iPhoneに標準のアプリとして搭載されている「カレンダー」を使ったことはございますか。実は複数人でのスケジュール管理が可能です。便利なiPhoneのカレンダーアプリについて、基本的な使い方から、応用の使い方まで紹介いたします。
皆さんはご自分のスケジュールをどのように管理しているでしょうか。まだまだ紙派が主流ではあるようですが、既にスマホのスケジュール管理アプリを使っている方もいらっしゃるでしょう。4割近くが電子機器を利用してスケジュール管理をしているという統計もあるようです。中には、これからスマホのアプリでスケジュール管理しようとしている方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、もしもiPhoneを持っていてiPhoneでスケジュール管理したいと思っているけど、どのアプリを使うのがいいのかわからない、というような方には、iPhoneに最初から入っている「カレンダー」というアプリをおすすめします。この記事では、iPhoneの標準アプリの「カレンダー」の使い方を紹介していきます。
そもそも、iPhoneに最初から入っている「カレンダー」をおすすめする理由ですが、「共有カレンダー」という機能が非常に便利だから、というのがあります。この共有カレンダーというのは、その名の通り、家族や同僚同士など複数人でスケジュールを共有したいという場合にカレンダーを共有できる、というものです。
この場合の共有というのは、一つのカレンダーを複数人が同時に閲覧できるというのはもちろん、スケジュールの編集も複数人で出来てしまうところまでを指しています。複数人でスケジュールを管理できるというわけです。紙のスケジュール帳などではなかなかできないことです。iPhoneをお持ちなら、ぜひカレンダーアプリを使用してみてはいかがでしょうか。
それでは、iPhoneに標準でインストールされているカレンダーアプリの使い方について紹介していきます。まずは基本編です。新規イベントの作り方や、カレンダーを表示する方法など、基本となる機能の使い方について確認していきましょう。
基本編の1つ目は、新規イベントの作成方法についてご紹介します。「イベント」とは、予定のことだと考えてください。家族と食事に行く、ですとか、仕事の商談、などの一つひとつの予定を「イベント」と呼びます。カレンダーアプリの基本となる操作ですので、ぜひ覚えましょう。
最初に、iPhoneの標準カレンダーアプリを開き、右上の「+」のアイコンをタップします。
新規イベントの作成画面に行きますので、必要事項を入力していきましょう。「タイトル」はそのイベントの名前を書きます。彼女とデート、ですとか、職場の飲み会、などです。また、「場所」には、そのイベントを行う場所を入力します。場所は省略しても構いません。
続いて、イベントの日時を入力していきます。「開始」と「終了」にはそれぞれイベントの開始日時・終了日時を入力します。
さらに、カレンダーを複数設定している場合、イベントを作成するカレンダーを選択します。例えば、共有カレンダーにイベントを作りたい場合には、ここで共有カレンダーを選択しなければなりません。ここまで入力すれば、基本的には十分かと思います。
イベントに関する情報の入力が完了したら、右上の「追加」をタップすると、カレンダーにイベントが作成されます。
イベントが作成されると、上の画像のように、予定時間帯にイベントの帯が作られます。これでイベントの作成は完了です。基本的な操作ですので、ぜひ覚えましょう。
ちなみに、イベントの詳細な設定についても説明いたします。
日時は詳細な設定もできます。もし、そのイベントが終日行われる場合には、横のスイッチをタップして有効にします。また、もし、イベントが定期的にあるような場合は「繰り返し」の設定をします。さらに、イベントに向かうまでの時間を考慮したい場合には、「移動時間」を設定しましょう。
イベントへの「予定出席者」を設定することもできます。共有カレンダーを使っている場合には、設定する必要はないでしょう。また、イベントの通知の設定もできます。イベントの開始予定時刻の何分前という具合に、通知されるタイミングの設定ができます。表示方法は、他のユーザーからイベントがどのように見えるかを設定できます。
また、イベントに関連したWebサイトがある場合には、そのURLを設定することも可能です。さらに、イベントに関するメモも設定できます。必要に応じて入力しておきましょう。
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