noteとは何?機能・使い方・活用方法やブログとの違いを紹介!
ブログに代わるWeb投稿サービスとして、noteが注目されています。この記事では、noteとはどのような特徴や機能があり、ブログとの違いとはどのような点にあるのか、noteはどのような使い方をすればいいのかを、解説します。
目次
noteとは?
現在はSNS全盛ですが、SNSでは伝えきれないものもあります。本格的な意見表明をしたい場合や、小説やエッセイなどの作品を発表したい場としては、SNSと併用して、今までブログが活用されてきました。しかし、ここ最近、ブログの代わりにnoteというサービスを利用する方が増えています。
この記事では、noteとはどのようなサービスで、どのような使い方をするのか解説します。
作品を公開できるプラットフォームサービス
noteとは、様々なジャンルの作品を投稿できるプラットフォームです。今までは、ブログなら主にテキストでの投稿、YouTubeなら動画などと、プラットフォームによって投稿できる内容やジャンルが異なりました。しかし、noteなら、作品のジャンルを問わずに、小説、動画、イラスト、音楽等、何でも投稿できます。
またnoteなら、気に入った作品の閲覧も簡単にできます。noteはクリエイターとユーザーを結びつける新しいプラットフォームとして、注目を集めています。
noteでできること・主な機能
noteで投稿できることは、次の通りです。
テキスト投稿
noteでは、テキスト投稿ができます。これは、従来のブログと同じような機能です。小説や日記、政治や経済についての解説や意見表明等が、ブログの代わりにできます。
つぶやき投稿
noteにはTwitterなどのSNSのような、軽いつぶやきを投稿できる機能もあります。テキスト投稿するほどではない場合のつぶやきなどに、活用できます。
音声投稿
noteには、音声投稿機能もあります。この機能を使えば、ラジオ配信もnoteの中だけでできます。
画像投稿
noteには、画像投稿機能もあります。イラストや写真などの投稿に、活用できます。
動画投稿
noteには、動画投稿機能もあります。今まではYouTubeで配信していた方が、noteでの配信もできます。
noteのブログとの違いとは?
noteは具体的にブログとどのように違うのか、気になっている方もいるでしょう。こちらではnoteとブログの違いとはどのような点にあるのか、解説します。
記事の無料公開と有料公開を選べる
ブログサービスの中にも、有料ブログにする機能があるサービスもあります。しかし、有料設定を行うと、そのブログ全体のすべての記事が有料記事になってしまいます。
noteなら、記事やアップロードする作品ごとに、有料公開か無料公開かを決められます。1つのアカウントの中で、有料記事と無料記事を内容に応じて両方投稿できる点が、noteの特徴です。
広告掲載は不可
ブログでアフィリエイト広告を記事やサイドバーなどに貼って、広告収入を得ている方も少なくありません。しかし、noteでは、広告を貼れません。noteで収益化したければ、自分が投稿する内容を有料化することでしかできない点が、ブログとの大きな違いです。
サイドバーが使えない
ブログには、サイドバーがあります。サイドバーにアフィリエイト広告を貼ったり、おすすめ記事やリンクを貼れます。しかし、noteではサイドバーが使えません。ブログの本文を書く部分しか、noteでは使えません。
テンプレートのカスタマイズができない
多くのブログサービスでは、色とりどりのテンプレートが用意されています。ブログの内容や雰囲気、ブログ運営者の個性に合わせて、テンプレートを選べます。また、ヘッダー画像や背景の壁紙をカスタマイズできるブログもあります。
しかし、noteではテンプレートを選べません。どんな内容でも、1つのデザインしか選べない点が、ブログとの大きな違いです。ただし、テンプレートでごまかせない分だけ、ブログよりもコンテンツ勝負になる側面もあります。
高性能エディタがない
上記の画像の様に、ブログサービスの多くが高機能なエディタを利用できます。文字の大きさや色を変えるられるだけではなく、htmlを駆使すれば、さまざまな変化を付けられます。
しかし、noteにはブログのエディタのような機能性はありません。せいぜい太文字で強調したり、文字に色を付けたりできる程度です。
検索からの流入がない
ブログへのアクセスは、検索エンジンからのキーワード検索が主流です。そのため、ビジネスブログを運営する場合は、検索エンジン対策のSEOが重要となります。
一方でnoteのコンテンツは、検索エンジンには載りません。そのためSEOは不要ですが、アクセスを集めるためのネット上での営業活動が、重要です。検索エンジンからの流入が見込めないため、noteではSNSなどでの宣伝が重要です。
noteの使い方
noteの使い方を、具体的に解説します。
アカウントの登録方法
アカウントを登録するには、上記のリンクからnoteのページへ入り「新規作成」をクリックします。
メールアドレスとパスワードの登録、もしくはTwitter連携かFacebook連携で、アカウントを作成します。「私はロボットではありません」と「利用規約に同意する」にチェックを入れるのを忘れないようにしましょう。
メールアドレスで登録した場合、登録したアドレスに認証用リンクが記載されたメールが届きます。そちらのリンクをクリックすると、正式にアカウントの登録が完了します。
アカウントを作成すると、まずは興味のある分野を聞かれます。特に興味のあるジャンルを選びましょう。
アプリからも利用可能
noteには、スマホ用アプリもあります。PCがなくても投稿・閲覧できるため、スマホ用アプリもぜひ活用しましょう。
noteに投稿する方法
noteに投稿するための使い方を解説します。noteにログインし、「投稿」をクリックします。
あなたのページのIDの登録画面が開きます。あなたのページのnoteでのURLを決めて、登録しましょう。
URLを登録してから「投稿」をクリックすると、上記の画像の様に、どのようなコンテンツを投稿するのかを選べます。今回はテキストを選んでみます。
エディタが開きます。こちらに自由に文章を書いてみましょう。
有料のnoteの作成方法
記事を有料にする使い方を解説します。
記事が用意できたら「公開設定」をクリックします。
記事にタグを付けたり、コンテストに参加できる、公開設定の画面が開きます。こちらの下の方に「販売設定」があるため「有料」にチェックを入れます。
金額と返金申請を受け付けるかどうかの、設定画面が開きます。金額と返金の可否を設定し、「有料エリア設定」をクリックすると、記事を有料で公開できます。
noteの活用事例
noteの使い方を工夫して、成功している活用事例が数多くあります。こちらでは、noteの活用事例を解説します。
UUUM DESIGN
YouTubeのクリエイター集団のUUUMでは、デザイナーの情報発信用ツールとして、noteを活用しています。ユーチューバーではなく、デザイナー同士の交流用ツールとしても活用されている模様です。
ミスiD 公式
多くの芸能人を輩出している、講談社の「ミスiD」もnoteを活用しています。ファイナリストのつぶやきを掲載したり、ファイナリストが投稿したりと、ミスiDのファンが楽しめるコンテンツを発信しています。
ZOZO FashionTechNews
ファッション×テクノロジーという、あまりない視点から情報を発信しているのが、ZOZO FashionTechNewsです。ファッションという視点から、さまざまなトピックスに切り込んでいく記事やコンテンツには定評があります。
noteを活用してみよう!
この記事では、新しい情報発信ツールとして注目されているnoteについて詳しく解説しました。今までは、あなたが小説や音楽を作っても、お金にするためにはとても大きなハードルがありました。しかしnoteでは、簡単にあなたのコンテンツを販売できます。
一方で今、SNSやブログでできていることは、noteには向かない可能性もあります。ぜひ、noteの効果的な活用方法を見つけて、ぜひあなたの情報発信ツールとして、情報収集ツールとして活用してみましょう。