2019年08月18日更新
ポケモンGOアップデート後の不具合の対処法!ログインできない/起動しない原因と対処法を解説
ポケモンGOが最新版にアップデートされると、ログインできなかったり、ゲーム画面が起動しながったりの不具合が発生します。やがてはアップデートがきて不具合は解消されるのですが、それまでポケモンGOをプレイできないのは困りものです。そこでその対処法をお教えします。
目次
ポケモンGOをアップデートしたら不具合発生!
新しいポケモンが登場したり、新たなイベントが始まったりと、ポケモンGOのアップデートはトレーナーにとって大きな楽しみですが、反面ときおり不具合をもたらす不幸の使者となる場合もあります。特に多いのが、2019年6月のバージョン1.115.1へのアップデートの際に大規模に起きたような、ポケモンGOへログインできないという不具合です。
こうした不具合は、やがてそれに対応した最新版のアップデートが配布されることで解消されるのですが、ポケモンGOのトレーナーはそのアップデートが配布されるまで、悶々とした日々を送らなければなりません。そこで今回はこの時の経験を元に、ポケモンGOがアップデートされた直後にポケモンGOにログインできない不具合への対処法をお伝えします。
また、アップデート直後に限らず、ポケモンGOが起動しないとか、ホストに繋がらないとか、なんらかのエラーを吐き出すこともあります。そうしたときの対処法についても、「ポケモンGOのその他不具合(繋がらない・起動しない)の対処法」の章で説明します。
ログインできない原因
さて、アップデートに伴うログインできないという不具合の原因ですが、2019年6月のバージョン1.115.1へのアップデートの際には、当初複数アカウントの仕様が原因ではないかという声が上がりました。しかし、ポケモンGOは現在複数のGoogleアカウントの利用を認めた仕様になっており、これは誤った情報であることが、今ではわかっています。
それではどうしてこのような誤った情報が出回ったのか、そしてこのときのログインできない原因はなんだったのかについて、まずは説明します。
複数アカウントへの対策
当時、複数アカウントを使っているトレーナーから「ログインできない」という声が多く上がったのは事実です。そのため、複数アカウントの利用について制限がかかったのではないか、という意見が幅を利かせました。しかし、アカウントを一つしか保たないトレーナーでもログインできない不具合が発生していたことから、本当の原因は違うことが判明します。
それではなぜ複数アカウント持ちのトレーナーからの不具合報告が多かったのでしょう。それは、複数アカウント持ちのトレーナーはポケモンGOにログインし直す回数が多く、その分不具合に合う確率が高くなったためだったのです。また、複数アカウント持ちトレーナーにアクティブユーザーが多く、その分不具合に遭うことが多かったとも考えられます。
要するに、くじに当たった(この場合は不具合ですが)報告の際に、くじをたくさん引いた人に当たりを引いた人が多かった、というだけのことだったのです。
Googleアカウントの不具合
そこであらためて不具合の原因を探ると、まず不具合が起きたトレーナーは全員Googleアカウントでログインしていました。そして、そのGoogleアカウントのユーザー名に日本語名を使用していたのです。
これについては次の章の「Googleのユーザー名を変更する」であらためて説明しますが、ユーザー名をたとえば「applica」としていた人は問題なかったにもかかわらず、「阿符梨花」や「アプリカ」としていた人に不具合が生じていたのです。
ポケモンGOアップデート後の不具合の対処法
こうした過去のフグアを踏まえて、ポケモンGOのアップデート後にログインできなかったり、ログイン後にゲームが起動しなかったり、フィールド画面が表示されてもうまく繋がらずにポケモンやポケストップが現れなかったり、といった不具合が生じた際の対処法をお伝えします。
最新版に更新する
アップデート直後にポケモンGOが起動しないとか、うまく繋がらない場合の一番の対処法は、最新版の修正アップデートが来るのを待ち、その最新版をインストールすることです。
ただし、闇雲に最新版に変更すればいいというワケではありません。あくまでも「修正済みの最新版」に変更するようにしてください。いくら最新版であっても、不具合を抱えたままのアップデートであれば、意味がありません。アップデート履歴に「××のバグを修正」と記された最新版のアップデートを使用してください。
Facebookログインに変更する
GoogleログインができなければFacebookログインに変更すればいい、というのは確かに利口な手段です。しかし、Facebookログインに変更するには、あらかじめ元のポケモンGOアカウントに対し、Facebookアカウントを関連付けしておく必要があります。ログインできなくなってからでは、Facebookアカウントへの関連付けもできないのです。
そのためには、不具合がおきる前にFacebookアカウントを関連付けて、いざというときにログインを変更できるようにしておいてください。ただし、複数アカウントを利用している場合には、Facebookアカウントも複数用意しなければなりません。どのポケモンGOアカウントにどのFacebookアカウントを関連付けたか、間違えないようにしてください。
Googleのユーザー名を変更する
Googleは、基本的に英語のサービスですので、英語では問題なくとも日本語ではエラーを出すことがあります。ポケモンGOバージョン1.115.1のアップデート時の不具合もこれによるものでした。このときには、Googleアカウントのプロフィールにある「名前(ユーザー名)」が日本語だと不具合が起きてしまいました。
今後、別のアップデートでも同じところで問題が発生する可能性がありますので、いまのうちにGoogleアカウントの名前を英語表記に変更した上で、ポケモンGOに再ログインしておくことをおすすめします。
ポケモンGOのその他不具合(繋がらない・起動しない)の対処法
さて、悲しいことにアップデートのあるなしには関係なく、ポケモンGOが起動しないとか、ホストに繋がらないとか、なんらかのエラーを吐き出すとかいったことがあります。そうしたときの対処法も、以下で説明します。
エラーコードの確認
ポケモンGOでは、明確なエラーがエラーコード付きで表示されることがあります。よく見かけるエラーとその対処法は以下の通りです。
- ネットワークエラー……ポケモンGOの再起動が有効
- インターネットに接続できません……繋がりの悪いWi-Fiに繋がっている場合はWi-Fiを切断。それ以外の場合はネット接続を確認
- GPS信号をさがしています……実際に位置情報が掴めなくなっている場合もあるがポケモンGOの再起動で直ることも多い
- ポケモンに遭遇できませんでした……ホスト上ではいなくなっているポケモンをアプリ上でタップしたときに表示されるエラー。ポケモンGOの再起動が有効
- この道具を使うことができませんでした……ホスト上ではいなくなっているポケモンを捕まえたり木の実を与えたりしたときに表示されるエラー。ポケモンGOの再起動が有効
公式Twitterアカウントの確認
大規模なエラーの際にはSNSに情報が出回ります。ポケモンGOを配信するNianticの、日本語公式Twitterアカウントの発言を確認したり、Twitterの「#ポケモンGO」タグでほかにも同じ症状が報告されたりしていないかを確認してください。その結果、自分だけの問題ではないとわかったら、様子を見守りましょう。
位置情報の有効化
「GPS信号をさがしています」と表示される場合、実際には電波がうまく繋がらないかメモリが圧迫されていることが多く、いったん機内モードに切り替えてから元に戻して電波を掴み直させるか、ポケモンGOをいったん終了させて再起動させると直ることがほとんどです。
しかし、本当に位置情報が掴めなくなっている場合もありますので、その場合はホーム画面から設定を立ち上げて、位置情報サービスがオンになっていて、ポケモンGOが位置情報サービスを利用できるようになっているかを確かめてください。
通信環境の改善
ポケストップがあるはずの場所に移動しても、画面表示に変化がないなどの場合には、ホストに繋がらない状態になっている可能性があります。特に多いのが、通信品質の悪いフリーWi-Fiに繋がっているパターンです。その場合はWi-Fiを切ってモバイル通信に切り替えてください。
もしモバイル通信なのにホストに繋がらない場合には、ポケモンGO以外のアプリでインターネットに繋げてみてください。ほかのアプリでもインターネットに繋がらない場合は、その周辺のみ、もしくはそのキャリアが全体的にダウンしている可能性があります。ほかの場所に移動しても事態が改善しない場合は、キャリアの復旧を待つしかありません。
再ログイン
以上の対処法でも事態が改善されない場合には、一度ポケモンGOからログアウトして、再ログインするのがおすすめです。ポケモンGOの再立ち上げでは直らなかった症状が、再ログインで改善されることも少なくありません。
再インストール
再起動しても再ログインしてもうまくいかないときには、スマートフォンの再起動を行います。それでもだめなら、ポケモンGO自体を削除して、再インストールします。このとき、Googleアカウントやポケモントレーナークラブのアカウントとパスワードを忘れたり間違えたりしないようにしてください。
運営側へ問い合わせ
以上のすべての対処法でも事態が改善されないときには、ポケモンGOを運営するNianticに問い合わせてください。まれに運営側の問題でアカウントが消えたりする場合もありますし、ここで説明し切れなかった問題を解決してくれることもあります。
ポケモンGOで不具合が起きたら原因を確認しよう!
以上、アップデートによるポケモンGOにログインできない件をはじめとした、ポケモンGOでの不具合に対する対処法をお伝えしました。一番大事なのは、その不具合が自分だけの問題なのか、広くほかのトレーナーにも起きている問題なのかを早めに確認することです。Twitterの公式アカウントやハッシュタグでそこを見極めて、問題に対処してください。