スマホで簡単!フェイク動画の作り方とおすすめアプリ11選
この記事ではスマホを使ったフェイク動画の作り方について解説しています。フェイク動画とは何か、スマホで簡単に作成できるおすすめアプリを詳しく解説します。さらに、フェイク動画を作る際の注意点や法的リスクについても触れています。
目次
- 1フェイク動画の作り方!スマホでできること
- ・①顔の置き換え
- ・②声の変換
- ・③映像の編集と加工
- ・④リップシンク機能
- ・⑤体型の変更
- 2スマホでフェイク動画を作れるアプリ11選
- ・xpression avatar:CGやアニメのように、盛れた自分で話せちゃう!(iPhone・Android)
- ・Reface: AI顔交換写真 & 動画編集(iPhone・Android)
- ・Avatarify: AI Face Animator(iPhone・Android)
- ・Mug Life - 顔3Dアニメーション・ツール(iPhone・Android)
- ・FaceApp: 顔加工アプリ(iPhone・Android)
- ・FaceHub:顔入れ替えと顔合成アプリ顔エディター(iPhone・Android)
- ・FaceSwapper:AI顔合成&交換アプリ・写真&動画(iPhone・Android)
- ・FacePlay:フェイススワップ&AIフォト(iPhone・Android)
- ・DreamFace:AI顔写真アニメーター粘土加工フィルター(iPhone・Android)
- ・FakeMe: ディープフェイク動画(iPhone・Android)
- ・Face Dance : 人工知能を備えたフォトアニメーター(iPhone・Android)
- 3フェイク動画をスマホで作る時の注意点
- ・政治家などの有名人のなりすまし
- ・フェイクポルノ
- ・フェイク動画の公開で逮捕
- ・著作権や肖像権の侵害をしない
- ・犯罪などに悪用しない
- 4フェイク動画の可能性
- ・バーチャルタレントへの活用
- ・教育での応用
- 5まとめ:スマホで簡単!フェイク動画の作り方とおすすめアプリ11選
「スマホで簡単にフェイク動画を作る方法が知りたい!」 「話題のディープフェイク技術、実は自分でもできるって本当?」 「顔を入れ替える面白い動画を友達にシェアしたいけど、どんなアプリがいいのかな?」 |
こんな疑問をお持ちではありませんか?
フェイク動画作成は、今やスマホのアプリを使って誰でも簡単に行える時代になりました。
専門的な知識がなくても、ワンタップで顔を入れ替えたり、リアルなフェイク映像を作成できる便利なアプリが数多く登場しています。
この記事では、スマホを使ってフェイク動画を作成するための基本的な方法やおすすめアプリ、作成時の注意点までを徹底解説します。
最後まで読めば、あなたもすぐにフェイク動画を楽しめるようになります!
フェイク動画の作り方!スマホでできること
フェイク動画は、近年の技術進化により、特別なスキルがなくても簡単に作成できるようになってきました。
AIや動画編集の技術を駆使して、現実には起こっていない出来事や、異なる人物が登場するかのようなリアルな映像を作り出すことができます。
特にスマホアプリを使えば、誰でも手軽にフェイク動画を作成できるため、多くのユーザーがこの技術を活用しています。
ここでは、フェイク動画アプリを使ってできる具体的なことについて解説します。
スマホのフェイク動画アプリでできること |
①顔の置き換え ②声の変換 ③映像の編集と加工 ④リップシンク機能 ⑤体型の変更 |
①顔の置き換え
もっともよく使われるフェイク動画の機能は「顔の置き換え」です。「顔の置き換え機能」は、動画内の人物の顔を他の誰かに変更することができます。
たとえば、自分の顔を映画の主人公や有名人の顔に差し替えたり、友人の顔を使ってユーモラスな映像を作成することが可能です。
友人や家族との写真や動画を使うと大変盛り上がるでしょう。自分をスーパーヒーローに変身させたり、有名な映画のシーンに参加したりすることができます。
②声の変換
フェイク動画アプリでは、映像だけでなく音声も編集できます。
声を加工して、まるで別の人物が話しているように変換することができ、動画にさらなるリアリティを追加します。
例えば、アニメキャラクターの声や有名人の声に変更することで、面白さや驚きのある動画を作ることができます。
③映像の編集と加工
フェイク動画アプリの多くには、映像自体を加工する機能が備わっています。
映像加工機能では、映像の背景を変更したり、特殊効果を追加したり、現実世界とは異なるシーンを作り上げることができます。
背景の合成技術を使えば、実際には行っていない場所にいるかのような映像も簡単に作成できます。
旅行に行っていないのに、まるで異国の地にいるような動画を作ったり、特撮映画風のエフェクトを使ってアクションシーンを演出したりできます。
④リップシンク機能
リップシンク機能では、動画内の人物の口の動きに合わせて別の音声をあてることができます。
別の人物の音声や台詞をリアルに再現でき、おもしろ動画やパロディ動画を簡単に作成できます。口の動きを自動で合わせてくれるため、技術的な知識がなくても簡単に使いこなせます。
⑤体型の変更
一部のフェイク動画アプリでは、人物の体型や外見を変えることも可能です。
体を引き締めたり、逆に膨らませたりするなど、見た目を変えることで、面白い映像や幻想的な映像を作成できます。
簡単にビフォー・アフター動画を作ったり、変身動画を作成するのに役立ちます。
スマホでフェイク動画を作れるアプリ11選
フェイク動画を作れるスマホ用アプリをご紹介します。
スマホ用アプリには、iPhoneでしか利用できないアプリやAndroidでしか利用できないアプリもあります。
今回はどちらの端末でも使えるおすすめアプリを11個をご紹介します。
xpression avatar:CGやアニメのように、盛れた自分で話せちゃう!(iPhone・Android)
スマホで、友人の顔を猫や犬やアニメキャラに変えてしまった動画を送りつけて楽しんでいる方もたくさんいます。そういった、ディープフェイク動画を作成する世界中のユーザーが楽しみながら利用しているのがこちらのアプリです。
入れ替える顔の画像か動画が1枚あれば、顔を入れ替えてリアルタイムなディープフェイク動画の作成も可能です。
Reface: AI顔交換写真 & 動画編集(iPhone・Android)
スマホのスペックやバージョンによっては、iPhoneでもAndroidでもXpressionは利用しにくいという声が上がっています。
そんな場合には、こちらの「Reface」がおすすめです。比較的安定した使い心地で、頻繁にアプリが落ちるようなこともありません。
また、動画の背景として使える映像やBGMなどの素材も数多く提供されています。一部の素材は有料になりますが、短いディープフェイク動画なら完全無料で楽しめます。
Avatarify: AI Face Animator(iPhone・Android)
Avatarifyは、あなたを撮影した動画を他の人の顔に簡単に差し替えたディープフェイク動画を作成できるアプリです。
使い方は簡単で、動画を撮影して、顔を差し替える相手の画像をアップロードするだけです。表情の細かい部分まで正確に再現できるので、感情表現もあなたが表現したままで、ディープフェイク動画を作成できます。
Mug Life - 顔3Dアニメーション・ツール(iPhone・Android)
Mug LifeはiPhoneとAndroidで使えるディープフェイク作成アプリです。
無料でダウンロードできる素材から選んだ動画に、自分や友人、ペットの顔を差し替えるだけで簡単にディープフェイク動画を作成できます。
無料で利用できる素材が多く、作り方も簡単なのでディープフェイク動画をこのアプリで作ってみましょう。
FaceApp: 顔加工アプリ(iPhone・Android)
FaceAppは、AIを活用して自撮り写真を簡単にプロレベルに加工できる人気のアプリです。わずか数タップで、写真を驚くほど自然で美しい仕上がりに変えられます。
このアプリの特徴として、メイクアップ、髪型の変更、光エフェクトなど多彩な編集機能があり、誰でも直感的に使いこなすことができます。
また、性別の変更、若返り、老化などのユニークなフィルターも楽しめます。これにより、例えば自分が老けた姿や異性になった姿を手軽に確認することができ、SNS上で話題を呼んでいます。
多くの有名人や一般ユーザーも、この加工結果をシェアして楽しんでいます。
FaceAppはロシアで開発され、写真の加工はクラウド上で行われるため、アプリを利用する際には写真が一時的にクラウドにアップロードされますが、48時間以内に削除されるためプライバシーにも配慮されています。
高度なAI技術と使いやすい操作性が組み合わさったFaceAppは、写真編集初心者でも手軽に楽しめるアプリです。
FaceHub:顔入れ替えと顔合成アプリ顔エディター(iPhone・Android)
「FaceHub」は、AIを活用した動画・写真の顔入れ替え編集アプリです。ユーザーは、自分の顔を有名人やキャラクター、動物などの動画や写真に正確に組み込むことができ、独自のスタイルでコンテンツを作成できます。
さらに、音声のクローン機能もあり、声を動画に合わせることも可能です。
テンプレートを使用してヘアスタイルやアバターを変更したり、スタイル化された写真フィルターを選んだりして、簡単にオリジナルコンテンツを作成できます。
一方で、エラー報告や課金トラブルの対応に不満を抱くユーザーの声もあり、サポートの改善が求められています。
FaceSwapper:AI顔合成&交換アプリ・写真&動画(iPhone・Android)
FaceSwapperは、AI技術を活用して顔写真を別の画像や動画に簡単に合成できるアプリです。有名人やアイドル、映画やテレビドラマのキャラクターに自分の顔を差し替え、新しい自分を楽しむことができます。
使い方は簡単で、自分の写真を選んで、好きなシーンに入れるだけで変身完了です。作成した画像や動画は、TikTokやInstagramなどのソーシャルメディアでシェアでき、友達やフォロワーと楽しむことが可能です。
ただし、一部のユーザーからは、保存がうまくいかない場合や動画が正常に表示されないとの不満の声も聞かれています。
FacePlay:フェイススワップ&AIフォト(iPhone・Android)
「FacePlay」は、顔認識を使って簡単に様々なキャラクターに変身できる合成映像作成ツールです。
写真を1枚撮影するだけで、350種類以上のテンプレートから選んで、コスプレや性転換といったユニークな変身を楽しめます。
顔スワップやアニメ風の加工など多彩な効果を使って、ショート動画を簡単に作成でき、TikTokやInstagramへの投稿もスムーズです。
毎日更新されるテンプレートで、最新のトレンドにも対応。
また、顔認識の精度が高く、メガネやアクセサリーを付けたままでも問題なく加工できる点が魅力ですが、一部のAI機能が有料であることや、時々合成の精度にばらつきがある場合があります。
それでも、多機能で手軽に楽しめる人気アプリです。
DreamFace:AI顔写真アニメーター粘土加工フィルター(iPhone・Android)
「DreamFace」は、顔写真をアニメーションやユニークなスタイルに変身させるアプリです。
シンプルな操作で、自分の顔写真や他人の写真を楽しく加工し、SNS用の面白いプロフィール画像や友達へのプレゼント画像を簡単に作成できます。
リアルタイムプレビュー機能を搭載しており、結果を即座に確認可能です。
このアプリは、高度なAIを駆使して写真を粘土風やアニメ風に変化させることが特徴です。無料版では10回までの利用制限がありますが、使い方は簡単で、写真を選ぶだけで誰でもすぐに操作できます。
FakeMe: ディープフェイク動画(iPhone・Android)
FakeMeは、写真や動画の顔を簡単に交換したりアニメーションを作成したりできる、使いやすいアプリです。
高度な顔認識技術を搭載しており、数回タップするだけで友人や有名人と顔を交換することが可能です。直感的な編集ツールで細かな調整もでき、誰でもプロのような編集が楽しめます。
また、PRO会員向けには、より多くの機能が提供され、アプリの精度向上やバグ修正が頻繁に行われています。
ユーザーからは、削除ボタンの最適化や画像・動画ログの改善などのフィードバックが寄せられており、開発者もそれに対応しています。
Face Dance : 人工知能を備えたフォトアニメーター(iPhone・Android)
FaceDanceは、写真やセルフィーを使って、顔をアニメーション化するユニークなアプリです。
このアプリでは、人工知能を活用し、写真にリップシンクやダンスなどの動きを加えることができます。
ユーザーは自分の写真を使って、赤ちゃんのように話したり、ペットに声をあてたり、友達や家族の写真を踊らせたりすることが可能です。
また、ノスタルジアモードを使えば、古い白黒写真も蘇らせることができます。
無料版で手軽に楽しめる一方、有料版では斜め顔の自然な動きや多彩な機能が評価されていますが、バリエーションの少なさや画質に対する不満も見られます。
今後のアップデートに期待が寄せられています。
フェイク動画をスマホで作る時の注意点
ここまでフェイク動画を作れるアプリをご紹介しました。
現在は、スマホで簡単にフェイク動画を作れるアプリがあるので、誰でも簡単にフェイク動画を作成して、SNSなどにアップすることができます。
しかし、誰でも簡単にフェイク動画を作成できるようになったことで、社会的な問題も出てきました。
ここでは、フェイク動画を作る際の注意点をご紹介します。
政治家などの有名人のなりすまし
フェイク動画を誰でも簡単に作れるようになったことで、政治家や芸能人などのなりすまし動画を誰でも簡単に作成できるようになった、という問題が生じています。
自分の政治的主張を語っている動画を、ディープフェイク技術で有名な政治家の顔と差し替えれば、あたかもその政治家がその主張を語っているような動画を誰でも簡単に作成できてしまいます。
この動画はウクライナのゼレンスキー大統領が、ウクライナ戦争で国民に武器を置いてロシアに降伏し、戦闘を止めるように呼びかける内容の動画です。
2022年2月にロシアによるウクライナ侵攻が始まりましたが、ゼレンスキー大統領は今までに一度も降伏するとは語っていません。
ディープフェイク動画を拡散することで、このように真実ではない偽物の政治家の発言などが世界へ拡散してしまう可能性があります。このようなディープフェイクの政治利用は今後も続くものと思われます。
フェイクポルノ
フェイクポルノとは、成人向けアダルトビデオの顔を他の人に差し替えることです。有名な女優の同意を得ていないフェイクポルノ動画などがネット上に拡散してしまい、大きな問題となっています。
現在、ネット上で確認できるフェイク動画の95%以上は本人の同意を得ないものです。
フェイクポルノの作成や、SNSでの拡散をすると、名誉毀損罪や著作権法違反、わいせつ物頒布剤などの刑事罰に問われる可能性もあります。
フェイク動画の公開で逮捕
ディープフェイク動画を動画サイトやSNSで公開したことで、日本国内では2020年に数名の逮捕者が出ています。
ディープフェイク動画はスマホアプリでも簡単に作れてしまうことから、気軽な気持ちで好きな芸能人の顔などを使って作成してしまうこともあるようです。
あくまでも個人的な利用の範囲内にとどめておかないと、法的な責任を問われることもあるので注意しましょう。
著作権や肖像権の侵害をしない
ディープフェイク動画を作成するためには、元になる動画や、顔を入れ替える人の画像などが必要になります。動画や画像には著作権や肖像権があります。
著作権とは、その作品の制作者の権利です。肖像権とはプライバシーを守るためにすべての人に認められている権利です。
他の人の著作権物を勝手に利用したり、肖像権を侵害する形で勝手に人物の顔を使うと、著作権侵害や肖像権侵害に問われることもあります。
著作権侵害は最高で10年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金が科されます。肖像権侵害には刑事罰はありませんが、多額の慰謝料を請求されることもあります。
私的利用の範囲内で楽しむのは構いませんが、動画サイトやSNSへ無許可でアップロードするなどの行為は著作権侵害と肖像権侵害になります。絶対にやってはいけません。
犯罪などに悪用しない
ディープフェイク技術で作成した音声を使って家族になりすました音声を使った振り込め詐欺なども発生しています。
本人の素材さえあれば、何でも好きな話題を勝手に話しているように作れるディープフェイク技術は、犯罪にも悪用できます。
言うまでも無いことですが、ディープフェイク技術を使った動画音声を、犯罪などに悪用することは厳禁です。
フェイク動画の可能性
フェイク動画には注意点もありますが、大きな可能性もあります。ディープフェイクをポジティブに活用して可能性を広げていく例を紹介します。
バーチャルタレントへの活用
今後、ディープフェイクはバーチャルタレントへの活用が広がっていくでしょう。現在は、バーチャルタレントは、演じている人がいるのが一般的ですが、今後は完全にAIが生成したバーチャルヒューマンのバーチャルタレントも登場するでしょう。
また、ニュースキャスターなどをAIが務めるようになれば、緊急ニュースや深夜のニュースなど、本物のアナウンサーを用意するのが難しい場面でも即座にニュースをわかりやすく流すことも可能になります。
教育での応用
教育で、例えば歴史上の人物をディープフェイクで蘇らせることができれば、生徒たちに歴史をより身近なものとして感じるてもらうことができるようになるかもしれません。
アインシュタインから相対性理論を学ぶ、ソクラテスと実際に対話をして思考を深める、といった学習法もディープフェイクを活用すれば実現する可能性が高まります。
まとめ:スマホで簡単!フェイク動画の作り方とおすすめアプリ11選
スマホを使って簡単にフェイク動画を作成することができる時代になりました。専用のアプリを使えば、顔を入れ替えたり、リアルなフェイク動画を誰でもすぐに作成できます。
おすすめのアプリとして「Reface」や「Xpression」などがあり、初心者でも手軽に利用可能です。ただし、著作権や肖像権に関する法的リスクを理解し、注意深く利用することが重要です。
フェイク動画作成を楽しむ際は、ルールを守りながら、友人やSNSでのシェアを楽しんでみてください。