判断するのは困難でしょう。
だからこそタグ付けという手軽な方法を実行することで、閲覧者に分かりやすく情報を提示できます。
一緒にいる人が誰かを明確にする
Facebookのタグ付けは、写真だけではなく、Facebookに投稿したテキストにも付けられます。投稿内容に写真が含まれていないと、タグ付けはできないのではと考えている方もいますが、写真がなくても問題ありません。
テキストのみの投稿にタグ付けした場合、"○○さんは○○さんと一緒です"という表示が出ます。例えば、「○○に旅行中」というテキスト内容と、"AさんはBさんと一緒です"というタグ内容があれば、AさんとBさんは○○に旅行中なんだなと一目で理解できます。テキストのみでも、情報を付与することができ、タグ付けは非常に便利です。
誰の投稿なのか明確にする
Facebookは、写真のないテキストのみの投稿にタグ付けできますが、テキスト内にタグを入れ込むことも可能です。上記の内容だと、「○○に旅行中」のテキストと、"○○さんは○○さんと一緒です"のタグでセットでしたが、タグをテキスト内に入れ込むことで、「○○さんと○○さんで○○に旅行中」という一文をそのまま投稿できます。
Facebookでタグ付けする方法
Facebookでタグ付けする方法とはどんな方法かあいまいだ、という方もいるかもしれません。投稿にタグ付けする方法、写真にタグ付けする方法と複数ありますので、それぞれ場面に応じて使い分けましょう。
投稿にタグ付けする
投稿にタグ付けする方法は非常に簡単です、まずはFacebookにログインして、Facebookを開きましょう。"今なにしてる?と"表示されている投稿欄を選んでください。
"投稿を作成"画面に変わるので、"タグ付け"と表示された項目を選びます。
"タグ付け"画面に移ります。"誰と一緒?"と表示されたタグの検索画面と、友達の候補が表示されるので、どちらかを利用しタグ付けをしたい友達の名前を入れましょう。
そうすると、"投稿を作成"の画面に戻り、上に"○○さんは○○さんと一緒です。"と表示されます。投稿にタグ付けする方法はこれで終了です。
投稿文の中にタグ付けする
投稿文の中にタグ付けする場合、二つの点さえ守れば簡単にタグ付けできます。"投稿を作成"画面に、"@"と"名前"を入れるだけでタグは完成します。
"@名前"を入力して投稿すれば、投稿文の中にタグが表示されます。タグはプロフィール画面と自動でリンクされるので、名前をタップするとプロフィール画面へ移動することができます。
写真にタグ付けする
次は、写真にタグ付けをする方法です。まずは投稿にタグ付けをする方法と同様に、Facebookにログインして、Facebookを開きましょう。"今なにしてる?と"表示されている投稿欄の"写真"を選ぶか、一度投稿欄を選んで"写真・動画"を選択してください。
投稿したい写真を選択した後、写真上の"編集"を選んでタグアイコンを選ぶか、写真上のタグアイコンを選んでタグ付け入力用の画面に移動しましょう。
写真上に"タグするには顔をタップしてください"と表示されるので、タグ付けしたい人の顔をタップしましょう。(今回は人物写真ではなく食べ物の写真で代用させていただいてます。)
タップすると、誰の名前をタグ入力するか選べるので入力してください。
そうすると、"投稿を作成"の画面に戻り、上に"○○さんは○○さんと一緒です。"と表示され、写真上にもタグが出ます。写真にタグ付けする方法はこれで終了です。
タグ付けの公開範囲設定
Facebookの投稿や写真にタグ付けをした後、公開範囲の設定を変更したい場合があるかもしれません。そんな時は投稿した内容の詳細を開きましょう。公開範囲の設定方法も難しくありません、投稿内容の右上にある、"…"アイコンを選んでください。
表示された項目の中の、"プライバシー設定を編集"を選びましょう。
"プライバシー設定を編集"画面が表示されるので、公開範囲を設定して"完了"を選択して完了です
タグ付けの削除
タグ付けの削除をしたい場合は、自分が付けたタグを削除するか、友達に付けられたタグを削除するかで分かれます。削除方法も、場合によって上手く使い分けましょう。
タグを付けた場合
自分でタグを付けた場合、タグを削除するか、タグを付けた投稿そのものを削除するか選択できます。投稿内容の右上にある、"…"アイコンを選択しましょう。
"投稿を編集"を選択すればタグを削除することができ、"削除"を選択すれば投稿内容そのものを削除できます。
タグを付けられた場合
友人に自分の名前のタグ付けをされた時、そのタグを削除したい場合があるかもしれません。その場合は、友人の投稿内容の右上にある"…"アイコンを選びましょう。
表示される項目の中から"タグを削除"を選択すれば、タグを削除できます。
タグ付けのリクエストを受けた場合
あなたがタグ付けの制限設定をしている場合、友人があなたの名前のタグ付けをしようとした時、あなたのもとにタグ付けのリクエストが届きます。タグ付けをされても良い場合は承認しましょう。
Facebookでタグ付けする際の注意点
Facebookのタグ付けは非常に便利で、交流の幅を広げるためには必要不可欠です。しかし、交流の幅が広がるということは、トラブルに合う確率も高くなる可能性があります。
知らない人にも公開されてしまう
タグ付けをして公開範囲が広がり、閲覧者が増えるということは、知らない人にも公開されるかもしれません。友達の友達が友達であるかは話が別ですし、もしかしたら険悪な仲である可能性も捨てきれません。だというのにあなたが友人の名前をタグ付けして公開してしまえば、その友人を嫌っている人の目に嫌でも触れてしまいます。
もしくは、あなたがタグ付けした友人は、あなたと会っていることを公にしたくないと思っている場合もあります。そんな時にタグ付けして公開してしまえば、トラブルは避けられません。
そんなトラブルが起こらないかどうか、十分注意してFacebookのタグ付け機能を利用しましょう。
タグ付けする時は相手に確認してから行う
トラブルを回避する一番の方法は、タグ付けする側が、タグ付けされる側の了承を得ることです。確認が取れていれば、タグ付けする側は安心して投稿できますし、タグ付けされる側もすでに聞いているので、トラブルになるような感情を持つこともありません。
タグ付けの確認については公式でルールを定められていませんが、一つのマナーとしてなるべく確認を取るようにしてみましょう。
タグ付けによって悪用される可能性も
ところで、Facebookのタグ付け機能を悪用するユーザーがFacebook上に存在します。残念なことに、便利な機能は犯罪者に目を付けられやすいようです。
具体的には、スパム(無差別かつ大量にばらまかれる悪質なメッセージ)の投稿です。例えばあなたが、友達の名前がタグ付けされた投稿を見たとき、その内容がどんな内容でも友達に対する信頼感から、書かれた内容を鵜呑みにしてしまうかもしれません。
Facebookは友達じゃない人の名前をタグ付けすることもできるので(アプリ版は友達以外のタグ付けはできないようです。)、犯罪者は様々なユーザーの名前をランダムでタグ付けしてスパムを投稿してきます。友達同士の信頼関係なども揺るがす非常に悪質な方法です。
もしも、投稿内容が不振だった場合は、友達の名前がタグ付けされていたとしても、安易に閲覧しないようにしましょう。スパムだと分かった場合は、Facebookの"報告する"を使用することをおすすめします。
Facebookでタグ付けされたくない時の対処法
Facebookを利用していると、タグ付けをすることも、タグ付けをされることもあるでしょう。そんなタグ付けを拒否したいという方も居るかもしれません。
タグ付けされることは阻止できない?
ですが、今のところFacebook公式でタグ付けを拒否することはできないようです。
何かしらのトラブルが起きる前にタグ付けをできないようにしたいと思うのは自然な考えです。しかし、タグ付けの拒否はできない仕様になっているため、必然的に投稿者の裁量に任せるしかありません。
ただ、タグ付けの拒否設定ができないからと言ってあきらめる必要はありません。
タグ付けを事前に拒否する方法
タグ付けを完全に拒否することは難しいですが、拒否をするための準備はできますので、タグ付けを拒否したいという方はFacebook内でしっかり設定しておきましょう。
Facebook内であなたをタグ付けした投稿がされそうになった時、そのまま掲載を承諾するのか、拒否するのか、通知が来るよう設定できます。その設定をし、通知が来た時に拒否できるようにしておきましょう。
まずは、Facebookのホーム画面を開き、右下の"三"アイコンを選択しましょう。"設定とプライバシー"を選び、"設定"を開いてください。
開かれた"設定"画面の中で、"プライバシー"の項目内にある、"タイムラインとタグ付け"を選択しましょう。
"タイムラインとタグ付け"画面に変わるので、"確認"の項目内にある、"自分がタグ付けされた投稿をタイムラインに表示する前に確認しますか?"を選び、オンの状態にしてください。これで、タグ付けをされた時、その投稿の掲載を承諾するか、拒否するか、選択できる通知を受け取れます。
タグ付け投稿を非表示にする方法
タグ付けされた投稿を誰にも見られないようにしたいという方もいるかもしれません。その場合は、タグ付けを非表示にする方法があります。
Facebookのホーム画面を開き、右下の"三"アイコンを選択しましょう。"設定とプライバシー"を選び、"設定"を開いてください。開かれた"設定"画面の中で、"プライバシー"の項目内にある、"タイムラインとタグ付け"を選択します。
"タイムラインとタグ付け"画面に変わるので、"タイムライン"の項目内にある、"他の人があなたのタイムラインに投稿したコンテンツの共有範囲"を選びましょう。
"タイムラインでの投稿"画面が表示されたら、複数ある項目の中で"自分のみ"に変更してください。こちらの設定をすることで、投稿されても自分以外のユーザーに見えないようになります。
また、タグ付けされた投稿のタグを削除したい場合は、「タグ付けの削除」で説明した方法で削除できますのでご安心ください。
Facebookのタグ付けをする時はマナーを守ろう
Facebookのタグ付けは非常に便利で手軽な機能です。より多くの方に見てもらう方法で、どんなユーザーに対しても分かりやすく、交流の輪を広げてくれます。だからこそ、注意しなければいけない点もございます。どんなに便利な機能でも、明るい面と暗い面、できることとできないことがあります。
しかしできないことも、代替案で解決させることもできます。考え方や、扱い方によって、より使いやすい機能に進化します。そのことを意識して、Facebookのタグ付け機能を利用すれば、さらにFacebookを楽しく使うことができるのではないでしょうか。