iPhoneでメッセージ(SMS/MMS)を送れない原因と対処法を解説!

iPhone版のショートメール「メッセージ」サービスには、SMS/MMS/iMessageの3つがあります。今回は、iPhoneのメッセージそれぞれの違いと、メッセージが送れない際の原因と対処法を一挙にご紹介します。メッセージが送れない時に是非試しましょう。

目次

  1. 1iPhoneでメッセージを送れない原因と対処法【SMSの場合】
  2. 文字数が70文字を超えていないか確認する
  3. 件名を入力していないか確認する
  4. 写真や動画などのデータを添付していないか確認する
  5. 2iPhoneでメッセージを送れない原因と対処法【MMSの場合】
  6. キャリアでDOCOMOを利用している場合
  7. MMSメッセージを有効にしているか確認する
  8. iMessageが無効になっているか確認する
  9. 添付ファイルを削除してから再送信する
  10. メールアドレス宛になっているか確認する
  11. 時間をあけてから再送信する
  12. 3iPhoneでそれでもメッセージ(ショートメール)が送れない場合
  13. iPhoneを再起動する
  14. ネットワーク設定をリセットする
  15. 4iPhoneでメッセージが送れない時は対処法を試そう!

iPhoneでメッセージを送れない原因と対処法【SMSの場合】

iPhone版のショートメールサービス「メッセージ」ですが、「SMS」「MMS」「iMessage」の3種類があり、1つの「メッセージ」というインターフェイスから、宛先や文字数、携帯キャリアや設定などの条件により自動的にiPhoneが判断し、どれかで送られます。

今回は、iPhoneのメッセージが送れない場合の原因や対処法をご紹介します。まず、【SMSの場合】ですが、SMSとはShort Message Service(ショートメッセージサービス)の略で、Androidや従来の携帯のショートメールのように、相手の電話番号宛にテキスト(文字)のみでメッセージのやり取りを会話形式でするサービスを指します

iPhoneでSMSが送れない場合の原因は何でしょうか。また、どんな対処法があるのでしょうか。

iMessage と SMS/MMS について - Apple サポート

文字数が70文字を超えていないか確認する

まずあげるのは、一度に送れるSMSの文字数制限です。メッセージの文字数が全角で70文字(半角で160文字)を超えていないか確認しましょう。iPhoneでは、1つのメッセージが全角70文字を超えるとSMSは送れないため、端末の設定によりMMSとしてメッセージが送信されます

ただし、後ほどご紹介しますがMMSが使えないDOCOMOやMMSの設定が済んでいないiPhoneでは70文字を超えると送信できません。メッセージが長くなる時は、1つのメッセージが全角で70文字に収まるよう、複数回に分けて送信するようにしましょう。

件名を入力していないか確認する

次に、件名を入力していないか確認しましょう。SMSは文字のみのやりとりのため、件名を入力するとSMSではないと判断され、SMSが送れない状況になります。その場合、MMSが有効なiPhoneではMMSとして送信されます。

MMSとは、Multimedia Messaging Service(マルチメディア・メッセージング・サービス)の略で、SMSと違い相手のメールアドレス向けに送信されるメッセージサービスです。ただし、仕様上MMSが使えないDOCOMOのiPhoneではMMSとしても送れないため、エラーになります

DOCOMO以外の端末でも、MMSが有効になっていない場合は送れないため、エラーになります。メッセージの作成画面で、件名を入力せずに送信するようにしましょう。

また、SMSやMMSが送られると、iPhoneのメッセージ画面上で緑色の吹き出しが表示されます。対して、青色で吹き出しが表示される場合は、「iMessage」という別のメッセージサービスになり、iMessageはiPhoneユーザー同士のみ利用できます。

写真や動画などのデータを添付していないか確認する

最後に、写真や動画などのデータを添付していないか確認しましょう。お伝えしているように、SMSは文字のみのサービスなので、写真や動画などデータを添付した時点でSMSではなくなるためです。どうしても写真や動画などを添付して送りたい場合は、MMSか相手がiPhoneユーザーであればiMessageで送りましょう。

また、DOCOMOの端末ではMMSが使えないため、送り先がiPhoneユーザーでなければ、LINEやメッセンジャーなど、他の方法で送るしかありません。従来のショートメールのように、文字のみで70文字以内のメッセージをやり取りできるのがSMSだと理解しましょう。

iPhoneでメッセージを送れない原因と対処法【MMSの場合】

次にご紹介するのは、【MMSの場合】においてiPhoneでメッセージが送れない原因と対処法です。お伝えしたとおり、MMSとはマルチメディア・メッセージング・サービスの略で、送信先のメールアドレス(キャリアメールのみ)に向けてメッセージを送受信するサービスです。このMMSがiPhoneで送れない原因や対処法をあげていきます。

キャリアでDOCOMOを利用している場合

まずは、キャリアでDOCOMOを利用している場合です。既述の通り、DOCOMOのiPhoneはMMSに対応していません。そのため、MMSが送れない場合は、相手がiPhoneユーザーであればiMessageで、相手がiPhoneユーザーでなければEメールやLINEなど他の方法で送るしかありません。

DOCOMOのHPにて、「MMS(マルチメディアメッセージングサービス)機能には対応しておりません。」と明記されています。文字だけであればSMSか、写真や動画などデータも送受信したい場合は、LINEやメッセンジャー、またDOCOMO・au・ソフトバンクユーザーであれば「+メッセージ」というメッセージサービスで対応可能です。

メール | サービス | iPhone | NTTドコモ

ちなみに、格安SIMのiPhoneの場合も、キャリアメールが利用できないため、MMSサービスは利用できません

MMSメッセージを有効にしているか確認する

次に、MMSメッセージを有効にしているか確認しましょう。MMSを利用するためには、iPhoneの「設定」でMMSを有効にする必要があります。iPhoneのメッセージ機能は、相手の電話番号宛に送信する【SMS】と、iPhoneユーザーのApple ID宛に送信する【iMessage】がベースです。

そこへ、相手のEメールアドレス宛にメッセージを送信できる【MMS】機能をiPhoneに与えるために「設定」でMMSを有効にします。この設定をしていない場合は、宛先にメールアドレスを選んでもMMSが送れないため、下のようなエラー表示になります。

このエラーメッセージにあるように、メールアドレス宛にメッセージを送るために、iPhoneの「設定」アプリを開きMMS機能を有効にします。

「設定」から「メッセージ」→「SMS/MMS」と進み、「MMS」をオンにすればOKです。ただし、DOCOMOユーザーの場合、この設定はありません。

関連するまとめ

関連するキーワード

この記事のライター
rico705
主婦業の傍らで奮闘中。クレカやスマホキャリアのコールセンター、生産管理や秘書などの経験も活かしつつ執筆しています。

人気の記事

新着まとめ