ポケモンGOが最新版にアップデートされると、ログインできなかったり、ゲーム画面が起動しながったりの不具合が発生します。やがてはアップデートがきて不具合は解消されるのですが、それまでポケモンGOをプレイできないのは困りものです。そこでその対処法をお教えします。
新しいポケモンが登場したり、新たなイベントが始まったりと、ポケモンGOのアップデートはトレーナーにとって大きな楽しみですが、反面ときおり不具合をもたらす不幸の使者となる場合もあります。特に多いのが、2019年6月のバージョン1.115.1へのアップデートの際に大規模に起きたような、ポケモンGOへログインできないという不具合です。
こうした不具合は、やがてそれに対応した最新版のアップデートが配布されることで解消されるのですが、ポケモンGOのトレーナーはそのアップデートが配布されるまで、悶々とした日々を送らなければなりません。そこで今回はこの時の経験を元に、ポケモンGOがアップデートされた直後にポケモンGOにログインできない不具合への対処法をお伝えします。
また、アップデート直後に限らず、ポケモンGOが起動しないとか、ホストに繋がらないとか、なんらかのエラーを吐き出すこともあります。そうしたときの対処法についても、「ポケモンGOのその他不具合(繋がらない・起動しない)の対処法」の章で説明します。
さて、アップデートに伴うログインできないという不具合の原因ですが、2019年6月のバージョン1.115.1へのアップデートの際には、当初複数アカウントの仕様が原因ではないかという声が上がりました。しかし、ポケモンGOは現在複数のGoogleアカウントの利用を認めた仕様になっており、これは誤った情報であることが、今ではわかっています。
それではどうしてこのような誤った情報が出回ったのか、そしてこのときのログインできない原因はなんだったのかについて、まずは説明します。
当時、複数アカウントを使っているトレーナーから「ログインできない」という声が多く上がったのは事実です。そのため、複数アカウントの利用について制限がかかったのではないか、という意見が幅を利かせました。しかし、アカウントを一つしか保たないトレーナーでもログインできない不具合が発生していたことから、本当の原因は違うことが判明します。
それではなぜ複数アカウント持ちのトレーナーからの不具合報告が多かったのでしょう。それは、複数アカウント持ちのトレーナーはポケモンGOにログインし直す回数が多く、その分不具合に合う確率が高くなったためだったのです。また、複数アカウント持ちトレーナーにアクティブユーザーが多く、その分不具合に遭うことが多かったとも考えられます。
要するに、くじに当たった(この場合は不具合ですが)報告の際に、くじをたくさん引いた人に当たりを引いた人が多かった、というだけのことだったのです。
そこであらためて不具合の原因を探ると、まず不具合が起きたトレーナーは全員Googleアカウントでログインしていました。そして、そのGoogleアカウントのユーザー名に日本語名を使用していたのです。
これについては次の章の「Googleのユーザー名を変更する」であらためて説明しますが、ユーザー名をたとえば「applica」としていた人は問題なかったにもかかわらず、「阿符梨花」や「アプリカ」としていた人に不具合が生じていたのです。
こうした過去のフグアを踏まえて、ポケモンGOのアップデート後にログインできなかったり、ログイン後にゲームが起動しなかったり、フィールド画面が表示されてもうまく繋がらずにポケモンやポケストップが現れなかったり、といった不具合が生じた際の対処法をお伝えします。
アップデート直後にポケモンGOが起動しないとか、うまく繋がらない場合の一番の対処法は、最新版の修正アップデートが来るのを待ち、その最新版をインストールすることです。
ただし、闇雲に最新版に変更すればいいというワケではありません。あくまでも「修正済みの最新版」に変更するようにしてください。いくら最新版であっても、不具合を抱えたままのアップデートであれば、意味がありません。アップデート履歴に「××のバグを修正」と記された最新版のアップデートを使用してください。
GoogleログインができなければFacebookログインに変更すればいい、というのは確かに利口な手段です。しかし、Facebookログインに変更するには、あらかじめ元のポケモンGOアカウントに対し、Facebookアカウントを関連付けしておく必要があります。ログインできなくなってからでは、Facebookアカウントへの関連付けもできないのです。
そのためには、不具合がおきる前にFacebookアカウントを関連付けて、いざというときにログインを変更できるようにしておいてください。ただし、複数アカウントを利用している場合には、Facebookアカウントも複数用意しなければなりません。どのポケモンGOアカウントにどのFacebookアカウントを関連付けたか、間違えないようにしてください。
Googleは、基本的に英語のサービスですので、英語では問題なくとも日本語ではエラーを出すことがあります。ポケモンGOバージョン1.115.1のアップデート時の不具合もこれによるものでした。このときには、Googleアカウントのプロフィールにある「名前(ユーザー名)」が日本語だと不具合が起きてしまいました。
今後、別のアップデートでも同じところで問題が発生する可能性がありますので、いまのうちにGoogleアカウントの名前を英語表記に変更した上で、ポケモンGOに再ログインしておくことをおすすめします。
さて、悲しいことにアップデートのあるなしには関係なく、ポケモンGOが起動しないとか、ホストに繋がらないとか、なんらかのエラーを吐き出すとかいったことがあります。そうしたときの対処法も、以下で説明します。
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