Microsoft PixはAIを搭載し、様々な機能を1つのアプリで利用できるiOSデバイス向けカメラアプリです。スキャン機能、OCR機能、無音機能など、様々な機能を持つMicrosoft Pixの使い方について説明している記事です。
Microsoft Pixとは、Microsoft社が2016年7月にリリースし、同年の8月に日本語化されたカメラアプリです。今でもアップデートを重ね、様々な機能が搭載されているカメラアプリです。
Microsoft PixはAI機能を搭載した珍しいカメラアプリです。AI機能を駆使して撮影を行うため、高性能ながらシーンに合わせたカメラの使い分けを1つのアプリで行えるという利点があります。AI(人工知能)を備えているため、手ぶれ補正やスキャン機能、文字の読み取り、無音機能など、様々な用途で使えるアプリとなっています。
Microsoft Pixは今現在iOSデバイスであるiPhone、iPad、iPod touchなどを対象にダウンロードができます。iOS11.0以降のiOSバージョンに対応しており、現在でもアップデートを重ねています。
Microsoft PixをインストールするにはiOS11.0以降のバージョンであるiOSデバイスでApp Storeからダウンロードし、インストールします。
Microsoft Pixの基本的な使い方を説明します。この記事で使っているiOSデバイスはiPad第6世代、iOSバージョンは12.0.1を利用しています。iPhoneの操作とはやや変わってきますが、基本的な使い方や、アプリ上の動作には変わりはありません。
Microsoft Pixのカメラ画面はほかのアプリや、初期搭載のカメラアプリと変わりはあまりなく、とてもシンプルです。左上には、カメラのタイマー機能と、カメラ上にガイドラインを設定するボタンや、フラッシュの設定を行えます。iPadにはフラッシュ機能は搭載されていないので注意が必要です。
右上にはMicrosoft Pixで撮影したものも含めアルバム機能になっています。シャッターボタンの上にあるマークをタップすることでムービー撮影、通常のカメラ撮影、パノラマで撮影ができるPhotosynth機能があります。高い建物や、横に長い風景を撮るときに使うととても便利な機能です。
Microsoft Pixで撮影をすると、AIが選んだベストショットを選出してくれます。この機能はiPhone6s/iPhone6splus以降のiPhoneに搭載された機能のライブカメラのようにカメラのシャッターを押す前後を記録します。その中からMicrosoft Pixが選んで細かな補正を行った写真をベストショットとして保存されます。
Microsoft Pixはシャッターを押す前後を記録し、一番よく取れていると思える写真に細かな調整をかけ、ベストショットとして選出してくれます。ベストショットのほかにも多数写真が保存されています。ベストショットに選ばれなかった写真は、ベストショットを修正するために使われ、より自然な補正をかけた写真をベストショットとして保存できます。
撮影した写真の右下のほうに比較という文字が出てきます、比較をタップすると元の画像を保持、という文字がでてAIが選ばなかった写真も確認することができ、比較をタップしながら元の画像を保持をタップするとベストショットと選ばれなかった画像の両方を保存できます。
Microsoft Pixを使う際、動く被写体を感知するとAI機能でその写真から自動でライブショットを製作してくれます。ベストショットのほかに、ライブショットを自動で製作してくれるので撮りたい瞬間を逃さず、動く被写体はそのまま短いライブショットとして保存できます。
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