2024年09月18日更新
【画像つき】iPhoneでアプリを開く時にパスワードを設定する方法
写真やSNSなど、中身を見られたくないアプリがあるならパスワードでロックできると安心ですよね。この記事では、iPhoneでアプリを開く時にパスワードを設定する方法について【画像つき】で詳しく解説しています。興味がある人はぜひ読んでみてください。
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あなたは今こんなことを考えていませんか?
家族や友達にiPhoneを貸すとき、「あのアプリの中身は見られたくないな…」と思った経験がある人は多いでしょう。
InstagramやX(旧Twitter)など、iPhoneのアプリには秘密にしておきたい情報がたくさん詰まっていますよね。
人に見られたくないアプリがあるなら、アプリを開く時にパスワードを設定しておくのがおすすめです。
アプリを開く時にパスワードを設定しておけば、万が一iPhoneを紛失したときも、アプリの中の情報が守られます。
しかし、アプリごとにロックしたくても、対応しているのはLINEなどの一部のアプリに限られているのが現状です。
iPhoneを使っている人の中には、
- iPhoneのアプリをパスワードでロックする方法がわからない
- アプリの中の情報は知られたくない
- iPhoneのプライバシーを守る方法が知りたい
と思っている人も多いでしょう。
そこでこの記事では、iPhoneでアプリを開く時にパスワードを設定する方法を、【画像つき】で詳しく解説しました。
この記事でわかること |
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iPhoneでアプリを開く時にパスワードを設定する方法をマスターして、プライバシー保護に役立ててください。
それでは解説していきます。
【画像つき】iPhoneでアプリを開く時にパスワードを設定する方法
早速ここから、iPhoneでアプリを開く時にパスワードを設定する方法について、画像つきで詳しく解説していきます。
解説する方法は次の2つです。
iPhoneでアプリを開く時にパスワードを設定する方法 |
1.アプリにパスワードをかける方法 2.アプリ起動時に「ロック画面」を立ち上げる方法 |
それぞれ解説していきます。
アプリにパスワードをかける方法
最初に紹介するのは、アプリにパスワードをかける方法です。パスワードの設定には、iPhoneに標準インストールされている「ショートカット」アプリを使います。
アプリにパスワードをかける方法は次の5ステップです。
アプリにパスワードをかける方法 |
1.アプリをホーム画面から取り除く 2.ショートカットアプリを開く 3.ショートカットを作成する 4.アラートを追加する 5.ショートカットアイコンをホーム画面に追加する |
それぞれ画像つきで解説していきます。
1.アプリをホーム画面から取り除く
まず、パスワードでロックしたいアプリをホーム画面から取り除きます。
アプリをホーム画面から取り除く場合は、アイコンを長押しして「アプリを削除」をタップします。
今回は、「Instagram」を選択しました。
続いて、「ホーム画面から取り除く」をタップします。
「ホーム画面から取り除く」をタップすると、アイコンが表示されなくなりますが、アプリ自体は残るので安心してくださいね。
2.ショートカットアプリを開く
次に、ショートカットアプリを開きます。
ショートカットアプリが見当たらない・削除してしまったなどの場合は、下記のリンクから再度ショートカットアプリをインストールします。
3.ショートカットを作成する
ショートカットアプリを開いたら、アプリにパスワードをかけるショートカットを作成していきます。
まず、画面右上にある「+」をタップしてください。
次に、「アクションを追加」をタップします。
文字入力ボックスに「入力を要求」と入れて検索し、表示された「入力を要求」の項目をタップします。
画面が変わったら、【プロンプト】の部分に「パスワード」、【テキスト】の部分に「数字」と入力してください。
入力すると次のようになります。
続いて、「if文」をタップしてください。
追加されたif文の【条件】をタップして、「が次と等しい」を選択します。
【数字】をタップして、任意のパスワードを設定します。
ガードを固くしたいなら、推測されにくい数字の組み合わせにするのがおすすめです。
次に、画面下にある文字入力ボックスに「アプリを開く」と入力します。
検索結果が表示されたら、「アプリを開く」というアクションをタップします。
「アプリを開く」というスクリプティングが新しく追加されるので、長押しして【その他】のすぐ上に移動させてください。
【アプリ】をタップして、先ほどホーム画面から取り除いたInstagramを選択します。
設定できるアプリは1つのショートカットにつき1個です。
以上でアプリにパスワードをかけるショートカットの作成が完了しました。
続いて、パスワードを間違ったときにアラートが表示されるアクションを追加していきます。
4.アラートを追加する
ショートカットを作成するだけでアプリにパスワードはかかりますが、アラートを追加しておくと、パスワードの誤入力に早く気づけて便利です。
アラートを追加する場合は、画面下の文字入力ボックスに「アラートを表示」と入力し、表示された候補の中から「アラートを表示」を選びます。
【続けますか?】の部分を「正しいパスワードを入力してください」に変更します。
アラートのスクリプティングを長押しして、【If文の終了】の上に移動させます。
以上でアラートの追加が完了しました。
全ての操作が終わるまで、あと少しです!
5.ショートカットアイコンをホーム画面に追加する
ショートカットの作成・アラートの追加が終わったら、ホーム画面に追加するショートカットアイコンを作成します。
画面上部にある「if文」の右の矢印アイコンをタップしてください。
「名称変更」をタップすると、現在【if文】となっているショートカットの名称が変更できます。
今回は「Instagram」に変更しました。
再度矢印アイコンをタップして、「ホーム画面に追加」を選びます。
「ホーム画面に追加」をタップするとアイコンの設定画面になるので、好きなものを選択します。
アイコンは、デフォルトのショートカットアイコンだけでなく、好きな画像も設定可能です。
アイコンを選択するとプレビュー画面が表示されます。
「追加」をタップすると、設定したショートカットアイコンがホーム画面に追加されます。
以上でアプリにパスワードをかける操作は完了です。
作成したアイコンをタップすると、パスワードの入力画面が表示されます。設定した数字を入力するとアプリが開きますよ。
パスワードの設定を解除したいときは、ショートカットアプリを開いて作成したショートカットを長押し→「削除」をタップします。
ショートカットアプリを使うと、アプリごとにパスワードを設定できるので安心です。アイコンも自分の好きな画像に変更できるので、センスを活かしてホーム画面をおしゃれにすることだってできちゃいます。
ただし、アプリごとにショートカットアイコンを作成するのが面倒…と感じる人もいるでしょう。
そんな人には、複数のアプリを一括で設定できる「ロック画面を立ち上げる方法」がおすすめです。
次の章で詳しく紹介していますので、ぜひこのまま読み進めてください。
以上、「アプリにパスワードをかける方法」について解説しました。
アプリにパスワードをかける方法 |
1.アプリをホーム画面から取り除く 2.ショートカットアプリを開く 3.ショートカットを作成する 4.アラートを追加する 5.ショートカットアイコンをホーム画面に追加する |
次に、「アプリ起動時に「ロック画面」を立ち上げる方法」について解説していきます。
アプリ起動時に「ロック画面」を立ち上げる方法
次もショートカットアプリを使う方法です。Appleの純正アプリであれば、ショートカットアプリ経由でパスワード設定できます。
アプリ起動時に「ロック画面」を立ち上げる方法は次の4ステップです。
アプリ起動時に「ロック画面」を立ち上げる方法 |
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手順を1つずつ画像つきで解説していきます。
1.iOSのバージョンを確認する
ショートカットアプリを使う方法はiOS16.4以降に搭載されている機能なので、まずOSのバージョンを確認するところから始めましょう。
iPhoneやiPadの「設定」をタップしてください。
次に、「一般」をタップします。
「ソフトウェア・アップデート」をタップすると、iOSのバージョンが表示されます。
もし、iOSが最新のバージョンになっていない場合は、ついでにアップデートしておくといいですよ。
2.ショートカットアプリを開く
次に、アプリのアイコンをタップしてショートカットアプリを開きます。
3.ロックするアプリを選択
ショートカットアプリを開いたら、ロックするアプリを選択していきます。
アプリの画面下にある「オートメーション」をタップしてください。
「新規オートメーション」をタップします。
既に他のオートメーションを作成している場合は、画面右上の「+」マークをタップしてください。
次に、「アプリ」をタップします。
「開いている」「すぐに実行」の状態に設定したら、「選択」をタップします。
「選択」をタップするとアプリが選択できるので、パスワードを設定してロックしたいアプリを選びます。
今回は「Instagram」のみ選びましたが、複数選択可能です。見られたくないアプリは全部選んでしまいましょう!
アプリの選択が終わったら、画面右上の「完了」をタップします。
以上でパスワード設定するアプリの選択が終わりました。
4.オートメーションを作成
最後に、選んだアプリに対してオートメーションを作成します。
アプリの選択が終わり、「完了」をタップして画面が変わったら、「次へ」をタップします。
次に、「新規の空のオートメーション」をタップしてください。
「アクションを追加」をタップします。
検索ボックスに「ロック」と入力し、表示された検索結果の中から「ロック画面」をタップします。
最後に、「完了」をタップすれば操作は終わりです。
設定完了後にInstagramのアプリを開こうとすると、ロック画面が表示されます。
パスコードもしくは生体認証でロックを解除しないと、アプリの中身は見られないので安心ですね。
もしロック画面の設定を解除したいなら、再度アプリを開き、該当するオートメーションを左へスワイプします。
「削除」をタップすると、アプリに追加したロック画面の設定を解除できますよ。
App Storeで入手したアプリは、ショートカットアプリを使うとアプリを開く時にパスワードを入れる設定ができます。写真やSNSなど、見られたくないアプリを一括設定しておけば、万が一スマホを無くした時もプライベートな情報の流出が防げますよ。
スマホのセキュリティを強化したい人は、ショートカットアプリを使う方法をぜひ試してみてくださいね。
以上、「アプリ起動時に「ロック画面」を立ち上げる方法」について解説しました。
アプリ起動時に「ロック画面」を立ち上げる方法 |
1.iOSのバージョンを確認する 2.ショートカットアプリを開く 3.ロックするアプリを選択 4.オートメーションを作成 |
まとめ
いかがだったでしょうか。
最後にこの記事をまとめていきます。
iPhoneでアプリを開く時にパスワードを設定する方法は2種類ありましたね。
iPhoneでアプリを開く時にパスワードを設定する方法 |
1.アプリにパスワードをかける方法 2.アプリ起動時に「ロック画面」を立ち上げる方法 |
アプリにパスワードをかける方法は次の5ステップです。
アプリにパスワードをかける方法 |
1.アプリをホーム画面から取り除く 2.ショートカットアプリを開く 3.ショートカットを作成する 4.アラートを追加する 5.ショートカットアイコンをホーム画面に追加する |
アプリ起動時に「ロック画面」を立ち上げる方法は次の4ステップでした。
アプリ起動時に「ロック画面」を立ち上げる方法 |
1.iOSのバージョンを確認する 2.ショートカットアプリを開く 3.ロックするアプリを選択 4.オートメーションを作成 |
この記事が少しでも参考になれば幸いです。