楽天ペイの店舗への導入方法や手数料は?メリット/デメリットを解説!

2019年10月1日からのキャッシュレスでのポイント還元対応に向け、各種決済サービスが盛んに導入されています。その中でも目立つのが、スマートフォン、クレジットカード、電子マネーに対応する楽天ペイの導入です。本記事ではこの楽天ペイの導入について詳しく触れます。

目次

  1. 1楽天ペイについて
  2. 楽天ペイとは
  3. 楽天ペイの特徴
  4. 2楽天ペイ導入のメリット・デメリット
  5. 楽天ペイ導入のメリット
  6. 楽天ペイ導入のデメリット
  7. 3店舗が導入できる楽天ペイの種類
  8. 楽天ペイアプリ決済(QRペイ・セルフペイ)
  9. 楽天ペイカード決済
  10. 4楽天ペイ導入の前に
  11. 必要な機材と導入費用
  12. 決済手数料
  13. 入金サイクルと振込手数料
  14. 楽天ペイ導入の注意点
  15. 5楽天ペイの導入方法
  16. サイトから加盟店登録の申し込みを行う
  17. 必要書類の提出
  18. 加盟店審査
  19. 登録完了メール
  20. 決済に利用する端末へ楽天ペイ店舗アプリをダウンロード
  21. 6メリットの多い楽天ペイの導入でスマホ決済に対応しよう!

楽天ペイについて

出典: https://smartpay.rakuten.co.jp/?scid=wi_pay_header_nav

2019年10月1日から消費税が引き上げられるのに伴い、約半年に渡ってキャッシュレスでのポイント還元が実施されます。そのためスマートフォン決済、クレジットカード決済、電子マネー決済といったキャッシュレスに対応できない店舗では、売り上げが大きく下がると見られています。そんななか、注目されるのが多くの決済手段に対応できる楽天ペイです。

楽天ペイとは

楽天ペイは、各種のインターネットサービスを手がける楽天が展開する決済サービスで、導入店舗はスマートフォンかタブレットを用意するだけでスマートフォン決済サービスが始められ、さらにカードリーダーを導入することで、それに加えてクレジットカード・電子マネー決済サービスへも対応できます

手数料は3.24〜3.74%ですが、楽天銀行を利用すれば振り込み手数料が無料で翌日に振り込まれるため、資金ショートの心配もありません。また、最低限の利用があれば、カードリーダーも今なら実質無料で手に入ります。いずれはキャッシュレス化に踏み切らなければならない店舗にとって、非常にメリットの多い決済サービスが楽天ペイなのです。

楽天ペイの特徴

出典: https://smartpay.rakuten.co.jp/specs/rakuten_pay.html?l-id=header_nav_specs_app

それではあらためて楽天ペイの特徴を挙げていきます。

楽天が運営している

楽天は楽天市場や楽天トラベルをはじめとするインターネットサービスで有名な企業ですが、同時にオンライン株式取引やクレジットカードの金利・手数料収入が利益の大半を占める、大規模な金融事業者でもあります。その楽天が、楽天ポイントや楽天Edy、楽天カードなどの楽天経済圏をさらに拡大させようと運営しているのが楽天ペイです。

資金力に優れた楽天が運営する楽天ペイなだけに、今後さらに大胆な手を打ってくることで、ますますの発展が予想できます

決済の手段が多い

出典: https://smartpay.rakuten.co.jp/specs/e-money.html

楽天ペイは、その決済手段の多さでもメリットを発揮します。たとえばPayPayなどのスマートフォン決済サービスではQR・バーコード決済にしか対応できませんし、Squareなどのクレジットカード決済サービスではQR・バーコード決済にも対応しても電子マネーには対応できないか、交通系電子マネーにしか対応できないものがほとんどです。

それに対し楽天ペイなら、QRコードを加盟店舗のレジ横に表示したり、店舗用アプリで価格情報を含んだQRコードを表示したりして決済できるQR・バーコード決済のスマートフォン決済サービスのみならず、楽天ペイ端末のカードリーダーを導入することで、クレジットカードと同時に多くの電子マネーにも対応できるメリットがあります。

最短翌日で無料入金が可能

楽天ペイの加盟店舗となると、楽天銀行なら365日いつでも決済翌日に無料で口座に自動入金されます。楽天銀行以外でも、入金手数料が必要にはなるものの、翌営業日に入金可能です。取引銀行が別にあったとしても、楽天銀行に日々入金した上で、まとめて取引銀行へ振り込むほうが使い良いでしょう。

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楽天ペイ導入のメリット・デメリット

楽天ペイ以外にも、リクルートのAirPAYやスマートフォンに端末を差すだけで利用できるSquare、楽天ペイと同じ端末を利用するCoineyなど、決済サービスはいくつも存在します。これらの競合サービスと比較した、楽天ペイの加盟店舗になるメリットとデメリットについて、以下にお伝えします。

楽天ペイ導入のメリット

まずは楽天ペイの加盟店舗になるメリットです。これまで楽天ペイの特徴でも挙げたように、楽天ペイの加盟店舗になるメリットは目白押しです。

支払い手段が国内最多

出典: https://smartpay.rakuten.co.jp/?scid=wi_pay_header_nav

楽天ペイの加盟店舗となる一番のメリットは、なんといっても決済手段の多さにあります。
 

  • QRコードを加盟店舗のレジ横に設置(セルフペイ)
    • お客様が金額を入力する楽天ペイ・auペイのQR・バーコード決済が可能
  • スマートフォンかタブレットに店舗用アプリを導入(QRペイ)
    • 店舗側で金額を入力し、表示したQRコードを読み取ってもらって決済可能
  • 加盟店舗の端末にカードリーダーを導入(カード決済)
    • クレジットカード、電子マネー決済が可能

しかも対応するクレジットカードはVISA、MasterCard、AmericanExpress、JCB、ダイナーズ、ディスカバーの6ブランドですし、電子マネーはSuicaやPASMOといった交通系のみならず、QUICPayやiD、nanacoやApple PayにGoogle Pay、そしてもちろん楽天Edyにも対応しています。一部のQR・バーコード決済以外は万全の対応ぶりです

365日翌日無料で入金が可能

楽天ペイの加盟店舗となる第二のメリットは、楽天銀行を利用しているのであれば、365日いつでも翌日に手数料無料で口座に入金されるという点です。通常クレジットカード端末での支払いは、翌月入金となりますので、楽天銀行に翌日入金されるのは、楽天ペイ加盟店舗にとって非常に大きなメリットです。

PayPayやSquareも手数料無料の翌日入金ですが、このうちPayPayはスマートフォン決済にしか対応していませんし、Squareは電子マネー決済に対応していません。口座が楽天銀行にある場合だけとはいえ、スマートフォンからクレジットカード、電子マネーのすべての決済に対応して、なおかつ365日入金手数料なしで翌日入金されるのは楽天ペイだけです。

集客効果が期待できる

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この記事のライター
julyten
PDAの頃から携帯機器やPC関係を扱ってきた旧きプロレス愛好家。

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