2020年11月24日更新
ChromeのライトモードでAndroidスマホの通信量を削減!設定方法を解説!
AndroidスマホのChromeにはライトモードがあります。この記事では、Chromeのライトモードとはどのようなモードで、どのように設定すればいいのか、メリットとデメリットにはどのようなものがあるのかを詳しく解説します。
目次
Google Chromeのデータセーバーのライトモードとは?
Androidスマホに標準搭載されているブラウザは、いうまでもなくGoogle Chromeです。スマホのGoogle ChromeでWebを閲覧するときには、データ通信量が気になります。Wi-Fi接続ではなくSIMカードでのモバイルデータ通信を利用している時には、データ通信量をできるだけ削減したいという方もいるでしょう。
データ通信量を削減したい方におすすめなChromeの設定にライトモードがあります。この記事では、ライトモードとはどのような設定で、設定方法やメリットとデメリットについて詳しく解説します。
閲覧するWebサイトの一部をGoogleサーバーを経由させる設定
Google Chromeのライトモードとは、Chromeで閲覧するWebサイトの一部を、そのサイトのサーバーから直接ダウンロードするのではなくて、Googleのサーバーを経由させるように設定するものです。
Googleサーバーでデータを軽量化して通信量が節約できる
Googleのサーバーを経由させることのメリットとは、ページを軽量化できるということです。Googleのサーバーでページを軽量化することで、スマホにダウンロードするデータの量を削減できます。データ通信量が気になる場合には、ライトモードは通信量の削減に役立ちます。
また、ページの容量が大きいページの場合には、ライトモードにすることで主要なコンテンツだけをスマホで読み込むようにGoogleのサーバーの方で調整してくれます。Webページの読み込み速度も高速化するというメリットもあります。
AndroidのChromeでライトモードを設定する方法
AndroidスマホでChromeのライトモードを設定する方法は次の通りです。
AndroidでGoogle Chromeを開きます。右上の「︙」をタップします。
「設定」をタップして開きます。
「ライトモード」をタップします。
「ライトモード」をオンにします
すると、ライトモードに設定できます。画面がこのように表示されて、ライトモードにすることでどのくらいのデータ量が節約できたのか確認できます。
ライトモードを利用する場合の注意点やデメリット
ライトモードにすると、データ通信量の節約といったメリットばかりではありません。ライトモードにすることで生じるデメリットもあります。こちらでは、ライトモードを利用する上での注意点やデメリットについてお伝えします。
一部のサイトにアクセス・ログインできなくなる可能性が
ライトモードを利用することで、利用できなくなるサイトが生じる可能性があります。特に注意したいのは、社内ネットワークのローカルなページへのログインや、携帯電話会社のページへのログインです。これらのページへログインできない場合には、ライトモードをオフにしてください。
シークレットモードでは通信量の削減はできない
シークレットモードを利用するときには、ライトモードは利用できません。したがって、シークレットモードでサイトを閲覧するときには、ライトモードによる通信量の削減はできません。ライトモードで通信量を削減したい場合には、できるだけライトモードの利用は控えましょう。
サイト側が位置情報を正確に検出できない可能性が
ライトモードを使うと、サイトのサーバーとの間の通信量が減ります。そのために、位置情報などの情報がサイト側に届かなくなる場合があります。位置情報が必要なWebサイトを利用するときに、位置情報が正確に表示されない場合には、ライトモードをオフにしてもう一度試してみましょう。
通信量が気になるのならライトモードを使ってみよう!
この記事では、Google Chromeで設定できるライトモードについて解説しました。SIMカードでのモバイルデータ通信での通信量を、少ない料金プランで設定している場合には、このライトモードは通信量の削減に役立ちます。
しかし、ライトモードを利用する上ではデメリットもあるので、注意点を理解した上で、通常モードと上手に使い分けながら活用しましょう。