普段当たり前のように使っているパソコンに入っているWindowsOSには様々な歴史や、バージョンアップを重ね、近年のWindowsOSにつながっています。自分が初めて使ったWindowsOSが何かなど、Windowsについての歴史をたどっていく記事です。
世界の役9割のシェアを占めるMicroSoft社のWindowsOS。この記事では大多数の人が普段から当たり前のように使っているパソコン版Windowsの歴史を振り返ってみましょう。
今までのWindowsOSの問題点や、不便な点を解消し、色々な新機能を搭載してリリースされたWindows10。MicroSoft社の公式発表ではWindows10が最後のWindowsOSと公式に発表されました。新しくWindowsOSを開発し、Windows11としてはリリースしない。と明言しています。
ですが、新しいWindowsOSが発売されないというわけではなく、Windows10をベースにこの先大小かかわらずWindows10のアップデートを行い続けていき、新しいWindowsOSが出るたび、使っているWindowsOSのサポートが終了したからといってパソコンを買い替える必要がなくなったともいえます。
Windows10でリリースが終わると想定されているWindowsOSはWindows10が開発されるまで様々なバージョンがリリースされています。歴代のWindowsOSを年表にしてまとめてみましたので自分が使い始めた時期や、懐かしいバージョンを思い出してみましょう。
MicroSoft社がリリースしたWindowsOSの中でも転機になったのはWindows95です。ではそれまでの歴代のWindowsOSを年表にしてたどっていきます。
1985年にリリースされた初めてのMicroSoft社のWindowsOS、Windows1.0です。Windowsは1981年に開発が始まったInterface Managerというプロジェクトがもとになって開発されました。当時のIBM PC用ソフトには操作に共通点がなく、そういった不便を解消するために動き出したプロジェクトです。
しかしWindowsのリリースは延期に延期を重ねました。当時のパソコンの平均的な性能にとってWindowsは動作が遅く、開発は困難を極めました。開発言語の変更や、当時のMicroSoft社の開発体制の変更などを経て、1985年に完成した初めてのMicroSoft社のOSです。ここからWindowsの歴史が始まります。
日本では1992年に発売されたWindows3.1で人気が高まり、MicroSoft社のWindowsOSが世の中に広まるきっかけになりました。MicroSoftの日本法人は1991年にWindows3.1の日本語版に着手しました。Windows3.0では様々な点で日本語化が難しいとされていました。
またWindows3.0日本語版はOME先によって別々の日本語入力などが供給されていて、同じWindowsアプリケーション間でも機種間の完全な互換性が保証できないという問題がありました。
Windows3.1では日本語入力システムにMS-IMEを供給し、フォントや、プリンタードライバを発売前から各社と互換性を確認をしていたため、当初の発売予定から大幅に遅れて発売されました。
日本ではWindows3.1が広まる以前は8ビットパソコンから16ビットパソコンへパソコン自体も進化していましたが、ビジネス用途という点ではパソコンのシェアが伸び悩んでいました。その存在がワードプロセッサー、所謂ワープロです。1989年にピークを迎え、パソコンの出荷台数をはるかに超えるて広まっていました。
Windows3.1のリリースによって少し追い風になりましたが、ワープロのシェアを超えることはできませんでした。
ここまでWindowsOSの誕生から、日本への進出までの歴代のWindowsOSについてひも解いていきましたが、これからは記憶にも新しい人が増えるWindows95以降の年表を追っていきます。
Windows95が発売される前も様々なマイナーチェンジを行ってきましたWindowsOSですが、1995年にWindows95を発売しました。
システム的にはWindows3シリーズをもとにバージョンアップされ、基本的な構造性や安定感に大差はありませんでしたが、それまで存在してなかったスタートボタンの登場など、画期的な改良がおこなわれ、世界的規模でWindows95はシェアを伸ばしました。
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