2019年10月14日更新
Chromeが遅い・重い時は再インストール!アンインストールして入れ直す方法は?
メインのブラウザとしてChromeを使う場合、動作が重いと感じるようになった時は再インストールが有効です。他のブラウザアプリを試す前に、再インストールを試してみましょう。今回はChromeをアンインストールしてWindows等に入れ直す方法をご紹介します。
目次
GoogleChromeが遅い・重い時は再インストールで入れ直し!
WindowsやMacなどで普段からGoogle Chromeをブラウザとして使用している方で、動作が重いと感じた場合があります。Google Chrome自体、非常にアップデートの頻度が高いアプリですので、最新バージョンにした場合、旧バージョンに比べて動きが遅くなるなど、トラブルが発生する可能性もあります。旧バージョンにはすぐには戻せません。
Chromeの問題を解決する一番早い手段が再インストール
この場合、動作が遅くなったGoogle Chromeを修復できる可能性のある方法を試しましょう。その方法というのが、Google Chromeをアンインストールして入れ直しをするという方法です。シンプルな方法にはなってしまいますが、様々な設定をしたり、原因を調べている時間があるとすれば、この入れ直しを試してしまった方が早いと言えます。
お使いのWindowsにもともと入っているEdgeや、MacのSafariなど他のブラウザアプリに切り替えればと思ってしまいがちですが、デザインや、機能などがGoogle Chromeとは違う部分もありますので、慣れるまでに時間がかかってしまう場合もあります。まだ諦めるのは速いです。操作に慣れたGoogle Chromeを使っていきましょう。
Chromeを再インストールする手順〜バックアップ〜
それでは、Chrome入れ直しの方法を詳しくご紹介していきます。まずアンインストールする前に必ずやっておきたい作業があります。それは、バックアップです。ブックマークなどあなたがお気に入りにしたサイトなどの情報を簡単に引き継ぐことができます。それでは、Chromeを使ったバックアップの方法を説明します。
同期機能でChromeのバックアップが可能
Chromeを使用している方は、共通の作業方法です。まずは、Chromeの画面から右上の「設定アイコン」をクリックしてメニューを表示させてください。その中に「設定」がありますのでクリックします。クリックすると今度は詳細メニューが表示されますので、「ユーザー」の箇所をご覧ください。
「ユーザー」内の「同期」をクリックしましょう。この同期をクリックすると、右側に切り替えスイッチが付いたメニューが表示されます。「すべて同期」という箇所のスイッチをオンにしてください。スイッチをクリックすることで切り替えできます。スイッチがオンになっている場合は、特に作業をする必要がありませんので、次に進んでください。
この「同期」という機能は、オンにすることでお使いのご自身のGoogleアカウントに情報が保存されるようになります。ですので、1つずつどこかのハードディスクやUSBメモリに設定を保存する必要がありません。バックアップと聞くと大変な移行作業が待っているようなイメージがしてしまいますが、まったく逆で、簡単に完結します。
Chromeを再インストールする手順〜アンインストール〜
Chromeの中で「同期」をオンにしてバックアップが完了した方は、いよいよアンインストールの作業に入ります。WindowsとMacのPCでやり方が少し変わってきますので、機種別にご紹介していきます。ご自身に合ったやり方でアンインストールしましょう。入れ直しまではもうすぐです。
Windowsでの手順
まずはWindowsのPCをお使いの方にアンインストール方法を説明します。お使いのPC内で「コントロールパネル」を起動させます。場所がわからない方は、CortanaなどのPC内検索欄に「コントロールパネル」と入力して探してみましょう。OSなどによってはCortanaではない可能性もありますが同じ検索欄だと思ってください。
「コントロールパネル」が開けましたら、「プログラムのアンインストール」をクリックしましょう。これをクリックすると、Windows PCにインストールされているソフト等を削除することができます。この中から動作の遅い現在のChromeを見つけてください。Chromeを右クリックして「アンインストール」を選択することで削除が始まります。
また、「プログラムのアンインストール」を表示させているこのタイミングで不要になった他のソフトも一緒に削除してしまうことをお勧めします。ただし、アンインストールは、同時進行ができませんので、1つずつ削除を実行していくことになります。時間に余裕がある方は、是非整理を行ってみてください。Chromeが一覧から無くなれば、完了です。
Macでの手順
次にMacのPCをお使いの方に向けてChromeのアンインストール方法をご紹介していきます。まずは「Finder」起動してアプリの一覧を表示させましょう。この中からChromeのアイコンを見つけ、表示される「ごみ箱」までドラッグします。これで削除することができますが、これで完了ではありません。アプリのフォルダまで削除してしまいましょう。
「Finder」の表示状態のまま、上部の「移動」という項目をクリックしてください。表示されるメニューの中から、「フォルダへ移動」をクリックします。「ライブラリ」というフォルダにChromeのアプリデータが格納されている可能性が高いので、探します。「Application Support」というフォルダがあればそちらに保存されています。
「Application Support」の中にある「Google」のフォルダを開き、「Chrome」と書かれたフォルダを見つけましょう。このフォルダを削除してください。これでMacでのChromeのアンインストール作業が完了しました。準備が整いましたので、次はいよいよ入れ直しの作業に入っていきます。焦らず進めましょう。
Chromeを再インストールする手順〜再インストール〜
遅いChromeを削除できましたら、再インストールです。再インストールの方法をご紹介していきます。インターネットで調べてサイトからダウンロードする方法になりますが、無心でChromeを探してしまわないように注意しましょう。今回はInternet Explorerか、Edge、Safariなど、その他のブラウザアプリから行います。
Chromeのサイトにアクセスし、ダウンロードを行いましょう。普段使っていないブラウザを使っての検索ですので、少し違和感があると思いますが、もう少しでChromeが入れ直しされます。慌てずに行っていきましょう。後は待つだけです。WindowsやMacにダウンロード、再インストールが完了しましたら、入れ直しの作業は完了です。
Googleアカウントにログインして同期する
WindowsでもMacでも、再インストールが完了したら最後にやらなければいけないことがあります。それが、Googleアカウントにログインすることです。遅い前のChromeでは、自動的にログインが行われていることが多いので、ログインを忘れてしまいがちです。前のChromeの使用状態を引き継ぐためにも必ずログインしてください。
再インストールしたChromeに再ログインすることによって、ブックマークしたお気に入りサイトはもちろん、あなたが以前使用していた拡張機能まで復活します。Chromeの大きなメリットの1つは、拡張機能を入れて、自由にブラウザをカスタマイズできることですので、どんどん使っていきましょう。
あなたの情報は、「同期」をオンにしている限りGoogleアカウント上に保存されていきます。もし、同期を切りたい方は、設定から「ユーザー」の箇所をチェックしてみてください。再インストールしたChromeの使い心地も確かめてみてください。無駄なデータも削除されている可能性がありますので、遅い時と比べてパフォーマンスは向上しています。
GoogleChromeが遅い時は再インストールを試そう
Chromeが遅い時は、別のブラウザを試すことも良いですが、まだあきらめる必要はありません。ここまでの説明のように、遅いChromeを消し、再インストールでChromeを入れ直しすることで解決できる可能性もあります。しっかりとバックアップを取った上であれば、アンインストールも怖くはないです。一度試してみてからでも遅くはありません。
新しく入れ直したChromeのパフォーマンスが上がれば、作業効率もそれに比例して変化していくはずです。あなた自身でカスタマイズしたChromeを最高のパフォーマンスで楽しんでいきましょう。