Windows10にPINコードでサインイン!設定/変更/解除方法やパスワードとの違いも解説!

Windows10にPINコードを利用していない方、PINコードとパスワードの違いが分からない方、こちらの記事を一読ください。Windows10のPINコードがどれだけ優秀な機能なのかがわかると、あなたもPINコードを利用せずにはいられなくなります。

目次

  1. 1Windows10にPINコードを設定しよう!
  2. PINコードとは?
  3. PINコードとパスワードの違い
  4. 2Windows10にPINコードでサインインするメリット
  5. サインインが手軽になる
  6. PINコードを知られても悪用されない
  7. 3Windows10にPINコードを設定する方法
  8. PINコードを設定する
  9. 設定したPINコードを変更する
  10. 4Windows10のPINコードを解除する方法
  11. 設定したPINコードを削除する
  12. PINコードを削除した場合の注意点
  13. PINコードを解除した場合のログイン方法
  14. 5Windows10にPINコードを設定してセキュリティを高めよう!

Windows10にPINコードを設定しよう!

Windows10を利用している方の中には、Windows10のサインイン時にPINコードを利用している方がいるかもしれません。会社用のPCを間違って他の誰かに見られないように、もしくは個人用で使っているPCの中身が覗かれないように、簡単にロックをかけられるPINコードは、手軽なセキュリティ機能として非常に便利で優秀な機能です。

しかしそれだけでは、普通のパスワードとそんなに変わらないのでは、と思う方もいることでしょう。中には、Windows10を利用しているがPINコードは設定していない、という方もいるかもしれません。

しかしはっきり言いますと、PINコードを利用しないというのはとてももったいない行為です。Windows10を利用していて、まだPINコードを設定したことがない方は、こちらの記事でPINコードについての理解を深め、実際に設定することをおすすめします。

PINコードとは?

そもそもPINコードとは何かよく分からない、という意見があるかもしれません。PINコードとは、Windows10に安全にサインインするための簡易的なパスコードのことです。英数字を組み合わせた4桁以上の暗証番号を設定し、Windows10のサインイン時に鍵の役割を担う重要な機能になります。

例えば、会社でPINコードを設定していないPCを使っていたとします。もしも、悪意ある第三者が自分のいないところでPCを開いてしまったら、なんの問題もなくサインインされてしまいます。あなたの大事な個人情報は他人に筒抜けになってしまうのです。

ですがPINコードを設定しておけば、Windows10のサインイン時にPINコードを求められるため、第三者が簡単にサインインすることはできません。PINコードを設定するということは、PCの閲覧権限をしっかり定めておくことになるのです。

PINコードとパスワードの違い

Windows10の初期設定画面では、「パスワードは時代遅れです」と表記され、「PINはパスワードを利用するよりも速くて安全です」とPINコードの設定をすすめてきます。速くて、安全、これがPINコードの本質であり、もっとも重要な部分です。

まず、パスワードとPINコードの違いですが、安全性と範囲に大きな違いがあります。

Microsoftパスワードは、文字や句読点や記号、そして数字を含めた8文字以上の複雑な暗証ワードです。使用対象もOutlookやOneDrive やOffice 365など様々なところで利用でき、多数の個人情報を一手に引き受けて守ってくれる心強い機能です。

対してWindows10のPINコードは、英数字を組み合わせた4桁以上の暗証番号で、PCのサインイン時に利用できます。

こうして見ると、パスワードの方が複雑で個人情報をしっかりと守ってくれそうなイメージが湧きますが、実は安全性はPINコードの方が非常に高いのです。

暗証コードの保存場所の違いによって、両者の安全性は大きく変わります。パスワードはインターネットに、PINコードはローカル(PCそのもの)に保存されるのですが、漏洩の度合いが高いのはもちろんインターネットの方になります。パスワードの恐ろしいところは、パスワードが誰かの手に渡れば、様々な個人情報を一気に奪われてしまうという点です。

インターネットで漏洩しなかったとしても、PCでパスワードを利用しているところを誰かに盗み見られたとしたら、それだけで個人情報は守れなくなってしまいます。複雑なパスワードを作ろうと全く無意味になってしまうのです。

しかし、PINコードの場合は話が変わってきます。PINコードの保存場所はローカルなので漏洩することを防げますし、万一第三者に漏洩したとしてもWindows10のサインイン方法がわかるだけで、それだけでは様々な個人情報を閲覧できません。

手軽に安全性を上げることができる、それがPINコードの強みなのです。

Windows10にPINコードでサインインするメリット

PINコードを利用してWindows10にサインインすることは、大きなメリットに繋がります。メリットを把握し、PINコードをより有効的に活用しましょう。

サインインが手軽になる

PINコードの特徴は、何と言ってもその手軽さです。たった4桁の英数字だけで良いので、覚えやすく、サインインもしやすいところが大きなメリットです。パスワードの複雑さと比べると桁違いのシンプルさでしょう。

Windows10にサインインするたびに長いパスワードを打つというのは、操作上のストレスになります。ストレスフリーで利用するためにも、PINコードを利用し手軽にサインインしましょう。

PINコードを知られても悪用されない

「Windows10にPINコードを設定しよう!」「PINコードとパスワードの違い」で紹介したように、PINコードは他者に知られても悪用されにくいメリットがあります。PINコードはあくまで、Windows10にサインインするための暗証コードというだけで、様々な個人情報を守るパスワードではないからです。

万が一の漏洩を考えても痛手は小さいため、外でも安心して使うことができるのが良いところでしょう。

Windows10にPINコードを設定する方法

では実際に、利用しているWindows10にPINコードを設定してみましょう。設定方法は非常に簡単なので、ほんの数分で設定することができます。

PINコードを設定する

PINコードを設定するには、まずWindows10の設定画面を開きましょう。「デスクトップ左下のアイコン」をクリックし、「歯車アイコン」を選択すればWindows10の設定画面が表示されます。設定画面が表示されたら、下側にある「アカウント」を選択してください。

ユーザーの情報が表示されるので、「サインインオプション」を選びます。

サインインオプション内のPIN項目にある「追加」をクリックしましょう。

関連するまとめ

関連するキーワード

この記事のライター
大和みやび
よろしくお願いします。

人気の記事

新着まとめ