Googleスプレッドシートは使っていますか。Googleアカウントとインターネット環境のみで使える、表計算だけでなくグラフも作れる大変優れたサービスです。今回はスプレッドシートの使い方の中でも、特に色々なグラフの作り方や操作のポイントをまとめていきます。
Googleスプレッドシートでは、Excelなどと同じようにグラフを作成できます。慣れれば折れ線グラフや2軸グラフなど様々なものが作れます。グラフの作り方を覚えて、スプレッドシートで会社やプライベートのデータを見やすく画像化していきましょう。
まずグラフとは、関係のある二つ以上の数量を図に示したものです。数値を図として視覚的に把握することを目的とします。スプレッドシートのデータをグラフにするため注意する点があります。グラフ化するデータは文字列を使用してはいけません。グラフ化するのに適した情報は数字の推移、例えば経営実績などの金銭の動きになります。
Googleスプレッドシートを使って、グラフの作り方をご紹介します。必要であればグラフ化したいデータをご用意ください。今回は例として、国語・算数・英語3教科のテスト点数を使用していきます。
Googleスプレッドシートのグラフ作り方としては以下になります。
①グラフのデータを作成する。 |
②グラフ化する範囲を選択する。 |
③グラフの挿入をクリックする。 |
④グラフタイプを選択する。 |
⑤軸の表示設定を行う。 |
まずは元となるデータをスプレッドシートで作成します。列には年月、行にはテスト点数を記載しています。このデータからは3教科の点数がどのように変化したのか見られますが、視覚化されていないため見辛いです。
次にグラフの作り方になります。グラフ化したい範囲を選択します。図ではB列2行からE列15行の範囲をグラフにしていきます。
次にスプレッドシート右上の赤丸、【グラフを挿入】ボタンをクリックします。
ボタンを押すことでグラフが自動で作成されます。データ内容からスプレッドシートが折れ線グラフを自動で選択しています。折れ線グラフを見てもらうと、テストの点数がどのように変化したか把握できます。スプレッドシートで数字で見るより分かりやすくなりました。
B列の年月が下の横軸の項目に、4行から16行までの数字をスプレッドシート自動的に処理、折れ線グラフで表示されています。画像で選択した「太郎テスト点数」部分に関しては、スプレッドシートが不要と判断し、グラフには反映されません。
スプレッドシートの簡単な操作で折れ線グラフができました。他にも色々な種類のグラフがあります。右側に表示されるグラフエディタを見てみましょう。
どのようなグラフになれば見やすいか、選んでみて決定してください。スプレッドシートは何度でも簡単に修正できますのでご安心ください。今回のデータであれば、折れ線グラフもしくは縦棒グラフが適切でしょう。同じデータを縦棒グラフにしたものが下の画像になります。どちらも見るだけで点数が分かります。
Googleスプレッドシートを使った、グラフの作り方はご理解いただけたでしょうか。次は軸の表示設定を変更します。軸とはグラフの左側(0~100)と下側(1月~12)にある文字です。折れ線グラフでも縦棒グラフでも項目には違いがありません。画像の青丸を選択、右クリックをして下さい。続いて、赤丸の縦軸をクリックします。画面右側のグラフエディタで【縦軸】の修正ができます。
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