2019年08月02日更新
Apple IDの信頼できる電話番号変更/追加方法!サインイン本人確認やアカウント復旧に使える!
Apple IDの「信頼できる電話番号」の変更、追加方法を紹介します。そもそも「信頼できる電話番号」とはどのように利用するのか、またどういった目的で設定するのかを解説します。Apple IDアカウントを保護するためにもその仕組みと変更方法を理解しましょう。
目次
Apple IDの「信頼できる電話番号」とは?
iCloudを使ったAppleデバイスの連携や、iTunesやApp Storeから有料コンテンツを購入するために必要な「Apple ID」ですが、Apple IDに追加できる「信頼できる電話番号」とはどのように利用するのでしょうか。「信頼できる電話番号」について、いまいちよくわからないという人は、冒頭の本章でその利用目的について確認しておきましょう。
2ファクタ認証に必要な電話番号
Apple IDの「信頼できる電話番号」は【2ファクタ認証に必要な電話番号】です。「2ファクタ認証」を利用し、信頼できるiPhone・iPadを登録しておくことで、iPhone・iPadへの不正ログイン、Apple IDへの不正ログインがあった場合、Apple IDで連携しているiPhone・iPadに通知が入る仕組みになっています。
この「2ファクタ認証」を利用するためには、「信頼できる電話番号」をApple IDに登録しておく必要があります。「2ファクタ認証」を有効にしておくことで、不正ログインがされたときも、事前にブロックしたり、不正ログインがあった場所を確認したりできるので、セキュリティレベルを高く保つことが可能になります。
サインイン・本人確認・アカウント復元必要な電話番号
「信頼できる電話番号」はサインインだけでなく、本人確認、Apple IDアカウントの復元の時にも利用します。Apple IDのパスワードを紛失してしまった時など、最終的には「信頼できる電話番号」を登録しておくことで、Apple IDアカウント復元することが可能です。
「信頼できる電話番号」を追加・設定すると、「自動音声案内」または「SMS」にて確認コードが送信されます。追加できる電話番号は、自分の電話番号以外にも、家族、親しい友人などの電話番号も追加できます。何らかの原因で自分の電話番号が使えなくなっても、他の電話番号でApple IDアカウントを復元することが可能です。
サインイン・本人確認などのセキュリティの面で、Apple IDの「信頼できる電話番号」を変更・追加する方法を覚えておくことが重要です。次の章からは、Apple IDの「信頼できる電話番号」の追加方法、変更・修正・削除方法を画像つきで紹介してきます。電話番号の変更があった場合は、必ず「信頼できる電話番号」も変更しておきましょう。
Apple IDの「信頼できる電話番号」を追加する方法
本章では、Apple IDの「信頼できる電話番号」を追加する方法を紹介します。iPhoneの画面を使った「信頼できる電話番号」の追加・設定方法を紹介しますが、iPadのCellularモデルでも同じ手順で「信頼できる電話番号」を追加・設定することができるので、参考にしてください。
「設定」の「Apple ID」から追加する
iPhone・iPadの「設定」を起動して、最上部にある「Apple ID(ユーザー名)」をタップして選択してください。続いて「パスワードとセキュリティ」>「2ファクタ認証を有効にする」>「続ける」の順番にタップします。
「信頼できる電話番号」として追加した電話番方を入力してください。続いて、「電話番号の確認方法」という項目で、確認コードの取得方法を選択し「次へ」をタップしてください。確認コードの取得方法は「SMS」「音声通話」の2通りとなります。
「次へ」をタップすると、認証コードが送信、または音声通話で伝達されるので、iPhone・iPadに認証コードを入力すれば、「2ファクタ認証」が設定され、「信頼できる電話番号」が追加されます。
Macパソコンをお持ちの方は、Macパソコンから「2ファクタ認証」と「信頼できる電話番号」を追加することができます。
Macパソコン画面上部のメニューバー一覧から「Apple ()」>「システム環境設定」>「iCloud」>「アカウントの詳細」の順番にクリックして選択してください。「iCloud」の設定画面が表示されるので、上部のメニュータブから「セキュリティ」をクリックして、「2ファクタ認証を有効にする」を選択してください。
iPhone・iPadに「信頼できる電話番号」を追加設定する場合は、「設定」>「Apple ID(ユーザー名)」>「パスワードとセキュリティ」の順番にタップして進んでください。「信頼できる電話番号」という項目に、追加設定済みの電話番号が表示されています。
「編集」をタップして「信頼できる電話番号を追加」を選択してください。iPhone・iPadデバイスに登録済みのパスコードを入力し、「信頼できる電話番号」を追加します。この手順で、「信頼できる電話番号」を新たに追加して設定することができます。セキュリティレベル向上のためにも、「信頼できる電話番号」を追加しておくと良いでしょう。
Apple IDの「信頼できる電話番号」を変更・削除する方法
続いて本章では、Apple IDの「信頼できる電話番号」を変更・削除する方法を紹介します。機種変更、携帯キャリア乗り換えなどに伴う電話番号の変更があった場合は、必ず「信頼できる電話番号」を変更し、古い「信頼できる電話番号」を削除しましょう。変更しなければ、Apple IDへのサインイン、本人確認ができなくなります。
「信頼できる電話番号」を変更する場合は、一度過去の電話番号を削除して、再度新しい電話番号を登録します。それ以外の変更方法はないので注意してください。
Apple IDの「信頼できる電話番号」を変更する方法
Phone・iPadに「信頼できる電話番号」を変更設定する場合は、「設定」>「Apple ID(ユーザー名)」>「パスワードとセキュリティ」の順番にタップして進んでください。「信頼できる電話番号」という項目に、追加設定済みの電話番号が表示されています。
「編集」をタップして「信頼できる電話番号を追加」を選択してください。iPhone・iPadデバイスに登録済みのパスコードを入力し、「信頼できる電話番号」を追加します。
Apple IDの「信頼できる電話番号」を削除する方法
続いて古い「信頼できる電話番号」を削除します。Phone・iPadに「信頼できる電話番号」を変更設定する場合は、「設定」>「Apple ID(ユーザー名)」>「パスワードとセキュリティ」>「編集」の順番にタップして進んでください。削除した「信頼できる電話番号」の横にある「削除」アイコンをタップします。
「信頼できる電話番号」の削除確認画面が表示されるので、再度「削除」をタップしてください。一度削除した「信頼できる電話番号」を使った、Apple IDへのサインイン、本人確認に利用できなくなるので、注意しましょう。同じ電話番号を登録する場合は、同じ手順で追加してください。
「信頼できる電話番号」を使ってApple IDを復元する方法
「信頼できる電話番号」を使ってApple IDを復元する方法を確認しておきましょう。「信頼できる電話番号」がすでに使えなくなった場合に有効で、サインイン、本人確認を「信頼できる電話番号」でできない場合に活用してください。
アカウント復旧をリクエストする方法
アカウント復旧をリクエストする方法は、上記のApple ID管理ページにアクセスして「Apple IDまたはパスコードをお忘れですか?」をタップして、画面に表示される指示に従って、Apple IDのアカウントを復元してください。サインインできない場合は、本人確認画面で「信頼できる電話番号」を入力することで、Apple IDアカウントを復元できます。
Apple IDの「信頼できる電話番号」は随時追加・更新しよう!
本記事では、Appleデバイスで利用できる「信頼できる電話番号」の追加、変更方法や、「信頼できる電話番号」の重要性と利用方法について紹介しました。iPhoneなどのデバイスに重要な個人情報が登録されています。セキュリティレベルのを高めるためにも、「信頼できる電話番号」を追加して、快適なAppleライフ送ってください。