Macのフリーのテキストエディタおすすめ11選!プログラミングに使えるものも紹介!

プログラミングや素軽いテキスト編集の際に欠かせないのがテキストエディタです。鈍重なワープロソフトとは違い、軽快で実用的な方向でテキストを処理できるテキストエディタはMacにも数多く存在します。そんなMacのテキストエディタの中からおすすめエディタを紹介します。

目次

  1. 1テキストエディタとは?
  2. Macでもフリーテキストエディタが充実
  3. 2Macのフリーテキストエディタ〜App Storeでインストール〜
  4. iText Express
  5. CotEditor
  6. 3Macのフリーテキストエディタ〜初心者におすすめ〜
  7. Aptana Studio
  8. MacDown
  9. 4Macのフリーテキストエディタ〜プログラミングにおすすめ〜
  10. Atom
  11. mi
  12. Brackets
  13. Visual Studio Code
  14. Sublime Text
  15. Emacs
  16. 5Macのフリーテキストエディタ〜ラインエディタ〜
  17. MacVim-KaoriYa
  18. 6Macのフリーテキストエディタを使ってみよう!

テキストエディタとは?

「テキストエディタ」はその名の通り「テキスト(文字情報)」の「エディタ(編集ソフト)」です。「ワープロとどこが違うの?」と思われる方もおいででしょうが、ワープロソフトがフォントやサイズ、ルビや図形なども扱えるのに対し、多くのテキストエディタは文字情報だけしか含まないプレーンテキストという形式でテキストを扱います

テキストエディタは、プログラミングの際にソースコードの記述用としてプログラマに愛用されています。また、多機能な代わりに動作が重く、出力ファイルに互換性がない上にファイルサイズが大きくなりがちなワープロソフトを嫌う、著述業や一部の愛好家にも好んで使われています。

テキストエディタは一般に小回りが利き、動作が素軽く、見た目を調える方向に進んだワープロソフトとは異なり、自動実行やほかのソフトとの連携という実作業の効率化の方向に機能が強化されています。そしてプログラミングに使われることが多いため、プログラマーたちが無料で配布しているものが多いのもテキストエディタの特徴です。

Macでもフリーテキストエディタが充実

Macには「テキストエディット」というソフトが標準で搭載されており、プレーンテキストの処理が可能です。しかしこのソフトはフォントや画像といった「書式情報」を扱えるRTF(リッチテキストフォーマット=情報がリッチ、つまり豊富なテキスト)にも対応しているため、プレーンテキスト(純粋なテキスト)用のエディタとしては今一つです。

しかし、Macには数多くのフリーなテキストエディタが存在しており、その中から使い道や好みに応じて適切なテキストエディタを選択できます。その中から代表的なフリーのテキストエディタを、以下の章で紹介していきます。

Macのフリーテキストエディタ〜App Storeでインストール〜

まずはMacユーザーなら気軽かつ安心して利用できる、Mac App Storeからダウンロード、インストールが可能なフリーテキストエディタをふたつ紹介します。

iText Express

iText Expressは、プレーンテキストの処理も可能ですが、Macに標準搭載の「テキストエディット」をさらに高機能化し、画像や動画、リストや表といった要素を混在させた文書の作成や、日本語に高度に対応した縦書きやルビ、原稿用紙やキャンパスノート風の表示も行える、簡易的なワープロと言うべきテキストエディタです。

このテキストエディタのおすすめ対象は、日本語の縦書きにこだわりを持ち、ワープロソフトでは動作が重くてやりづらいと感じている人です。なかでもひとつのファイルの文字数が多い人には最適と言えるでしょう。反面、プログラミング用の機能はほとんど搭載されていないため、そちらの方面で使用するには向いていません。

また、iText Expressはテキストの「エディタ」ではなく「ビューア」として、用いることもできます。特に日本語を縦書きで読むのに便利ですから、「青空文庫」の各種書籍やePub化されている電子書籍をMac上で縦書きにして読む場合には最適の選択肢のひとつとして挙げられます。

付け加えるならば、国産のエディタなので、インターフェースやヘルプが日本語なのも便利です。

CotEditor

CotEditorは国産のMac用フリーテキストエディタです。そのためインターフェースやヘルプが日本語ですので、英語を苦にしがちなユーザーには便利です。また、軽量かつシンプルなプレーンテキストエディタなので、テキストエディタ入門者にはおすすめですし、人気のテキストエディタですので何か困ったときでも情報が得やすいメリットもあります。

シンプルなテキストエディタでありながら、各種コマンドに対応して色付けするシンタックスハイライト機能は50以上のプログラミング言語に対応していますし、正規表現による検索/置換はもちろん、コマンドラインツール、AppleScript・Python・Rubyなど複数言語によるマクロが書けるスクリプト機能も備えており、ソース作成には十分な機能があります

また、国産のテキストエディタらしく、日本語処理に対応しており、縦書きモードを備えています。自動抽出によるアウトライン機能と併せて、iText Expressほどではありませんが、プログラミング以外の文書作成やワープロソフトで形を調える前の文書の下書きにも十分に利用可能です。

Macのフリーテキストエディタ〜初心者におすすめ〜

ここから紹介するMac用のテキストエディタは、Mac App Storeからのダウンロードはできないため、インストールは自分で行う必要があります。また、自動的にアップデートしてくれないものもありますから、しっかりと自分で情報を確認して利用するよう心がけてください。

Aptana Studio

AptanaはHTMLエディタとJavaScript、CSSエディタを統合した、Webサイト制作用のテキストエディタ、というよりも統合開発環境です。もちろんHTML、JavaSript、CSSのタグだけですが、シンタックスハイライトにも対応しており、FTPSやSFTP接続もサポートしているので、作り上げたWebサイトをそのままアップロードすることができます。

拡張性が高く、プラグインをインストールすればPHPやRuby on RailsやAirなどの開発にも対応できます。Webサイト制作用のテキストエディタを探している方におすすめです。

Aptana Studio公式サイト www.aptana.com

MacDown

MacDownは「Down」の名前が意味する通り、Mac用のマークダウン(Markdown)書式の文書作成用テキストエディタです。Markdown書式というのは、文字装飾を施したい部分の前や後ろに「*」や「_」などの記号を入力することで太字や斜体にしたり、HTMLの見出しやリスト、表を簡単に作成したりできる簡易マークアップ言語という書式です。

MacDownでは、画面をふたつに分割して、片方ではプレーンテキストのMarkdown書式のテキストを入力し、もう片方ではそれをレンダリングした結果を表示してくれます。そのためMarkdown書式に慣れていない人でも間違えることなく、自分の思った通りのMarkdown文書を作成でき、それをhtmlやPDFで吐き出すことができます。

プログラミングに使用するには向いていませんが、QiitaやSlackで使えるMarkdown文書を作成するのであれば、軽量かつシンプルでありおすすめできるテキストエディタです

MacDown公式サイト macdown.uranusjr.com

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この記事のライター
julyten
PDAの頃から携帯機器やPC関係を扱ってきた旧きプロレス愛好家。

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